【利用目的別】おすすめのバッファロールーター8選-選び方のコツも-
バッファロールーターを選ぶうえで、どの機種を選ぶべきか悩む人は少なくありません。実際にこの記事を読んでいる人の中にも、バッファロールーターの選び方がわからない人がいることでしょう。
結論として、バッファロールーターを選ぶときは利用目的を整理するのが重要です。目的が整理できれば、自然と自分が利用すべきルーターが見つかります。
この記事では利用目的別におすすめのバッファロールーターをまとめました。最後までお読みいただければ、必ず自分が使うべきルーターが見つかります。ぜひ参考にしてください。
・バッファロールーターと他社ルーターの違い
・失敗しないバッファロールーターの選び方
・おすすめのバッファロールーター8選
・バッファロールーターがつながらないときの対処法
・おすすめのバッファロールーターに関するよくある質問
機種名 | WCR-1166DS | WSR-2533DHP2-CB | WSR-1166DHPL2/N |
料金相場 | 3,227円~(税込) | 11,880円~(税込) | 4,580円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
アンテナ数 | 5GHz帯:2本 2.4GHz帯:2本 | 5GHz/2.4GHz:4本 | 5GHz/2.4GHz:2本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MIMO VPNパススルー | ビームフォーミング MIMO 中継機能 MU-MIMO 4K通信対応 | ビームフォーミング MIMO MU-MIMO 4K通信対応 |
IPv6対応の有無 | × | ○ | ○ |
おすすめのバッファロールーターを選ぶ前に- 他社との違いや独自性を解説-
引用:バッファロー公式サイト
バッファローのルーターには、豊富なラインナップが用意されています。そのため、自分に合ったルーターが見つかりやすいのが特徴です。
速度や接続台数はもちろん、戸建て・マンション向けなども異なるため、自分の求める条件に合ったルーターが見つかるでしょう。
また、通信規格の異なるルーターが取り扱われているのも大きな特徴です。通信規格が異なれば価格も変わってくるため、自分の予算に合わせてルーターを探しやすいのがバッファロールーターのメリットといえます。
初期設定もしやすく、初めてWiFiルーターを利用する人にもおすすめのメーカーです。
失敗しないバッファロールーターの選び方-購入を検討する前に見るべきポイント-
バッファローのルーター選びを失敗したくないなら、購入前に以下5つのポイントを確認しましょう。
自分に合った選び方を見つけて、ルーターの購入を失敗しないようにしましょう。
自宅の構造に合うルーターを選ぶ
バッファロールーターを選ぶときは、自宅の構造に合う製品を選びましょう。戸建て向け・マンション向けはもちろん、部屋の間取りに合わせたルーターを選ぶのが効果的です。
また、家族の人数や主に利用する場所の広さ・電波が届く範囲などにも注目してみましょう。基本的に性能の高いバッファロールーターを選んでおけば、自宅のどこでもWiFiを利用できます。
バッファロールーターの製品ページや箱には、推奨とする間取りや広さも記載されていることがほとんどです。記載の情報を参考にすれば、自分に合ったWiFiルーターを見つけるのにも役立つでしょう。
スペックが高い分には問題ないですが、低いものを買うと満足にWiFiを使えません。
11ax(WiFi6)対応のルーターを選ぶ
バッファローのWiFiルーターを選ぶなら、通信規格にも注目するのがおすすめです。特に速度や安定性にこだわるなら、規格にこだわらない手はありません。
2022年10月現在、最新の通信規格は「11ax」となっています。最大9.6Gbpsの通信速度に対応し、2.4GHz帯/5GHz帯のどちらにも対応しているのが特徴です。
価格は少し高くなりますが、通信の安定性・速度にこだわるなら「11ax」のWiFiルーターを選びましょう。
2019年に発表された規格で、WiFi6とも呼ばれます。
IPv6対応のルーターを選ぶ
IPv6対応のルーターを選べば、通信が低下するリスクを大きく軽減できます。
「IPv6」とは「Internet Protocol Version 6」の略称で、IPアドレスが付与される数に影響を及ぼすものです。従来は「IPv4」が利用されていましたが、IPアドレスの枯渇によって「IPv6」が新たに作られました。
約340澗(かん)個(340兆の1兆倍の1兆倍)のIPアドレスが利用でき、混雑の心配がありません。
初期設定や接続方法が簡単なルーターを選ぶ
初期設定や接続方法に自信がないなら、簡単に設定できるバッファロールーターを選びましょう。バッファロールーターの中には、ボタン一つで設定が完了するものが多々あります。
QRコードを読み取るだけで設定できるものもあるため、自分がやりやすい方法で完結するルーターを選ぶのが大切です。
設定が複雑だと、利用までの時間や手間がかかります。
便利な機能が搭載されているルーターを選ぶ
バッファローのルーターには、さまざまな機能が搭載されています。セキュリティ機能やMU-MIMOなど、自分が必要とする機能が搭載されているかは必ず確認しましょう。
機能が足りないと、使っていて不便さを感じるかもしれません。
必要な機能に順位をつけて、ルーターを選ぶ一つの基準としましょう。
機能選びを無視すると、大きなトラブルにつながる可能性もあります。
バッファロールーターのおすすめはコレだ-利用目的ごとに8つ厳選-
バッファロールーターの選び方に悩むのであれば、以下8つの端末を検討してみましょう。
端末名 | WCR-1166DS | WSR-2533DHP2-CB | WSR-1166DHPL2/N | WSR-5400AX6B | WXR-1750DHP2 | WSR-1166DHPL | WSR-1500AX2S-BK | WSR-3200AX4S-BK |
料金相場 | 3,227円~(税込) | 11,880円~(税込) | 4,580円~(税込) | 15,084円~(税込) | 18,100円~(税込) | 13,900円~(税込) | 5,236円~(税込) | 9,150円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
アンテナ数 | 5GHz帯:2本 2.4GHz帯:2本 | 5GHz/2.4GHz:4本 | 5GHz/2.4GHz:2本 | 5GHz:4本 2.4GHz:2本 | 5GHz/2.4GHz:3本 | 5GHz/2.4GHz:2本 | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:2本 | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:4本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MIMO VPNパススルー | ビームフォーミング MIMO 中継機能 MU-MIMO 4K通信対応 | ビームフォーミング MIMO MU-MIMO 4K通信対応 | MU-MIMO MIMO 4K通信対応 中継機能 バンドステアリング ビームフォーミング 電波干渉回避 DFS | 4K通信対応 ビームフォーミング MIMO 中継機能 バンドステアリング | ビームフォーミング MU-MIMO MIMO 4K通信対応 | ビームフォーミング MU-MIMO MIMO 中継機能 バンドステアリング DFS | ビームフォーミング MU-MIMO MIMO 4K通信対応 中継機能 バンドステアリング DFS |
IPv6対応の有無 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
転送速度 | 866Mbps+433Mbps | 1,733Mbps+800Mbps | 866Mbps+300Mbps | 4,803Mbps+573Mbps | 1,300Mbps+450Mbps | 866Mbps+300Mbps | 1,201Mbps+300Mbps | 2,401Mbps+800Mbps |
同時接続台数 | 6台 | 18台程度 | 12台台程度 | 30台程度 | 10台程度 | 12台程度 | 12台程度 | 21台程度 |
・WCR-1166DS:高速規格「IEEE802.11ac」2ストリームに対応
・WSR-2533DHP2-CB:1.35GHzの高速デュアルコアCPUを搭載
・WSR-1166DHPL2/N:接続台数が増えても速度が落ちない
・WSR-5400AX6B:2本のハイパワーアンテナを内蔵
・WXR-1750DHP2:電波干渉に強い5GHzでも中継可能
・WSR-1166DHPL:IPv6高速インターネットが利用可能なエントリーモデル
・WSR-1500AX2S-BK:複数端末の同時通信が可能
・WSR-3200AX4S-BK:4本のハイパワーアンテナを内蔵
各端末の特徴を確認して、自分に合うルーターを見つけてください。
WCR-1166DS:高速規格「IEEE802.11ac」2ストリームに対応
料金相場 | 3,227円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
アンテナ数 | 5GHz帯:2本 2.4GHz帯:2本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MIMO VPNパススルー |
IPv6対応の有無 | × |
転送速度 | 866Mbps+433Mbps |
同時接続台数 | 6台 |
「WCR-1166DS」は、高速規格「IEEE802.11ac」2ストリームに対応しているバッファローのルーターです。一人暮らしであれば問題ない機能を搭載しており、コスパの高いバッファロールーターといえるでしょう。
価格の安さはもちろんですが、同時接続台数が6台程度になっているのも魅力です。パソコンやスマートフォンのほか、ゲーム機などを接続する人におすすめの端末といえます。
安くて性能の良いルーターを探しているなら、WCR-1166DSを選んでおけば間違いありません。
WSR-2533DHP2-CB:1.35GHzの高速デュアルコアCPUを搭載
料金相場 | 11,880円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz:4本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MIMO 中継機能 MU-MIMO 4K通信対応 |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 1,733Mbps+800Mbps |
同時接続台数 | 18台程度 |
「WSR-2533DHP2-CB」は高性能なルーターとして人気の一台です。1.35GHzの高速デュアルコアCPUを搭載しているため、より多くのデータ量を処理できます。
転送速度も速く、高速通信を重視する人にもおすすめです。速度・安定性のどちらも求めるなら、利用を検討してみましょう。
1万円程度で購入できるWiFiルーターとなっています。
WSR-1166DHPL2/N:接続台数が増えても速度が落ちない
料金相場 | 4,580円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz:2本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MIMO MU-MIMO 4K通信対応 |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 866Mbps+300Mbps |
同時接続台数 | 12台程度 |
「WSR-1166DHPL2/N」は、接続台数が増えても速度が落ちにくいのが特徴のバッファロールーターです。複数端末の同時通信を可能にする「MU-MIMO」に対応しているため、快適なインターネットを楽しめます。
ビームフォーミングにも対応しているため、安定感のある通信を求める人にもおすすめの一台です。
マンションで利用するなら、十分な性能を持つルーターといえます。
WSR-5400AX6B:2本のハイパワーアンテナを内蔵
料金相場 | 15,084円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
アンテナ数 | 5GHz:4本 2.4GHz:2本 |
搭載機能 | MU-MIMO MIMO 4K通信対応 中継機能 バンドステアリング ビームフォーミング 電波干渉回避 DFS |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 4,803Mbps+573Mbps |
同時接続台数 | 30台程度 |
「WSR-5400AX6B」には、2本のハイパワーアンテナが内蔵されています。そのため、電波の死角がありません。
電波に死角がなければ、通信の安定も期待できます。家のどこでも利用できるルーターを探している人におすすめの一台といえるでしょう。
転送速度も速く、速度に不満を抱きません。
WXR-1750DHP2:電波干渉に強い5GHzでも中継可能
料金相場 | 18,100円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz:3本 |
搭載機能 | 4K通信対応 ビームフォーミング MIMO 中継機能 バンドステアリング |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 1,300Mbps+450Mbps |
同時接続台数 | 10台程度 |
「WXR-1750DHP2」は2.4GHz帯はもちろん、電波干渉に強い5GHzでも中継可能なバッファロールーターです。親機側の電波が2.4GHzであっても電波干渉に強い5GHz帯で中継ができ、子機が5GHzに対応している子機で快適に通信できます。
利用環境に合わせてアンテナも調節できるため、戸建て・マンションのどちらでも利用できるバッファロールーターです。
利便性の高いルーターといえるでしょう。
WSR-1166DHPL:IPv6高速インターネットが利用可能なエントリーモデル
料金相場 | 13,900円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz:2本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MU-MIMO MIMO 4K通信対応 |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 866Mbps+300Mbps |
同時接続台数 | 12台程度 |
「WSR-1166DHPL」は、IPv6高速インターネットが利用できるルーターを安く手に入れたい人におすすめです。13,900円程度で購入でき、十分な性能を誇ります。
アクセス集中による通信低下の心配がないため、仕事でインターネットを頻繁に利用する場合も安心です。
最大866Mbpsに対応しているのも魅力といえます。
WSR-1500AX2S-BK:複数端末の同時通信が可能
料金相場 | 5,236円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:2本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MU-MIMO MIMO 中継機能 バンドステアリング DFS |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 1,201Mbps+300Mbps |
同時接続台数 | 12台程度 |
「WSR-1500AX2S-BK」は、最大12台程度接続可能なバッファロールーターです。速度に関しても1,201Mbpsとなっているため、高速通信を重視する人にも最適でしょう。
5,236円~(税込)から購入できる価格の安さも魅力で、コスパを重視する人にもおすすめのWiFiルーターといえます。
お得に購入できるバッファロールーターの一つです。
WSR-3200AX4S-BK:4本のハイパワーアンテナを内蔵
料金相場 | 9,150円~(税込) |
通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
アンテナ数 | 5GHz/2.4GHz共通アンテナ:4本 |
搭載機能 | ビームフォーミング MU-MIMO MIMO 4K通信対応 中継機能 バンドステアリング DFS |
IPv6対応の有無 | ○ |
転送速度 | 2,401Mbps+800Mbps |
同時接続台数 | 21台程度 |
「WSR-3200AX4S-BK」には4本のハイパワーアンテナが内蔵されており、リビングだけでなく書斎・寝室・浴室などのさまざまな場所でWiFiを利用できます。
実際に日本家屋でチューニングを行っていることから、日本の建物用に整備されたバッファロールーターといえるでしょう。
搭載機能も十分で、不満を抱くことはありません。
おすすめのバッファロールーターが繋がらない?困ったときにできる3つの対処法
もしバッファロールーターの接続がうまくいかないなら、以下3つの対処法を実践してみましょう。
上記を試せば、ほとんどの確率で改善が見込めます。
WiFiルーターを再起動する
バッファロールーターとうまく接続できないなら、まずはWiFiルーターを再起動してみましょう。かなりの確率で、接続に関する問題を改善できます。
また、再起動時は少し時間を空けるのがおすすめです。一度電源を切ってから、5~10分程度時間をおいて再度起動してみましょう。
再起動については手間も時間もかかりません。
WiFiルーターの接続先・周波数帯を変更してみる
接続の調子が悪いなら、WiFiルーターの接続先・周波数帯を変更してみるのも一つの手段です。たとえば、2.4GHzでうまく接続できなくても、5GHzなら問題ないケースは珍しくありません。
一時的な不具合の可能性も十分にあるため、接続先の変更は一度試してみましょう。
周波数帯を変えて接続できるなら、利用環境で接続が悪くなっているだけと考えられます。
WiFiルーターの設定をリセットする
WiFiルーターの再起動・接続先変更で改善が見られないなら、WiFiルーターの設定自体をリセットしましょう。原因が特定できないときは、非常に効果的な方法です。
設定をリセットすると、スマートフォンやパソコンの接続設定をし直さなければなりません。しかし、繋がらないままでは意味がないため、最終手段として試してみましょう。
設定リセットの方法は、端末によって異なります。
おすすめのバッファロールーターに関するよくある質問は?
おすすめのバッファロールーターを調べているユーザーは、以下のような疑問・質問を抱えていました。
・バッファロールーターの接続方法は?
・バッファロールーターのログイン画面が出ないときの対処法は?
上記3つの疑問点について、詳しくみていきましょう。
バッファロールーターの正常時のランプの色は?
バッファロールーターの接続方法は?
バッファロールーターのログイン画面が出ないときの対処法は?
まとめ:おすすめのバッファロールーターは利用目的で変わる-自分に合う機種を選ぼう-
バッファロールーターを選ぶときは、自分の利用目的を整理する必要があります。当たり前のことですが、利用目的が変われば選ぶべき機種も大きく変わるでしょう。
また、利用環境に合った機種を選べば、利用時のトラブルや不満が生まれる可能性も軽減できます。まずは自分がどのような環境で使うのか、どのような機能を必要としているかを整理するのが重要です。
人それぞれ自分に合ったルーターは異なります。ルーター選びを妥協してしまえば、それだけでインターネットの満足度は変わってしまうでしょう。この記事で紹介した内容をもとに、ぜひ自分に合ったバッファロールーターを選んでください。
・WiFiルーターの接続先・周波数帯を変更してみる
・WiFiルーターの設定をリセットする