WiFi端末が普及するにつれて、ポケット型WiFiルーターのレンタル・販売サービスも拡大しました。ポケット型WiFiは工事不要で置くだけで使えるので、とても便利です。
しかし、多数の事業者が似たようなサービスを展開しているので、どれを選べばよいか迷いやすくなっています。
本記事では、そんな迷いを抱えている方のため、安いポケット型WiFiサービスの選び方を紹介します。なお、価格表記はすべて税込みです。
最後まで見れば、自分に合った安いWiFiルーターがわかり、買ってから後悔することは無くなるでしょう。
・どのポケット型WiFiルーターサービスが安いか
・一番安いポケット型WiFiのおすすめはなにか?
・目的に合った安いポケット型WiFiをどうやって選んだらよいか
端末の性能にこだわりたい方には、『DTI WiMAX2+』を契約して『Speed WiFi NEXT W06』の購入をおすすめします。
下り最大1.2Gbpsと高性能で、他のキャリア端末より高速です。ただし、3年縛りプラン対象機種なので注意しましょう。
\当サイトおすすめのWiFi 4選/
サービス名
| ||||
月額料金(税込) | 980円~ (6ヶ月以降2,178円) | 1,057円~ (キャンペーン+キャッシュバック適用) | 3,380円〜 | 1,298円~ (FiTプランのみ) |
通信容量 | 20GB/40GB/100GB | 10GB/30GB/60GB/90GB | 無制限 | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 2.2Gbps | 150Mbps |
詳細 | ZEUS WiFiの詳細を見る | 縛りなしWiFiの詳細を見る | 5GCONNECTの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る |
通信回線が安定しているおすすめのポケット型WiFiは「縛りなしWiFi」です。
縛りなしWiFiは通信回線が安定しているだけではなく、契約内容がシンプルでとても価格が安いという特徴があります。
詳しくは縛りなしWiFiの公式サイトをご覧ください

安いWiFiとは?-プランやサービスによって異なる
安いWiFiルーターサービスを選びたいと考えたとき、何をどう判断したら良いのか非常にわかりにくいことに気が付きます。
それは、似通ったサービスがいくつも存在するからです。しかも、手数料やキャンペーンの有無など、細かいところはそれぞれ異なっているので、ホームページを眺めただけでは、簡単には比較できません。
ここでは、そんなわかりにくいWiFiサービスの料金について掘り下げていきます。

ポケット型WiFiサービスはどれも似通ってて分かりづらいです。。。

細かい点を踏まえてポケット型WiFiを分かりやすく解説しますね!
ポケット型WiFiの料金の仕組み
どの分野でも、価格は『原価+利潤』で決まります。
ポケット型WiFiの料金ももちろん同じです。
サービス事業者側としては、長期間契約してもらえるほど、利益が上がり、管理コストが下がります。そのため、契約期間が長いほど割引が適用されます。
その反対に契約期間が短いほど、管理コストが上がるため、違約金が適用されやすくなります。

契約期間が長い方がポケット型WiFiの基本料金は安くなります!
ポケット型WiFiの料金計算の方法
先述した3つのおすすめWiFiサービスは、以下の手順で実質月額を算出しました。
【実質月額の計算式】
1.諸費用合計額を計算
「初期費用(契約手数料・端末購入費用)」+「月額基本料金×契約月数」+「端末保証料✕契約月数」ー「割引・キャッシュバック」=「諸費用合計」
2.実質月額を計算
「諸費用合計÷契約月数=実質月額」
実質料金に注目-利用目的に合わせて最安を選ぼう-
利用したい期間は人それぞれですし、利用したい場所もまた同様です。
WiFiルーターは機種によって性能の差はありますが、事業者の回線はベストエフォートなので設計性能そのままの差が出るわけではありません。
しかし、利用料金の総額は、場合によって数万円の差が出てきます。実に、最新端末1台分を超える金額です。
よって、性能の差よりもWiFiサービスに対して支払う金額を安く抑えることが重要です。
長期間契約するほど割引が適用されるプランが多いので、まずどのぐらいの期間利用するか考えましょう。長期間契約するのであれば、縛りありプランにすると、さらに割引が適用されます。
もし1年以内程度の利用であれば、縛りなしプランがあるサービスが違約金が無くて安いです。1か月以内の短期利用であれば、解約違約金が付くと考えましょう。

1年程度の利用であれば縛りなしの方がポケット型WiFiを安く利用できます!
最安のポケット型WiFiを徹底比較
本記事では、良く知られているポケット型WiFiレンタル・販売サービスを、利用エリア・契約料金・基本料金・データ容量・その他諸費用について、20社のデータを徹底比較し、厳選した結果を紹介しています。
よって、ご自分で調べる前に、参考としてまず最初に本記事で挙げたサービスを確認して頂くと、よりスムーズに最適なWiFiサービスを見つけることができます。

ポケット型WiFiのおすすめを知りたいです!

ランキング形式でポケット型WiFiのおすすめを紹介します!
国内で利用する際に最も安いポケット型WiFi5選をランキング形式で紹介
ここでは、国内利用の場合に最も安いポケット型WiFiトップ3を挙げます。実は、最初に挙げた目的別のおすすめWiFiサービス5社がそのまま入ります。
第1位:縛りなしWiFi|いつでも解約金が0円
縛りなしWiFiは契約期間の縛りと違約金もありません。
急に入院になったからモバイルWiFiルーターを使いたいけど、いつ退院かわからないといった時にも何も考えず利用できます。
一般的な事業者であれば契約期間が2年、違約金もあるので短期での利用は難しいですが縛りなしWiFiであれば可能です。

申し込み後に最短翌日から利用できるので、急なケースでも対応できますね。
ただし、速度がやや遅くて端末を選べないので、通信速度にはあまり期待できません。

第2位:5G-CONNECT WiMAX|5GWiMAXサービスで契約期間がない
5G-CONNECT WiMAXは株式会社FREEDiVEが提供しているWiMAXサービスです。
5Gが使えるWiMAXサービスの中で、唯一契約期間が存在しません。
3ヶ月間利用すれば、4ヶ月目以降はいつ解約しても違約金は発生しません。
さらに、端末代金も無料なのですぐにでも安心して利用を開始することが可能です。
また、5GCONNECTは新プランの2年契約プランがリリースされました。
新しい「業界最安級の2年契約プラン」は、実質月額料金3,380円で利用することができます。詳細は下記のボタンから確認することができます。
安さのポイント
5G-CONNECT WiMAXは月額4,950円と他社に比べて割高です。
しかし契約期間が無いのを逆手にとり、6ヶ月以内の利用であれば他社のWiMAXサービスよりも安く使えます。
短期利用が前提であれば、選択肢の1つに入るといえます。
また5G CONNECTは法人プランがあります。詳細は、こちらのページ下部に詳しく記載しているので、合わせてご覧ください。
第3位:FUJIWiFi | プランが多く最適なものが見つかりやすい
FUJI WiFiはプランが多く最適なものが見つけやすく、料金が最安レベルです。
なかでも50GBプランは、「クラウドWiFi」や「それがだいじWiFi」と比較すると、500円ほど安いのでお得につかえます。
また仮にデータ容量を使いきってしまっても、追加で購入できます。
2GB :550円
5GB :1,100円
10GB :1,980円
ただしクレジットカード払いしか対応していないので、口座振替で支払たい人は注意しましょう。

第4位:THE WiFi|大容量なのにリーズナブル
THE WiFiは、月間100GBプランと使った分だけ支払うシステムのTiTプランの2つがあるプロバイダです。
実質料金で月100GBが3,281円で利用でき、国内の大容量WiFiの中ではトップクラスの料金といえるでしょう。
また、THE WiFiはクラウドSIMのポケット型WiFiなので、繋がりやすさも間違いありませんよ。

大容量のプランを安く利用したいのであればTHE WiFiがおすすめです!
安さのポイント
キャンペーンの実施に伴い、現在契約から4ヶ月は無料で利用できます。
通常の月額料金は3,826円ですが、キャンペーンで無料になった分を加味すれば2年間実質3,073円*で利用可能。大容量WiFiの中でも、キャンペーンが非常に充実しているプロバイダです。
*THE WiFiのご契約と同時にSAISON CARD Digitalにご入会された場合「THEWiFiポイント5,000円分付与」を適用させた実質月額。

第5位:DTI WiMAX+5G| 高性能端末が無料で安い
DTI WiMAXは株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営するWiMAX回線です。
5G回線を使えるので、今までのWiMAX回線よりも通信速度が速くなります。
今までのWiMAX:最大440Mbps
5GのWiMAX:最大2.7Gbps
通信速度が速いとWebサイトがすぐ表示されたり動画がサクサク見れたりすので、ストレスなくインターネットを使えます。
また今までは3日で10GBという制限がありましたが、5G回線では完全無制限になったのも嬉しいポイントです。
短期間で安いWiFiを利用できるおすすめレンタルWiFi3選
1日~1週間程度の短期間で安いWiFiを利用したい方には、日額でレンタルできるサービスがあります。
多くのサービスが翌日発送に対応しており、さらに返却用レターパックを同梱しているサービスが費用を抑えられておすすめです。
店舗返却や自費での返送など、返却に時間・交通費・郵送料がかかるサービスは、どうしてもそこしかない場合以外はなるべく避けましょう。
ここでは、高性能で取り扱い店の多いWiMAXのW05で価格を比較しています。通信速度は、上り112.5Mbps、下り758Mbpsです。

旅行など短期間だけ利用する場合はどのポケット型WiFiがおすすめですか?

ポケット型WiFiを短期間するのにおすすめのプロバイダを紹介します!
1位:WiFiレンタルどっとこむ
WiFiレンタルどっとこむは、1日単位で使えて料金は1日526円から利用できます。
また回線をソフトバンクやau、WiMAXから選べるので、自分が住んでいる地域の回線状況に応じて選べるのも嬉しいですね。
その他にも、コンビニで端末の受け取りや返却ができたり、レンタル期間は自由に選べたりとメリットがあります。
ただし自動更新になるので、解約の手続きをしない限りレンタル期間が延長されていくので、解約の手続きには注意が必要です。
2位:WiFiレンタル本舗
WiFiレンタル本舗は、1日430円から利用できるレンタルWiFiです。
1日単位で使えるWiFiの中では、430円という価格は最安レベルです。
実際に、上記で紹介しているWiFiレンタルどっとこむよりも100円安くなっています。
また回線は「WiMAX」「ソフトバンク」「Y!mobile」の中から選べます。
速度やエリアの広さなど、目的に合わせて回線を選べるので嬉しいですね。
3位:カシモバ
カシモバは、1日230円から利用できるレンタルWiFiです。
ただしこの230円というのは古い端末限定の価格なので、最新や新しい端末になると料金は上がります。
また回線は「DOCOMO」「UQ mobile」「Y!mobile」から選べます。
端末の種類が多いので自分の用途に合わせて端末を選べて、最新の端末から値段が高くなるので予算も自分に合わせることができますよ。
有料にはなるものの紛失や故障に対応した、端末補償オプションがあるので安心して使えます。

海外で安いWiFiを利用したい方向けのおすすめWiFi2選
海外で利用するには、どのWiFiサービスが安いのでしょうか?ここでは海外旅行専用サービスを紹介します。
1位:グローバルWiFi|現地受け取り・現地返却可能
サービス名 | 項目 | 内容 |
グローバルWiFi | 対応国数 | 世界各国 |
料金(データ量制限なし) | 2,270/日 | |
延滞料金 | 1,970/日 | |
キャンセル料金 | 利用金額100% (次回利用できるクーポンになる) | |
キャンセル期限 | 4日前まで | |
受渡手数料 | 550 | |
キャンペーン | 早めに契約するほど割引 | |
保証 | 全額保証:330/日 |
現地受取・返却ができる海外WiFiレンタルサービスです。
海外利用の場合、様々な費用を考えなければいけないので料金計算が大変ですが、料金シミュレーターとチャットボットが利用できるのでとてもユーザーに親切です。
安さのポイント
現地受取・返却ができるため、延滞しにくいことが特徴です。障害補償もあるので、渡航先での安全について気がかりな方に特におすすめできます。

利用者に分かりやすく、サービス面でも充実しているのがグローバルWiFiです!
2位:Wi-ho|ルーター割引&手数料無料で圧倒的安さ
サービス名 | 項目 | 内容 |
Wi-ho | 対応国数 | 世界各国 |
料金(データ量制限なし) | 1,880/日 | |
延滞料金 | 1,970/日 | |
キャンセル料金 | 利用金額100% (次回利用できるクーポンになる) | |
キャンセル期限 | 4日前まで | |
受渡手数料 | 550 3000円以上利用の場合宅配無料 | |
キャンペーン | ・早めに契約するほど割引 ・ルーター割引 約45% | |
保証 | 全額保証:330/日 |
問い合わせはチャットで可能、かつ直接カスタマーサポートが対応してくれますので、細かい質問ができ、曖昧さを解消しやすいのがとても親切で安心です。
料金シミュレーターは割引も含めて自動計算してくれますし、一部の項目だけ変更することもできます。全ての方におすすめできるサービスです。
安さのポイント
基本料金が安いことに加えて、期間限定なしの割引キャンペーン『ルーター割引』により基本利用料金が約45%カットされます。

海外利用するのであれば、サポート体制、料金面、使い勝手すべてにおいて一番優れています!
安いポケット型WiFiの選び方-安いWiFiを利用するのが不安な方に-
安いポケット型WiFiサービスは見つけられても、本当に安心して利用できるのか不安な方のために、料金プランの重要な要素を詳しく解説します。
- 容量
期間
エリア
料金
プラン
容量
データ容量が無制限のプランが良さそうだと誰もが分かりますが、容量制限がある方が少し安くなるので、本当に必要とされるデータ容量を選びたいところです。
そこで、1か月あたり20GB・40GB・100GBの各容量プランについて、何をするとどのぐらいデータ容量を使うのかについて比較します。YouTubeの動画は最高画質の720p※を想定しています。
※720pについて:解像度1280✕720・プログレッシブ方式・ハイビジョン・60fpsを表しています。

データ容量の目安を知っておくことで、あなたが本当に必要なデータ容量が分かります!
【20GBで出来ること】
用途 | 利用可能時間 | 備考 | |
1月あたり 20GB | 1日あたり 0.7GB | ||
メール送受信 | 6,667通 | 234通 | 1通3MBの場合 |
LINEの音声通話 | 1,111時間 | 39時間 | 1時間18MBを想定 |
YouTubeの高画質動画(720p) | 30時間 | 1時間 | |
ZOOMビデオ通話 | 40.4時間 | 1.4時間 | 1時間494MBを想定 |
1日の容量はそれほど余裕はありません。
720pのような高画質動画だと長い動画は、1本見切れないことが多くなるので実用的ではありません。高画質動画を見ないのであれば、4人家族で共用しても問題ありません。
メールは一見充分余裕があるように見えますが、未圧縮の高解像度写真を添付すると容量が大きくなりやすいので圧縮するようにしましょう。
【40GBで出来ること】
用途 | 利用可能時間 | 備考 | |
1月あたり 40GB | 1日あたり 1.3GB | ||
メール送受信 | 13,333通 | 433通 | 1通3MBの場合 |
LINEの音声通話 | 2,222時間 | 72時間 | 1時間18MBを想定 |
YouTubeの高画質動画(720p) | 60時間 | 2時間 | |
ZOOMビデオ通話 | 80.9時間 | 2.6時間 | 1時間494MBを想定 |
このプランも高画質動画には不向きです。それ以外の用途であれば4人家族で共用しても問題ない容量があると言えます。
【100GBで出来ること】
用途 | 利用可能時間 | 備考 | |
1月あたり 100GB | 1日あたり 3.3GB | ||
メール送受信 | 33,333通 | 1,100通 | 1通3MBの場合 |
LINEの音声通話 | 55,556時間 | 183時間 | 1時間18MBを想定 |
YouTubeの高画質動画(720p) | 150時間 | 5時間 | |
ZOOMビデオ通話 | 202時間 | 6.6時間 | 1時間494MBを想定 |
こちらも高画質動画には不向きですが、それ以外の用途であれば10人程度で共用しても問題ない容量があります。
団体旅行などで利用できるプランです。多人数で共用する場合は、ルーターの同時接続数は機種によって様々なので必ず確認しましょう。
期間
利用期間 | 料金体系 | 備考 | |
長期(月額制) | 短期(日額制) | ||
1~6日間 | ✕ | 〇 | 短期:郵送で無料返却できるサービスのみ推奨 |
1週間~1か月間 | 〇 | ✕ | 短期:1週間で長期レンタルの1か月分の費用に達する |
1か月~1年間 | 縛りなしプラン〇 | ✕ | 長期:縛りなしプランのみ推奨 |
2年~3年間 | 縛りありプラン〇 | ✕ | 安さ重視:縛りなしWiFi エリアカバー重視:どこよりもWiFi 通信速度重視:DTI WiMAX2+ |
期間に応じてどの料金体系が安いのかを整理すると上の表のようになります。
日額レンタル系は、1週間程度使うと月額制の1か月分の料金に達するものが大半です。
1か月程度の利用であれば、縛りなしプランのあるWiFiレンタルサービス(縛りなしWiFi・どこまでもWiFiなど)が、解約手数料がかからないためどのサービスよりも大幅に安くなります。
それよりも長期間になると3年縛り・2年縛りの2種類があり、機種と料金によって適したサービスが異なります(上記おすすめサービスを参照してください)。

1ヶ月程度であれば「契約期間の縛りなし」プロバイダを、1年以上利用するのであれば「契約期間」が設定されているプロバイダを選びましょう。
エリア
エリアと安さの関係で大事なポイントは、どれだけ無料WiFiをうまく利用できるかです。最近は多くの商業施設・公共機関・公共施設で無料WiFiが整備されています。
ただし、本質的に盗聴されやすくセキュリティが弱いので、個人情報を送信しない・ブラウザのプライベートモードを利用する・VPNモードを利用するなど、安全性を確保しながら利用する必要があります。

無料WiFiをうまく活用することで、ポケット型WiFiの基本料金を下げることが可能です。
料金
料金をとにかく抑えたい場合は、先述の目的別のおすすめWiFiサービスが、そのまま料金の安い3大サービスでもあるのでおすすめです。
どのWiFiサービスも、長期契約になるほど割引が適用されます。例えば在学中や単身赴任中のみ使うなど、端末の買い換え費用をかけずに利用することができます。

契約期間に応じておすすめポケット型WiFiが変わります!
プラン
プランによって、上に述べた主要項目だけでなく、付随して細かな費用の有無が発生します。
これは、サービス事業者としては、利益の確保と集客競争のための割引・低価格化が対立する目的であり、価格設定が複雑になるからです。
よって、主要項目で利用したいサービスの候補を絞り込んだあとは、さらに細かく検討する必要があります。
送料の有無・付属品の有無・キャンセル料・手数料は、あまり大きく表記されないので見逃しやすいです。特に、レンタル・再販サービスの場合は付属品が別売り・付属なしの場合も多いので特に注意しましょう。

ポケット型WiFiであれば、基本料金以外にも、初期費用や付属品の有無、手数料まで確認しましょう!
ポケット型WiFiを契約する際に気をつけたいポイント-安さに騙されないために-
ポケット型WiFiサービスのホームページを見ると、売り文句だけ大きく書いた広告が目に飛び込んできます。その印象を真に受けてしまうと、見た目の安さに騙されて損をしてしまう可能性があります。
そうならないためには、契約料金・解約料金・端末料金・契約縛り・キャッシュバックなど、細かいところにもしっかり目を向けて確認しなければいけません。
サービス事業者が損をしているように見える場合は、別のところで利益を確保したり、損を減らしたりするようにしています。必ず、曖昧な点を無くしてから契約するようにしましょう。

本当にお得なポケット型WiFiかどうかは、総合的に判断しましょう!
- どの程度の期間利用するのかをはっきりさせる
キャッシュバックはあまり考慮しなくてもOK
解約料金が発生する場合がある
契約料金も考える
どの程度の期間利用するのかをはっきりさせる
どのサービスも利用期間が長いほど料金が安くなりますが、不必要に長すぎる契約はやはり損になります。
利用期間をよく考え、WiFiサービスの解約・乗り換えのタイミングを計算して契約しましょう。
特に注意したいのは、延滞利息がかかるかどうかです。日額制のサービスは返却日がわかりにくく、不意の予定変更で延滞料金が高額になりやすいです。
正確な予定と行動と予算の余裕が必要とされてしまうことから、利用の際には注意しましょう。

延滞料金が意外と忘れがちなため、注意しましょう!
キャッシュバックはあまり考慮しなくてもOK
キャッシュバックは、長期契約の場合あまり考慮しなくてもOKです。理由は、基本料金によってキャッシュバックが相殺されるサービスが多いからです。
例えば、縛りなしWiFiを3年間利用した場合、他のサービスと5万円~8万円の合計費用の差が出るので、キャッシュバックを大きく上回ります。
この差額は、最新端末が無料のDTIの価格と比較してもその本体代金を超えます。あくまで、必要な利用期間でより安いサービスを選択することが大事です。

長期契約の場合はキャッシュバックよりも基本料金が安い方を選択しましょう!
解約料金が発生する場合がある
一見解約料金が無いように見えるサービスでも、実は特定の条件で発生する場合があります。
まず1つ目ですが、大半のサービスは、”更新月のみ無料解約可能”です。この更新月は1か月間や3か月間など、サービスによって異なります。
次に2つ目ですが、”最低契約期間が決まっている場合”です。これは大きく書かれていることが無く、特に注意が必要です。
解約料金を本当に無料で済ませるためには、これら2つのポイントをしっかり押さえておく必要があります。

意外なところで解約金が発生する場合があるので、しっかり確認しましょう!
契約料金も考える
契約料金も油断していると高くついてしまうのでよく考えましょう。
支払い方法による手数料・受け取り方法による手数料・有料配送・オプション必須・付属品別売りなど、さまざまな要素で手数料・別途費用がかかります。
これらは合計すると数千円~1万円程度になります。こうした点も見逃さず、正確な契約料金を計算してから契約するかどうかを決めましょう。

初期費用なども意外と見落としがちです。注意しましょう!
安いWiFiを検討している人のよくある質問
安いWiFiを検討している人によく聞かれる質問について回答します。
本当に安いポケット型WiFiを見分ける方法は?
本当に安いかどうかは、諸費用を整理した一覧表を作って比較することです。
もし可能であれば、表計算ソフトウェアを使い、さまざまな利用条件を入力すると合計料金を自動計算してくれるようにできればベストです。
一覧表を作ると、サービス同士の差額がはっきりわかりますし、わかりにくい点も備考欄などに残せて迷うことが無くなります。

一番良いのはあなた自身で比較表を作成することです!
ポケット型WiFi選びで料金以外にチェックすべきポイントは?
キャリア回線の性能・エリアカバー・無料WiFiの利用可否・端末性能を確認すると、契約候補のサービスを利用目的に合わせてある程度絞り込むことができます。
端末性能のうち通信速度は最後に検討すればOKです。
それは事業者側が提供する帯域幅はベストエフォートであり、設計上の性能が100%出ることはまずないからです。ただし、同時接続数は複数人で共用する場合重要なので注意しましょう。

ポケット型WiFiは、通信速度よりも同時接続数に注意してチェックしましょう。
実質月額料金が最も安いのはどこ?
縛りなしWiFiで、1か月の利用で3,575円+返送料で利用できます。
これは縛りなしプランの場合で、長期契約の縛りありプランになるとさらに月額600円~1,000円安くなります。

実質的な月額料金で比較するのであれば、縛りなしWiFiが一番安いです!
大容量のポケット型WiFiで最も安いのはどこ?
月に60GBまでなら縛りなしWiFiです。
月に100GBまで使いたい人は、DTI WiMAX2+の3年縛りプランが最も安いです。
DTI WiMAX2+は再販サービスで、端末は代金無料で購入できるので、大容量だけでなく高性能端末にすることもできます。また、縛りなしWiFiを3年縛りにすると、最新端末を別途購入できるほど安くなります。

100GBプランを検討している場合は、DTI WiMAX2+の3年縛りが一番安いです!
無制限で利用できる安いWiFiはあるの?
縛りなしWiFi・DTI WiMAX2+はいずれも容量無制限プランでも格安です。
注意点は、WiMAX2+の場合直近3日間で10GBを超えると一時的に通信制限がかかります。
これはUQが課しているトラフィック制御のための措置なので、どのWiMAX2+サービスでも適用されます。

WiMAX2+を利用する場合は、どのプロバイダでも3日間で10GBの制限があります。
料金が安いのにチェックするポイントは?
月額料金だけで安いと感じている場合は危険です。
契約手数料・送料・解約手数料・返送料など、手続きに関する費用は合計すると数千円~1万円程度になります。これらも見落とさないようにしましょう。
また、キャンペーンが本当に適用されるのか、確実に把握することも必要です。少しでも曖昧さを感じるのであれば、直接カスタマーサポートに確認しましょう。

本当に安いと思っても、意外なところで料金が発生する場合があります。
安いだけでなく速度が早いところは?
体感できる通信速度は、同じ基地局を利用する端末数や周囲の電波状況に左右されるので、単純化して答えます。回線速度は4G-LTEよりもWiMAX2+の方が高速であるとされています。
また、WiMAX2+はレンタルサービス・再販サービスともに充実しており、高速通信性能を備えた端末を利用しやすいです。その中で一番安いのはDTI WiMAX2+です。

通信速度と安さのバランスが良いのはDTI WiMAX2+です!
まとめ
どのサービス事業者も利益を出すために活動しているので、思わぬわかりにくいところで料金がかかることも珍しくありません。
よって、どのサービスが本当に安いかを知る確実な方法は、面倒でも全ての費用項目を洗い出して一覧表にして比較することです。
そうして、一度把握してしまえば、どのサービスを契約するかもう迷うことがなくなります。
ただし、自分の用途に適していない内容で契約してしまった場合、料金に見合った結果が得られないので、やはり過度に高額だと捉えるべきです。
本記事では、それらのポイントを意識しながら、本当に安いサービスはどれなのか・目的に最適なサービスはどれなのかがわかるよう、丁寧に解説しました。
本記事を参考にして頂き、安く快適なポケット型WiFiサービスを見つけて頂ければ嬉しい限りです。