光回線終端装置(ONU)はトラブルや注意点もある?困ったときの対処法を伝授
「光回線終端装置の中には損するものがあるって聞いたけど本当なのか知りたい」と疑問を持たれてはいませんか?
光回線終端装置を使用するにあたって、損しないために何か取れる対策などがあれば知っておきたいと思ってしまいますよね。
そこで本記事では、そのような悩みを抱えられている方に向けて「損する光回線終端装置が来たときの対処法」「光回線終端装置の基本的な情報」詳しくお伝えしていきます。
本記事をご覧になることで「損する光回線終端装置が来たときはどうすればいいのか」理解できて、光回線終端装置の基本的な情報も理解できます。ぜひ最後までご覧ください。
・光回線終端装置の接続方法
・光回線終端装置でトラブルが起きたときの対処法
・光回線終端装置の種類
・損する光回線終端装置が来たときの対処法
・光回線終端装置の設置方法
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光回線終端装置ってなに?|知っておきたい基礎情報
まずは光回線終端装置とは、なんのことなのか分からない方もいらっしゃるかもしれないので解説していきます。
光回線終端装置の基本的な情報を知りたい場合は、チェックしてみてください。
光回線終端装置=ONU
光回線終端装置は呼び名が長いので、短くするために「ONU」と略称されました。
光回線終端装置(ONU)は、「光信号」と「デジタル信号」を相互に変換する装置のことです。
光回線でインターネットに接続するためには、光ファイバーが伝える「光信号」と、パソコンから送受信される「デジタル信号」を翻訳してくれる機械が必要です。
光回線終端装置(ONU)は、「光信号」と「デジタル信号」を翻訳してくれる中継機だとイメージしてみてください。
例えると、日本人と外国人が話すために必要な「通訳をしてくれる人」をイメージするとわかりやすくなります。
つまり、ここでいう2つの言語を「通訳してくれる人」が「光回線終端装置(ONU)」というわけですね。
モデムとの違い
光回線終端装置(ONU)とモデムとの違いは、それぞれ変換する信号の種類が違うのが大きな違いだといえます。
光回線終端装置(ONU)は、「光信号」と「デジタル信号」を翻訳してくれる中継機だと、前の見出しで解説しましたね。
アナログ信号は、「電話回線」を通る信号のことをいいます。
それに比べてモデムは、「アナログ信号」と「デジタル信号」を翻訳してくれる中継機だとイメージを持っていただけるといいでしょう。つまり、それぞれの機械で翻訳してくれる箇所が違うということですね。
ルーターとの違い
光回線終端装置(ONU)とルーターの違いは、ONUは信号を変換してくれる機械なのに対して、ルーターは複数の端末を同時に接続させるための機械だといえます。
複数の端末を同時接続させるというのは、パソコンやスマートフォンなど複数の端末を同時に接続するときのことをいいます。
例えば「パソコンとスマートフォンの2つを同時に接続して両方とも使いたいな…」というときに、ルーターがないと、2つの端末を同時に接続できないということですね。
ホームゲートウェイとの違い
光回線終端装置(ONU)とホームゲートウェイの違いを解説する前に、2つの機器には共通点があります。
それは、光回線終端装置(ONU)についている機能は、ホームゲートウェイにもついているということです。
具体的には、ホームゲートウェイにも「光信号」と「デジタル信号」を相互に変換する機能がついているということですね。
その情報を踏まえて、さらに2つの機器の違いを解説していきます。
光回線終端装置(ONU)とホームゲートウェイには2つの違いがあります。
1つ目の違いは「LAN環境の構築があるかないか」ですね。
LAN環境とは、自宅内で複数の端末に接続できる環境のことをいいます。
簡単にお伝えすると、光回線終端装置(ONU)に、ルーターの機能が追加されている機械だというイメージを持っていただければ分かりやすくなるといえるでしょう。
2つ目の違いは「ひかり電話ルーター機能がついているかついていないか」ですね。
ひかり電話ルーター機能とは、光回線でインターネットや電話が利用できるようにパソコンやスマートフォンを接続するための機能です。
ひかり電話ルーター機能を利用するには、専用のルーターを用意する必要がありますが、ホームゲートウェイには同じ機能が搭載されているため専用のルーターを用意する必要はありません。
ホームゲートウェイは、光回線終端装置(ONU)がバージョン強化された機器だとイメージを持っていただけると、分かりやすくなります。
光回線終端装置の接続方法|ONUはどうやって繋ぐの?
光回線終端装置(ONU)を接続するなら、ルーターと接続する必要があります。
具体的な手順については、以下の手順で接続していくと機器同士が繋がるようになります。ぜひ参考にしてみてください。
2.光コンセントと光回線終端装置(ONU)を光ケーブルで接続する
3.光回線終端装置(ONU)とLANケーブルで接続する
4.ルーターをコンセントに挿す
5.有線または無線でパソコンなどの端末を接続する
光回線終端装置のトラブル対応|何かあったらどうすればいい?
ここでは、光回線終端装置(ONU)を使用していて、トラブルが起きてしまったときの対処法を紹介していきます。
「いま絶賛トラブル中だよ」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ケーブルなどの接続を確認する
1つ目の対処法は「ケーブルなどの接続を確認する」ことですね。
具体的な対処法としては、光回線終端装置(ONU)と接続されているLANケーブルを抜き差ししたり、機器を再起動したりしてみましょう。
LANケーブルの接続が悪くて接触不良を起こしている場合だと、LANケーブルを抜き差しするだけで復旧することがあります。
光回線終端装置(ONU)を接続しているコンセントを抜き差しするのも1つの対処法です。
また同じLANケーブルを長年使用してしまっていると、不良品になっている恐れもあるので、新しいLANケーブルに交換してみるのも1つの手ですね。
LEDランプの点灯を確認する
2つ目の対処法は「LEDランプの点灯を確認する」ことですね。
確認するLEDランプとしては「電源ランプ」「認証ランプ」「UNIランプ」「光回線ランプ」の4つのランプの点灯を確認してみましょう。
「電源ランプ」が点灯しておらず、電源を抜き差ししても復旧しない場合、光回線終端装置(ONU)自体が故障していることが考えられます。
もしも「電源ランプ」が点灯していなかったら、新しい機器の購入を検討してみるのも1つの手ですね。
「認証ランプ」が点灯していない場合は、契約している光通信会社とのトラブルが考えられます。
なぜなら、「認証ランプ」は光通信会社の装置と認証できているかを表すランプだからです。
そのため、「認証ランプ」が点灯していなかったら、契約会社に連絡を取ってみることをおすすめします。
「UNIランプ」と「光回線ランプ」については、「UNIランプ」はルーターと接続しているポートのことをあらわしています。「光回線ランプ」は使用中の光回線は正常なのかを表しています。
そのため、どちらかのランプが消えてしまっている場合だと、原因としては光回線の障害などが考えられるため、光回線会社に連絡を取ることがおすすめできるといえるでしょう。
光回線終端装置にはどのようなものがある?|※例:NUROで使えるONU一覧
ここでは、光回線終端装置(ONU)にはどんなものがあるか、光回線会社「NURO光」の機種を例に紹介していきます。
機種 | ポート数 | 通信速度 | 無線規格 | 周波数 | 当たり・はずれ |
ZUHN F660A | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 1,300Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n/a/c | 2.4GHz 5.0GHz | 当たり |
FG4023B | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 1,300Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n/a/c | 2.4GHz 5.0GHz | 当たり |
HG8045Q | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 1,300Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n/a/c | 2.4GHz 5.0GHz | 当たり |
SGP200W | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 1,300Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n/a/c | 2.4GHz 5.0GHz | 当たり |
ZXHN F660T | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 450Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n | 2.4GHz 5.0GHz | はずれ |
HG8045j | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 450Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n | 2.4GHz 5.0GHz | はずれ |
HG8045D | 有線LANポート数:3 TAポート数:1 | 450Mbps | IEEE 802.11a/b/g/n | 2.4GHz 5.0GHz | はずれ |
「無線規格ってどういうものなのか分からない…」と疑問をもたれている方もいらっしゃるかもしれないので、解説しておきます。
無線規格とは、簡単にいうと6つのWiFiの種類のことをいいます。
上の表には「IEEE 802.11a/b/g/n/a/c」「IEEE 802.11a/b/g/n」という2つの無線規格がありますね。
この2つの違いは「最大通信速度の差」が大きな違いだといえます。
「IEEE 802.11a/b/g/n/a/c」の最大通信速度が433Mbps〜6.93Gbpsなのに対して、「IEEE 802.11a/b/g/n」の最大通信速度は600Mbpsです。
つまり、無線規格の種類によって、機種の通信速度も同時に変わってくるということですね。
ZUHN F660A:最新無線LAN①
1つ目におすすめできる当たり機種は「ZUHN F660A」ですね。
なぜなら、最新の無線規格に対応している1つの機種だからです。
基本的な性能は高いですが、1つだけが欠点があり、それは同時に接続できる台数が10台までだということです。
端末を10台以上接続させようとしている場合は「ZUHN F660A」ではなく、他の機種を検討しましょう。
FG4023B:最新無線LAN②
2つ目におすすめできる当たり機種は「FG4023B」ですね。
おすすめできる理由については、「ZUHN F660A」と同じく最新の無線規格に対応している機種だからです。
同じ料金を払って使うのであれば、性能が高い方を使いたいですよね。
最大通信速度を出せる機種のため、おすすめできるといえるでしょう。
HG8045Q:最新無線LAN③
3つ目におすすめできる当たり機種は「HG8045Q」ですね。
この機種についても、おすすめできる理由は今まで紹介してきた「ZUHN F660A」「FG4023B」と同じで、最新の無線規格に対応している機種だからだといえます。
しかし、「HG8045Q」には「WiFiの電波が弱い」「勝手に再起動される」といった口コミが書かれた経歴もあるようです。
そのため、当たり機種ではありますが「ZUHN F660A」「FG4023B」をSSレアだと例えると、「HG8045Q」はSレアぐらいの当たり機種だといえるでしょう。
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光回線終端装置は選べるの?|ハズレONUが来たときの交換方法
光回線終端装置(ONU)をレンタルする時に、機種を選ぶことは出来ません。
届く機種は状況によって変わるため、完全にランダムで選出されます。そのため、運次第では「当たり」機種ではなく「はずれ」の機種が届いてしまうことがあるということですね。
しかし、そういった時には、「NUROサポートデスク」に申告すると無料で交換してくれます。
もしも、運悪くはずれの光回線終端装置(ONU)が届いたとしても、「NUROサポートデスク」に電話して申告すれば交換できるので時間があるときに交換してもらいましょう。
電話番号:0120-65-38101
営業時間:9時〜18時
光回線終端装置はどこに繋げばいい?|ONUの正しい設置箇所
ここでは、光回線終端装置をどこに設置するのが正解なのかをお伝えしていきます。
正しい設置箇所を紹介していくので、参考にしてみてくださいね。
壁やドアから離れた場所
1つ目の正しい設置箇所は「壁やドアから離れた場所」に設置することですね。
なぜなら、壁やドアは物理的な障害になり、結果的に電波を通しにくくなるからです。
壁やドアから近すぎると、電波の入りが悪くなり、通信速度の低下に繋がってしまう恐れがあるので気をつけてくださいね。
そのため、出来るだけ障害を発生させないために、壁やドアから離しておくようにしましょう。
床から離れた場所
2つ目の正しい設置箇所は「床から離れた場所」に設置することですね。
床に平行して、光回線終端装置(ONU)を直接置いてしまうと、ベッドや机やテレビなどの家具によって電波を遮ってしまうことが増えます。
そのため、床から2メートル程度離して置くようにして、タンスなどを活用して高い場所に設置するといいでしょう。
タンスの上に置くと掃除もしやすくて楽ですね。
家屋の中央部分
自宅の中でインターネットを使うなら、自宅のどこにいても快適に活用したいという人がほとんどだと思います。
しかし、光回線終端装置(ONU)を自宅の隅などに設置してしまうと、速度が低下してしまう恐れがあります。
なぜなら、使用する端末と光回線終端装置(ONU)の距離が離れれば離れるほど、発信されている電波は弱まってしまうからです。
住んでいる家の広さにもよりますが、大きい家に住んでいる場合だと、最悪電波が届かないこともあります。そのため、どこにいても電波が入りやすいように家の中心あたりに設置するようにしましょう。
光回線終端装置(ONU)に関するよくある質問は?
ここでは、光回線終端装置(ONU)に関する質問と、質問に対する回答をお伝えしていきます。
現時点で、この中に気になる質問内容があれば参考にしてみてください。
光回線終端装置(ONU)はアマゾンなどで購入できる?
光回線終端装置(ONU)は市販されていないので、アマゾンなどで購入することは出来ません。
契約している会社からレンタル品を借りるのが標準です。
光回線終端装置(ONU)が必要ないケースはある?
光回線終端装置(ONU)が必要ないケースは、光回線終端装置(ONU)の機能と、ルーターの機能の2つの機能が同時に搭載されている「ホームゲートウェイ」を使用するときです。
ホームゲートウェイを使用する場合は、光回線終端装置(ONU)は不要です。
光回線終端装置(ONU)が故障したときに交換費用はかかる?
光回線終端装置(ONU)はレンタル品のため、故障した場合は交換費用はどうしても掛かってしまいます。
交換費用というよりも修理費用ですね。
修理費用については、故障の原因やユーザーの過失度合いによって、請求金額は変わりますが大体7,000円〜10,000円程度掛かると言われています。
光回線終端装置(ONU)は当たりはずれがある|当たりONUは快適に使用可能
いかがでしたでしょうか?
光回線終端装置(ONU)は、当たりはずれの機種に分かれます。
もしも、はずれ機種が届いてしまった場合は「NUROサポートデスク」に電話して申告するようにしてくださいね。そうすれば、当たり機種と交換してもらえて、インターネットを快適に使うことができるようになります。
最後までご精読いただきありがとうございました。