【2023年最新】YmobileとWiMAXの違いを徹底比較
持ち運んで利用できるWiFiには、さまざまな種類があります。その中でも、Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXは比較されることの多いサービスです。
実際に2つを比較してみたとき、どちらが自分に合うかがわからずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
結論として、Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXを選ぶときは、自分の利用用途や利用環境に合わせるのが重要です。
この記事では2サービスの違いや特徴について紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
・Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXの違い
・Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXのメリットとデメリット
・Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXがおすすめの人
\当サイトおすすめのWiFi 3選/
サービス名
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月額料金(税込) | 980円~ (6ヶ月以降2,178円) | 1,057円~ (キャンペーン+キャッシュバック適用) | 1,298円~ (FiTプランのみ) |
通信容量 | 20GB/40GB/100GB | 10GB/30GB/60GB/90GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
詳細 | ZEUS WiFiの詳細を見る | 縛りなしWiFiの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る |
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXの徹底比較|違いにはなにがある?
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXについて、下記4項目で徹底比較してみました。
・データ容量を比較:通信制限の条件は変わらない
・縛り期間を比較:Ymobileは契約期間が設けられていない
・解約金を比較:Ymobileは解約金がかからない
それぞれの項目について、詳細を見ていきましょう。
月額料金プランを比較:WiMAXの方が安い傾向にある
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXは、どちらも無制限プランと7GBの料金プランが用意されています。
プランの内容としてはほとんど同じですが、月額料金で見れば差額があるため注意が必要です。
WiMAXをどこで契約するかにもよりますが、平均すると1,000円前後WiMAXの方が安くなります。そのため、少しでも安く契約したいのであれば、WiMAXで契約するのがおすすめです。
WiMAXは端末代がかからないことも多く、初期費用の面でも節約できます。
データ容量を比較:通信制限の条件は変わらない
契約後に利用できるデータ容量で比較してみたところ、通信制限の条件に違いはないことがわかりました。
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXが提供している、プラン別の通信制限条件は以下の通りです。
・7GBプラン:月の通信量が7GBを超えると、当月末まで最大128kbpsに制限
無制限プランであれば大きな影響はなく、そこまで気にかける必要はないでしょう。
縛り期間を比較:Ymobileは契約期間が設けられていない
契約期間の違いについて調べてみると、Ymobileのポケット型WiFiは契約期間が設けられていませんでした。そのため、好きな時に解約ができるメリットがあります。
WiMAXを利用する場合は、契約する会社によって異なるものの、大体3年の契約期間が設けられていました。長期間契約する前提で契約するのであれば問題ありませんが、一時的な利用には向かないことは覚えておきましょう。
ただし、WiMAXは端末代がかからないケースが多いのに対して、Ymobileのポケット型WiFiは端末代の支払いが必要になります。端末代を分割にするのであれば、どちらが損しないかをしっかり計算しましょう。
契約前の段階で3年は利用しないとわかっているなら、端末代がかかってもYmobileのポケット型WiFiを契約するのがわかりやすくおすすめです。
解約金を比較:Ymobileは解約金がかからない
解約金について比較してみたところ、Ymobileは解約金がかからないことがわかりました。いつ解約しても違約金が発生せず、費用を抑えられるのは大きなメリットといえます。
WiMAXの場合は契約期間によって解約金が変わることが多く、契約期間満了に近づくほど違約金が安くなるケースが多く見られました。
ただしYmobileのポケット型WiFiで端末代を分割にしている場合は、解約時に清算が必要になりますので注意しましょう。
数か月の契約を検討しているなら、Ymobileのポケット型WiFiの方がお得になります。
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXのそれぞれのメリット
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXのメリットについて調査したところ、それぞれ2つのメリットがわかりました。
・Ymobileのポケット型WiFi:海外でもそのまま利用できる
・WiMAX:一般的なポケット型WiFiよりも速度が速い
・WiMAX:データ容量は無制限で使える
ここからはYmobileのポケット型WiFiとWiMAXのメリットについて、詳しく解説していきます。
Ymobileのポケット型WiFi:端末の通信速度が速い
Ymobileのポケット型WiFiは、下り最大988Mbpsに対応しています(Pocket WiFi 803ZTの場合)。通信速度が速いため、普段の使用時にストレスを感じることがほぼありません。
固定回線と比較しても十分な通信速度であるため、インターネットの閲覧はもちろん、動画の視聴やオンラインゲームのプレーを十分に楽しめます。
あくまでも最大の速度ではありますが、最大速度が速ければ実測値も速くなりやすいです。回線速度にこだわる人にとっては、契約時の一つの指標になるでしょう。
通信速度が速ければ、ダウンロードの遅さやゲームのラグに悩まされる頻度が大幅に減少します。
Ymobileのポケット型WiFi:海外でもそのまま利用できる
海外でもそのまま利用できるのは、Ymobileのポケット型WiFiならではのメリットです。
Ymobileのポケット型WiFiはソフトバンクの回線を利用しており、ソフトバンク回線エリア内であればどこでも利用できます。
海外においても例外ではなく、特別な手続きやプランの契約は必要ありません。海外出張や海外旅行が多い人であれば、空港でWiFiをレンタルする手間も省けます。
海外で利用する場合には別料金がかかりますが、一日当たり90円と低価格なのも魅力です。
海外用のWiFiを空港でレンタルする場合、安くてもひと月当たり1,000円前後の料金設定が多くなっています。
WiMAX:一般的なポケット型WiFiよりも速度が速い
WiMAXは、高速通信を売りとしたサービスです。そのため、一般的なポケット型WiFiと比較すると、最大速度が速くなっています。
Ymobileのポケット型WiFiと比較してみると、以下のような最大速度の違いがありました。
Ymobileのポケット型WiFi:下り最大988Mbps
使用するエリアや環境によっても、通信速度は変動します。
WiMAX:データ容量は無制限で使える
無制限での利用を検討しているのであれば、WiMAXでの契約がおすすめです。
WiMAXとYmobileのポケット型WiFiは、いずれも無制限のプランを提供していますが、直近3日間の制限が設けられています。
しかしWiMAXの事業者によっては、直近3日間の制限がありません。そのため、完全に無制限での利用が可能です。
データ容量を気にせず使いたいのであれば、制限を撤廃しているWiMAX事業者での契約を検討しましょう。
データ容量完全無制限のWiMAX事業者は、徐々に増えてきています。
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXのそれぞれのデメリット
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXのデメリットを調べると、それぞれ2つのデメリットがわかりました。
・Ymobileのポケット型WiFi:縛り期間が3年と長い
・WiMAX:利用できるエリアには限りがある
・WiMAX:一定の容量を使うと渋い速度制限がかかる
Ymobileのポケット型WiFi:ポケット型WiFiとしてはやや高め
Ymobileのポケット型WiFiは、月額料金で見ると約4,800円と高めです。WiMAXと比較しても高く、通信費を抑えたい人には向きません。
集合住宅に住んでいる場合には、光回線を引いてしまったほうが安いケースがほとんどです。もしWiFiを自宅でしか使用しないなら、Ymobileのポケット型WiFiはあまり良い選択肢ではありません。
契約を検討するときは、あくまでも外出先でWiFiを使用することが多い人向けのサービスであることを理解しておきましょう。
出張や海外利用が多ければ、契約する価値は十分にあります。
Ymobileのポケット型WiFi:一定の容量を使うと渋い速度制限がかかる
Ymobileのポケット型WiFiは、一定の容量を使った場合に速度制限がかかります。利用するプランにより制限内容は異なりますが、主な制限内容は以下の通りです。
7GBプランの場合:月間7GBを超過した場合、月末まで最大128kbps
制限がかかった場合は著しく速度が低下するため、使用方法によってはストレスを感じてしまいます。想定している使い方がどのくらいデータを消費するか、契約前に確認しておくのがおすすめです。
常に速度制限がかかるようであれば、別のWiFiを検討しましょう。
WiMAX:利用できるエリアには限りがある
WiMAXは独自の回線を利用しており、利用できるエリアには限りがあります。
都市圏に近ければ利用できないことはありませんが、少し地方に場所を移すと繋がりにくいです。また、基本的に海外での利用はできません。
仕事の関係で地方に行くことが多い、もしくはどこでも利用できるWiFiを契約したいと考えているのであれば、Ymobileのポケット型WiFiを契約したほうが安心です。
都内や五大都市、各都道府県の主要都市周辺であれば、問題なく利用できます。
WiMAX:縛り期間が3年と長い
WiMAXはYmobileのポケット型WiFiと違い、3年の縛り期間が設けられています。そのため、短期利用のための契約には向きません。
契約期間を満たさない場合の解約は違約金が発生し、最大20,000円前後の違約金がかかります。契約期間の長さで違約金は安くなりますが、それでも10,000円ほどの違約金が発生することを覚えておきましょう。
長期間利用することを想定していないのであれば、Ymobileのポケット型WiFiを契約していつでも解約できるようにしておいた方が、余計な費用も掛からず安心です。
違約金がかかる分、端末代が大きく割り引かれているのはメリットになります。
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXはどちらがおすすめ?
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXについては、それぞれ向き不向きのユーザーがいます。どちらを選べばいいかわからない人のために、4つのパターンでおすすめのユーザーをまとめました。
・広いエリアで使うならYmobileのポケット型WiFiがおすすめ
・速度の速さを求めるならWiMAXがおすすめ
・無制限で使いたいならWiMAXがおすすめ
自分がどちらに当てはまるかを精査して、契約時の失敗を防ぎましょう。
海外でも使いたいならYmobileのポケット型WiFiがおすすめ
海外でも使えるWiFiを探しているのであれば、Ymobileのポケット型WiFiがおすすめです。
Ymobileのポケット型WiFiは特別な契約をしなくても、追加費用を払えば海外でそのまま利用できます。対してWiMAXは国内での利用に限られており、そもそも海外での利用ができません。
日当たり90円で海外利用できるため、費用がそこまで掛からないのも大きなメリットです。空港のWiFiレンタルよりも安く済む場合が多く、頻繁に海外に行くのであればお得に利用できます。
逆にいうと、たまに海外に行くくらいであればわざわざYmobileのポケット型WiFiを選ぶ必要はありません。
広いエリアで使うならYmobileのポケット型WiFiがおすすめ
対応エリアが広いWiFiを契約するのであれば、Ymobileのポケット型WiFiがおすすめです。
WiMAXの対応エリアが都市部中心なのに対して、Ymobileのポケット型WiFiは日本国内であればほとんどの場所で利用できます。
少し都市部から離れた場所であっても通信がつながるため、場所による接続の悪さを心配する必要はないでしょう。とはいえ、エリアによっては提供エリアに含まれていない場合もあります。
利用を考えている場所がエリアに含まれているかは、契約前に必ず確認しましょう。
速度の速さを求めるならWiMAXがおすすめ
通信速度が速いWiFiを求めるのであれば、WiMAXの契約がおすすめです。
下り最大1.2Gbpsに対応しているため、どんな利用用途でも速度不足に悩みません。また、最大速度が速いと実測値も速くなる傾向にあります。
特にオンラインゲームや動画など、大容量の通信をする場合には回線速度が速いに越したことはありません。
WiMAXのスピードは、光回線にも劣らない速度となっています。
無制限で使いたいならWiMAXがおすすめ
データ容量を気にせずに利用したいのであれば、WiMAXの利用を検討しましょう。
WiMAXのサービスの中には、日当たり・月当たりの上限を設けていない事業者があります。完全に無制限で利用できるため、好きなだけ動画やゲームを楽しめるでしょう。
あまりにも大容量通信が続く場合には制限がかかりますが、これは光回線でも同じことです。通信の速さと併せて、光回線と同じ感覚で利用できるのはWiMAXならではのメリットといえます。
1日に100GB以上使っても制限にかからないとの口コミも見られました。
WiMAXを選択するならどこ?おすすめ回線3選
WiMAXはさまざまなサービスが提供されており、どの事業者を選べばいいか悩んでしまいます。そんな人のために、おすすめのWiMAX事業者を3つ厳選しました。
GMOとくとくBB:実質料金最安値
サービス名 | GMOとくとくBB |
運営会社 | GMOインターネット株式会社 |
月額料金 | 1〜2ヶ月目:2,079円(税込) 3〜36ヶ月目:4,389円(税込) 37ヶ月目以降:4,444円(税込) |
初期手数料 | 3,300円(税込) |
契約期間 | 3年の自動更新 |
通信制限 | 無制限 ※一定期間で大容量通信があった場合に速度制限の可能性あり |
キャンペーン | ・端末代無料 ・最大20,000円キャッシュバック |
支払い方法 | クレジットカード |
GMOとくとくBBが提供するWiMAXは、実質の月額料金が安いのが特徴です。単月の料金で見れば他のWiMAXの方が安い場合もありますが、3年間の総額で見るとGMOとくとくBBが最も安くなります。
端末代もかからないため、初期費用も事務手数料しか発生しません。
最大20,000円のキャッシュバックをもらえるキャンペーンも実施されているため、キャンペーンを重視する人にもおすすめのWiMAX事業者といえるでしょう。
支払い方法がクレジットカードにしか対応していない点は注意が必要です。
カシモWiMAX:月額料金最安値
サービス名 | カシモWiMAX |
運営会社 | 株式会社MEモバイル |
月額料金 | 2年プラン:4,708円(税込) 3年プラン:4,455円(税込) ※両プラン初月は1,408円(税込) |
初期手数料 | 3,300円(税込) |
契約期間 | 2年 or 3年の自動更新 |
通信制限 | 無制限 ※直近3日間で15GB以上利用した場合の制限あり |
キャンペーン | ・端末代無料 ・amazonギフト券6,000円プレゼント |
支払い方法 | クレジットカード・口座振替 |
カシモWIMAXは、月額料金が安いWiMAXを探している人におすすめです。初月は1,408円(税込)、3年プランであれば2か月目以降4,455円(税込)の料金になっており、お得にWiMAXを契約できます。
加えて、契約時には端末代金がかかりません。また、amazonギフト券が6,000円プレゼントされるキャンペーンも実施されています。
支払い方法も口座振替を選べるため、クレジットカードを持っていなくても契約できるのは大きなメリットといえるでしょう。
初月が1,408円(税込)になっているのも、お得に利用できるポイントです。
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXに関するよくある質問は?
Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXについて調べていくと、以下3つの質問が多く見られました。
それぞれの質問について、内容を解説していきます。
ワイモバイルのポケット型WiFiは繋がらないって聞いたけど本当?
結論として、Ymobileのポケット型WiFiが繋がらないことはあります。ただし、繋がらないのはYmobileのポケット型WiFiに限った話ではなく、WiMAXでも考えられる話です。
Ymobileのポケット型WiFiが繋がらないときは、端末の再起動を試してみましょう。一時的な不具合の可能性があります。それでもダメなら時間をおいてから繋ぎなおしてみることで、改善されるケースが多いです。
上記を試しても繋がらない場合、速度制限にかかっている、もしくは支払いができておらず回線が止まっている可能性が考えられます。
ワイモバイルポケット型WiFiの無制限対応エリアはどこ?
Ymobileのポケット型WiFiの無制限対応エリアは、東京・大阪・名古屋を中心とした都市部がメインです。地方や山間部に行くと無制限では利用できないため、注意しましょう。
その他各都道府県の主要都市付近でも無制限のエリアは増えてきていますが、まだまだ完備されているとは言えません。
無制限で利用したいのであれば、公式サイトに掲載されている対応エリアをチェックしてから契約しましょう。
ワイモバイルポケット型WiFiの評判が知りたい
Ymobileのポケット型WiFiの評判を調べてみると、以下のような口コミが多く見られました。
・通信速度は速い
・料金は少し高い
上記の口コミを参考に、Ymobileのポケット型WiFiとWiMAXのどちらが自分に合うかを判断しましょう。
まとめ:YmobileとWiMAXは用途に合わせて最適なものを選ぼう
今回はYmobileのポケット型WiFiとWiMAXについて、サービス内容や料金・エリアなどを比較してきました。
結論として、どちらのサービスを利用するかは自分の用途に合わせるのが大切です。利用環境や頻度などを整理して、最適なものを選ぶようにしましょう。
この記事で紹介してきた内容をもとに、失敗しないWiFi選びの参考としてください。