【2023年11月最新】高速インターネット最新情報|本当に速い回線はどれ?
最近は、YouTubeなどの動画共有サイトや、NetflixやAmazonプライムビデオといったサブスクリプション型の動画配信サービスが人気ですね。
もちろん、それらを見る際には、インターネットが必要です。
最近は、SoftBank Airやドコモのhome 5Gといったホームルーターも利用できますが、やはり、安定して動画などのコンテンツを楽しみたい方は、断然光回線をおすすめします。
今回の記事では、本当に速い光回線について、いろいろと書いていきます。
・高速インターネットの定義
・10Gbpsの高速インターネット回線を提供している回線事業者について
・高速インターネットを利用する方法
・高速インターネットを引いたにもかかわず、速度が遅いときの理由と対処法について
10Gbpsの光回線ってどうなの?
オンラインゲームやオンラインストレージをよく使う方におすすめです。
高速インターネット回線の定義とは?知っておきたい基礎知識
高速インターネット回線の定義ですが、大前提として、インターネットにおいて、通信速度が速く、大容量のデータを高速で送受信できる回線のことを指します。
現在、高速インターネットを利用できるのは、光回線となります。なお、家庭で利用できる光回線の最高速度は10Gbpsとなります。
10Gbpsの回線は、NURO光、auひかりなどで提供されています。
光回線を10Gbpsで現状利用できるエリアは、現状関東・関西の大都市に限られています。
前提:通信速度が速く大容量のデータを高速送受信出来る回線を指す
高速インターネット回線の定義としては、通信速度が高速かつ、大容量データを短時間でやり取りできる回線のこととなります。
具体的には、2000年代においては、アナログの電話回線を使ったADSLが主流でしたが、技術革新と料金の低下で2010年代からは、光ファイバーを利用したFTTH(光回線)がメインとなっています。
最近では、対応する光回線を契約すると、スマートフォンの料金が割り引かれる施策も大手3キャリアで展開されているので、光回線の導入も敷居が下がりました。
光回線のデメリットとして、回線の開通時に自宅などへの引き込み工事が必要ですが、工事さえやってしまえば、光回線でいつでも快適にインターネットを楽しめます。
工事は面倒ですが、すぐに終わります。
高速インターネットの基本は「光回線」
2010年代から、高速インターネットの基本は光回線となっています。
もちろん、最近は、NTTドコモ・KDDI(au)・ソフトバンク・楽天モバイルから携帯電話の電波を使った5Gサービスの展開が開始されていますが、5Gが全国規模で普及すると、5Gも高速インターネットの仲間とされるはずです。
しかし、まだまだ携帯電話においては、4Gが主流なため、2022年現在は、まだまだ光回線が唯一の高速インターネットと言っても過言ではありません。
光回線では、上り・下りともに高速であるため、動画などのマルチメディアファイルのダウンロードだけでなく、自分で撮った動画などのオンラインストレージへのアップロードも快適に行えます。
5Gの普及までまだまだ時間がかかるので、現在、光回線が唯一の高速インターネット回線です。
光回線の最大速度は「10Gbps」
2022年現在、一般家庭で利用できる光回線の最高速度は、10Gbpsとなります。
もちろん、サーバーなどをインターネットに接続するための業務用の回線では、100Gbps以上の光回線もありますが、2022年現在、NTT東西(フレッツ光とコラボ光)、KDDI(auひかり)、ソニーネットワークコミュニケーションズ(NURO光)、オプテージ(eo光)などが提供する家庭用の回線では、10Gbpsが最高速度です。
10Gbpsの回線ですが、まだまだ月額料金は高いと思いますし、関連するWiFiルーターなどネットワーク機器の価格は高価です。家庭で動画サイトの閲覧などで使うレベルなら、1Gbpsで十分かもしれません。
動画サイトの閲覧だけなら、1Gbpsの回線で十分です。
最大速度10Gの高速インターネット回線を提供している光回線は?一目でわかる比較表
最大速度10Gbpsのインターネット回線を提供している光回線について見ていきたいと思います。
2022年3月現在、10Gbpsのインターネット回線を提供している主な事業者として、「NURO光」、「auひかり」、「ドコモ光」、「eo光」、「ソフトバンク光」があります。
公式サイト | https://www.nuro.jp/ | https://www.au.com/internet/ | https://www.docomo.ne.jp/hikari/ | https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3HEBHL+LGDU+3IIQ+601S1 | https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/ |
月額料金(10Gプラン) | 月額5,700円 | 月額6,468円 | 月額6,930円 | 月額6,530円 | 月額6,930円 |
通信速度(実測値) | 2023.88Mbps | 1424.34Mbps | 594.77Mbps | 2892.87Mbps | 802.82Mbps |
提供エリア | 北海道・関東・東海・関西・九州の一部地域 | 東京・神奈川・埼玉・千葉の一部地域 | 東京23区・大阪市・名古屋市など | 大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山の一部地域 | 東京23区・大阪市・名古屋市など |
契約期間 | 3年 | 3年 | 2年 | 2年 | 2年 |
キャンペーン | 1年間月額料金割引 | 他社違約金など還元・1年間月額料金割引 | ドコモ光更新ありがとうポイント | 商品券15,000円プレゼント | SoftBank 光 10ギガ スタートキャンペーン |
料金としては、NURO光が一番安い光回線となります。利用できるエリアも広く、使いたい場所で問題なく使えることが多いと思います。
また、独自回線を使うauひかりもおすすめです。関東の限られたエリアしか使えないものの、コストパフォーマンスも良いと言えるのではないでしょうか。
NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を使うドコモ光とソフトバンク光ですが、まだ回線提供元であるNTT東西が提供する10Gbps回線の展開遅れから、限られたエリアでしか使えないのが残念です。
関西エリアなら、最強の光回線とされるeo光でも10Gbpsの回線を利用できます。こちらも、実測値では、2.8Gbps近く出ているので、オンラインゲームやGoogleドライブやDropboxなどのオンラインストレージへのファイルのダウンロード・アップロードを頻繁にされる方には、迷わずおすすめしたいと思います。
auひかり:NTTとは異なる独自回線を使うので高速
ドコモ光:まだまだエリアは狭いものの、ドコモユーザーなら検討の余地はあり
eo光:関西エリアでは、価格・通信品質とともに最強
ソフトバンク光:10Gbps対応エリアは狭いものの、ソフトバンクユーザーならおすすめ
NTT東西の10Gbps対応には時間がかかっているようです。
NURO光:10Gbps回線で迷ったらこれ!
公式サイト:https://www.nuro.jp/
ソニーの関連会社が手掛けるNURO光。安価かつ、実測速度の高速さが評判です。
NURO光でも、10Gbpsの光回線が「NURO光 10G」として展開されていて、月額5,700円で提供されています。
なお、提供エリアは、北海道、関東、東海、関西、九州の一部エリアとなっており、戸建て・マンションともに、NURO光の10Gbps回線が利用可能となります。
WiFiルーター機能を内蔵した回線終端装置も提供されるため、特別な投資なしに、1Gbps以上の高速インターネットを使えます。
もちろん、ソフトバンクのスマートフォンユーザーなら、スマホの料金から割引がなされる施策も使えるので、自宅などで、NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を利用したソフトバンク光では10Gbps回線を使えないけれども、NURO光なら10Gbpsを使える、といったこともあるので、ぜひ検討してみて下さい。
NURO光は迷ったらこれ!です。
auひかり:NTTとは異なる独自回線を使うので高速
公式サイト:https://www.au.com/internet/
KDDIが展開するauひかり。NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を使わないサービスで、混雑時間帯にも安定してインターネットを使えると、評判の高い光回線です。
もちろん、auひかりでも、10Gbpsの光回線が提供されていて、「auひかり ホーム10ギガ」という名称となっています。
「auひかり ホーム10ギガ」では、3年契約を締結すると、月額6,468円からの料金となります。
前述の通り、NTT東西の回線を使わないことから、安定かつ高速のインターネットが利用でき、スピードテストでは、1Gbps以上の結果も出るそうです。
KDDIが提供しているサービスということもあるため、auスマートフォンユーザーもauひかりとのセットで、最大月額1,100円の割引を受けられます。
auスマホとのセット割引は最強です。
ドコモ光:まだまだエリアは狭いものの、ドコモユーザーなら検討の余地はあり
公式サイト:https://www.docomo.ne.jp/hikari/
NTTドコモが、NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を再販する形で展開されているドコモ光。ドコモのスマートフォンユーザーなら検討の余地があるサービスです。
残念ながら、NTT東西の10Gbpsの回線を利用できる地域は狭く、NTT東日本エリアでは、東京都は23区を中心とした地域、NTT西日本エリアでは、大阪市、名古屋市を中心とした地域のみでしか使えません。
しかし、ドコモ光では、1Gbpsのプランと比較して数が少ないものの、利用できるプロバイダの数が豊富なのは特筆すべき点です。
プロバイダによっては、v6プラスといったIPoE接続が利用できるところもありますので、混雑時間帯のインターネット接続も快適です。
また、ドコモのスマートフォンユーザーにおいても、ドコモの通信料金から割引を受けられる上、クレジットカード「dカード GOLD」のポイントも10%貯まります。
エリアは狭いですが、ドコモスマホユーザーなら検討の余地があります。
eo光:関西エリアでは、価格・通信品質とともに最強
公式サイト:https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=3HEBHL+LGDU+3IIQ+601S1
eo光は、関西電力系のオプテージが提供する光回線です。関西エリアなら断然おすすめなサービスです。
eo光では、10Gbpsのサービスは「eo光ネット 10ギガコース」の名称で展開されていて、価格は、月額6,530円となります。
また、auスマートフォン・UQ mobile・格安スマホのmineoユーザーは、eo光の契約で、スマホの通信料金から割引を受けられます。
通信面においては、関西エリアでは、eo光の通信速度は速く、他社回線を上回ることも多くあります。関西電力系ということから資本力に余裕があるため、バックボーン回線の整備はしっかりとなされているようです。
やはり、関西電力系という安心感、通信品質のどちらの面からでも、eo光は関西エリアでは最強の光回線としておすすめです。
eo光は、関西電力系の安心感と通信品質が両立していることもあり、最強です。
ソフトバンク光:10Gbps対応エリアは狭いものの、ソフトバンクユーザーならおすすめ
公式サイト:https://www.softbank.jp/internet/sbhikari/
ソフトバンクが、NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を借り受けて展開しているソフトバンク光。残念ながら、エリアは狭いものの、ソフトバンクユーザーなら検討してみるべき、光回線です。
ソフトバンク光において、10Gbpsは「SoftBank 光 ファミリー・10ギガ」として展開されています。
エリアは、同じNTT東西の回線を使うドコモ光とほぼ共通で、NTT東日本エリアでは、東京都は23区を中心とした地域、NTT西日本エリアでは、大阪市、名古屋市を中心とした地域のみの対応となります。
こちらも、ソフトバンクスマートフォンユーザーなら、スマホ料金からの割引を受けられるので、単身世帯だけでなく、家族でもソフトバンクのスマホを使っているなら、断然ソフトバンク光はおすすめです。
しかし、アウンカンパニーなどのWeb代理店のキャンペーンにおいて、1Gbpsの通常のプランで提供されるような条件でのキャンペーンはあまりなく、キャンペーンの内容が渋いことが課題として挙げられます。
10Gbps回線のキャンペーンが渋いのは残念です。
高速インターネット回線を利用する方法は?今すぐ出来る3STEP
高速インターネットを利用する方法として、3STEPを紹介します。
具体的には、まず、光回線の大容量通信プランを申し込むことが必須で、そこから光回線の引き込み工事を実施します。そして、機器の設定を行うことで、高速インターネットを利用開始できます。
こちらについては、わからないことがあれば、回線事業者もしくはプロバイダのサポートセンターに問い合わせることで教えてくれるはずです。
わからないことがあれば、サポートセンターに連絡してみて下さい。
光回線の大容量通信プランを申し込む
光回線で大容量通信を利用したいなら、10Gbpsなどの大容量通信プランを申し込んで下さい。
こちらについては、各回線事業者やプロバイダにおいて、Webでの申込みも可能ですし、ヤマダデンキやヨドバシカメラといった家電量販店や、ドコモショップなどの携帯電話ショップで申込みができます。
中には、Web代理店においては、キャンペーンが充実していることもありますが、家電量販店でもキャンペーンが実施されていることもあります。なお、家電量販店では、キャンペーンの条件などは電話で問い合わせても、教えてくれない場合もあるので気をつけて下さい。
申込みにあたって、質問などがあるといったことで、対面で行いたい場合には、家電量販店やドコモショップ・auショップなどに行ってみることをおすすめします。
インターネット初心者の方は、対面申し込みをおすすめします。
光回線の工事を行う
高速インターネット回線を利用するための次の方法については、光回線の工事を実施します。
光回線の工事にあたっては、回線事業者から受託を受けた工事業者が、自宅など光回線を使いたい場所に訪問し、工事を実施します。
工事は、数時間程度で終わることが大半です。
具体的には、電柱などから光ファイバーのケーブルを引き込み、自宅の配管にケーブルを通します。そして、自宅内の回線終端装置に光ファイバーのケーブルを繋げ、工事が終了します。
工事にかかる費用ですが、多くの回線事業者で、実質無料になることが多いようです。中には、一括で払うこともできますが、料金は約2万円から約6万円がほとんどです。
なお、光回線の工事にあたっては、マンションなどでは、工事が大掛かりになることや、逆に、配線が済んでいることで簡単な工事で終了する場合もあります。
回線工事の内容については、ケース・バイ・ケースです。
機器の設定を行い利用開始
光回線が開通後、WiFiルーターなどの設定をすることで、利用開始できます。
こちらについては、光回線の通信事業者から提供されるマニュアルで手順を確認できます。また、わからない点や、説明書の通りに操作をしてもインターネットに繋がらないときは、回線事業者のサポートセンターに問い合わせることも可能です。
また、回線事業者によっては、専門のスタッフが自宅に赴き、設定を代行してくれるサービスも有料ながら提供されていることもあります。
やはり、WiFiやルーターなどのネットワーク関連の設定は難しいので、インターネット初心者の方は、マニュアルの通り、操作を行うことをおすすめします。また、訪問サポートを利用することもベターです。
訪問サポートでは、回線のプロが設定を代行してくれます。
高速インターネット回線なのに速度が遅い?理由と原因を解説
高速インターネット回線なのに、速度が遅いといったことも、よくあることです。
ここでは、理由と原因として、ルーターの規格が適合していないこと、端末側の設定に不具合がある、同時接続台数が多い、ケーブルなどの通信規格が古い、回線そのものが混雑している、長時間利用によりモデムに負荷がかかっていることも考えられます。
高速インターネットが利用できない理由は様々あります。
ルーターの規格が適合していない
よくある原因として、ルーターの規格が適合していないといったことも考えられます。
こちらについては、昔から使っているWiFiルーターを流用する形で、最大で11nのWiFi規格に対応したルーターだと、場合によっては、10Gbpsの光回線のポテンシャルが発揮できません。
もちろん、11acでは速度が出ますが、それでも10Gbps回線の速度がそのまま利用できるとは限りません。
もし、10Gbps回線をWiFiで利用したい際には、11ax(WiFi 6)に対応したWiFiルーターを用意するようにして下さい。
11axでは、最大4Gbpsも出るルーターもあるので、完全に10Gbpsまでは利用できませんが、スマートフォンなどから快適なインターネット接続が利用できるようになります。
最近では、11ax対応ルーターは安価で購入が可能です。
端末側の規格が対応していない場合もあるので両方チェックしましょう。
端末側の設定に不具合がある
次に、高速インターネットが利用できないときに考えられる原因として、端末側の設定に不具合があることも想定されます。
スマートフォンなどの端末において、省電力モードなどに設定した場合、バッテリーをあまり使わないとされる従来規格でインターネットに接続するようになるため、端末本来のポテンシャルを発揮することができません。
また、スマートフォンなどから、WiFiに接続する際に5GHz帯が利用できないようになっていると、11nといった通信規格において、2.4GHz帯で接続することとなるので、高速インターネット回線の恩恵はあまり受けられないことも考えられます。
どちらにしても、5GHz帯のWiFiを使う前提に立たないと、高速インターネットの高速さを享受するのは難しくなります。
設定については、ルーターのマニュアルを確認してみて下さい。
同時接続台数が多い
また、高速インターネットが利用できないときに想定される原因として、WiFiルーターなどで同時接続台数が多いことも考えられます。
WiFiルーターでは、最大接続台数が設定されているため、それ以上の台数を繋ごうとすると、当然ながら接続できません。
それに加えて、WiFiルーターのスペックぎりぎりの台数で接続すると、ルーターに負荷がかかることで、パフォーマンスが低下する上、バックボーンとなるインターネット回線も負担がかかります。
インターネット回線のスペックには限りがある上、WiFi接続端末の台数にも上限があるので、気をつけて下さい。
もし、カフェや飲食店といった法人で利用しているため、多くの台数をWiFiルーターに接続させたいというときは、業務用のルーターの購入も検討してみて下さい。
飲食店など法人で利用される方は、業務用ルーターの購入をおすすめします。
ケーブルなどの接続機器の規格が古い
これもあるあるとされる原因ですが、ケーブルなどの接続機器の規格が古いことも原因としてあります。
最近では、10Gbpsの通信を有線LANで利用するにあたって、10GBASE-Tのものを使わないとスピードが出ません。
こちらについては、昔から使っていたLANケーブルがCAT5で100BASE-Tのものの場合、100Mbpsまでしか対応していませんので、LANケーブルがまだまだ使えると思っていても、高速さを享受したいなら、LANケーブルを交換するようにして下さい。
LANケーブルでは、ヤマダデンキやヨドバシカメラなどの家電量販店でも販売されています。パッケージには、対応速度のことが書いてありますので、例えば、10Gbpsのインターネット回線を利用する際には、対応LANケーブルを購入してみて下さい。
LANケーブルの交換も有効な手段です。
回線そのものが混雑している
高速インターネットなのに、速度が遅いとされる原因として、さらに挙げるなら、光回線そのものが混雑していることもあり得ます。
NURO光やeo光、auひかりといった独自回線を使う光回線には当てはまりませんが、NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を使った光回線では、従来のPPPoEという規格を使った接続方法を使っている場合、夜間などの混雑時間帯には速度が低下することについて、よく報告されています。
こちらにあたっては、IPv6を使ったIPoE接続でインターネットを利用することで、ボトルネックとなる場所を回避できます。
IPoEの利用にあたっては、対応ルーターの購入が必要です。また、プロバイダによっては、対応ルーターをレンタルできるサービスを行っているところもあります。
NTT系の回線を使っているなら、IPoEを使ってみて下さい。
長時間利用によりモデムに負荷がかかっている
高速インターネット回線でも速度が遅い原因として、長時間利用により、モデムや回線終端装置に負荷がかかっていることも考えられる原因の一つです。
モデムや回線終端装置もやはり、精密機器の一種です。常に電源を入れておくことを想定して設計されていますが、やはり、機器なので内部が壊れることも考えられます。
もし、モデムや回線終端装置に負荷がかかって、インターネット接続の速度が遅くなっている場合には、プロバイダや回線事業者のサポートセンターに電話すると、対象の機器を交換してくれます。
交換にあたっては、不通期間がないように配慮してくれるので、テレワークやリモートワークでインターネットが必要な場合にも安心できます。
モデムをコンセントから抜いて休ませるのもアリです。
高速インターネット回線が遅い時の対処法|今すぐ確認できる6つのポイント
高速インターネット回線が遅いときの対処法として、6つのポイントを紹介します。
具体的には、ルーターを最新のものに交換すること、端末側のファームウェアのバージョンを最新のものにすること、使っていない端末の電源を切ること、ケーブルの規格を最新のものにすること、通信障害が起きていないか確認すること、モデムをコンセントから抜き再起動することがポイントとなります。
端末側のファームウェアのバージョンを最新のものにする
使っていない端末の電源を切る
ケーブルの規格を最新のものにする
通信障害が起きてないか確認する
モデムをコンセントから抜き再起動する
インターネットが遅いときはこちらの手順も試してみて下さい。
ルーターを最新のものに交換する
まず、高速インターネットが遅いときの対処法としては、ルーターを最新のものにしてみて下さい。
最新のWiFiルーターでは、最新規格の11ax(WiFi 6)を利用できる機種も多く、WiFiルーターからスマートフォンなどの端末との速度を、最大4Gbps以上にすることが可能です。
これは理論値ですが、AtermシリーズのNECによると、スペックの良いWiFiルーターでは、実測値として1.8Gbps程度になるそうです。
もちろん、10Gbpsの光回線を利用するなら、有線LAN接続がベターですが、スマートフォンで10Gbpsの光回線を利用する際には、11ax(WiFi 6)対応ルーターを検討してみて下さい。
ルーターの交換が最も重要な手段です。
端末側のファームウェアのバージョンを最新のものにする
次に、高速インターネットが遅いときの対処の方法としては、端末側のファームウェアのバージョンを最新のものにしてみて下さい。
端末によっては、ファームウェアのアップデートを行うことで、通信規格において、新しいものが使えるようになったり、通信規格が変わらなくても、通信状況が改善するといったこともあります。
こちらについては、iPhone・iPad・MacならApple社、WindowsはMicrosoft社などのサイトでアップデートについて確認できます。
インターネット接続ができる機器は、基本的にノーサポートで売りっぱなしということがないので、どちらにしても、メーカーやOSの提供会社のサイトで確認すれば、ファームウェアのアップデートの詳細がわかります。
ファームウェアのアップデートは簡単に行えます。
使っていない端末の電源を切る
高速インターネットが遅いとされるときのさらなる対処法としては、使っていない端末の電源を切ることもおすすめします。
これも、使っていない端末がWiFiルーターなどに接続されている場合、状況によっては、負荷がルーターにかかるといったこともあり得ます。
業務用のWiFiルーターでしたら、かなりの台数の機器を接続できますが、家庭用のWiFiルーターなら、30台程度が限度となります。
最近は、AmazonやGoogleなどのスマートスピーカー、IoT機器でWiFiを使用していますが、インターネットを使っていない端末があれば、電源を切ることをおすすめするか、ハイスペックなWiFiルーターの購入を検討してみて下さい。
使ってない機器の電源を切るのも有効な手段です。
ケーブルの規格を最新のものにする
また、高速インターネットが遅いときには、LANケーブルの規格を最新のものにしてみて下さい。
LANケーブルには様々な種類がありますが、具体的には、10Gbpsのインターネット回線を使っているなら、10GBASE-Tに対応したものを選ぶことがベストです。
また、現在、1Gbpsの光回線を使っている方でも、CAT6A以上のLANケーブルを使えば、NASなどとの接続が高速化します。
LANケーブルを購入する際には、パッケージに最大通信速度について掲載されていますので、こちらも確認してみて下さい。
LANケーブルの寿命は比較的長いと言えますが、高速インターネットを利用したいなら、躊躇せず、新しいLANケーブルに変えることがおすすめです。
LANケーブルの交換も有効な手段の一つです。
通信障害が起きてないか確認する
年に1回程度だと思いますが、回線事業者などで通信障害が起きていることが原因で、高速インターネットが利用できなくなることもあります。
基本的には、通信障害については、回線事業者側でネットワークを冗長化したりするなどで障害対策を行っています。そのため、通信障害が原因で、回線速度が遅くなるといったことはあまり考えられません。
また、NTT東西のフレッツ回線(NGN回線)を利用したドコモ光・ソフトバンク光などでは、従来のPPPoE接続でインターネットを使っている場合、混雑時間帯に速度低下が起こる場合もありますので、こちらも確認してみて下さい。
なお、IPoE接続に変えることで、スムーズにインターネットが利用できるようになります。
光回線の通信障害があまりありませんが、念の為、意識するようにして下さい。
モデムをコンセントから抜き再起動する
モデムをコンセントから抜き、再起動するといったことも、高速インターネットが遅いときの対処法としておすすめです。
やはり、モデムもコンピューターの一種ということもあるので、動作に問題があったり、通信速度が遅くなった際には、再起動するのも手と言えます。
また、モデムにおいては、熱を発することもあるので、コンセントからモデムのケーブルを抜くときは、モデムを数時間程度冷やすということも必要です。
モデムにおいては、老朽化すると、急に故障するといったこともあり得ますので、定期的にモデムをコンセントから抜いて、再起動することをおすすめします。
モデムが故障した際には、回線事業者のサポートセンターに連絡すると、交換してくれます。
モデムを冷やすことも重要です。
高速インターネット回線に関するよくある質問は?
ここでは、高速インターネット回線に関するよくある質問として、以下の質問を取り上げます。
NURO光は、マンションタイプでも高速インターネットは使える?といった質問、suumoに記載された高速ネット対応とはどういう意味?という質問、自宅の工事不要で使えるおすすめの高速WiFiはある?といった質問に回答します。
NURO光はマンションでも10Gbps回線が使えます。
nuro光はマンションタイプでも高速インターネットはできる?
NURO光はマンションタイプでも、10Gbpsの高速インターネット回線は利用可能です。
10Gbpsの回線は、NURO光の提供エリアでも、北海道、関東、東海、関西、九州の一部エリアのみの対応となります。使いたい場所で必ずしも、10Gbpsのプランを利用できるとは限りません。
さらには、マンションにおいても、そもそもNURO光が利用できないといったことも十分考えられます。その場合には、ドコモ光やソフトバンク光などの利用を検討してみて下さい。
また、マンションによっては、NURO光の光ケーブルが通っておらず、多くの住人がNURO光の利用を希望している場合、開通工事も可能になる場合が多いですので、管理組合などに相談することもアリです。
NURO光の利用希望があれば、管理組合などに相談してみて下さい。
suumoに記載されてた高速ネット対応とはどういう意味?
suumoに記載されている高速ネット対応とは、光ケーブルやケーブルテレビのネットワークを利用したインターネットを利用できるということを指します。
残念ながら、光ケーブルを利用したインターネットにおいては、全体的に速度が遅いVDSL配線方式も利用されているので、必ずしもsuumoに記載されている「高速ネット対応」は10Gbps回線を使えるとは限りません。VDSL配線の場合、100Mbpsまでの対応となります。
マンションでVDSL配線の場合、多くの住民から要望があれば、速度が速い光配線方式の工事をすることも可能です。こちらについては、管理組合もしくはインターネット回線の回線事業者に要望を出してみることもおすすめします。
VDSL配線方式は、光回線のポテンシャルをうまく発揮できません。
自宅の工事不要でつかえるおすすめ高速WiFiはある?
自宅の工事不要で使えるおすすめの高速のWiFi回線なら、NTTドコモのhome 5Gをおすすめします。
home 5Gは、NTTドコモの4G・5Gネットワークを利用したホームルーターで、他社で言うSoftBank Airなどと異なり、プラチナバンドも利用できるのがメリットです。
さらには、データ無制限となっているため、動画の視聴を多くされる方には安心と言えます。
家電量販店によっては、キャンペーンで機種代金が割引されたり、家電と同時購入した場合には、家電の料金が値引きされたりと、キャンペーンも積極的に展開されています。
月額4,950円から利用でき、ドコモのスマートフォンを持っていれば、そこから割引も受けることができますので、ドコモユーザーには非常におすすめです。
home 5Gは、家電量販店でキャンペーンをやっていることが多いです。
まとめ:高速インターネット回線ならネット利用がより快適になる
高速インターネット回線なら、ネット利用が快適になります。
やはり、動画サイトの閲覧や、リモートデスクトップなどを使ったテレワーク、ZoomやMicrosoft Teamsといったオンライン会議など、高速インターネット回線があれば、プライベートも仕事も快適にこなせます。
現状、10Gbpsの回線はオーバースペックと言えることもありますが、インターネットがさらに重要となる今後のことを考えて、高速インターネット回線を検討してみて下さい。
テレワークなど仕事に使う場合、高速インターネット回線は必須です。