NECの無線LANルーターおすすめ7選-他社との違いや選び方のコツ-
ルーターを選びたいけど何がおすすめかわからないな。
NECのルーターはハズレが少なく、初心者から上級者まで満足できる仕様です。
光回線を導入したら、まず検討したいのは無線LAN(WiFi)ルーター。光回線の高速さを活かすためには、高性能のルーターを用意したいものです。
もちろん、光回線の事業者でも無線LANルーターのレンタルを実施していますが、まだまだ性能が低いものもあります。
しかし、自分で高性能の無線LANルーターを用意すれば、光回線の高速さを十分活かした上で、快適なインターネットライフを送れます。
今回は、無線LANルーターで人気のNECのルーターについて見ていきます。
・NECの無線LANルーターの独自性について
・NECの無線LANルーターの選び方
・おすすめのNECのルーターについて
・NECのルーターを利用する際の注意点と、トラブル発生時の対処法
機種名 | Aterm WX3600HP | Aterm WG2600HP4 | Aterm WG1200HP4 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a(5GHz帯)&11ax/n/g/b(2.4GHz帯) | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4 | 4×4 | 2×2 |
搭載機能 | Aterm ホームネットワークリンク・WiFi設定引越し機能・こども安心ネットタイマーなど | メッシュ中継機能・バンドステアリング・WiFi設定引越し機能・こども安心ネットタイマーなど | メッシュ中継機能バンドステアリング・WiFi設定引越し機能・こども安心ネットタイマーなど |
IPv6対応の有無 | ◯ | ◯ | ◯ |
ネット環境が悪い原因のひとつに「無線ルーターの不具合」も考えられますが、そもそも回線自体が利用スタイルに合っていない恐れがあります。
無線ルーターの乗り換えを検討している方は、同時に回線のお乗り換えも検討してみてください。
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詳しくはau光の公式サイトをご覧ください。
おすすめのルーターを紹介する前に-他社とは違うNECの独自性-
無線LANルーターとして人気のNEC。おすすめのルーターを紹介する前に、他社と違うNECの独自性について、見ていきます。
具体的には、アンテナが内蔵されており、見た目がスッキリしている点、WiFi設定引越し機能が搭載されている点、ハンドステアリング機能が搭載されている点が独自性として挙げられます。
NECのルーターは、独自性を大切にしながらも、インターネット初心者でも高性能の機能を使いこなせるような配慮が多数なされています。
アンテナが内蔵されており、見た目がスッキリしている
NECのルーターの特徴として、アンテナが内蔵されていて、全体的な見た目がスッキリしている点が挙げられます。
ASUSやTP-Linkといった海外メーカーは、アンテナを外部に出すことで、スペックさを誇示している特徴がありますが、NECでは、スペックさを誇示するよりも、日常的に使うことを意識して、部屋の装飾に馴染むように、アンテナをルーター本体に内蔵しています。
さらに、NECの無線LANルーターは。全体的な見た目も、万人に受け入れられるように、しっかりとしたデザイン設計がなされているのも特徴です。
もちろん、NECの無線LANルーターは、スペックにも妥協していませんが、日本のメーカーによる日本人のユーザーのための無線LANルーターに仕上がっています。
WiFi設定引越し機能が搭載されている
NECの無線LANルーターには、WiFi設定引越し機能が搭載されています。
この機能を使えば、以前まで使っていたNECの無線LANルーターだけでなく、WPS機能が利用できれば、BUFFALOやTP-Linkといった他社メーカーからのWiFi設定の引き継ぎが可能です。
最近では、スマートフォンやiPadなどのタブレット、ノートパソコンなど、WiFi接続端末が急増しているため、無線LANルーターを新調した場合、1台1台で手作業にて設定の変更を行うと、手間がかかります。
インターネット初心者でも、WiFi設定引越し機能は簡単に行えるようになっているため、他社ルーターからNECの無線LANルーターに乗り換えても十分問題ありません。
ハンドステアリング機能が搭載されている
NECの無線LANルーターには、ハンドステアリング機能も搭載されています。
ハンドステアリング機能とは、WiFiの2.4GHz帯と5GHz帯の周波数を状況に応じて切り替える機能です。
これを使えば、無線LANルーターを利用したい端末に障害物などがない場合は、高速通信が可能な5GHz帯で通信を行い、無線LANルーターから物理的に離れたり、障害物があったりした場合には、電波が届きやすい2.4GHz帯での通信が可能となります。
ハンドステアリング機能のWiFiに接続していれば、ユーザーの操作なしに適切な周波数帯でのWiFi接続ができますので、常に最適な状態でインターネット接続をしたい方には、もってこいな機能です。
部屋を移動して使うことから、特にスマートフォンとの相性が抜群です。
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失敗しないNECルーターの選び方-見るべきポイントを紹介-
失敗しないNECの無線LANルーターのおすすめな選び方について紹介します。
具体的には、IPv6対応のルーターを選ぶ点、11ax(WiFi6)対応のルーターを選ぶ点、自宅のネット回線の伝送速度に合うルーターを選ぶ点、アンテナの数が多いルーターを選ぶ点、便利な機能が搭載されているルーターを選ぶ点となります。
また、こちらの記事でも、家電・通信系の専門家監修の無線LANルーターの選び方についても紹介されていますので、ご覧ください。
IPv6対応のルーターを選ぶ
NECの無線LANルーターを選ぶなら、IPv6対応のルーターを選んで下さい。
現在では、IPv4がインターネットにおいて主流となっていますが、今後、IPv6がより普及していくことが予想されます。
特に、ドコモ光やソフトバンク光といったNTT系の光コラボ回線や、NTT東西のフレッツ光ユーザーなら、IPv6対応のNECの無線LANルーターを購入しておけば、IPv4 over IPv6通信も利用可能となります。
具体的なIPv4 over IPv6通信のブランド名としては、「v6プラス」や「transix」、「OCNバーチャルコネクト」として展開されていますが、NECの無線LANルーターを購入すれば、それらの通信を利用できます。
もちろん、IPoE通信に対応している光回線があれば、NECの無線LANルーターで利用できますので、安心です。
11ax(WiFi6)対応のルーターを選ぶ
NECの無線LANルーターを購入するなら、11ax(WiFi6)対応のルーターを選ぶとベターです。
最近では、インターネットのコンテンツがリッチ化しており、大量のデータ通信を行うことが増えています。
そのため、WiFi接続端末とインターネットのサーバーとの通信速度を上げるためには、11ax(WiFi6)対応のルーターを使うと、速度の向上が見込めます。
もちろん、現時点では、11ac(WiFi5)の通信規格でも大丈夫なことも考えられますが、どのようなコンテンツが登場するかわからない数年後を見据えた形で、11ax(WiFi6)対応のルーターを購入することをおすすめします。
当然ながら、自宅内ネットワークにNAS(ファイルサーバー)を置く場合は、11ax(WiFi6)対応のルーターを使うと、高速でファイルのやり取りが可能となります。
自宅のネット回線の伝送速度に合うルーターを選ぶ
NECの無線LANルーターを選ぶ際には、自宅のネット回線の伝送速度に合うルーターを選んで下さい。
例えば、NURO光では、2Gbpsの通信が可能となりますが、1Gbpsも出ない11ac(WiFi5)のルーターを自宅で使っていると、2Gbpsの通信がフルに使えません。
そのため、2Gbps以上の通信が可能な光回線では、可能であれば、11ax(WiFi6)対応のルーターを重視し、ルーターとWiFi接続端末との伝送速度が光回線のスペック値と同等なルーターを選定して下さい。
もちろん、無線LANルーターとONUに接続するネットワーク機器も自宅のネット回線の伝送速度に合うものを選ぶことが必須です。
場合によっては、無線LANルーターなどで使用するLANケーブルも、なるべくスペックの良いものを使わないと速度が出ない恐れもあります。
アンテナの数が多いルーターを選ぶ
NECの無線LANルーターを検討する際には、アンテナの数が多いルーターを重視して下さい。
アンテナ数が多い無線LANルーターを選択すれば、WiFi接続端末と無線LANルーターとの通信速度が高速になるので、バックボーン回線となる光回線のポテンシャルを発揮しやすくなります。
もちろん、通信の安定性も上がりますので、通信が切れにくいというメリットもあります。
ただし、アンテナ数が多い無線LANルーターは高価なことが多いですが、家族複数人で使ったり、飲食店のフリーWiFiとして提供する場合などは、予算が許す限り、アンテナ数が多い無線LANルーターを選んで下さい。
もし、単身世帯でアパートの一室で使うなら、アンテナ数が少ない無線LANルーターでも問題ありませんが、オンラインゲームをプレイする場合は、やはり、アンテナ数が多い機種もベターです。
便利な機能が搭載されているルーターを選ぶ
NECの無線LANルーターを選ぶときには、なるべく便利な機能が搭載されているルーターを選んで下さい。
例えば、WiFiの設定機能を旧ルーターから引越できる機能は、無線LANルーターの買い替えには非常に便利です。
また、「こども安心ネットタイマー」を使えば、子供が使うWiFiの利用時間の制限が可能となるので、Nintendo Switchでのオンラインゲームのプレイ時間を決められますし、スマートフォンやタブレットなどでのインターネット利用時間のルール作成にも役立ちます。
NECの無線LANルーターは、日本メーカーが製造しているものですので、日本人のインターネットの使い方やルーターへのニーズにあわせて設計されています。
もちろん、ASUSやTP-Linkといった海外メーカーでも似たような機能もある場合も存在しますが、NECの無線LANルーターであれば、非常に使いやすいと感じることもあります。
NECの無線LANルーターは、日本人ユーザーの需要にあわせた機能が多数搭載されています。
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おすすめのNECルーター7選-自分に合う無線LANを選ぼう-
ここでは、NECのおすすめの無線LANルーター7選について紹介します。
紹介するのは「Aterm WX3600HP」、「Aterm WG2600HP4」、「Aterm WG1200HP4」、「Aterm WX5400HP」、「Aterm WG2600HS2」、「Aterm WG2600HP3」、「Aterm WX6000HP」です。
機種名 | Aterm WX3600HP | Aterm WG2600HP4 | Aterm WG1200HP4 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a(5GHz帯)&11ax/n/g/b(2.4GHz帯) | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4 | 4×4 | 2×2 |
搭載機能 | Aterm ホームネットワークリンク・WiFi設定引越し機能・こども安心ネットタイマーなど | メッシュ中継機能・バンドステアリング・WiFi設定引越し機能・こども安心ネットタイマーなど | メッシュ中継機能バンドステアリング・WiFi設定引越し機能・こども安心ネットタイマーなど |
IPv6対応の有無 | ◯ | ◯ | ◯ |
Aterm WG2600HP4:単身世帯でスペックに妥協したくない方におすすめ
Aterm WG1200HP4:とりあえずWiFiが使えれば良い方におすすめ
Aterm WX5400HP:5GHz帯を中心に使いたい方におすすめ
Aterm WG2600HS2:独自技術のハイパワーで自宅のどこでもインターネット
Aterm WG2600HP3:旧機種ながらも、ハイスペックさを重視する方におすすめ
Aterm WX6000HP:ハイスペックモデルの極み!10Gbpsの光回線ユーザーにおすすめ
Aterm WX3600HP:『家電批評』選定BEST BUY機種で、迷ったらこれ!
NECの無線LANルーターで機種に迷ったら、Aterm WX3600HPがおすすめです。価格は、約12,000円です。
料金相場 | 約12,000円 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a(5GHz帯)&11ax/n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4 |
搭載機能 | ビームフォーミング・MU-MIMO・Atermホームネットワークリンクなど |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 2402Mbps(5GHz帯)+1147Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 36台 |
Aterm WX3600HPは、大手雑誌の『家電批評』が選定するBEST BUY機種に指定されています。また、ASCII BESTBUY AWARD 2021(WiFiルーター部門)も受賞していることから、機能面と価格面が両立しているおすすめ機種と言えます。
もちろん、12,000円で買える機種ながらも、Wi−Fi 6に対応しており、最大接続台数が36台と、IoT機器をたくさん接続しても問題ありません。
独自技術である「ハイパワーシステム」を利用することで、広い住宅にも問題なく高速インターネットが使えます。
さらには、アンテナ数が4×4となっているため、5GHz帯では、2402Mbpsの通信が可能となっているため、ドコモ光やソフトバンク光といった1Gbpsの光回線のスペックをフルに活かせます。
もちろん、有線LAN接続は、2.5Gbpsに対応しているため、2GbpsのNURO光を利用していても問題ありません。
Aterm WG2600HP4:単身世帯でスペックに妥協したくない方におすすめ
単身世帯で光回線を使うユーザーがNECの無線LANルーターを選ぶときに、スペックに妥協したくないなら、Aterm WG2600HP4がおすすめです。価格は約9,000円です。
料金相場 | 約9,000円 |
通信規格 | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4 |
搭載機能 | ビームフォーミング・MU-MIMO・メッシュ中継機能・WiFi設定引越し機能など |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 1733Mbps(5GHz帯)+800Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 18台 |
Aterm WG2600HP4では、残念ながら、WiFi 6(11ax)には対応していないものの、11acを利用すれば、5GHz帯接続で1733Mbpsのスペック値を誇ります。
もちろん、実測値では1048Mbosが出ていたとNECプラットフォームズはしていますので、ドコモ光やソフトバンク光などの1Gbpsの光回線では十分過ぎるスペックです。
接続可能台数は18台と少なめなため、IoT機器を使うと考えるとなると、単身世帯でなければ、使用はかなり厳しいと思われます。
しかし、集合住宅のワンルームで使うなら、Aterm WG2600HP4は十分過ぎる性能となっています。単身世帯でスペックに妥協したくないなら、Aterm WG2600HP4はおすすめです。
また、こちらの機種は、メッシュ中継機能も利用できますので、入手しやすい価格帯から、複数台を導入してもリーズナブルにメッシュWiFiも使えるのも特徴の1つです。
Aterm WG1200HP4:とりあえずWiFiが使えれば良い方におすすめ
WiFiへのスペックを求めない方には、NECの無線LANルーターでは、Aterm WG1200HP4をおすすめします。価格は、約5,000円。
料金相場 | 約5,000円 |
通信規格 | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 2×2 |
搭載機能 | ビームフォーミング・MU-MIMO・メッシュ中継機能・WiFi設定引越し機能など |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 867Mbps(5GHz帯)+300Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 15台 |
WiFi 6に対応しなかったり、アンテナ数を2×2に絞ることで、低価格を実現したモデルです。
もちろん、スペックも最低限で、5GHz帯接続では867Mbpsとなっています。NECプラットフォームズ調べの実効速度も644Mbpsとなっているので、若干物足りないと言っても過言ではありません。
しかし、インターネットへの接続速度よりも、低価格をお求めの方なら、Aterm WG1200HP4は検討すべきです。
実際のところ、光回線やJ:COMといったケーブルテレビの回線とAterm WG1200HP4を組み合わせても、オンラインゲームのプレイ以外なら、YouTubeやNetflix、Amazonプライムビデオの閲覧でも問題ありませんので、全体的にとりあえずWiFiが利用できれば問題ない方には、おすすめと言えます。
Aterm WX5400HP:5GHz帯を中心に使いたい方におすすめ
5GHz帯を中心に使いたい方に、Aterm WX5400HPはおすすめです。価格は、約15,000円です。
料金相場 | 約15,000円 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a(5GHz帯)&11ax/n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4(5GHz帯)・2×2(2.4GHz帯) |
搭載機能 | ビームフォーミング・MU-MIMO・メッシュ中継機能・WiFi設定引越し機能など |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 4804Mbps(5GHz帯)+574Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 36台 |
Aterm WX5400HPでは、2.4GHz帯のスペックを抑える代わりに、5GHz帯のスペックを重視した機種です。
そのため、5GHz帯接続であれば、スペック値は4804Mbpsを実現していて、NECプラットフォームズ調べの実測値は、1853Mbpsとなっています。
この程度の実測値が出れば、ドコモ光などの1Gbpsの光回線だけでなく、2GbpsのNURO光の高速さもフルで活かせるレベルです。
こちらの機種も、雑誌『家電批評』の実家用WiFiルータ部門にてBEST BUYを受賞しており、完成度の高さが伺えます。
さらには、メッシュ中継機能なども搭載されているため、NECの無線LANルーターを複数台組み合わせれば、快適なWiFi環境も構築可能です。
残念ながら、WiFi接続可能台数は36台と、今後増加してくるであろうIoT機器の接続にうまく対応できる可能性が低いというのはご注意下さい。
Aterm WG2600HS2:独自技術のハイパワーで自宅のどこでもインターネット
独自技術のハイパワーで自宅のどこでもインターネットが使いたいなら、Aterm WG2600HS2がおすすめです。価格は、約6,000円となります。
料金相場 | 約6,000円 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a(5GHz帯)&11ax/n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4(5GHz帯)・2×2(2.4GHz帯) |
搭載機能 | ビームフォーミング・MU-MIMO・WiFi設定引越し機能など |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 1733Mbps(5GHz帯)+800Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 18台 |
Aterm WG2600HS2では、ビームフォーミング機能とMU-MIMO機能を搭載していることで、WiFiの実効速度を上げる取り組みを行っています。こちらを利用すれば、NECプラットフォームズ調べの実効速度が1048Mbpsとなります。
さらには、独自技術のハイパワーシステムで、快適に通信できるエリアを約18%拡大しています。
そのため、複数台のWiFiルーターを購入し、メッシュWiFiを導入するのは金銭的に難しくても、Aterm WG2600HS21台さえあれば、自宅のどこでも快適にインターネットを使えます。
残念ながら、WiFi 6には対応していませんが、約6,000円で購入できることから、コストパフォーマンスも抜群と言えるでしょう。
Aterm WG2600HP3:旧機種ながらも、ハイスペックさを重視する方におすすめ
2018年発売の旧機種ながらも、ハイスペックさを重視する方なら、Aterm WG2600HP3をおすすめします。
料金相場 | 約6,000円 |
通信規格 | 11ac/n/a(5GHz帯)&11n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 4×4(5GHz帯)・4×4(2.4GHz帯) |
搭載機能 | MU-MIMO・WiFi設定引越し機能など |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 1733Mbps(5GHz帯)+800Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 18台 |
Aterm WG2600HP3では、バンドステアリング機能とオートチャネルセレクト機能で電波の混雑を避けることができる上、ハイスペックモデルで搭載されているビームフォーミングとMU-MIMOで高速スループットを実現します。
2018年発売ということで、WiFi 6には対応していませんが、Aterm WG2600HP3は、2022年現在でも現役と呼べる機能を重視していることから、まだまだ実用の域に達している無線LANルーターです。
旧機種ということで、ヤフオク!やメルカリで中古機種も販売されているので、最新機種を購入する”つなぎ”としての用途で購入するのもアリです。
Aterm WX6000HP:ハイスペックモデルの極み!10Gbpsの光回線ユーザーにおすすめ
とにかくハイスペックモデルの最高峰の機種を検討しているなら、Aterm WX6000HPが断然おすすめです。
料金相場 | 約27,000円 |
通信規格 | 11ax/ac/n/a(5GHz帯)&11ax/n/g/b(2.4GHz帯) |
アンテナ数 | 8×8(5GHz帯)・4×4(2.4GHz帯) |
搭載機能 | MU-MIMO・ビームフォーミング・OFDMA・WiFi設定引越し機能など |
IPv6対応の有無 | ◯ |
転送速度 | 4804Mbps(5GHz帯)+1147Mbps(2.4GHz帯) |
同時接続台数 | 36台 |
Aterm WX6000HPの価格帯は、約27,000円と高価ですが、オンラインゲームを積極的にプレイしたり、自宅で行う仕事の都合上、オンラインストレージでの大容量ファイルのダウンロード・アップロードを頻繁に行う方には、Aterm WX6000HPは非常にマッチしています。
Aterm WX6000HPは、無線LANルーターとしてアンテナ数を増やすことで高速さを実現している上、WiFi 6とOFDMA、MU-MIMO、ビームフォーミングと最新の技術を多数取り入れていることから、高速さを実現しています。
NECプラットフォームズ調べの実測値では、4040Mbpsの速度となっていることから、NURO光や、eo光、コミュファ光やauひかりといった10Gbps対応の光回線を利用している方なら、Aterm WX6000HPを使うとフルスペックでの高速さを享受できます。
また、ドコモ光など1Gbpsの光回線ユーザーでも、自宅ネットワーク内にNASを設置しているユーザーなら、Aterm WX6000HPの購入もベターです。
NECプラットフォームズでは最高峰のルーターです。
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おすすめのNECルーターを利用する際の注意点
おすすめのNECルーターを利用する際の注意点について紹介します。
具体的な注意点として、最大通信速度は理論値である点、ルーターの寿命は4〜5年という点、2階建て以上の家に住んでいる場合は「メッシュルーター」の利用がおすすめという点が挙げられます。
いずれも、NECの無線LANルーターだけでなく、他社であるBUFFALOやTP-Link、ASUSの無線LANルーターを選ぶ際にも使える注意点となりますので、こちらも参考にして下さい。
最大通信速度は理論値
NECの無線LANルーターだけでなく、BUFFALO、TP-Linkなどの他社の無線LANルーターも含めて、最大通信速度はあくまでも理論値です。
そのため、実際に使ってみると、理論値までの速度が出ないことが大半です。
NECプラットフォームズでは、同社の公式サイトで実測値を掲載していますが、実際の環境の目安としてそちらを参考にして下さい。
もちろん、全体的な通信速度は、ONUや無線LANルーター、LANケーブル、スイッチングハブといったネットワーク機器のスペックによって変わってきますので、一概にこうとは言えないのが現状です。
なるべく、高速さを享受したい方は、なるべく理論値が高いネットワーク機器を購入することで対応ができます。
ルーターの寿命は4〜5年
無線LANルーターの寿命は、4〜5年となっています。
これは、無線LANルーターは常に電源を入れている形なので、どうしても4〜5年使っていると故障がおきてしまいます。
さらには、4〜5年が経過すると、無線LAN(WiFi)関連の新技術が多数登場し、実際に使っている古いルーターの技術では、満足した通信ができないこともあります。
もちろん、無線LANルーターが壊れないことに越したことはありませんが、購入から4〜5年が経過した場合、無線LANルーターが壊れてなくても、なるべく交換をおすすめします。
また、無線LANルーターを買うときは、なるべくAmazonやヨドバシカメラなどで新品の無線LANルーターを購入すれば、なるべく長い期間利用が可能となります。
2階建て以上の家に住んでいる場合は「メッシュルーター」の利用がおすすめ
2階建て以上の住宅に住んでいる場合、「メッシュルーター」の利用をおすすめします。
メッシュルーターを使えば、複数のルーターを組み合わせることで、広いエリアを簡単に安定したWiFiでカバーできます。
最近では、メッシュルーターが普及してきたこともあるため、家庭でも導入しやすい価格帯になってきた上、NECだけでなく、他社のルーターでも対応機種が増えてきています。
メッシュルーターを利用すれば、広い住宅に住んでいても、どこでもオンラインゲームが快適に楽しめる他、テレワーク利用にも十分対応可能です。
もちろん、単身世帯でワンルームの賃貸住宅に住んでいれば、メッシュルーターは不要ですが、2LDK以上の住宅であれば、メッシュルーターを導入すると、インターネットの質も向上します。
2LDK以上の住宅であれば、メッシュWiFiの導入をおすすめします。
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おすすめのNECルーター利用時に不具合?困ったときにできる3つの対処法
NECルーター利用時に不具合があったときの3つのおすすめ対処法について紹介します。
具体的には、WiFiルーターを再起動する方法、WiFiルーターの接続先・周波数帯を変更してみる方法、WiFiルーターの設定をリセットする方法となります。
こちらは、NECルーターだけでなく、他社のルーターでも有効ですので、万が一、何かあった際には試してみて下さい。
WiFiルーターを再起動する
まず、無線LANルーターに不具合があった際には、ルーターの再起動を試してみて下さい。
ルーターの再起動は、Webブラウザにて専用のURLからルーター内部の設定画面からできる他、設定画面が開けない場合は、物理的にルーターの電源ケーブルを抜き差しすることも有効です。
また、再起動は、およそ30秒から1分程度時間を置くことも重要です。すぐの再起動では、状況が改善されない恐れもあります。
無線LANルーターは、やはり、コンピューターの一種ですので、何かトラブルが発生した際には、再起動が非常に有効です。
場合によっては、WiFiで接続している端末の電源のオン・オフも有効なこともありますので、そちらもルーターの再起動と合わせてやってみて下さい。
WiFiルーターの接続先・周波数帯を変更してみる
無線LANルーターに不具合があると感じたときには、無線LANルーターの接続先と周波数帯を変更してみることもベターです。
例えば、普段は5GHz帯のWiFiを使用していて不具合があると感じていたら、障害物に強い2.4GHz帯に変更してみることで、WiFi接続が安定する可能性もあります。
その逆として、2.4GHz帯でインターネット接続が遅いと感じていれば、高速通信が可能な5GHz帯に切り替えれば、速いインターネットが利用できることも考えられます。
中には、バンドステアリング機能で周波数帯を切り替えるルーターもありますが、ルーターによっては、それがうまく動作しないことも考えられますので、手動で周波数帯を設定することも必要となる可能性もあります。
WiFiルーターの設定をリセットする
WiFiルーターの調子が悪いときには、場合によっては、WiFiルーターの設定をリセットする選択肢もベターです。
やはり、WiFiルーターはコンピューターの一種ですので、初期状態に戻せば、通常動作する可能性も考えられます。
設定のリセットには、物理的なボタンをペン先などの細長いもので押せばリセットできる他、Webブラウザからアクセスできる設定画面からリセットすることも可能です。
リセット後は、新規購入時と同じフローで、1から設定を行っていくことになりますので、WiFiルーターの設定をリセットするときは、時間に余裕があるときに行って下さい。
もし、リセットでWiFiルーターの症状が治らない場合は、物理的な原因があるかもしれませんので、メーカーのサポートセンターに問い合わせることも必要です。
リセットも有効な方法です。
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おすすめのNECルーターに関するよくある質問は?
おすすめのNECルーターに関するよくある質問に回答します。
回答する質問は、「NECルーターを利用時に困ったときの問い合わせ先は?」という質問、「NECルーターの電波が繋がらないときの対処法は?」という質問、「NECルーター設定方法がわからないときの対処法は?」という質問になります。
もし、トラブルが発生したら、NECプラットフォームズの公式サイトなどを見ることも有効です。
NECルーターを利用時に困ったときの問い合わせ先は?
NECのルーター利用時に困ったときの問い合わせ先は、NECプラットフォームズの「Aterm」のサポートページに掲載されている電話番号や、メールフォーム、チャットサポートとなります。
電話番号は、随時番号が変更される恐れがありますので、こちらには記載しませんが、最新の電話番号はNECプラットフォームズのサポートページから確認できます。
ただし、2022年10月現在、ナビダイヤルの番号となっているため、携帯電話のかけ放題プランを利用されている方は、ナビダイヤルの番号に併記されている固定電話の番号でおかけ下さい。
また、問い合わせ内容を記録に残したい場合は、メールフォームからの問い合わせがベターです。
電話をかけられない場合は、チャットサポートでの問い合わせも可能ですので、そちらもご利用下さい。
NECルーターの電波が繋がらないときの対処法は?
NECルーターの電波が繋がらないときの対処法としては、ルーターの近くまで利用したいWiFi端末を持っていくか、ルーターの設置場所を変更するのが有効です。
やはり、NECのルーターに限らず、WiFiルーターは電波を使っているため、どうしてもルーターから距離があったり、障害物があると、ルーターとの通信ができません。
可能であれば、WiFiルーターの設置場所を変えることが問題解決の最短ルートになる他、WiFi電波の周波数帯を2.4GHz帯に変更することもベターです。
もし、WiFiルーターの設置場所を変えられない場合は、メッシュWiFiを導入することも良い選択肢です。
場合によっては、WiFiでの接続を諦めて、有線LANでの接続も良いケースも存在します。
NECルーター設定方法がわからないときの対処法は?
NECのルーターで設定方法がわからないときの対処法として、ルーターの箱に入っているマニュアルを見ることをおすすめします。
マニュアルは新品で購入すると必ず同封されています。
マニュアルでは、初心者でもわかりやすいように図などを多用した上で、設定方法が解説されているため、そちらに沿って設定していけば、基本的に問題ありません。
また、NECルーターのAtermの公式サイトを見れば、こちらでも設定方法が掲載されていますので、マニュアルをなくした際はこちらをご参照下さい。
もし、設定方法がわからなければ、プロバイダやPCショップが提供している訪問サポートも利用することもご検討下さい。ただし、NECプラットフォームズ側での訪問サポートは実施されていませんのでご注意下さい。
残念ながら、NECプラットフォームズ側では訪問サポートの準備はありません。
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まとめ:おすすめのNECルーターは人によって変わる-目的に応じて使い分けよう-
おすすめのNECの無線LANルーターは、人によって変わります。
やはり、ミドルレンジのスペックのルーターもあれば、ハイスペックのルーターもあるので、予算と利用したい機能に合わせて、柔軟に選択して下さい。
もし、予算があれば、ハイスペックモデルを積極的に選べば、インターネット接続も快適にできますので、誰もが満足できるはずです。
ただし、中古のルーターを購入する場合は、ルーターの寿命の都合上、想定よりも長く使えない場合もありますので、NECのルーターを購入するときは、なるべく新品で購入することをおすすめします。
なるべくハイスペックモデルを選んで下さい。
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