eSIM対応のおすすめ格安SIM7選を比較して解説!最安はどこ?
eSIMにはどんな特徴があるのだろう?
少しでもスマホの料金をお得にしたいという方の中には、格安SIMの契約を検討している方も多いです。その中でも、内蔵型のSIMであるeSIMを検討している方も少なくありません。
ただ、プランの選び方を理解しておかないとかえって損してしまう場合もあります。
そこで今回は、eSIMの契約を検討している方に向けて、おすすめのeSIMやプランの選び方・最安の格安SIMなどについて解説していきます。
・eSIMのメリット・デメリット
・eSIMのプランの選び方
・eSIMプランのあるおすすめの格安SIM
格安SIMでeSIMプランを契約したいなら、LINEMOが一番おすすめです。
LINEMOはソフトバンク回線を使っているので高速通信ができる上に、プランが2つだけなのでわかりやすい点が特徴です。
詳しくはLINEMOの公式サイトをご覧ください。
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eSIMのプランを調べる前に | eSIMの概要・メリット/デメリットを解説
eSIMプランを取り扱うおすすめの格安SIMについて解説する前に、まずはeSIMがそもそもどういったものなのかを十分に理解しておくことが大事です。
eSIMの概要やメリット・デメリットについて解説していきます。
そもそもeSIMってなに?
eSIMはスマホの端末内にSIMカードが内蔵されているタイプのSIMのことです。
本来は形あるSIMカードをスマホにセットすることで、そのSIM情報を読み込み、契約状況に基づいてそのスマホでデータ通信や通話などができるようになります。しかし、eSIMの場合はSIMカードを挿さなくてもオンライン上で手続きを行うだけで契約情報を読み込み、データ通信などが行えるようになります。
eSIMのメリット
eSIMのメリットとして主に以下の4つがあげられます。
・SIMカードの差し替えが不要で、故障リスクが少ない
・1台のスマホで複数のネットワーク接続が可能
・オンライン上で契約可能で、すぐに乗り換えられる
・海外でのデータ通信も安い
まずeSIMは物理的なカードの差し替えを行わずともデータ通信が可能となります。
本来なら物理のSIMカードを入れ替える必要があり、そのカードを差し替える際に故障してしまうことがあります。よくあるのが濡れているSIMカードを入れ替え、そのままスマホが故障してしまうというケースです。eSIMならそのリスクを大幅に減らせます。
また、eSIMが使える端末の一部では1台のスマホで複数のネットワーク接続が可能です。
物理のSIMカードとeSIMの両方に対応した端末もあり、その端末を使えば2つのネットワーク回線を使い分けてスマホを運用できます。こういった端末のことをデュアルSIM対応スマホと呼びます。
たとえば、仕事用とプライベート用、通話用とデータ通信用といった分け方で1台のスマホで使い分けることが可能です。
他にも、eSIMならオンライン上で契約可能で、すぐに乗り換えられます。
物理的なSIMカードの入れ替えがないため、オンライン上で契約・手続きができます。郵送でSIMカードが送られてくるまで待つ必要がないため、契約後にすぐに乗り換えられます。
さらに、海外でのデータ通信も安い点も特徴的です。
海外でインターネットを利用するとなると、わざわざSIMカードをレンタルする必要があります。しかし、eSIMなら海外でのデータ通信もオンライン上で手続きが可能で、選択肢の幅が広がるため、海外で安くデータ通信を利用できます。
eSIMのデメリット
一方で、eSIMのデメリットとして以下の3つがあげられます。
・機種変更がやや面倒
・ある程度のITリテラシーが求められる
・対応機種・対応キャリアが限定される
eSIMはSIMカード一体型になっているため、SIMの乗り換えに関してはかなり便利です。しかし、端末そのものを変更するとなると、機種変更するたびに移行手続きを行う必要があります。
端末とSIMカードが別々だと、SIMカードを機種変更した端末に挿せばよいだけであるため、端末を替えるとなるとやや面倒です。
また、eSIMはすべての手続きがオンライン上に集約されています。そのため、ある程度のITリテラシーの理解が必要です。
手続きやスマホそのものの操作方法がわかっていないとかなり苦労してしまいます。
他にも、対応機種・対応キャリアが限定されてしまう点もあげられます。
eSIMが登場して数年ほど経ちましたが、それでもeSIMに対応している機種やキャリアがまだそこまで多くないのが現状です。特にAndroid端末でeSIMタイプのものがまだ少ないため、Androidを普段から使っている方にとってはeSIMはかなり使いづらいです。
時にはSIMカードが差し替えられたほうが便利なこともあります。
eSIMのプランの選び方を解説
eSIMの特徴はわかったけど、どのプランで契約すればよいのだろう?
eSIMの特徴について簡単に見たところで、eSIMのプランの選び方について解説していきます。
eSIMのプランの選び方として、主に以下の4つの項目があげられます。
月額料金の安いプランを選ぶ
eSIMプランを選ぶ際には、まずは月額料金の安いプランを選びましょう。
eSIMプランに限る話ではありませんが、似たようなサービスでも契約先によって料金プランが異なり、料金の安さも異なります。似たような条件で利用できるサービスなら、少しでも料金が安いところで契約したほうがお得です。
また、月額料金の安さはキャンペーンによるお得さと違って継続的に続くものです。
たとえば、キャッシュバックキャンペーンで数万円ほどもらえたとしても、その恩恵は継続してeSIMサービスを利用し続けていくうちにゼロになっていきます。しかし、他社よりも月額料金が安いというのは、料金改定が行われない限りはずっと続いていきます。
キャッシュバック以上に月額料金の安さって大事なんだね。
通信速度の速い格安SIMを選ぶ
eSIMプランを選ぶ際には、通信速度の速い格安SIMを選ぶということも大事になってきます。
それぞれ事業者ごとで取り扱っているキャリア回線が異なり、エリア、取り扱っている端末、ユーザーの規模も異なります。そのため、どこで契約するのかによって通信速度が異なります。
ただ、通信速度の速さがどのくらいなのかについて、eSIMプランを提供している事業者が公表するケースはあまりありません。実際に利用しているユーザーの口コミを参考に平均通信速度がどのくらいなのか把握する必要があります。
いくら月額料金が安くても、平均通信速度が遅いとストレスを抱えてしまいます。そのため、平均通信速度の速さもある程度考慮し、ちょうどよい按配の契約先を選びましょう。
安定して40Mbps以上出せるなら、スマホで大抵のことはできます。
自分に合ったデータ容量のプランを選ぶ
意外と見落としがちですが、自分に合ったデータ容量のプランを選ぶということも大切です。
自分に合った月額料金相場で、かつそれなりに通信速度の速いところを選んだとしても、契約するプランが自分に合っていないと損してしまうこともあります。たとえば、普段あまりインターネットを利用しておらず、月に3GBあれば十分という方がわざわざ10GB以上使えるプランを選ぶと、それだけ無駄な料金を払ってしまうことになります。
自分に合ったデータ容量のプランを選べていない方は、どういった通信を行えばどのくらいデータ容量が消費されるのか理解していない可能性が高いです。また、毎月自分がどのくらいのデータ容量を消費しているのか把握していない可能性もあげられます。
普段何も意識せずにスマホを使っていた方は、自分が毎月使っているデータ容量がどのくらいなのか意識してスマホを使ってみてください。
キャンペーンなどお得に申し込めるプランを選ぶ
先ほどキャンペーンは月額料金の安さほど持続性のあるものではないと説明しました。しかし、キャンペーンも十分にお得なものであることに変わりはないため、キャンペーンをチェックしてプランを選ぶことも大事です。
キャンペーンの内容は事業者ごとに異なり、料金プランがお得になるものもあれば、外部サービスが一定期間無料で使えるようになるものもあります。また、自社のサービスに根付いたキャンペーンが実施されることも多く、たとえばラインモだとLINEに関するキャンペーンが提供されることがよくあります。
いくつかのプランを見て、自分にとってプラスになると判断できるキャンペーンの数が1つでも多いプランで契約するのが望ましいです。
料金面については、月額料金とキャンペーンを合算して、総額費用の少ないプランを契約するのが理想的です。
eSIMのプランのあるおすすめ格安SIM7選
eSIMの特徴やプランの選び方についてみていきました。そこで触れた内容を踏まえつつ、eSIMのプランのあるおすすめの格安SIMサービスを紹介していきます。
eSIMのプランのあるおすすめの格安SIMサービスとして以下の7つがあげられます。
これらの格安SIMサービスの通信プランや通信速度などについて以下の表にまとめました。
LINEMO | 楽天モバイル | IIJmio | ahamo | povo | UQモバイル | ワイモバイル | |
通信プラン | ・ミニプラン(3GB) ・スマホプラン(20GB) <通話料金> ・ギガプラン ・通話準定額 (1回あたり5分まで) ・通話定額 (時間無制限) | <スマホ料金> ・0~3GB(10月31日まで) ・3~20GB ・データ無制限 <通話料金> ・Rakuten Linkアプリ ・OS標準の電話アプリ ・15分通話かけ放題 | ・eSIMのみ:2~20GB ・eSIM+データ:2~20GB ・eSIM+データ+SMS:2~20GB ・eSIM+データ+SMS+音声:2~20GB | <スマホ料金> ・20GB ・大盛りオプション(+80GB) ※20GBまで海外ローミング無料 <通話料金> ・国内通話料金5分 ・かけ放題オプション | <スマホ料金> ・データ使い放題(24時間) ・1GB ・3GB ・20GB ・60GB ・150GB | <スマホ料金> ・くりこしプランS+5G(3GB) ・くりこしプランM+5G(15GB) ・くりこしプランL+5G(25GB) <通話料金> ・通話放題 ・通話放題ライト | <スマホ料金> ・Sプラン(3GB) ・Mプラン(15GB) ・Lプラン(25GB) <通話料金> ・だれとでも定額 (10分かけ放題) ・スーパーだれとでも定額 (24時間かけ放題) |
月額料金 | <スマホ料金> ・ミニプラン(3GB):990円 ・スマホプラン(20GB):2,728円 <通話料金> ・ギガプラン:550円/GB ・通話準定額:0円/月 (1回あたり5分まで) ・通話定額:1,100円/月 (時間無制限) | <スマホ料金> ・0~3GB:1,078円(10月31日まで) ・3~20GB:2,178円 ・データ無制限:3,278円 <通話料金> ・Rakuten Linkアプリ:通話無料 ・OS標準の電話アプリ:30秒/22円 ・15分通話かけ放題:1,100円/月 | <eSIMのみ> ・4GB:660円 ・20GB:1,650円 <eSIM+データ> ・4GB:900円 ・20GB:1,950円 <eSIM+データ+SMS> ・4GB:970円 ・20GB:1,980円 <eSIM+データ+SMS+音声> ・4GB:990円 ・20GB:2,000円 | <スマホ料金> ・20GB:2,970円 ・大盛りオプション(+80GB):+1,980円 ※20GBまで海外ローミング無料 <通話料金> ・国内通話料金5分:0円 ・かけ放題オプション:1,100円 | <スマホ料金> ・データ使い放題(24時間):330円 ・1GB:390円(7日間) ・3GB:990円(30日間) ・20GB:2,700円(30日間) ・60GB:6,460円(90日間) ・150GB:12,980円(150日間) | <スマホ料金> ・くりこしプランS+5G(3GB) :1,628円 ・くりこしプランM+5G(15GB) :2,728円 ・くりこしプランL+5G(25GB) :3,828円 <通話料金> ・通話放題 :1,980円 ・通話放題ライト :880円 | <スマホ料金> ・Sプラン(3GB):2,178円 (2回線目以降:990円) ・Mプラン(15GB):3,278円 (2回線目以降:2,090円) ・Lプラン(25GB):4,158円 (2回線目以降:2,970円) <通話料金> ・だれとでも定額:770円 (10分かけ放題) ・スーパーだれとでも定額:1,870円 (24時間かけ放題) |
通信速度 | 上り平均:11.47Mbps 下り平均:44.21Mbps | 上り平均:18.42Mbps 下り平均:31.55Mbps | 上り平均:11.02Mbps 下り平均:47.57Mbps | 上り平均:12.94Mbps 下り平均:113.6Mbps | 上り平均:16.75Mbps 下り平均:84.43Mbps | 上り平均:14.09Mbps 下り平均:76.02Mbps | 上り平均:16.27Mbps 下り平均:64.73Mbps |
こんな人におすすめ | 毎月使うデータ容量が比較的少ない人 | 頻繁に通話する人 | 自分に合ったデータ容量で契約したい人 | 通信速度の速さを求める人 | データ容量をほとんど使わない月がある人 | 月によって使うデータ容量が異なる人 | 2回線以上契約する人 |
LINEMO:シンプルで使いやすい
総合評価 総合評価 料金の安さ 通信速度 キャンペーンの充実度 スマホセット割 使用者数ランキング(全97プロバイダ) 13位/37プロバイダ(8人/1000人)
ユーザー総合評価(100点満点) 81.6点
通信速度(100点満点) 90.6点
月額料金(100点満点) 86.9点
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) 71.9点
初期導入(100点満点) 79.4点
サポート(100点満点) 79.4点
月額料金 ¥1,840
LINEMOは全体的にシンプルで使いやすい格安SIMサービスです。LINEMOはソフトバンクのオンライン専用プランなので、ソフトバンク回線が使えてエリアが広く速度も安定しています。
3GBまで使えるミニプランと20GBまで使えるスマホプランの2つだけ用意しています。そのため、複雑なプランの中からどれを選べばよいのかと迷うことがありません。
また、通話については5分間だけなら無料で毎回通話でき、時間無制限で通話する場合でも、1,100円払えば通話し放題でかなりお得です。たいていの格安SIMサービスでは、時間無制限の通話プランは毎月2,000円ほどになりがちであるため、LINEMOなら通話目的で利用するのにもかなり便利です。
3GBプランを契約していてデータ通信量が超過しても、1GBあたり550円で追加できます。
通信速度も平均的な速度であることを考えると、eSIM・格安SIMを初めて利用する方にかなりおすすめです。
楽天モバイル:通話アプリで無料で通話し放題
楽天モバイルは専用の通話アプリを使うことで、無料でいくらでも通話できる格安SIMサービスです。
「Rakuten Link」という専用のアプリをリリースしており、このアプリを介して電話することで国内通話が完全無料となります。現在使っている電話番号をそのまま使うことができ、他のキャリアのスマホや固定電話に電話をかけても無料で通話可能です。
通話料を無料にできる専用アプリをリリースしている格安SIMサービスはかなり少ないです。さらに、固定電話には使えないといった専用通話アプリもあるため、「Rakuten Link」はかなり優れた通話アプリとなっています。
また、楽天モバイルは20GB以上のデータ容量を超えると、料金が固定化されて無制限で使えるようになります。データ容量無制限で使える格安SIMサービスはそうそうありません。
楽天モバイルは通信速度は少し遅めではあるものの、それ以外の面では格安SIMサービスの中ではトップを争うほどに優れています。
IIJmio:料金プランが豊富で自分に合ったものを選びやすい
総合評価 総合評価 料金の安さ 通信速度 キャンペーンの充実度 スマホセット割 使用者数ランキング(全97プロバイダ) 15位/37プロバイダ(6人/1000人)
ユーザー総合評価(100点満点) 80,7点
通信速度(100点満点) 76,7点
月額料金(100点満点) 95.0点
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) 73,3点
初期導入(100点満点) 84,2点
サポート(100点満点) 74,2点
月額料金 ¥1,245
IIJmioは料金プランが豊富で自分に合ったものを選びやすい格安SIMサービスです。
IIJmioは2GBから20GBまで、各プランで小刻みにデータ容量別の月額料金が設定されています。そのため、自分の普段使っているデータ容量の目安さえ把握しているなら、無駄な料金を払うことのないプランに契約しやすいです。
もし普段8GB毎月利用していることがわかっており、8GBのプランを契約しようとしても、8GBプランを用意している格安SIMサービスはほとんどありません。たいていの場合は10GBや20GBのプランを契約せざるを得なくなります。
IIJmioは小刻みに料金が設定されているため、無駄な料金を払うことなく契約できます。
ahamo:平均通信速度が速い
ahamoは平均通信速度が速い格安SIMサービスです。ドコモのオンライン専用プランなのでドコモ回線が使えるためエリアが広く高速通信ができます。
他社の平均通信速度が数十Mbps程度であるのに対し、ahamoだと下り100Mbps以上も出すことが可能です。そのため、快適にスマホの動画を高画質で視聴したり、ビデオ通話・ビデオ会議を行ったりできます。
それだけの速度が出せると、場合によってはオンラインゲームも快適にプレイすることもできます。
また、ahamoは料金プランに大盛りオプションというものがあり、4,000円近くかかってしまいますが、100GBまで毎月利用することも可能です。格安SIMサービスはデータ容量の小さいプランばかりで使いづらいという方も、ahamoならデータ容量をあまり気にしすぎないで100GBまで利用できます。
ahamoはデータ容量の大きさを求める方にもおすすめです。
povo:必要なデータ通信量をトッピングできる
povo2.0は基本料金0円で、必要なデータ通信量をトッピングできるプランが特徴の格安SIMです。1GB〜150GBまで全5つのプランに加えて、24時間データ使い放題プランもあります。
povoはau回線を使用しているので、エリアが広く高速通信ができます。
自分に合ったプランが選べるので、毎月使うデータ通信量が異なる人におすすめです。公式サイトからの申し込みでさまざまなキャンペーンも実施しているのでお得に契約できます。
povoのデータ通信量トッピングを下記にまとめました。
・1GB:390円(7日間)
・3GB:990円(30日間)
・20GB:2,700円(30日間)
・60GB:6,460円(90日間)
・150GB:12,980円(150日間)
UQモバイル:余ったデータ量を繰越できる
UQモバイルは、auのサブブランドなので安定した高速通信ができます。月額料金は他の格安SIMと比較したら少し高いですが、大手キャリアのスマホよりも安い料金で持てます。
全国に実店舗があるので、オンラインのみの手続きが不安な方にもおすすめの格安SIMです。
余ったデータ容量は翌月に繰り越せるので、無駄なく使えるのもUQモバイルのメリットです。節約モードにすれば、速度は低速化しますがどれだけ使ってもデータ容量を消費せずにインターネット通信が使えます。
ワイモバイル:2回線目以降の料金がお得になる
総合評価 総合評価 料金の安さ 通信速度 キャンペーンの充実度 スマホセット割 使用者数ランキング(全97プロバイダ) 3位/37プロバイダ(99人/1000人)
ユーザー総合評価(100点満点) 70,4点
通信速度(100点満点) 75.9点
月額料金(100点満点) 73.4点
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) 57.6点
初期導入(100点満点) 73.7点
サポート(100点満点) 71.6点
月額料金 ¥3,264
ワイモバイルは2回線目以降の料金がお得になる格安SIMサービスです。
基本月額料金は相場程度の料金となっており、お得にeSIMが使えるとは言えません。しかし、ワイモバイルは2回線目以降の料金が約1,200円割引され、通常よりも全体的にお得な料金で利用できるようになります。
ワイモバイルは家族とともにeSIMあるいは格安SIMの導入を進めたい方に特におすすめです。
また、ワイモバイルは定期的にPayPayボーナスがもらえるポイントバックキャンペーンを実施しています。指定されたプランで契約することで10,000円相当のポイントがもらえるため、PayPayを普段から利用している方もワイモバイルをチェックしておいたほうがよいです。
家族と同時契約しなくても、SoftBank Airなどに加入すると、おうち割光セットで同じくらい月額料金がお得になります。
eSIMプランの申し込みから利用開始までの流れ
eSIMプランの申し込みから利用開始までの流れは、どこで契約するのかによって若干異なります。
ただ、概ねどこも以下の手順に沿って手続きを進めていく形となります。
格安SIMホームページからeSIM申し込みをする
まずは格安SIMのホームページを開きます。格安SIMのホームページを開くと、たいていのページでは申し込みボタンがわかりやすい位置に設置されているためそのボタンを押します。
申し込みボタンを押すと、申し込みフォームを入力する画面に切り替わります。そこで氏名や住所などの個人情報、契約プランを選択しましょう。契約プランを選択する際にeSIMと書かれたプランを選択すれば、eSIMでの申し込みが可能です。
本来なら入力・選択内容をすべて埋め、間違いがないか確認して送信したら、SIMカードが郵送されるまで待ちます。しかし、eSIMは申し込み内容を送信し、契約が完了すればすぐに次の設定に移ります。
間違ってeSIMの使えないプランを契約しないように注意してください。
アクティベーションする
申し込みが完了してeSIMの契約ができたら、アクティベーション作業に移ります。
アクティベーションは認証作業のことを指しており、この認証作業を行うためにアクティベーションコードが必要です。
アクティベーションコードは申し込みが完了すると、アクティベーションコードを表示させるサイトのURLが添付されたメールが、登録したメールアドレスに送られてきます。そこでアクティベーションコードの取得が可能です。
eSIMを実行する端末ではアクティベーションできないため、別のスマホやPCなどにアクティベーションコードを表示させてください。
次に、eSIMを利用するスマホの設定画面を開き、eSIMをオンの状態にします。すると、カメラが自動で起動するため、アクティベーションコードを読み込みます。
アクティベーションコードを読み込み、有効化をタップすればアクティベーションが完了です。
アクティベーションコードが文字列の場合、eSIMを利用するスマホで、「ヘルプ」から自分でコード入力する箇所をタップすれば、文字列が入力できるようになります。
APNを設定する
アクティベーションはあくまでもeSIM専用の設定であって、それだけでは格安SIMは使えません。APN設定も合わせて行う必要があります。
APN設定はアクセスポイントの設定のことです。大手のキャリアでの契約ならスタッフ側がAPN設定をしてくれますが、格安SIMの場合は自分でAPN設定を行わないとインターネットが利用できません。
eSIMの場合はそのまま同じ設定画面からAPN設定ができるものもあります。その場合、「アクセスポイント名」をタップしてアクセスポイントの情報をすべて入力すれば設定完了です。
アクセスポイントの名前は任意で決められます。しかし、APNやユーザー名、パスワード、認証タイプは指定されているため、その内容に従って入力していきます。
入力が完了すれば、eSIMを使ってインターネットが利用できるようになります。
もしAPN設定がアクティベーション画面からできない場合、それぞれの端末の設定画面からAPN設定をしてください。
APN設定はAndroidとiPhone端末でそれぞれ操作が少し異なるため、それぞれの端末のAPN設定方法を解説していきます。
AndroidのAPN設定方法
Androidの場合、まずは回線側のAPN設定ぺージを確認します。それから、「ネットワークとインターネット」、「モバイルネットワーク」、「アクセスポイント名」の順でタップしていきます。するとAPN一覧が表示されるため、契約した事業者のものをタップすれば設定完了です。
もし一覧になければ、「+」をタップして名前やユーザー名、パスワード、認証タイプなどの情報を埋めて保存します。それからAPN一覧に戻り、登録したアクセスポイントをタップして選択すれば設定完了です。
入力する文字列などを間違えないように注意する必要がありますね。
iPhoneのAPN設定方法
iPhoneの場合、APN構成プロファイルをダウンロードする必要があり、その際に大容量通信が行われます。そのため、まずはWiFiに接続しましょう。
WiFiに接続したら、契約した事業者のAPN設定のページをスマホで開きます。そこでAPN構成プロファイルが載せられているため、そのプロファイルをダウンロードします。
APN構成プロファイルをダウンロードしたら、設定画面からプロファイルのインストール画面を開き、「インストール」をタップします。これでAPNの設定は完了です。
iPhoneはわざわざ文字列を入力する必要がない分設定が楽ですね。
eSIMを利用して通信を開始する
それぞれの形式に合わせてAPN設定まで完了したら、eSIMを利用して通信が開始できます。
今回は一般的な操作例を紹介しましたが、事業者ごとでそれぞれ具体的な操作方法が異なります。不安な方は自身が契約したところのアクティベーションやAPNの設定方法を確認してみてください。
たいていの格安SIMサービスでは、公式サイトにSIMサービスについてのマニュアルが記載されたページがあります。
eSIMプランについてよくある質問
eSIMプランは格安SIMサービスのことをよく知らない方からすると、どういったものなのかわからないという方が多いです。また、格安SIMサービスそのものが大手スマホキャリアでの契約より複雑で、格安SIMサービスについて疑問を抱えている方が多い傾向にあります。
そこで今回は、eSIMプランについてよく見られる質問の中から、特に質問されることの多い以下の質問について回答していきます。
・どんな端末でもeSIMを利用できる?
・データ通信のみのeSIMプランってある?
・音声通話のついたeSIMのプランってある?
・eSIMから物理SIMへの切り替えはできる?
・eSIMだと繋がりにくいって本当?
どんな端末でもeSIMを利用できる?
どんな端末でもeSIMが利用できるわけではありません。
eSIM専用の端末あるいはデュアルSIM対応の端末があり、それらでないとeSIMは利用できません。すでにSIMカード挿入型の端末を改良してもらってeSIMに対応できる端末にするといったことも不可能です。
eSIMに乗り換えようとしても、それまで使っている端末がSIMカード挿入型のものであれば、eSIM対応の端末を購入する必要があります。わざわざ端末ごと乗り換える必要が出てくるため、eSIMに乗り換える際にはある程度資金を確保してから乗り換えるのが望ましいです。
eSIM対応の端末を用意するところから始めないといけないとなると、それだけの金額を出せるだけのメリットが必要です。
データ通信のみのeSIMプランってある?
データ通信のみのeSIMのプランも存在します。
たとえば、IIJmioでは「データ通信専用SIM eSIMプラン(ベータ版)」が月6GB、月額1,672円で利用できます。他にも、ラインモはすべてのプランでeSIM端末が使え、通信料金だけ払ってeSIMを使うことも可能です。
今回紹介した格安SIMサービスの多くは、ラインモのようなタイプに該当します。
データ通信だけeSIMで行いたいという方は、契約先ごとのプランの仕組みをよく理解した上で契約先を選びましょう。
音声通話のついたeSIMのプランってある?
こちらも先ほどと同様に、音声通話のついたeSIMのプランもあります。
たとえば、楽天モバイルで契約し、データ通信は好きなように使い、音声通話は「Rakuten Links」を使って無料通話を行うことができます。
Y!mobileであれば、自分の使うデータ容量に合ったプランを契約し、音声通話はだれとでも定額あるいはスーパーだれとでも定額を契約します。そうすれば、eSIMでもインターネットを使いつつ、かけ放題が楽しめます。
多くの格安SIMサービスでは、案外音声通話機能が使えるのがデフォルトになっているところも多いです。そのため、すべてのプランにeSIMが使えるか確認し、音声通話がないプランもあるなら、音声通話機能付きのプランで契約しましょう。
音声機能がデフォルトになっているところで契約したほうが料金を安く抑えやすいです。
eSIMから物理SIMへの切り替えはできる?
eSIMから物理SIM(nanoSIMやUSIM)への切り替えは可能です。各格安SIM会社のマイページなどで、SIMの切り替え手続きが簡単にできます。
eSIMだと繋がりにくいって本当?
eSIMだと繋がりにくいといったことはありません。
おそらく複数の格安SIMサービスと比較してeSIMを使っている端末が遅かったという結果である可能性が高いです。そうなると、通信速度の遅さはSIMの形状ではなく、使っている端末の種類や契約先で使っている回線の混雑具合などが、通信速度の遅さを感じる原因としてあげられます。
eSIMを使っていても通信速度には関係ないなら、安心してeSIMが使えますね。
まとめ:eSIMプランに加入してお得にスマホを使いこなそう
eSIMはSIM情報が端末に内蔵されているタイプのSIMです。
eSIMプランは、SIMカードの差し替えによる故障が少ない分安心感があり、オンライン上の手続きですぐに利用できる点などが高く評価されています。まだeSIM対応の端末を取り扱っている格安SIMサービスはそう多くはありませんが、今後対応する事業者が増えてくると予想されています。
デュアルタイプの端末なら、SIMカードと連携して1台のスマホで複数の用途にも使うことも可能です。
eSIMは何かと便利でお得にスマホを使うこともできるため、気になる方は自分に合った契約プランで導入を検討してみてください。