民泊で使える国内主要WiFi3社を徹底比較!選び方やメリットも解説
民泊経営者の方で、まだ民泊WiFiを導入していないが興味があるという方に、ぜひ本記事を読んで頂きたいです。
本記事では、そういう方のお悩みにフォーカスを当てます。民泊WiFiの基本的な知識や特徴についてまとめています。
この記事を読んで頂くと、以下のことがわかり、ご自分の民泊に導入すべきかどうか判断できるようになります。
・民泊WiFiの基礎知識
・民泊WiFiを導入すると何がいいのか
・民泊WiFiを導入するべきかどうか
・民泊WiFiを導入するにあたっての注意点
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サービス名
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月額料金(税込) | 980円~ (6ヶ月以降2,178円) | 1,057円~ (キャンペーン+キャッシュバック適用) | 1,298円~ (FiTプランのみ) |
通信容量 | 20GB/40GB/100GB | 10GB/30GB/60GB/90GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
詳細 | ZEUS WiFiの詳細を見る | 縛りなしWiFiの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る |
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そもそも民泊WiFiとは?
民泊WiFiとは、”民泊営業者向けのポケット型WiFiレンタルサービス”を指します。
民泊とは、”住宅を利用して有料で宿泊場所を提供すること”です。
これは一般的に、ホテル・旅館などの、旅館業専門施設ほどの規模ではない、民間の戸建て住宅程度の規模の施設を指します。
そこに宿泊する利用者に対して貸し出すための無料WiFi端末を、民泊営業者に対して貸し出す、というのが、民泊WiFiサービスです。
民泊WiFiを導入するメリット
民泊WiFiを導入すると、民泊営業者にとって、大きなメリットがあります。
ここではどのようなメリットがあるかご紹介します。これはひとえに、いかに現代社会が膨大な情報があふれている社会なのかという点によります。
予約数の向上が見込める
民泊WiFiの導入によって、予約数の向上が見込めます。
これは、民泊WiFiの利用者は、観光客がほとんどだからです。
観光客は不慣れな土地で観光を楽しむために、常時情報検索をする必要があります。そのため、無料WiFiによって情報検索を安く済ませられる民泊は、彼らのニーズに一致しているのです。
民泊WiFiを導入することで、大きく利便性を改善することができるので、確実な予約数の向上が見込めます。
なるほど。メリットも大きいんだね。
外国人客の利用者が増える
民泊WiFiを導入すると、外国人観光客の利用者も増えます。
これは、前項の内容にも関連するのですが、国内観光客よりも、外国人観光客の方が、より一層、インターネットによる支援を必要としているからです。土地柄に詳しくないことはもちろん、翻訳・母国への連絡なども欠かせません。
無料WiFiが利用できれば、国際ローミング費用が必要なくなり、様々なクラウドサービスを、母国にいるときと同様に自由に利用できるので、楽しい観光旅行を満喫できます。
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民泊WiFiを導入するデメリット
民泊WiFiのデメリットはあるの?
民泊WiFiを導入するデメリットももちろんあります。デメリットを把握しておかなければ、思わぬ落とし穴にはまり、利用者からのクレームを受けることになりかねません。
ここでは、どのようなデメリットがあるか、確認しておきましょう。
固定回線よりも通信速度が遅い
民泊WiFiで利用する端末は、ポケット型WiFiルーターです。
そのため、固定回線と比較すると通信速度は遅いです。この点は、電波の特性上仕方のないところで、持ち運べるというメリットのために妥当な犠牲とせざるを得なません。
幸い、キャリア側回線はベストエフォートなので、どの機種でも、最低限下り50Mbps程度の性能があれば、それほど大きな体感上の差にはなりません。
端末の種類を選べない場合がある
通常のポケット型WiFiルーターレンタルサービスと同様、端末の種類を選べない場合があります。
そのため、貸し出す相手の旅行客に対しても、公平にはできないことがあります。
変更できない条件になるので、あらかじめ利用者側の問い合わせがあった場合に、答えられるように準備しておく必要があります。
通常のポケット型WiFiとの違いは?
民泊WiFiは、通常の個人向けポケット型WiFiとよく似ています。
しかし、若干違う特徴もあります。それらの民泊WiFiの特徴について、以下でご紹介します。
通信容量制限がない
民泊WiFiは、通信容量制限がないのが主流です。
観光客の利用方法を考えてみると、友人同士や家族で利用するケースがあります。
そんなとき、容量制限がないことで、1グループに1台貸し出せばよく、より多くの利用者に端末を提供することができます。とても理にかなっていて助かりますね。
縛りなしで使える
民泊WiFiは、縛りなしのサービスであることも特徴です。
民泊は、法規制・社会情勢・経済状況によって、予想外のタイミングで営業を中止しなければいけない場合もあります。
そのため、契約期間の縛りなしで使えることはとても大事です。
破損や紛失などのサポートも充実
民泊WiFiは、レンタル危機が故障した場合、月額制の端末保証オプションに入っていれば、半額や無償など、格安で交換できます。
利用者がどのように利用するのか予想しきれないので、このオプションは必須と考えましょう。
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民泊WiFiを導入しなくてはならない理由
民泊WiFiを導入しなくてはならない理由を見ていきましょう。
これは法律で強制されるという意味ではありません。しかし、事実上必須と言える理由があるので、それをご紹介します。
WiFiが使える宿が一般的になっているから
民泊に限らず、旅館業で利用している施設では、WiFiが使える宿は一般的です。
民泊においても、安価なレンタルサービスがあることも下支えとなり、やはりWiFiが使えるサービスが多いです。
ですので、これが使えないとなると、競争力が低下してしまいます。よほど観光資源に自信がある立地じゃない限り、不利になってしまうのは間違いありません。
フリーWiFiの有無を利用するポイントにしている観光客も多いから
現代社会は、インターネットが無ければ生活しにくいほど、インターネットサービスが普及しています。
ましてや、観光客は民泊がある土地に詳しくないことが多いので、フリーWiFiで多様な情報を検索する必要があるものです。
そのため、フリーWiFiの有無を利用するポイントにしている観光客も多いので、民泊WiFiの導入は、やはり重要なのです。
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【比較してみた】民泊WiFiの国内主要3社を紹介
民泊WiFiの国内主要3社を紹介します。いずれも初期投資を押さえられる非常に使いやすいサービスです。
民泊WiFi:1,500時間以上稼働できる大容量モデル
キャリア | ソフトバンク |
機種 | ZMI MF855 |
データ容量 | 無制限 |
通信速度 | 下り112.5Mbps |
同時接続数 | 8台 |
連続通信時間 | 7800mAh |
月額料金 | 3828 |
初期費用 | 無料 |
契約手数料 | 4000 |
解約手数料 | 3000 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 無料 |
端末代金 | 無料 |
送料 | 無料 |
端末保証 | 550/月 ・紛失22000→11000 ・破損22000→無料 |
民泊WiFiは、各種費用が安く、月額料金もわかりやすいので、非常に導入しやすい点が特徴です。ZMF855はバッテリーが大容量です。
通常のポケット型WiFiルーターは3000mAh~4000mAh程度の場合が多いのですが、ZMF855はそれを大きく超える7800mAhとなっています。
充電スポットが見つからなくても安心して利用できる点が嬉しいですね。
そのほか、出荷は年中無休・多言語対応のカスタマーセンターなど、民泊WiFiを始めて導入する方にもおすすめのサービスです。注意点は、端末保証に加入しても、紛失は無料にならない点です。
この点はしっかり、民泊利用者との契約内容に盛り込んでおくなど、対処が必要になります。
SPACE WiFi:動画視聴やオンラインゲームも快適なスピード重視モデル
キャリア | ソフトバンク、UQ |
機種 | ソフトバンク:801ZT UQ:W05 |
データ容量 | 無制限 |
通信速度 | 801ZT:下り112.5Mbps/上り37.5mbps W05:下り558Mbps/上り112.5Mbps |
同時接続数 | 801ZT:10台 W05:10台 |
連続通信時間 | 801ZT:8.5時間 W05:9時間 |
月額料金 | 4048 |
初期費用 | 無料 |
契約手数料 | 0 |
解約手数料 | 0 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 無料 |
端末代金 | 無料 |
送料 | 無料 |
端末保証 | 550/月 ・故障/紛失:44000→11000 |
SPACE WiFiは、個人向けサービスでもよく見られる人気端末のレンタルをしています。UQ端末は高速通信性能が魅力です。
ソフトバンク端末は通信性能は標準的ですが、多言語表示ができるため、外国人観光客にも使いやすいです。初期費用・事務手数料がないので、このサービスも素早く導入できます。
人気端末がレンタルできるところは、個人利用客に気に入ってもらいやすいことが予想できるので、個人向けの民泊にとっては安心感がありますね。
Famifi:民泊の運営代行会社が提供している信頼・安心のモデル
キャリア | 国内複数 |
機種 | 在庫状況による |
データ容量 | 無制限 |
通信速度 | 機種による |
同時接続数 | 機種による |
連続通信時間 | 機種による |
月額料金 | 4378(契約後2か月間は2728) |
初期費用 | 無料 |
契約手数料 | 3300 |
解約手数料 | 5500 |
契約期間 | なし |
解約違約金 | 無料 |
端末代金 | 無料 |
送料 | 1100 |
端末保証 | 550/月 ・紛失/破損:11000→無料(SIM再発行は4400) |
Famifiは、月額利用料金は国内主要3社の中では、やや割高です。
しかし、端末保証が低価格に抑えられるのが特徴です。
この点は、利用中の故障・紛失(窃盗含む)が起きやすい温泉地・海浜地域の観光スポットなどで大事になります。SIM発行手数料を差し引いても、コストを抑えられるところが安心ですね。
また、多言語サポートのコールセンターも提供されますので、WiFiについてあまり詳しくない方でも導入しやすいサービスです。
民泊WiFi国内主要3社の一斉比較表
サービス名 | 民泊WiFi | SPACE WiFi | famifi |
キャリア | ソフトバンク | ソフトバンク、UQ | 国内複数 |
機種 | ZMI MF855 | ソフトバンク:801ZT UQ:W05 | 在庫状況による |
データ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
通信速度 | 下り112.5Mbps | 801ZT:下り112.5/上り37.5mbps W05:下り558/上り112.5Mbps | 機種による |
同時接続数 | 8台 | 801ZT:10台 W05:10台 | 機種による |
バッテリー容量 | 7800mAh | 801ZT:8.5時間 W05:9時間 | 機種による |
月額料金 | 3828 | 4048 | 4378(契約後2か月間は2728) |
初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
契約手数料 | 4000 | 0 | 3300 |
解約手数料 | 3000 | 0 | 5500 |
契約期間 | なし | なし | なし |
解約違約金 | 無料 | 無料 | 無料 |
端末代金 | 無料 | 無料 | 無料 |
送料 | 無料 | 無料 | 1100 |
端末保証 | 550/月 ・紛失22000→11000 ・破損22000→無料 | 550/月 ・故障/紛失:44000→11000 | 550/月 ・紛失/破損:11000→無料(SIM再発行は4400) |
先述した民泊WiFiの国内主要3社を、みやすいようにここで一斉比較表として再掲します。
各社の特徴がより掴みやすいので、早見表として活用してください。
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民泊WiFiの選び方
民泊WiFiはどうやって選べば良いの?
民泊WiFiの選び方として、一般的なものを紹介します。
とはいえ、利用する端末に民泊特有の機能が盛り込まれているわけではありませんので、一般的なポケット型WiFiルーターレンタルサービスの選び方と考えて頂ければ問題ありません。
利用料金や初期費用の安い民泊WiFiを選ぶ
利用料金や初期費用ができるだけ安い民泊を選ぶようにしましょう。
利用できる機種はあまり使い勝手に影響がありません。高性能機種にこだわっても、キャリア回線側がベストエフォートなので、観光地のように大勢が利用する場面になると、あまり性能差がでないからです。
それよりも、まずはランニングコストを抑え、民泊営業の持続力を損なわない契約を目指しましょう。
通信容量制限の有無で選ぶ
通信容量制限の有無と内容をしっかり確認して選びましょう。容量制限があると、複数人のグループで利用する場合の利便性を大きく損なうおそれがあるからです。
また、超過料金の徴収など煩雑です。
幸い、通信容量制限がないサービスは少なくありませんので、そうしたサービスを優先的に検討しましょう。
ただし、キャリア側で回線利用の安全性・公平性のために課される一時的な通信制限は避けられない場合がほとんどです。
あらかじめ民泊WiFiサービスに通信制限の具体的な内容を確認し、利用者にも告知しておく必要があります。
紛失や故障のサポートで選ぶ
紛失や故障に対する補償オプションがあるサービスを選びましょう。
これが無い場合、たとえ利用者の過失だとしても、責任を追及しきれず、営業者が端末の弁済をしなければいけない場合があります。
それぞれの利用者がどのような状況で故障させるかわからないのですから、このオプションは必要です。
民泊WiFiに関するQ&A
ここでは、民泊WiFiに関するよくある質問と回答をご紹介します。簡単な早見表として活用してください。
民泊WiFiは何台までレンタルできる?
各民泊WiFiサービスによって異なります。
30台程度の大口契約には対応しているサービスが多いですが、上限はそのサービスの調達能力によって異なり、見積もりによって、調達可否や金額の相談をするのが一般的です。
これは、小売業の企業間取引と、まったく一緒ですね。
民泊WiFiを個人用に契約できる?
個人契約できます。個人用と民泊用で、性能にほとんど差はありません。
ただし、民泊利用限定で割引が適用されるキャンペーンには注意しましょう。
民泊WiFiは解約時にいくらかかる?
先述の大手各社を比較すると、3000~5000円程度となっています。
この3社で大きななシェアを占めているので、これが相場と考えて問題ありません。
民泊WiFiの初期費用の相場は?
ポケット型WiFiルーターをレンタルすることから、回線開通工事などの初期費用は必要ありません。
契約事務手数料のみ、別途必要になります。
民泊WiFiが繋がらないときは?
民泊WiFi事業者のコールセンターに連絡しましょう。
民泊WiFiでは、通信関係の疑問に回答してくれるコールセンターサービスも提供されています。民泊営業者が自分で対応する必要はありません。
このコールセンターは多言語にも対応しているので、外国人観光客に貸し出す場合も安心です。
民泊WiFiは海外でも使える?
海外利用は不可です。
民泊WiFiは、国内の民泊事業者が、その所有する施設の宿泊客にポケット型WiFiルーターをレンタルするためのサービスです。
海外での利用については、海外の民泊WiFiサービスを利用しましょう。
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民泊WiFiを導入した民泊に生の声を聞いてみた
民泊WiFiを実際に導入した方に、生の声を聞いてみました!貴重な体験談なので、参考にしてください。
観光地近隣に住んでいます。仕事中に空いてる時間で、副収入をゲットしつつ、観光客の応援もしたいと思って始めました。民泊WiFiを導入したところ、迷うことなく観光を楽しめたということで、喜んで頂けました。副収入としては、月に5万円~10万円ほどです。個人宅を利用しているので、あまり高い金額ではないですが、楽しんでもらえているので、満足しています。
観光客にも好評なんだね。
民泊WiFiを始める前は、あまり遠くから人が来きてくれなかったのですが、民泊WiFiを始めてからは、結構遠くの人が泊まりに来てくれるようになりました。そのおかげで、当初と比較すると、収入が25%ほどアップしました!
収入アップしたのか!すごいね!
民泊WiFiは安いので、個人ですが思い切って導入してみました。最初は犯罪など不安でしたが、民泊WiFi会社のサポートがよく、外国人観光客のルーターに関する質問に対応してくれるので、問題なく民泊を運営することができました!この調子で続けていこうと思っています。
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まとめ:民泊運営には民泊WiFiの導入が必須
民泊を運営しようと思ったとき、利用者は主として観光客になります。
ということは、インターネットの利用が必須になります。また、それだけでなく、外国人観光客がやってくることも忘れてはいけません。
民泊WiFiサービスは、あらかじめそれを見越して、多言語対応コールセンターによるサポートも提供してくれます。
こうした状況から、民泊WiFiの有無によって、観光客にとっての利便性は、雲泥の差になってしまうのです。
ご自分の民泊を利用することを、誰かがせっかく検討してくれていたとしても、利便性が他の民泊に比較して悪いと思われてしまえば、解約されてしまいます。
これでは、大きな機会損失が発生してしまいます。ですので、民泊運営をするためには、民泊WiFiの導入は必須の要素なのです。
ぜひ本記事を参考に、民泊WiFiを導入し、収益アップと観光客の支援に取り組んでみてください。