2年契約でWiMAXを契約できる最安値プロバイダは?3年契約との比較や更新・解約金も解説
本記事では、2年契約のWiMAXのプロバイダの中で最もお得なプロバイダはどこか紹介しつつ、3年契約のプロババイダとどちらがお得に契約できるか解説します。
2年契約と3年契約どっちがお得なんだろう?
WiMAXのプロバイダのほとんどは契約期間が設けられていて、大抵の場合2年契約としているプロバイダが多いです。
しかし、3年契約としているプロバイダもあって、WiMAXでポケット型WiFiの契約を検討している方にとって、2年契約のプロバイダを選ぶべきか3年契約のプロバイダを選ぶべきかという問題はポケット型WiFiを契約する上で迷ってしまう問題の1つです。
2年契約ができるWiMAXのプロバイダの比較を行ってどのプロバイダが安いのか明らかにして、その後3年契約のプロバイダのメリットやデメリットと比較して、どちらがお得なのか明らかにしていきます。
この記事で分かること
・2年契約で最もお得なWiMAXのプロバイダ
・2年契約と3年契約それぞれのメリットやデメリット
・2年契約と3年契約とどちらがお得に契約できるか
\当サイトおすすめのプロバイダ 3選/
サービス名
| 5G CONNECT | GMOとくとくBB | Broad WiMAX |
月額料金(税込) | 4,500円 | ・初月~2ヶ月目:1,474円 ・3ヶ月目~35ヶ月目:3,784円 | ・初月:1,397円 ・2ヶ月目~:3,883円 |
端末代金 | なし | 550円/月(36回) | 一括払い:21,780円(税込) 分割払い:605円(税込)×36回 |
契約期間 | なし | なし | なし |
詳細 | 5G CONNECTの詳細を見る | GMOとくとくBBの詳細を見る | Broad WiMAXの詳細を見る |
WiMAXで2年契約ができるプロバイダ5選
WiMAXの2年契約のプロバイダと3年契約のプロバイダを比較する前に、WiMAXで2年契約としているプロバイダの中で一番安いプロバイダはどこか明らかにするために、以下の5つのプロバイダの料金プランと2年間の総額料金を比較します。
・UQ WiMAX
・@nifty
・novas
・J-com
・YAMADA
UQ WiMAX | @nifty | novas | J-com | YAMADA | |
月額料金 | ギガ放題 1~24ヶ月目:4,268円 | ギガ放題 初月:0円 1~3ヶ月目: 4,037円 4~24ヶ月: 4,785円 | ギガ放題 初月:0円 1~2ヶ月目:4,616円 3~24ヶ月目: 5,368円 定額プラン 初月:0円 1~24ヶ月目: 4,616円 | ギガ放題 1~24ヶ月目:4,379円(4,113円) 通常プラン 1~24ヶ月目:3,695円(3,429円) | ギガ放題 1~24ヶ月目: 4,268円 |
2年間の総額料金 | 122,232円 | 137,896円 | 130,328円 | 108,396円 | 122,232円 |
料金は他のプロバイダとさほど変わらないんだね。
UQ WiMAXはWiMAXプロバイダで最も有名なプロバイダで、多部未華子などをCMキャラクターとして起用していることでかなり有名です。
料金プランはギガ放題プランを打ち出していて、毎月ずっと4,268円というかなりわかりやすいプランで支払い額が一定であるため、家計簿のやり繰りがしやすいのが特徴の1つです。
他にも初期費用が事務手数料の3,300円と端末代金が16,500円かかり、2年間の総額料金は122,232円となります。
月額料金に換算すると月5,100円程度になります。
@niftyは@nifty光やドコモ光、auひかり等のサービスやセキュリティに関わっているプロバイダです。
料金プランはギガ放題で、初月はお試しとして月額料金が無料となっていて、契約から3ヶ月目までは4,037円、4ヶ月目から24ヶ月目までは4,785円となっています。
これに加えて、初期費用として事務手数料3,300円と端末代金22,000円かかります。
月額料金と初期費用を合計すると、2年間の総額料金は137,896円で、月額料金に換算すると月5,700円程度になります。
novasはnovas独自のルーターでWiMAX2+の回線を利用できる少し変わったプロバイダです。
novasの料金プランはギガ放題と月7GBまでの定額プランの2つが用意されています。
ギガ放題なら初月が無料で、契約から1ヶ月目から2ヶ月目の間は4,616円、契約から3ヶ月目から24ヶ月目の間は5,368円となっています。
定額プランなら初月が無料で、それ以降はずっと毎月4,616円かかります。
初期費用は事務手数料3,300円だけで端末代金は無料となっています。
端末代金を請求するプロバイダと請求しないプロバイダとではっきりと分かれる傾向があり、これは契約期間内の総額料金に大きく関わってくるため、端末代金が請求されるかどうかは必ずチェックすべきです。
他のプロバイダ同様にギガ放題で2年間の総額料金を計算すると、2年間の総額料金は130,328円で、月額料金に換算すると月5,400円程度となります。
J-comはケーブルテレビで有名で、インターネット回線や格安スマホ、電気など多彩なサービスを提供するプロバイダです。
J-comの料金プランはギガ放題と通常プランの2つあって、ギガ放題なら毎月4,379円、通常プランなら毎月3,695円です。
J-comの他のサービスに加入している場合は、ギガ放題が毎月4,113円、通常プランが毎月3,429円と少し安くなります。
初期費用はnovas同様に事務手数料の3,300円だけで端末代金は無料となっています。
J-comのサービスに加入している方が多いとも限らないため、ギガ放題のJ-com未加入の料金で2年間の総額料金を計算すると108,396円となり、月額料金に換算すると月4,500円とかなり良心的な料金となります。
ただ、J-comはWiMAXのサービスの提供を終了することを発表し、2021年3月から新規の受付を停止しています。
WiMAXは家電製品を取り扱う家電量販店でもサービスを提供しているところもあり、YAMADA電気はそういったプロバイダの1つです。
YAMADAの料金プランはシンプルなギガ放題プランだけで、月額料金も毎月ずっと4,268円となっています。
初期費用に事務手数料3,300円と端末代金16,500円がかかりますが、端末代金を分割払いにするか一括払いにするか選べて、分割払いなら月額料金に追加で毎月550円ずつ30ヶ月の間請求がかかり、一括払いなら店頭で契約時にまとめて16,500円を支払います。
料金設定や端末代金などの有無も同じなので、2年間の総額料金や実質月額料金はUQ WiMAXと同じです。
結論:WiMAXを2年契約したいなら「UQ WiMAX」が最安値
先程の表を見て、J-comが最も総額料金が安いですが、すでに新規契約を終了しているので選択肢から外します。
そのため、実質最安値のWiMAXのプロバイダはUQ WiMAXとYAMADAとなりますが、YAMADAはLTEオプションという通常のWiMAX2+の回線では補いきれないエリアをauのLTE4G回線を使ってカバーする「ハイスピードプラスエリアモード」のオプションが通常通り1,105円かかってしまいます。
しかし、UQ WiMAXはこのオプションが無料で使えるのでYAMADAよりお得となります。
UQ WiMAXが2年契約で最も安いプロバイダです。
改めて、UQ WiMAXの料金について見ていきます。
月額料金 | ギガ放題 1~24ヶ月目:4,268円 |
2年間の総額料金 | 122,232円 |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 ・端末代金:16,500円 |
キャンペーン | LTEオプション無料 |
UQ WiMAXは月額料金が4,268円と契約期間2年のプロバイダの中では比較的そこまで高くはない料金設定になっています。
UQ WiMAXはそれでいて料金が一律なので、突然月額料金が跳ね上がったりして余分に今後お金を用意しないといけなくなって焦ってしまうようなことがなく、安心して無理なく続けられるプロバイダです。
ただ、他のプロバイダの中ではやや珍しい端末代金を請求するプロバイダではあるので、その分負担が大きくなってしまう点がデメリットとして挙げられます。
WiMAXのプロバイダではそれぞれキャッシュバックであったり、乗り換え違約金負担であるといったキャンペーンを実施していますが、UQ WiMAXでは大々的なキャンペーンは実施しておらず、ハイスピードプラスエリアモードが気軽に使いやすくなるLTEオプション永年無料キャンペーンのみ実施しています。
UQ WiMAXは料金の仕組みがシンプルで複雑なキャンペーンも実施していないことから、複雑な料金体系に振り回されずにインターネットを使いたいと考える方におすすめのプロバイダです。
また、ポケット型WiFiの契約期間に注目する際に、必ず意識してほしいのが解約した場合に発生する解約違約金です。
契約期間が2年としたら契約から25ヶ月目が満了月で、26ヶ月目が契約の更新月となります。
契約の更新月に解約手続きをすれば契約違反にならないため、解約違約金が請求されることなく解約できます。
UQ WiMAXの契約期間2年のギガ放題の場合は、契約から1ヵ月目から13ヶ月目の間は解約違約金が19,000円です。
契約から14ヶ月目から25ヶ月目の間は14,000円かかります。
多くのプロバイダでは1年おきで解約違約金の料金の高さが変わり、早い段階で解約すると高い解約違約金が請求され、契約満了に近い段階で解約すると請求される解約違約金は安くなります。
金額の高さも安いところでは5,000円程度で済み、高いところでは30,000円以上かかるところもあります。
UQ WiMAXでないところで契約するとしても、解約したいと考える可能性も視野に入れて必ず解約違約金の仕組みはチェックした上でプロバイダを選んでください。
大手のプロバイダであることも安心できるポイントだよね。
WiMAXの2年契約と3年契約ではどちらが安い?
2年契約はUQ WiMAXがいいけど、3年契約はどうなの?
WiMAXで2年契約のプロバイダを選ぶなら「UQ WiMAX」が一番お得に契約できることがわかりましたが、3年契約のプロバイダと比較して、それで安い方を選びたいと考える方が多いはずです。
そこで、WiMAXの3年契約のプロバイダである「カシモWiMAX」と比較してどちらが安くなるのか見ていきます。
UQ WiMAX | カシモWiMAX | |
月額料金 | ギガ放題 1~24ヶ月目:4,268円 | ギガ放題プラン 初月:1,518円 1~36ヶ月目:3,971円 ライトプラン 初月:1,518円 1~36ヶ月目:3,289円 |
2年間の総額料金 | 122,232円 | 100,122円 |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 ・端末代金:16,500円 | ・事務手数料:3,300円 |
キャンペーン | LTEオプション無料 | ・LTEオプション無料 ・端末代金無料 ・月額料金割引キャンペーン |
カシモWiMAXは料金プランがギガ放題と月7GBのライトプランとなっていて、どちらも初月は1,518円でそれ以降はギガ放題なら3,971円、ライトプランなら3,289円となっています。
これまで見てきたプロバイダと違ってカシモWiMAXは月額料金が4,000円を下回っています。
これはカシモWiMAXが実施している月額料金割引キャンペーンによるもので、適応させるための条件もなく割引がかかった料金で利用できます。
これにより通常月額より1,176円安くなり、初月だと3,628円も安くなります。
これだけで3年間で47,103円お得になり、端末代金22,000円と3年間のLTEオプション41,990円もお得になると考えると、通常より総額で10万円以上安く利用できます。
実際、2年間の総額料金でUQ WiMAXと比較すると、22,000円程度カシモWiMAXが安くなります。
一方で、カシモWiMAXの解約違約金は契約から1ヵ月目から12ヶ月目までの解約で20,900円、13ヶ月目から24ヶ月目までの解約で15,400円、更新月を除く25ヶ月目以降の解約で10,450円となっていて、UQ WiMAXよりやや高くなってしまいます。
結論:キャッシュバックやキャンペーンがあるのでWiMAXは3年契約の方が安い
安さを重視するなら圧倒的に3年契約です。
UQ WiMAXは料金の仕組みがシンプルで複雑なキャンペーンも実施していないのに対して、カシモWiMAXは料金割引キャンペーンで月額料を安くして、端末代金もLTEオプションも無料とするキャンペーンを実施しています。
WiMAXの3年契約のプロバイダでもカシモWiMAXのように料金割引キャンペーンを実施しているところもあれば、月額料金は安くせずにキャッシュバックの形でお金を渡して自由につかってもらうスタイルを取るところもあります。
どちらのキャンペーンのスタイルが適応されるとしても、契約期間が長くなるとそれだけ月額料金が安くなり、解約違約金が高くなる傾向にあるため、基本的には3年契約の方がお得になります。
十分に端末の機能性や料金を調べた上で、解約することはまずないだろうという結論に至れば、3年契約のプロバイダを選択し、様々なプロバイダを見てみたけど確信持って解約しないと言えるプロバイダが見つからなかった場合には、2年契約のプロバイダを選択するのがおすすめです。
2年契約のメリット
2年契約にメリットはあるの?
2年契約のプロバイダと3年契約のプロバイダを比較してその特徴が明らかになりました。
そこで2年契約のプロバイダのメリットとデメリット、3年契約のプロバイダのメリットとデメリットをまとめていきます。
まず2年契約のプロバイダのメリットは以下の2つです。
2年契約のプロバイダのメリット
・解約違約金が安い
・他のプロバイダに乗り換えやすい
2年契約のプロバイダは解約違約金が比較的安い傾向にあります。
早期の段階で解約しても2万円を超えるプロバイダは珍しいので、3年契約のプロバイダほどは解約に対してあまり大きな負担を感じることなく、他のプロバイダに乗り換えやすいです。
ただ、2年ならなんとか我慢すると考える方も少なくないので、そこは性格によって差が出る部分だと思われます。
どちらにしてもノープランでいきなり契約して、数日使ってみて思ったのと違うとなって解約したくなるのは勿体ないので、必ず契約前には検討するプロバイダの細かな情報まで調べた上で契約を進めてください。
2年契約のデメリット
一方で、2年契約のプロバイダのデメリットは以下の2つです。
・月額料金が少し高くなりがち
・キャンペーンが適応されにくい
2年契約にすると解約違約金はある程度低く抑えられますが、その分月額料金が少し高くなってしまう傾向にあります。
これはプロバイダ側にとっては2年で契約すると多少不満があっても契約期間満了まで使い切るユーザーが多くて、解約違約金で利益を獲得していく見込みを立てるのが難しいために、その分月額料金が少し高くなっています。
また、2年契約のWiMAXのプロバイダの多くはキャッシュバックや月額料金割引のキャンペーンが適応されにくい傾向にあります。
はっきりとした理由は明らかになっていませんが、2年契約の方がキャンペーンが適応される可能性が低いため、元々の月額料金も少し高めに設定していて、どうしても3年契約より割高になってしまいます。
安さを重視するなら2年契約のプロバイダはあまりおすすめしません。
3年契約のメリット
3年契約はどんなメリットがあるの?
次に、3年契約のプロバイダのメリットは以下の2つです。
3年契約のプロバイダのメリット
・月額料金が安い
・キャンペーンが適応されやすい
3年契約のプロバイダは解約違約金が高めに設定されている分、普段かかる月額料金が安く設定されています。
3年契約となるとどうしても不満を感じてしまった場合に、契約満了まで時間がかかってしまうストレスと高い解約違約金を請求されてしまいます。
実はWiMAXのプロバイダの中には自社に乗り換えてくれれば解約違約金を負担してくれるプロバイダもあるため、案外2年契約より3年契約の方が乗り換え違約金を負担してくれるプロバイダに乗り換えて、違約金を支払うケースの方が多いです。
そうなると、プロバイダ側としては解約違約金である程度利益の獲得が見込めるので、その分月額料金が低めに設定されています。
また、3年契約はキャッシュバックキャンペーンや月額料金割引のキャンペーンが適応されやすい傾向にあります。
3年契約と言われると3年間我慢して使わないといけないというネガティブな発想をする方も少なくないので、そういった方でも参入してもらえるようにお得なキャンペーンを実施しています。
3年契約のデメリット
一方で、3年契約のプロバイダのデメリットは以下の2つです。
・解約違約金が高い
・他のプロバイダに乗り換えにくい
プロバイダの契約はちゃんと決められた期間使い続けることに同意して結ぶものであるため、そこにはある程度の責任が伴い、早期に解約する場合は当然その責任に対する代償が発生します。
そのために、契約期間の長いプロバイダで早期に解約すればそれだけ高い解約違約金が請求されます。
そうなると簡単には他のプロバイダに乗り換えようとしにくくなります。
ですが、解約違約金を負担してくれるプロバイダが出てきたことで3年契約のプロバイダの解約に対するハードルは低くなりました。
乗り換え先は限定されてしまいますが、それでよければ2年契約よりも3年契約の方が安心感を持ってお得にインターネットを使えます。
WiMAXは2年契約で契約するべき?
WiMAXの2年契約のプロバイダと3年契約のプロバイダを比較してみましたが、様々な要因から3年契約のプロバイダの方がお得に契約できます。
「それでも契約期間がなるべく短いポケット型WiFiがいい」と考える方も、少なからずいると思われます。
そんな方はWiMAXではなく別の回線を利用したポケット型WiFiで検討した方が良いです。
WiMAX以外におすすめのポケット型WiFiを紹介します。
自分の用途に合ったWiMAXやポケット型WiFiを検討しましょう。
2年以内のWiFi利用なら「縛りなしWiFi」がおすすめ
2年以内の契約でWiMAX以外のポケット型WiFiを検討するなら「縛りなしWiFi」がおすすめです。
縛りなしWiFiはその名の通り契約期間に縛りのないプランを用意しています。
料金プランを以下の表にまとめました。
契約期間 | 契約期間なし |
2年間の総額料金 | 55,572円(10GBプランの場合) |
月額料金 | ・2,178円(10GB) ・3,278円(30GB) ・4,103円(60GB) ・4,818円(90GB) |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
キャンペーン | Wキャンペーン |
この表を踏まえて、縛りなしWiFiの特徴を以下にまとめました。
・その人にあったプランが柔軟に選べる
・月額料金が業界トップクラスで安い
・解約違約金を気にしなくていい分乗り換えやすい
縛りなしWiFiは縛りなしプランで、そこから月10GBプラン、30GBプラン、月60GB、月90GBのギガプランから選択して月額料金が決まります。
縛りなしWiFiは細かくプランが分けられていて、その人が何を優先したいのかに合わせてプランを選べるので無駄にお金を払うことなく十分に満足できるサービスを受けられます。
2年の契約期間のプランはありませんが、10GBプランで月額2,178円、という他のプロバイダと比べても圧倒的な安さを誇っていることがわかります。
実際、2年間の利用した場合、端末代金無料で初期費用が事務手数料の3,300円しかかからないこともあって、10万円以下の料金に抑えられます。
縛りなしWiFiはコスパを重視する方に特におすすめのプロバイダです。
デメリットとしては、月額料金は圧倒的に安いもののキャンペーンにはあまり力を入れていない点が少し気になることが挙げられます。
他社では、キャッシュバックキャンペーンや乗り換えキャンペーンなどありますが、縛りなしWiFiは、Wキャンペーンしかありません。
そのため、他社と比べるとあまりキャンペーンが少ないでしょう。
縛りなしWiFiの料金体系を踏まえると、基本的にポケット型WiFiの回線の種類にこだわりがないのであれば縛りなしWiFiを契約した方が良くて、どうしてもWiMAXの回線にしたくて契約期間が2年を超える場合にはカシモWiMAXのような3年契約とするプロバイダが良いです。
1年契約で考えているなら「Vision WiMAX」がおすすめ
1年間の契約を検討しているなら、「Vision WiMAX」がおすすめです。
従来のプランでは3年契約となっていましたが、1年契約のプランが誕生しました。
高速通信が可能な5Gを使うことができるプランなので、インターネットの速さを重視している人も快適に使えるでしょう。
1年契約の料金プランを以下の表にまとめました。
契約期間 | 1年契約/3年契約 |
1年間の総額料金 | 67,881円(1年契約プランの場合) |
月額料金 | 1年契約プラン ・初月:月額2,178円 ・1~2か月目:月額5,973円 ・3~12か月目:月額5,973円 ・13~24か月目:月額5,478円 ・25か月目以降:5,038円 3年契約プラン ・初月:月額5,038円 ・1~2か月目:月額5,038円 ・3~12か月目:月額5,038円 ・12~24か月目:月額5,038円 ・25か月目以降:月額5,038円 |
初期費用 | 0円 |
キャンペーン | 1年プラン10,000円、3年プラン5,000円キャッシュバックキャンペーン |
・初月の割引額が高い
・1年契約プランは使った期間によって割引が適用される
WiMAXの2年契約に関するよくある質問
WiMAXの2年契約について、解約違約金などが絡んでくることもあって、それに関する質問がインターネット上で散見されています。
今回はその中からよく質問されている以下の4つの質問に回答します。
・2年契約をしたWiMAXの解約金は?
・WiMAXの2年契約は自動更新される?
・2年契約できるWiMAXにキャッシュバックがあるプロバイダは?
・2年契約の契約期間が過ぎたらどうすれば良い?
2年契約をしたWiMAXの解約金は?
2年契約のWiMAXは解約金が安いの?
WiMAXの解約金の料金設定はプロバイダごとに異なります。
ただ、2年契約であれば最初の1年目まではやや高めの2万円程度の料金で、2年目からは1万円程度の料金といったように契約から何ヶ月経っているかによって請求される解約違約金の値段が違うケースが多いです。
以前は、上記の内容のように解約違約金が高くなるケースも多かったですが、2022年7月1日に『上限は月額利用料金相当額』と法改正されたことで違約金の上限が制限されるようになりました。
そのため、キャンペーンの数は少なくなりましたが、法改正前よりも違約金が安いです。
また、端末代金を分割払いで購入させるところが増えてきたため、実質2年縛りのような契約プランになっています。
WiMAXの2年契約は自動更新される?
2年経ったらどうなるんだろう?
基本的にどのプロバイダでも契約は自動更新されます。
この自動更新で起きてしまうトラブルが解約するつもりでいたのに忘れていて自動更新されてしまうことです。
事前に電話やメールで契約更新月にさしかかったタイミングで連絡は入ると思いますが、気づかずスルーしていたら契約更新月の間に解約が間に合わないことがあります。
すると、また契約更新月を迎えるまで解約違約金という負担を背負った状態が続き、そうなれば2年我慢したのにもう2年我慢しなければならず、しんどいと感じてしまう瞬間がどこかでやってきます。
必ず契約した後に解約したいと感じる瞬間があれば、契約更新月がいつなのかを把握あるいはメモするなどして、解約のタイミングを間違えないようにすることが大事です。
2年契約できるWiMAXにキャッシュバックがあるプロバイダは?
2年契約できるWiMAXの中でキャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダはありません。
実際、キャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダの数もあまり多くはありません。
キャッシュバックキャンペーンだけでなく、乗り換え違約金負担キャンペーンを実施しているプロバイダでもそのキャンペーンを受けることはできません。
乗り換え違約金負担キャンペーンで有名なプロバイダとして、「Broad WiMAX」が挙げられます。
Broad WiMAXはかなりの数の契約プランが用意されていて契約期間2年のプランもありますが、今はほとんど契約期間3年のギガ放題プランと月7GBまでのライトプランを全面に押していることから、乗り換え違約金負担キャンペーンの適用条件がその契約期間3年のプランの契約とされています。
そのため、キャッシュバックキャンペーンだけに限らず2年契約のプロバイダでは、あまり積極的にキャンペーンが実施されることはありません。
キャッシュバックを使いたい方は、3年契約のプロバイダを検討しましょう。
2年契約の契約期間が過ぎたらどうすれば良い?
つい契約更新月を見逃してしまい、自動更新されてしまうことはよくあります。
負担なくその状況を解決したい場合は、我慢してもう2年使い続けるか、Broad WiMAXのような乗り換え違約金負担キャンペーンを実施しているプロバイダに乗り換えるしかありません。
もう2年耐えるくらいなら解約違約金を払った方がいいということであれば、プロバイダに電話あるいはメールで解約する旨を伝えて、指示に従って手続きを進めると良いです。
こういったことにならないためにも、契約更新月を把握しておくことはかなり大事です。
まとめ:WiMAXは2年契約よりも3年契約がお得
WiMAXは2年契約のプロバイダだと契約期間が短い分月額料金がやや高く、解約違約金がそこまで高くはならない傾向にあります。
そのため、2年ならなんとか耐えてもいいとつい思ってしまって耐え続けて、2年経つ頃に契約更新月を見逃してしまって、また2年待たなければならなくなるといったことが起こり得ます。
一方で、3年契約のプロバイダなら契約期間が長い分月額料金が安くなり、代わりに解約違約金が高くなるものの、乗り換え違約金負担キャンペーンを実施しているプロバイダに乗り換えれば、負担なくすぐに乗り換えもできるのでリスクを最小限に抑えることができます。
これからWiMAXでポケット型WiFiを契約したいと考えている方は、なるべく3年契約のプロバイダで契約することをおすすめします。
また、WiMAXではありませんがどうしても2年以内のポケット型WiFiの契約を検討する場合は、縛りなしWiFiもおすすめなのでこちらも検討してみてください。