本記事では、Wi-Fiの容量はどのくらいあると十分なのか、おすすめのWi-Fiを解説していきます。
ポケット型Wi-FiやモバイルルーターなどのWi-Fi機器を使用する際に気になるのが「データ容量」です。
データ容量を確認してから契約しないと、
「安いからと契約したけど、使用できるデータ量が足りなくて結局追加料金がかかってしまった……。」
ということになりかねません。

契約する際に役立つ容量の目安や、自分がどのくらいのデータ量を使用しているかの確認方法などをお伝えします。
【この記事でわかること】
・Wi-Fiのデータ容量目安が分かる
・自分が使うWi-Fiでどのくらいのデータ量を使っているかが分かる
・容量を加味してホームルーターやポケット型Wi-Fiなどからおすすめをご紹介
\当サイトおすすめのWi-Fi 3選/
サービス名
| |||
月額料金(税込) | 980円~ (6ヶ月以降2,178円) | 1,057円~ (キャンペーン+キャッシュバック適用) | 1,298円~ (FiTプランのみ) |
通信容量 | 20GB/40GB/100GB | 10GB/30GB/60GB/90GB | 1GB/5GB/20GB/40GB/100GB (利用容量で料金が変動) |
通信速度(下り最大) | 150Mbps | 150Mbps | 150Mbps |
詳細 | ZEUS WiFiの詳細を見る | 縛りなしWiFiの詳細を見る | THE WiFiの詳細を見る |
Wi-Fi容量ってどのくらいあると足りるの?目安も紹介
Wi-Fiを繋ぐことでスマホのデータ通信を節約できますが、そのWi-Fi自体の容量が足りなければ意味がありません。

快適にインターネットを使うためにはどれくらいの容量が必要なのでしょうか?

LINE通話や動画の視聴にどれくらいのデータ量がかかるのか容量の目安もご紹介します。
目的によって異なる
インターネットに繋ぐ目的は人によってさまざまです。
- 動画配信サイトで映画を見たい
- LINEを使いたい
- 写真をクラウドに預けたい
それぞれ同じ「インターネットに繋ぐ」ですが、文字だけを送るLINEと高画質な映画とでは使用するデータ量に大きな差が出ます。

自分がどういった目的の為にインターネットを使用するのかを考えてみましょう。
ちなみにスマートフォンなら設定画面から自分がどのアプリで何GB使用したかを確認できます。iPhoneの場合は以下の手順で確認できます。
「設定」アプリを開く
「モバイル通信」を選択する
「現在までの合計」に○○GBと記載があります
注意点はWi-Fi接続している分はカウントされない点と、期間が区切られていないので長期間のデータがカウントされている場合がある点です。
一番下の画面までスクロールし、「統計情報をリセット」でその日から新しくカウントしてみるか、「前回のリセット日時」から1日何ギガ使用しているかを計算する必要があります。
さらにどのアプリで何GB使用しているかも分かるので、使用していないのにデータ通信料が多いアプリは削除して整理するのにも役立ちます。
利用容量の目安
電柱から光ファイバーケーブルを入れる工事が必要な固定回線以外のインターネットには、基本的に3日で10GB以上使用した場合容量制限が入ります。

10GBはどれくらいの量なのかを下記の表にまとめました。
![]() | 10GBあれば… | ・通話550時間 ・トーク500万通 ・ビデオ通話33時間 |
![]() | 18.5時間(標準画質) | |
![]() | 5時間プレイ可能 | |
![]() | 16.6時間 | |
![]() | 83時間 | |
![]() | ・写真の閲覧11.5時間 ・動画の閲覧23時間 |
動画視聴以外はそれほどデータ容量を使用しないことが分かります。
動画を視聴する際は画質を落としたり、ダウンロード機能がある場合は上手に利用することでデータ量の節約になります。
例えば「休みの日にまとめて映画を見たい!」という場合は画質によっては3日で10GBの制限にかかります。

休みの前に見たい映画を1日1.2本ダウンロードしておくことで、休みの日にはデータ通信量を消費せずに視聴できるのでおすすめです。
Wi-Fiの容量制限とは?なるとどうなるの?
Wi-Fiが容量制限にかかるとインターネットにつながる速度が遅くなります。
速度が遅くなることで動画を見るまでの読み込みに時間がかかったり、LINEで画像を送信するとエラーになってしまったりと不便に感じるでしょう。

容量制限の対象となる理由は下記の3つです。
- 3日で10GB以上使用した
- 契約データ量以上使用した
- ハイスピードプラスエリアモードを7GB以上使用した
3日で10GBの制限は、利用者が平等にインターネットを使う為に必要な制限です。
内容としては3日で10GB以上使用した場合、翌日の18時~2時まで速度制限が入るためインターネットへ繋ぐ速度が遅くなります。
速度制限時の速度はプロバイダによって128Kbpsや384Kbpsとかなり低速になるところもあり、LINEの送受信でさえもエラーになる場合があります。
速度制限がかかっても1MB出るプロバイダがおすすめです。
契約データ量以上使用した場合は無制限プラン以外の場合に適用されます。
たとえば月30GBまでのプランを選択すると30GBを超えた時点で速度制限が入ります。
こちらは1日のみではなく月末までずっと低速になるのでプランの見極めが必要です。
ハイスピードプラスエリアモードというオプションを使用した時も、速度制限の対象となります。
ハイスピードプラスエリアモードとはauの4GLTE回線を使用できるようになるオプションです。

通常の回線にプラスしてau回線も使用できることで使える場所が多くなるのが特徴ですが、月に7GB以上使用すると速度制限の対象になります。
こちらは使い放題プランを契約していても月末まで速度制限が入ってしまうので、本当に必要な時だけ使うようにしましょう。
Wi-Fiの容量を気にせずに利用するには?
インターネットを使用する時に「今は何GB使ったんだろう……。」といちいち考えるのは手間です。

ここでは快適にインターネットに接続するために大容量のWi-Fiをご紹介します。
ホームルーターを利用する
家でWi-Fiを使用する際の選択肢は「固定回線」「ポケット型Wi-Fi」「ホームルーター」の3通りです。
「ホームルーター」の特徴は工事が不要でコンセントを差すだけで使用できます。
ポケット型Wi-Fiのように充電する必要がないのもメリットです。

容量制限はありますが1カ月の使用量は使い放題なので、自宅で沢山使いたい方におすすめ。
『UQ mobileのWiMAX』と『Softbank Air』を例に料金をご紹介します。
UQ mobile | Softbank Air | |
月額使用料 | 4,268円 | 5,368円 |
本体代金 | キャンペーンによって0円 | 実質0円(月1,650円×36回) |
契約期間 | 2年(契約解除料1,100円) | 2年(契約解除料10,450円) |
速度制限 | 3日で10GB | 混雑時 |
通信速度 | 下り最大440Nbps~1.0Gbps | 下り最大350Mbps~962Mbps |
※表記はすべて税込みです。
使い放題ですので、1カ月のデータ容量に制限があるポケット型Wi-Fiに比べると月々の使用料金は少し高くなります。
また、Softbank Airは混雑時に制限されるのでいつ制限がかかるかわからないところが不安要素になるでしょう。
容量の大きいポケット型Wi-Fiのプランを契約する
もう一つの方法は容量が大きい、または無制限のポケット型Wi-Fiを選ぶことです。
ポケット型Wi-Fiの特徴は外出先などに持ち運びができること。

ホームルーターは自宅から持ち出せないので、外でもWi-Fiを使いたい方はポケット型Wi-Fiがおすすめです。
容量の大きいWi-Fiを利用したいならおすすめのポケット型Wi-Fi3選

それでは容量が大きいポケット型Wi-Fiにはどのようなものがあるのでしょうか?
おすすめを3つご紹介します。
縛りなしWi-Fi(ギガプラン)
「縛りなしWi-Fi」は下記の4種類のデータ量から選択できます。

データ量と最安値プランの「3年縛っちゃうプラン」について下記の表にまとめました。
プラン名 | 高速で使える1カ月のデータ量 | 毎月の使用量(3年縛っちゃうプラン) |
スタンダードプラン | 40GB | 2,926円(税込み) |
メガプラン | 50GB | 3,025円(税込み) |
ギガプラン | 60GB(1日2GBまで) | 3,080円(税込み) |
WiMAXプラン | 制限なし(3日で10GBまで) | 3,960円(税込み) |
ここでは容量が多く料金が安い「ギガプラン」についてご紹介します。
ギガプラン | 縛りなしプラン | 1年縛っちゃうプラン | 3年縛っちゃうプラン |
1カ月60GBまで | 3,630円(税込み) | 3,300円(税込み) | 3,080円(税込み) |
「ギガプラン」は1カ月60GBが高速通信で使用でき、50GB使える「メガプラン」と100円も変わらないので「ギガプラン」のほうがお得です。
1日に2GBまでの制限があり、通勤時に音楽を聴く方や寝る前に動画を見るなど毎日使う方におすすめ。

「縛りなしプラン」とは利用期間の決まりが無いプランで、いつ解約しても解約金がかかりません。
同じデータ量で「1年縛っちゃうプラン」と「3年縛っちゃうプラン」の利用期間が定められたプランもあり、こちらへのプラン変更が可能です。
上記の表のように縛りありプランのほうが月々の使用料を安く抑えられます。
最初は縛りなしプランを契約し、快適に使えると確認してからプラン変更するのがおすすめ。
毎月の料金支払いはクレジットカードか、月額330円の手数料を支払うと口座振替も設定できるので安心。
Mugen Wi-Fi(MUGEN格安プラン)
プラン名 | 容量 | 月額料金 |
MUGEN格安プラン | 100GB | 3,718円(税込み) |
「MUGEN Wi-Fi」はデータ通信用の電波ではなく、通常の携帯電話の電波を使用しています。
そのため通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsとデータ通信専用の電波を使っている物に比べると低速です。
その代わりに3日で10GBの制限が無いのが特徴。
ただ、まったく制限がかからないのではなく大量のデータ通信をした場合128Kbpsに制限される場合があります。
毎月の支払方法はクレジットカードのみで、契約後2年以上使用すると解約金は無料です。

また、2年使用する予定のない方は月額660円の「2年間縛りなしオプション」をつけることで2年を待たずに解約しても解約金がかかりません。
YAMADA air mobile WiMAX(YAMADA ギガ放題プラン)
プラン名 | 容量 | 月額料金(税込み) |
YAMADA ギガ放題プラン (契約期間3年) | 10GB/3日 | 1~30か月目4,818円 31か月目~4,268円 |
こちらはヤマダ電機で契約できます。
インターネット受付ではなく店頭で申し込みや修理ができるので直接話が聞きたい方におすすめ。
WiMAXの電波を使うことができ、上記の2つに比べて月額料金は高額ですが月のデータ容量の制限がありません。
ただ3日で10GB以上の容量制限は入るので注意。
WiMAXの電波だけではなくauの4G LTE通信が使える「LTEオプション」が無料で利用できるため、電波が届きにくい場所でも快適に使用できます。
また、毎月の料金はクレジットカード払いのみです。

「LTEオプション」を使用しての通信は月7GBまでです。
それを超えると月末まで速度制限がかかってしまいます。
Wi-Fiの容量を気にせずに利用したい方向けチェックポイント

容量を気にせずにWi-Fiを使いたい方は、契約する前にこちらをご確認ください。
契約後に「思っていた使い方ができない!」とならないように契約前の確認をおすすめします。
月額料金
プロバイダによって月額料金に差があります。
この料金の差は以下の3点にに関係してきます。
- 通常使用時の速度の差
- 速度制限時の速度の差
- 実店舗があるか無いかの差

実店舗の有無に関してはどうしても実店舗で直接相談したい方向けです。
どちらかと言えば速度めんに関することが使用する際の快適度に関わるので、契約前に必ず確認しておきましょう。
利用容量
「使い放題」と表記があっても、「7GBまでは使い放題」という意味の場合があります。
1カ月で使用できるデータ量を間違えないよう選択しましょう。
また、プランによっては1カ月ではなく1日の使用量が決まっている使い放題もあるので注意が必要です。

後から足りなくならないように、自分にはどの程度データ量が必要かを知っておくと確実です。
プランやキャンペーン
選択するプランによってはキャンペーンなどで安くなる場合があります。
その際の条件としてオプションが必要ではないか、対象外のプランは無いかなどを必ず確認しましょう。

条件を満たさない場合は使いたいキャンペーンの対象外になってしまいます。
使い方に合う容量のWi-Fiを選んで快適なWi-Fi生活を

使用用途に合わせたWi-Fi環境の選び方についてご紹介しました。
目に見えないものなので難しいですが、オンラインゲームなど大量のデータ通信を常にする場合は固定回線が必要です。
それに対し、月間の使用量があまり多くない方にはポケット型Wi-Fiがおすすめです。
使い方に合わせて自分に合ったWi-Fiを見つけてください。
