WiFiと光ファイバーはどう違う?条件ごとにわけておすすめを伝授
光ファイバーとWiFiの差が気になる
こんな疑問をお持ちの人はいないでしょうか。
インターネット利用をより快適な環境にしたいのは、すべての人に当てはまります。
しかし、光ファイバーとWiFiについて、具体的な知識がないとどちらが有利か判断できません。
そこでこの記事では、光ファイバーとWiFiについて通信方式や速度、おすすめの回線などを比較しながら解説します。
自分にぴったりの回線を見つけられるので、ぜひ最後までご覧ください。
・光ファイバーとWiFiの違い
・光ファイバーとWiFiの選び方
・状況に合わせたおすすめの通信方式
WiFiと光ファイバーはどこに差がある、2つの通信方式の特徴
WiFiと光ファイバーのどちらが自分に合っているか知る前に、両者の違いを把握しておく必要があります。
WiFiは無線で高速通信が可能、2種類の電波帯によって用途が違うといった点が特徴です。
一方で光ファイバーには通信速度が電磁波の影響を受けない、高速で大容量のデータ送受信ができる特徴があります。
それぞれの特徴を理解すると、回線選びに役立ちます
・WiFiの特徴:ケーブル無しでも高速通信可能
・WiFiの特徴:2種類の電波帯によって用途が違う
・光ファイバー通信の特徴:電磁波の影響を受けずに安定通信可能
・光ファイバー通信の特徴:高速で大容量のデータ送受信を行える
WiFiの特徴:ケーブル無しでも高速通信可能
WiFiの特徴として、ケーブル無しで高速通信可能な点があります。
自宅でインターネットを利用する場合、有線だと使用できる場所が限定されてしまいますよね。
WiFiならば部屋全体に電波が届くため、好きな場所でネットを利用可能です。
WiFiだと線が増えすぎないのですっきりしますよ
WiFiの特徴:2種類の電波帯によって用途が違う
WiFiには2.4GHz帯と5GHz帯の2種類の電波帯があり、それぞれ用途が違います。
2.4GHzは対応している機器が多く、5GHzよりも安価で価格も安いです。
一方で周囲の電波から干渉を受けやすく、通信速度が遅くなる可能性があります。
5GHzは2.4GHzと比較して通信速度が速いです。
また周囲の電波の影響も受けにくいため、安定しています。
ただし対応機器が少なく、障害物によって電波が届きにくくなりやすく、価格も高いです。
電波帯によって一長一短なので、自分に合っている方を選びましょう
光ファイバー通信の特徴:電磁波の影響を受けずに安定通信可能
光ファイバーは光回線を通じて送られてくるため、周囲の電磁波の影響を受けません。
外的要因によって送受信の速度が変わりにくいので、通信速度が安定します。
通信速度の安定性を重視するなら、光ファイバーがおすすめです
光ファイバー通信の特徴:高速で大容量のデータ送受信を行える
また、データの送受信も大容量で行えます。
そのため動画やオンラインゲームを目的とした利用におすすめです。
オンラインゲームでは速度が遅いとラグが発生してしまいます
WiFiと光ファイバーの通信速度の差は?回線別の速度比較
ここからはWiFiと光ファイバーの通信速度がおよそどれくらいか紹介します。
各回線には最大通信速度が設定されていますが、この数値はあくまで理論値で実際に使うときの数字はこれよりも低いです。
傾向として光ファイバーの方がWiFiよりも通信速度は速いですが、利用する回線や周囲の通信環境によって、この数値は変化します。
以下で光ファイバー、モバイルWiFi、光回線のWiFiの数値の相場を紹介します
・光ファイバー通信(光回線):180Mbps〜200Mbps
・モバイルWiFi:20Mbps〜40Mbps
・光回線のWiFi:40Mbps〜200Mbps
光ファイバー通信(光回線):180Mbps〜200Mbps
光ファイバーの場合、通信速度は180~200Mbpsが平均的です。
インターネット利用の目安として動画視聴が目的ならば10Mbps、オンラインゲームなら30Mbpsが最低ラインとなります。
なお、動きの激しいアクション要素のあるオンラインゲームであれば、100Mbps以上は必要です。
光ファイバー通信はこれらの最低ラインを大きく超えており、ネットを積極的に利用するユーザーに適しています。
有線で通信が安定している点でも、光ファイバーはオンラインゲームユーザーに適しています
モバイルWiFi:20Mbps〜40Mbps
モバイルWiFiは外出先でネットを快適に利用することが目的のため、光ファイバーと比較すると通信速度は遅いです。
また、街中での利用は周囲の建造物や電磁波の影響を受けるので速度が安定しない場合もあります。
ただし、ネットで調べものをしたり動画を視聴する分にはそれほど不便さを感じないでしょう。
モバイルWiFiはスマホのデータ容量の節約などに使うことが多いです
光回線のWiFi:40Mbps〜200Mbps
光回線のWiFiやホームルーターは40~200Mbpsが目安です。
光回線のWiFiの場合、5Gなのか4Gなのかによって通信速度が大きく変わります。
5GのWiFiで通信環境が良ければ、光ファイバー並みの速度にすることも可能です。
ただしWiFiは周囲の電磁波や遮蔽物の影響を受けやすいので、基本的には光回線よりも速度は遅くなるでしょう。
無線だと自宅全体でネット回線を利用できるので、家族など複数人での利用に向いています
WiFiと光ファイバー通信はどっちがおすすめ?状況別のおすすめ通信方式
WiFiと光ファイバーのどちらを利用するかは、自分がネット回線に何を求めるかや利用目的によって異なります。
その条件は利用する場所、ケーブルレスにしたいか、求める通信速度と通信量などです。
どんな条件かそれぞれ解説するので、自分はどちらが向いているかの参考にしてください
・自宅以外でも利用するならWiFiがおすすめ
・ケーブルレスで利用したいならWiFiがおすすめ
・高速通信を行いたいなら光ファイバー通信がおすすめ
・大容量データの送受信を行いたいなら光ファイバー通信がおすすめ
・無制限でデータ通信を行いたいなら光ファイバー通信がおすすめ
自宅以外でも利用するならWiFiがおすすめ
仕事の出張や旅行など、外出先で利用が多いならWiFiがおすすめです。
通信速度は光ファイバーの方が速いですが、モバイルWiFiのように持ち運びはできません。
そのため自宅以外での利用が多い人はWiFiを選びましょう。
ポケットサイズでどこでも使えるのがモバイルWiFiの強みです
ケーブルレスで利用したいならWiFiがおすすめ
配線によって利用する場所が制限されるのが嫌で、ケーブルレスを選ぶのであればWiFiがおすすめです。
WiFiは電波を送受信することでネットに接続できるので、電波の届く範囲内なら、どこでも利用できます。
部屋の間取りに制限を受けにくいので、配線と家具の配置がマッチしない人におすすめです。
ケーブルレスであれば、同居人との共用もしやすいです
高速通信を行いたいなら光ファイバー通信がおすすめ
オンラインゲームなどで通信速度を求めるのであれば光ファイバー通信がおすすめです。
光ファイバーは周囲の電磁波や遮蔽物によって通信速度が変わりにくく、安定しています。
そのため、通信速度が求められるような激しいゲームであっても快適に利用可能です。
WiFiでも同じくらいの速度は出せますが、安定感は光ファイバーが上です
大容量データの送受信を行いたいなら光ファイバー通信がおすすめ
動画のアップロードなど大容量データの送受信を行うのであれば光ファイバー通信がおすすめです。
光ファイバーは速度だけでなく、一度に送受信できるデータの大きさもWiFiに勝っています。
映画などの長い動画であっても、スムーズにダウンロードできますよ。
一度に大容量のデータを送受信できると、それだけ時間短縮にもつながります
無制限でデータ通信を行いたいなら光ファイバー通信がおすすめ
無制限でデータ通信を行いたいのであれば光ファイバー通信がおすすめです。
WiFiのプランには「3日で10GB以内」などデータ通信量の制限がついているケースが多くあります。
そのため、インターネットを日常的に多く使う人は通信制限がかかってしまう場合があるのです。
そういったことを気にせず、自由にネットを使いたいのであれば光ファイバー通信を選びましょう。
WiFiにも通信無制限はありますが、速度が速い分、光ファイバーの方がおすすめです
WiFiと光ファイバー通信の最適な利用方法|使うのにおすすめな回線はどこ?
ここからはWiFiか光ファイバーのどちらかを決めたあとに、どの回線がおすすめかをそれぞれ紹介します。
自宅でWiFi、外出先でWiFi、自宅で光ファイバーを利用するケースそれぞれでおすすめの回線を紹介するので参考にしてください。
ここまで解説した内容を踏まえて読むと、さらに理解が進みます
自宅でWiFiをつかうならモバレコAir
総合評価 | |
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | - |
3年総額 | 月額料金(1ヶ月目) | 月額料金(2ヶ月目) | 月額料金(3~36ヶ月目) | 事務手数料 | キャンペーン | |
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モバレコAir |
¥135,520 | ¥1,320 | ¥3,080 | ¥4,180 | ¥3,300 | - |
モバレコAirは実質月額927円から利用できる安さが魅力のWiFiです。
ソフトバンクAirと同じ回線を利用しており、最大1Gbpsの通信速度で容量無制限なので、使いやすい回線となっています。
加えて、U-NEXTが半年無料になるため、動画を楽しみたい方にとってはかなりお得。
モバレコAirはキャッシュバックなどのキャンペーンをフル活用することで大幅に料金を抑えることが可能です。
無線で使えるWiFiに安さも求めている人におすすめのWiFi回線となっています。
どの回線と契約するにせよ、キャンペーンは必ず確認しましょう
出先でWiFiをつかうなら縛りなしWiFi
仕事や旅行など、外出先でWiFiを使うなら縛りなしWiFiがおすすめです。
多くのWiFiには契約期間があり、更新月以外に解約すると違約金が発生してしまいます。
しかし縛りなしWiFiは契約期間がないので、いつでも違約金なしで解約可能です。
外出の多い時期に契約し、少ない時期に解約するといった柔軟な使い方ができます
必要に応じて契約したり解約したりできるのが縛りなしWiFiの魅力です
自宅で光ファイバー通信をするならNURO光
光ファイバー通信の契約は最大通信速度2GbpsのNURO光がおすすめです。
NURO光はほかの光ファイバーの事業者と比較しても、かなりの通信速度をほこっています。
また、料金もそれほど変わらないので自宅で高速通信をしたい人におすすめです。
オンラインゲームユーザーでプレイ環境にこだわるならNURO光をおすすめします
WiFiと光ファイバー通信に関するよくある質問は?
ここからはWiFiと光ファイバー通信に関して、よくある質問とその回答を紹介します。
WiFiと光ファイバーどちらの回線を選ぶかは重要な決定です。
その決定に関して、契約を決める前に疑問や不安がない状態にしましょう。
WiFiと光ファイバーに関して、速度や対応物件、料金に関する疑問は多いです
・光ファイバー通信は賃貸や戸建てで速度が違う?
・光ファイバー対応物件に住んだらまずやることは何?
・光回線でWiFiを使うのに月々の料金はかからないの?
光ファイバー通信は賃貸や戸建てで速度が違う?
光ファイバー通信は賃貸よりも戸建ての方が速くなる可能性があります。
これは賃貸物件が集合装置から各部屋に分散する配線になっているケースがあるからです。
そのため、賃貸物件の光ファイバー通信は速度が落ちる可能性があります。
以下は代表的な光回線の速度などの比較表です。
Fon光 | NURO光 | Softbank光 | |
マンションプランの速度 | 400~900Mbps | 330~950Mbps | 300~750Mbps |
戸建てプランの速度 | 800~900Mbps | 450~950Mbps | 600~750Mbps |
各プランの月額料金 | 4,378円 | 5,200円 | 戸建て:5,720円~ マンション:4,180円~ |
提供エリア | 全国(一部エリア除く) | 全国(一部都道府県やエリア | 全国(一部エリア除く) |
ご覧の通り、賃貸の方が戸建てより遅くなる可能性があります
光ファイバー対応物件に住んだらまずやることは何?
光ファイバー対応物件の場合、まずは開通工事を行う必要があります。
開通工事を行わなければ建物に契約したい事業者の回線が届きません。
そのため、まずは開通工事が完了しているかや開通工事可能な物件か確認しましょう。
光ファイバーに対応しているかは、各回線公式サイトのエリア検索から調べられます
光回線でWiFiを使うのに月々の料金はかからないの?
ただし光回線事業者からオプションとして提供されるルーターには料金が発生するケースがあります。
ルーターは家電量販店などで購入できるので、対応台数など自分に合ったものを購入しましょう。
ルーターは2,000円程度から購入できるので、それほど負担にはならないでしょう
光ファイバーとWiFiは用途が違う|状況によって最適な通信方法で使おう
ここまで光ファイバーとWiFiのどちらがおすすめかについて解説しました。
光ファイバーとWiFiはそれぞれ優れた点もあれば、劣っている点もあります。
用途が違うので、自分の利用目的に合った回線を選びましょう。
もし自分に合った回線がどれか迷った場合はこの記事を参考にしてみてください。