ADSLから光回線は工事費無料でできる?キャンペーンのあるプロバイダは?
ADSLのサービス提供は2024年3月末をもって、全てが廃止・終了になります。
総務省が公表した「情報通信白書(令和2年度版)」によれば、2019年度末の時点でADSL利用者は全国で140万以上いるとのことです。廃止・終了の発表により、光回線への乗り換えを検討しているADSL利用者はさぞ多いことでしょう。
しかし、乗り換えに不安を抱いているADSL利用者が多いのも事実です。
ADSL利用者の多くが、何らかの不安を抱えていることでしょう。
- 高い工事費がかかるのでは?
- 月額料金が高くなるのでは?
- 電話番号が変わるのでは?
- そもそもどこに乗り換えたらいいかわからない
今回の記事ではADSL利用者が安心して光回線に切り替えられるよう、これらすべての不安を解消します。
最後まで目を通してもらえば、戸惑うことなく切り替えに踏み切れるようになっているでしょう。
光回線への切り替えに不安を抱えている人は、ぜひこの記事を参考にして、安心して光回線への乗り換えられるようになってください。
- ADSLの基礎知識
- ADSLと光回線の違い
- 光回線に切り替えた時のメリット・デメリット
- 切り替えにおすすめな光回線
ADSLから光回線への移行の前に-ADSLについて知っておきたいこと
光回線への切り替えで、まず知っておいてもらいたいのがADSLの基礎知識です。
ADSLから光回線への切り替えで、何がどう変わるのかを理解するためにも、ADSLの基礎知識は欠かせません。
ADSLの基礎知識として理解してもらいたいのは下記の4つです。
光回線の仕様との違いを指摘しながら、順追って解説します。目を通して理解してください。
通信ケーブルは「電話回線」を利用している
ADSLでインターネットへ接続する際の通信ケーブルには、「電話回線」が利用されています。
通信ケーブルに光ファイバーを利用している光回線とは、そもそも通信手段が異なるというわけです。
ADSLはAsymmetric Digital Subscriber Line(非対称ディジタル加入者線)の略で、電話回線の中で電話が利用していない周波数帯を利用してインターネットに接続しています。
高周波帯を利用することで、同じ電話回線を利用したダイアルアップよりも、速い通信速度でインターネット通信を可能にしているのが特徴です。
契約したADSL回線事業者から提供される「ADSLモデム」と「スプリッタ」を用いて電話回線と繋ぎ、契約したプロバイダを介してインターネットに接続する仕組みになります。
下記図解を見てもらえば、イメージしやすいでしょう。
引用元:UQ WiMAX公式サイト
通信速度は今の水準で考えるとかなり遅い
ADSLはサービス開始当時、最も高速な通信速度を誇るデータ通信回線として注目を集めました。しかし、その通信速度も今の光回線と比べると雲泥の差が生じています。
なんと、回線速度は光回線の約20分の1という遅さです。
回線名 | 最大通信速度 |
ADSL | ・下り50.5Mbps ・上り12.5Mbps |
光回線 | ・下り1Gbps ・上り1Gbps |
*1,024 Mbps=1Gbps
現在、インターネットは大容量通信の時代に突入しています。
しかし、ADSLはその大容量通信に対応できる通信速度は持ち合わせていないのが実情です。水準レベルに達していない、型遅れのデータ通信手段と言っても過言ではないでしょう。
電話回線のため通信が不安定になることが多い
ADSLは通信が不安定になることが多い通信手段です。
ADSL利用者ならば誰しも、対応に苦労した経験があるでしょう。その原因は使用している電話回線にあります。
電話回線には銅線(メタル線)が用いられていますが、この銅線には外部電波の影響を受けやすいのが特性です。
そのため、周囲の電話回線や空気中のノイズによる影響を受けやすく、データ通信は安定になりがちです。
その上、ADSLの使用場所とNTT収容局の距離が長いほど、通信が不安定になるデメリットもあります。
伝送距離が長いほど、周囲の電話回線や空気中のノイズによる外部影響を受ける機会が多くなるためです。
そのため、NTT収容局との距離が長いほど、下記の症状が発生しやすくなります。
- 通信速度の低下
- 通信の切断や遅延
- 画質や音声の低下
ADSLには高速通信のプランが提供されています。最高速度が下り50Mbpsですから、今でも不自由なく利用できている人もいるでしょう。
しかし、いくらこのプランに加入しても、NTT収容局との距離が長ければプラン通りの通信速度は実現されません。
高速プランに加入しても、銅線が持つ特性を回避できないからです。
ADSLは通信が不安定になることが多く、その回避も困難な通信手段です。安定した回線を利用したいなら、早めに切り替えを検討した方が無難でしょう。
2024年3月末には廃止される予定
ADSLの新規契約の申込受付は、すでに終了しています。
申し込みを受け付けてくれるサービス提供事業者はなく、サービス提供も廃止・終了が決定しています。
サービス最盛期には数10社にも上ったサービス提供事業者もその大半が撤退し、現在、主要事業者として残っているのは2社だけです。
その2社も下記のようにサービス終了を発表しています。
サービス提供事業者 | サービス終了時期 | 新規申込受付の終了時期 |
ソフトバンク「Yahoo! BB ADSL」 | 2024年3月末 | 2016年6月30日 |
NTT「フレッツ・ADSL」 | 2023年1月31日 | 2019年2月28日 |
しかも、ソフトバンクの「Yahoo! BB ADSL」は公式サイトで「2020年3月以降、一部の地域から順次終了しております。」と発表しており、すでにサービス提供の終了が始まっています。
2024年3月末を待たず、急にサービス終了を告知される可能性もあるでしょう。
2021年12月現在、乗り換えの猶予として残されているのは最長2年1ヶ月です。
放置したままで、突然インターネットが使えなくなる事態だけは、避けなければなりません。
また、光回線は申し込みから開通まで、下記の期間を要します。申込後すぐ、インターネットが使えるわけではありません。
- 戸建て:1~2ヶ月
- マンション(集合住宅):1~3ヶ月
しかも、電話がADSLだと、電話も不通状態になってしまいます。
終了間近になって慌てないよう、早めに切り替えを済ませておきましょう。
ADSLから光回線へ-そもそも何が違うの?
ここでは光回線に切り替え後に戸惑わないよう、光回線との違いを詳しく解説します。
違いは様々ありますが、絶対に把握しておいて欲しいのは下記の3つです。
この3つを押さえておけば、切り替え後も戸惑うことなく回線利用できます。それでは順追って3つの違いを解説していきましょう。
「回線料金」に割と差が出る
まず知っておいてほしいのが回線料金の違いです。
ADSL利用者にはデメリットに感じるでしょうが、光回線の回線利用料はADSLよりも割高になる可能性があります。
契約プランや住居形態にもよりますが、下記のように割高になるのは明らかです。
回線サービス名 | 月額料金(税込) |
フレッツ・ADSL モアスペシャルプランT1(電話回線共用・モデムスプリッタ レンタル時) | 3,555.2円 |
フレッツ・ADSL モアスペシャルプランT2(電話回線共用・モデムスプリッタ レンタル時) | 5,450.5円 |
フレッツ光 ファミリー・スーパー・ハイスピードタイプ隼 | 戸建て:4,730円 マンション(集合住宅):3,135円 |
*ADSLは「マイラインプラスセット割引」、光は「光はじめ割」適用後価格です。
光回線の月額料金は、どの回線事業者でもマンションよりも戸建ての方が月額料金が割高です。
回線切替により、回線料金が割高になる可能性は高いでしょう。
マンションにお住まいなら、切り替え後も同金額程度、もしくは更に安い料金で回線利用できる可能性もあります。しかし、戸建てにお住まいの人は、マンションのようにはいきません。
しかし、ガッカリしないでください。光回線の切り替えにはキャッシュバック等の様々なキャンペーンが用意されています。
上手くこのキャンペーンを利用すれば、料金差を埋めて、逆に安く利用することも不可能ではありません。
詳細は後述の「乗り換えによって通信費を節約できる可能性がある」で詳しく解説しています。戸建てにお住まいの人は、ぜひ目を通して参考にしてください。
「通信速度」が大きく変わる
先述したように、光回線に切り替えることで大幅に改善されるのが通信速度です。
ADSLよりも約20倍の通信速度1Gbpsになるため、ストレスなくデータ通信が楽しめます。これは現在利用されている主なデータ通信手段の中でも、抜きに出た通信速度です。
回線名 | 最大通信速度 |
光回線 | ・下り 10Gbps(1Gbpsが一般的) ・上り 10Gbps(1Gbpsが一般的) |
ADSL | ・下り 50.5Mbps ・上り 12.5Mbps |
ケーブルテレビ | ・下り 1Gbps ・上り 100Mbps |
モバイルWiFi(WiMAX) | ・下り 2.7Gbps ・上り 183Mbps |
*1,024 Mbps=1Gbps
光回線ならば、ADSLで常時感じていたストレスは完全に解消されるでしょう。
また、現在は1Gbpsを超える、高速通信が可能な光回線がいくつも登場しています。
回線名 | 最大通信速度 |
NURO光 | 2Gbps |
Fon光 | 2Gbps |
auひかり ホーム5G | 5Gbps |
auひかり ホーム10G | 10Gbps |
対応エリアは限られていますが、申込可能な人は切り替えを期に、これら高速回線に申し込んでみてはいかがでしょう。
「回線安定性」が劇的に変わる
大幅に改善されるのは通信速度だけではありません。「回線安定性」も劇的に改善されます。
光回線は光ファイバーを回線に利用することで、下記2点においてADSLよりも劇的な向上を実現しました。
- 通信速度
- 回線安定性
これは光ファイバーがADSLよりも通信時の外部影響を受けにくく、データ電送量が大きいからです。長距離通信でもエラーの少ない、安定した通信を維持できます。
ADSLから光回線に変える必要性-変えたらメリットはあるの?
ここまでの解説で、ADSLと光回線の違いは理解してもらえたことでしょう。
ここからは光回線に切り替える必要性を、メリット・デメリットから考察します。
まずはメリットからです。光回線への切り替えメリットは下記の3つが挙げられます。
コストをかけずに工事費無料で切り換えられる
光回線の工事費相場は、下記のように安価とは言えません。
- 戸建て:20,000~40,000円
- マンション:15,000~30,000円
となれば、この工事費はみなさん気になることでしょう。
しかし、工事費は先にも触れたキャンペーン利用で、実質無料にできます。
下記のように光回線の大半は、新規申込者や乗り換え者に対して、工事費無料にできるキャンペーンを実施しています。
回線名 | 工事費(税込) | キャンペーン名 | キャッシュバック・割引金額(税込) |
NURO光 | 44,000円 | 月額料金割引 | 36ヶ月の月額料金割引で全額キャッシュバック |
softbank光 | 26,400円 | 工事費サポート | 最大26,400円の一括キャッシュバック、または月額料金1,100円×24ヶ月間割引 |
ビッグローブ光 | 最大19,800円 | 新規工事費実質0円! | 最大19,800円 |
So-net光 | 26,400円 | 月額割引キャンペーン | 36ヶ月の月額料金割引で全額キャッシュバック |
auひかり | 最大41,250円 | 初期工事費用割引 | 戸建ては687円×60ヶ月、マンションは1,375円円×24ヶ月の月額猟奇割引で全額キャッシュバック |
これは光回線への切り替えを考えている人にとって、間違いなく大きなメリットになります。これなら工事費の心配をせず、光回線に切り替えられますね。
乗り換えによって通信費を節約できる可能性がある
前述したように光回線への切り替えでは、回線料金が割高になる可能性があります。
しかし、携帯電話を含めた通信費で考えると、トータル通信コストは節約可能です。
これは割高になる回線料金を補う上で、大きなメリットになるでしょう。
しかも、場合によっては大きなコスト削減に繋がり、驚くようなメリットに化ける可能性もあります。
下記は各光回線が実施している、主なキャンペーンです。
- 現金キャッシュバック
- スマホ割
- 無線LANルータ無料レンタル
- セキュリティソフト無料
- 他社携帯の解約違約金割引
この中のスマホ割利用で、通信費のトータルコスト節約が可能になります。
スマホ割は指定キャリアの携帯利用者に対して、最大月額1,100円(税込)が通話料金から割引されるサービスです。
このサービス最大のメリットは、申込者を含む家族全員が割引対象になる点です。
指定キャリアの携帯電話利用者が多いほど、割引額は大きくなります。
中には大きな割引の恩恵を受ける人も出てくるでしょう。割引対象が5人であれば、月額5,500円(税込)もの通信費削減に繋がります。
これなら切り替えで回線料金が割高になっても、全く苦にならないでしょう。
3大キャリアのスマホ割を導入している、主な光回線は下記のとおりです。
スマホキャリア名 | セット割名 | 実施している光回線 |
ドコモ | ドコモ光セット割 | ドコモ光 |
au | auスマートバリュー | ・auひかり ・ビッグローブ光 ・So-net光 ・@nifty光 ・コミュファ光 ・eo光 ・メガエッグ光 ・ピカラ光 ・J:COM |
Softbank | おうち割 光セット | ・Softbank光 ・NURO光 |
スマホ割を利用しない手はありません。スマホ割を実施している光回線への申し込みを考えてみましょう。
通信速度が最低でも20倍まで引き上げられる
光回線の一般的な通信速度は1Gbpsです。この通信速度はADSL(50.5Mbps)の約20倍に当たります。
しかも、通信速度が2・5・10Gbpsの光回線に申し込めば、通信速度をさらに早くすることも可能です。
動画等の大容量データ通信が当たり前となっている、現在のインターネット通信では大きなメリットになるでしょう。
通信速度が速ければ速いほど、一定時間内に送受信できるデータ量は大きくなります。
高速通信が可能になれば、大容量のデータを高速ダウンロードしたり、動画配信サービスで大容量となる4K等の高画質画像を快適に視聴可能です。
光回線は、現在のインターネットを満喫するために必要不可欠なデータ通信手段と言えるでしょう。
ADSLから光回線に変える必要性-変えることのデメリットは?
光回線への切り替えにはデメリットも存在します。後で驚かないためにも、そのデメリットを把握しておきましょう。
そのデメリットは下記の3つです。
切り替えにかかる手続きや設定が多くて面倒
ADSLから光回線に切り替えるには下記手続きが必要で、光回線開通後はインターネット接続の設定が必要です。
- ADSLの解約
- 光回線への申し込み
これを面倒に思って、デメリットと感じる人もいるでしょう。
しかし、解約と光回線への申し込みは避けようがありませんが、光回線開通後の設定は回避可能です。
「訪問設定サポート無料」のキャンペーンを利用すれば、自分で設定する必要はありません。
設定サポートに対応している、主な光回線は下記のとおりです。
光回線名 | 利用条件 |
NURO光 | 初回のみ |
So-net光 | 初回のみ |
ドコモ光 | 初回のみ |
OCN光 | 初回のみ |
Softbank光 | 電話対応のみ |
設定回避を目的に、光回線を選ぶのはおすすめできません。
トータル的に満足できるかどうかを判断して、申し込むようにしてください。
ルーターなどの設備を新しくする必要がある
光回線に切り替えると、通信に必要な機器はすべて新しくする必要があります。
光回線に切り替えると、ADSLの通信機器はすべて使用できません。購入している人は、「また買い直しか…」と不満に思うことでしょう。
しかし、新たな通信機器の費用は購入価格を心配する必要はありません。
光回線導入で、新たに必要になるのは主に下記の2つです。
ONU(光回線終端装置) | 端末機器のデータ送受信を司る機器 |
ルーター | PCやテレビ、ゲーム機などの複数端末をインターネット接続するための機器(*接続端末が1台の場合は不要) |
マンション等の集合住宅の場合、モデムが必要になることがありますが、一般的に必要なのはこれら2つです。
しかし、ONUは回線事業者から無料レンタルされるのが一般的です。ルーターと一体型のもであれば、ルーターも無料レンタルできます。
注意してほしいのはルーターが一体型でない場合です。この場合、ルーターを下記方法で用意しなければなりません。
- 購入:4,000~10,000円程度
- レンタル:月額400~500円程度
どちらも費用が発生しますが、これも打開策はあります。
無料レンタルしている光回線に申し込めば、一切費用はかかりません。
無料レンタルを実施している光回線
- NURO光
- Fon光
- ぷらら光
- So-net光
以上のように、必要な通信機器は一切費用をかけずに用意できます。さほど負担に感じる必要はないでしょう。
また、希望する光回線の公式窓口が無料レンタルを実施していない時は、代理店窓口のキャンペーンを確認するのも1つの手です。
光回線の代理店の中には、ルータプレゼントの独自キャンペーンを実施しているところが多数あります。
もしもの時は、代理店窓口のキャンペーンを確認してみるといいでしょう。
ADSLにはもう戻すことができない
先述したように、2021年12月現在、ADSLの新規申込を受け付けているところはありません。
そのため、光回線に切り替えた後、もう一度ADSLに戻すことは不可能です。
切り替えた後にADSLの方が良かったと思う人はまれでしょうが、そう思うことがあればデメリットに感じるのは確かです。
しかし、仮にADSLに戻せたとしても、利用できる期間は長くありません。近い将来、切り替えなければならない時がやってきます。
そう考えて後悔するよりも、光回線に慣れる努力をしてみましょう。
ADSLから光回線に変えるならどこ?おすすめの光回線比較一覧
光回線は下記のように、申込先によって回線スペックや利用条件は異なります。
光回線名 | 料金(税込) | 速度実測値 | キャンペーン | キャッシュバック(税込) | 申し込みから開通までの期間 |
Fon光 | 戸建て・マンション:4,380円 | ・上り:398.3Mbps ・下り:784.6Mbps | ・プロバイダ契約不要 ・無線LANルーター無料レンタル ・WiFi機器無料レンタル ・おうち割光セット割引 ・まとめて電気加入割引 ・ひかりTV加入割引 | 工事費上限44,000円+乗り換え時の解約負担金キャッシュバック上限33,000円 | ・戸建て:1~2ヶ月程度 ・マンション:1~3ヶ月程度 |
NURO光 | ・戸建て:5,200円~ ・マンション:2,090円~ | ・上り:396.0Mbps ・下り:501.9Mbps | ・初月度の利用料金無料 ・セキュリティソフト無料 ・設定サポート無料 ・おうち割光セット割引 | 現金45,000円キャッシュバック+工事費相当の月額料金割引44,000円 | ・戸建て:1~3ヶ月程度 ・マンション:1~4ヶ月程度 |
ドコモ光 | ・戸建て:5,720円 ・マンション:4,400円 | ・上り:208.8Mbps ・下り:268.1Mbps | ・新規工事料無料 ・ドコモ光セット割 | dポイント20,000PT | 2週間~1ヶ月程度 |
Softbank光 | ・戸建て:5,720円 ・マンション:4,180円 | ・上り:213.5Mbps ・下り:315.4Mbps | ・SoftBank光 新生活応援!割引キャンペーン(新規・転居向け) ・おうち割光セット ・他社携帯の解約違約金割引 | 最大24,000円の工事費キャッシュバック+最大100,000円の他社違約金・撤去工事費サポート | 最短6営業日 |
auひかり | ・戸建て:6,160円~ ・マンション:4,730円~ | ・上り:236.6Mbps ・下り:307.2Mbps | ・auスマートバリュー/自宅セット割特典 ・10,000PONTAポイント特典(ショップ限定) ・無線LANルーター無料 ・セキュリティソフト無料 ・auスマートバリュー割引自宅セット割(UQモバイル) ・ネットスマホ割(donedone) | 最大30,000円の乗り換えスタートサポートキャッシュバック+最大25,000円の上乗せキャッシュバック+工事費相当の月額料金割引41,250円 | 1~2ヶ月程度 |
So-net光 | ・戸建て:6,138円 ・マンション:4,928円 | ・上り:229.2Mbps ・下り:302.5Mbps | ・自宅セット割(UQモバイル) ・セキュリティソフト無料 ・訪問設定サポート無料 ・セット割特典(戸建て限定) | 現金60,000円キャッシュバック+工事費相当の月額料金割引26,400円 | 1~2ヶ月程度 |
コミュファ光 | ・戸建て:4,916円~ ・マンション:3,323円~ | ・上り:350.25Mbps ・下り:556.2Mbps | ・月額料金 最大2ヶ月間無料 ・家電プレゼント ・キャッシュバック還元キャンペーン ・Pontaポイントプレゼントキャンペーン ・2022年4月までDAZN月額料金無料 ・メッシュWiFi最大3年間無料 ・コミュファ光4K-LINKプレゼント ・10ギガメニュー契約でタブレットプレゼント、または10,000円還元 ・コミュファ光ゲーミングカスタム | 現金20,000円キャッシュバック | 1~2週間程度 |
OCN光 | ・戸建て:5,610円~ ・マンション:3,960円~ | ・上り:193.1Mbps ・下り:268.8Mbps | ・OCN光 3カ月間おトクに利用できるキャンペーン ・OCN光モバイル割「もっと割」キャンペーン | 現金20,000円キャッシュバック+dポイント20,000PT | 最短1週間程度 |
*速度実測値はみんなのネット回線速度にて調査
上記以外にも光回線は多数あります。申込先が多く、それぞれ条件が違えば「どこを選べばいいのか皆目見当がつかない」となる人は少なくないでしょう。
ここではそんな人に向けて、当サイトが厳選した下記光回線を紹介します。
目的別分けて、最も適した回線を厳選したので、光回線選びの参考にしてください。それでは、各光回線のおすすめポイントを順追って解説します。
戸建てでADSLから移行するならFon光がおすすめ
戸建てで光回線に切り替えるならFon光がおすすめです。
Fon光は切り替えで、最大77,000円のキャッシュバックが受けられます。
- 工事費無料 44,000円(税込)
- 乗り換え時の解約負担金キャッシュバック 上限33,000円(税込)
無条件の現金キャッシュバックはありませんが、工事費と解約負担金を心配せずに切り替えられるのは、大きなメリットになるでしょう。
そして忘れてはならないのが通信速度です。
安定した通信環境を維持するなら、通信速度が速いに越したことはありません。Fon光は下り2Gbpsの高速回線で、実測値も下り784.6Mbpsと、先に紹介した光回線の中で最も高速です。
これも見逃せないメリットと言えるでしょう。
しかし、戸建ての切り替えにFon光をおすすめする最大の理由は他にあります。それは月額料金の安さです。
光回線の月額料金はマンションよりも戸建ての方が割高に設定されていますが、Fon光は共に税込4,380円/月で利用できます。
戸建ての月額料金は5,000円超えが一般的ですから、5,000円を切るFon光は、間違いなくお手頃価格で利用できる光回線です。
しかも、その金額で2Gbpsの高速回線が利用できるとなれば、切り替え先の最有力候補と断言できるでしょう。
マンションやアパートでADSLから移行するならNURO光がおすすめ
マンションやアパートで切り替えるならNURO光がおすすめです。
NURO光は無条件で現金25,000円のキャッシュバックが受けられ、工事費に相当する月額料金割引44,000円を含めるとキャッシュバック総額は69,000円にも上ります。
しかも、通信速度はFon光と同じ2Gbpsです。
高額キャッシュバックにより、工事費を心配せず高速回線が利用できる点は見逃せません。
しかし、マンションやアパートの切り替えにNURO光をおすすめする最大の理由も他にあります。
それは月額料金がマンション内の利用者数に応じて変動する点です。
NURO光の料金プランは3つあり、同一建物内のNURO光利用者数によって、月額料金が変動します。
料金プラン | 月額料金(税込) | 契約年数 |
M2Tプラン | 2,090~2,750円/月(初月無料) | 3年契約の自動更新プラン |
M2Dプラン | 2,530~3,190円/月(初月無料) | 2年契約の自動更新プラン |
M2Tプラン | 2,970~3,630円/月(初月無料) | 契約期間の縛りなし |
マンションやアパート内のNURO光利用者が多いほど、安い料金で回線利用ができるのです。
税込2,090円という驚きの月額料金で、2Gbpsの光回線を利用できる可能性もあります。集合住宅は導入済みの光回線を契約するのが一般的ですから、十分その可能性はあるでしょう。
居住するマンション・アパートでNURO光導入済みなら、迷わずNURO光での切り替えをおすすめします。
キャンペーン利用でお得に切り替えたいならauひかりがおすすめ
キャンペーン利用でお得に切り替えたいならauひかりがおすすめです。
auひかりは数ある光回線の中でも、キャンペーンが充実していることで知られています。
auひかりは他社乗り換えで最大55,000円(不課税)のキャッシュバックと最大41,250円(税込)の月額料金割引が受けられます。
- 乗り換えスタートサポート 最大30,000円(不課税)
- 上乗せキャッシュバック 最大25,000円(不課税)
- 初期費用相当額の月額料金割引 最大41,250円(税込)
公式キャンペンで総額100,000円ものキャッシュバックはそうそうありません。
キャンペーンを利用したお得な切り替えにauひかりをおすすめするのも、納得してもらえるのではないでしょうか。
その他にも、下記のお得なキャンペーンが用意されています。
キャンペーン | キャッシュバック・割引内容 |
auスマートバリュー/自宅セット割特典 | 最大10,000円 |
10,000PONTAポイント特典(ショップ限定) | au one net同時申込で10,000PONTAポイント |
無線LANルーター無料 | 1年間無料(13ヶ月目以降は550円(税込)/月) |
セキュリティソフト無料 | 2ヶ月無料(3ヶ月目以降は418円(税込)/月) |
auスマートバリュー割引 | auスマホが永年1,100円(税込)/月 |
自宅セット割(UQモバイル) | 家族全員が永年638円(税込)~/月の割引 |
ネットスマホ割(donedone) | ビッグローブ光の月額料金が永年220円(税込)相当/月 |
これらキャンペーンを利用すれば、お得度はさらに高くなります。
特に多くの携帯キャリアに対応したスマホ割は見逃せません。
スマホ割による通信費削減の恩恵に預かる人も多いでしょう。
ADSLから光回線に切り替える上でよくある質問は?
それでは最後に、ADSLから光回線に切り替える時に、よくある質問に回答します。
今回、回答するのは下記の5つです。
あなたが、これら5つと同じ疑問を持つ可能性は十分あります。その時慌てず対処できるよう、しっかりと目を通してください。
ADSLから光回線に乗り換えるための手順は?
順序からすれば、ADSLを解約して光回線に申し込む流れになりますが、光回線の開通には申し込みから1~3ヶ月ほどの期間が必要です。
この期間を見越して、開通と同時にADSLを解約するのがベストでしょう。
ADSLから光回線への切り替えの流れは下記のとおりです。
- 光回線に申し込む
- 回線工事日が決まれば、その日程に合わせてADSLの解約を申し込む
- ADSLで利用していたモデムや電源ケーブル等を返却する
インターネット利用ができない期間を発生させないためにも、必ずADSLの解約よりも先に光回線へ申し込んでください。
また、モデム等の返却を忘れると、違約金が請求されることがあります。そうならないように、レンタル機器は忘れずに返却しましょう。
光回線がそもそも繋がらないエリアの場合はどうすればいい?
この場合の対応策は限られます。下記のいずれかの方法で対応するしかないでしょう。
- ケーブルテレビのインターネットサービスを利用する
- モバイル回線を利用する
- スマホのデザリンク機能を利用する
しかし、ケーブルテレビのインターネットサービスとモバイル回線も、光回線同様に対応エリアが決まっています。
ケーブルテレビサービスが未対応だとインターネットサービスは利用できませんし、モバイル回線も未対応ということもあるでしょう。
その時はスマホのテザリング機能を利用して、パソコン等の通信端末をインターネット接続するしか手はありません。
テザリングはスマホが繋がり、スマホの契約先がテザリングサービスを提供していれば利用可能です。
いずれの方法も利用できないとなれば、残念ですが諦めるしかありません。
インターネット接続できる、何らかの回線サービスが開始されるのを待つしか手はないでしょう。
光回線に乗り換えたら今までの固定電話の番号はどうなるの?
ADSL利用時の電話契約が、下記のどちらかによって異なります。
- 固定電話:電話加入権によって割り振られた電話番号
- ADSL電話:ADSL回線契約時に割り振られた電話番号
使用している電話番号がADSL回線契約で割り振られたものならば、ADSLの解約と同時に使用できなくなります。
どうしても同じ電話番号を使用したいなら、NTTから電話加入権を購入するしか手はないでしょう。
しかし、ADSL回線契約時にADSL電話の契約をせず、電話加入権によって割り振られた固定電話を使用していれば、電話番号に影響はありません。
どちらに該当するかで対処方法が違います。切り替え時には、必ず事前確認してください。
今の回線がADSLか光回線か見分けがつかないんだけどどこで見分ければいい?
見分け方はいくつありますが、一番簡単なのは契約書類の確認です。
契約書を見れば、どんな契約をしているのかひと目で分かります。
請求書を見るのもおすすめです。
必ず請求項目が記載されているので、簡単に確認できます。
「そんな書類なんて残してない」というなら、直接、回線事業者もしくはプロバイダに電話確認してください。
Yahoo!BBユーザーです。プロバイダそのままで光回線に切り替えることは可能?
可能です。
しかし、それでには条件があります。
Yahoo!BBが、切り替え先の光回線が対応しているプロバイダであることが前提です。対応していない場合は、他のプロバイダに乗り換えるしかありません。
また、プロバイダを継続利用できれば、プロバイダから支給されたメールアドレスもそのまま利用できます。
切り替え後もメールアドレスを変更したくないなら、Yahoo!BBに対応している光回線を選ぶようにしてください。
まとめ:ADSLから光回線への乗り替えはかなりおすすめ-キャンペーン利用でお得に変えよう
今回の記事に最後まで目を通してもらえたなら、下記の不安は解消されたことでしょう。
- 高い工事費がかかるのでは?
- 月額料金が高くなるのでは?
- 電話番号が変わるのでは?
- そもそもどこに乗り換えたらいいかわからない
ADSLから光回線への切り替えはベストな選択です。通常なら高額な費用がかかる切り替えですが、それもキャンペーンを利用すればお得に切り替えられます。
上手くやれば、思いもよらぬ現金を手にすることだって夢ではありません。
すべては、いかにキャンペーンを上手く活用するかにかかっています。
まずはどこでどんなキャンペーンが実施されており、どの光回線に申し込むのが一番得策かを考察してみましょう。
そうすれば、きっとキャンペーン利用でお得な切り替えに成功できます。
今回の記事を参考にして、お得な光回線への切り替えを成功させてください。