回線が重い時はこの9つの対処法を試せばOK|夜になると重くなる原因は?
回線が重いんだけどどうしたらいい?
インターネットを利用していて、やたらと回線が重くて使いにくいと誰しも一度は感じたことがあると思われます。
そのため、できれば自分で回線が重い時に対応できるようにしておいたほうが何かと便利です。
そこで今回は、回線が重たい時にどういった方法で対処していけばいいのか、またどうしても回線が重たい時におすすめできる乗り換え先について解説していきます。
この記事で分かること
・快適な通信に必要な通信速度
・ネット回線が重い原因とその対処法
・回線がどうしても重い場合に乗り換えるのにおすすめのプロバイダ
今日ネットが遅いと感じたときに知りたい|快適な通信に必要な回線速度の目安
回線の重たさについて触れる前に、快適な通信を楽しむためにはどのくらいの回線速度が必要なのかについて触れていきます。
一般的に、ストレスなく通信を楽しむためには10Mbpsから30Mbps程度が必要だと言われています。
そして、通信速度には上りと下りがあり、上りは配信をしたり、動画の投稿をしたりするアップロードに必要とされていて、下りはメールの受信やWebサイトの閲覧などのダウンロードに必要とされるものです。
多くの方にとっては下りの通信速度さえある程度速ければ問題ありません。
10Mbpsから30Mbpsあれば大抵のことはできると解説しましたが、それぞれの項目ごとに必要な通信速度は以下の通りです。
必要な通信速度 | |
Web閲覧 | 1Mbps~10Mbps |
YouTube閲覧 | 5Mbps~20Mbps |
Web会議 | 10Mbps~30Mbps |
メール | 128Mbps~1Mbps |
通信速度がかかると1Mbps以下になることがあります。
そのため、メールのやりとりであれば通信速度がかかったとしても問題なく利用できます。
ただ、Web閲覧になってくると読み込みに時間がかかり始めるようになってしまいます。
とはいえ、通信速度の制限がかけられていなければWeb閲覧は問題なく利用可能です。
そして、YouTube閲覧やWeb会議といった動画や配信を伴うような用途だと、ある程度通信速度の速さが求められます。
スマホなどの無線接続通信で通信環境が悪いところだと、10Mbpsを下回ってしまうこともあるので、そうなると思うように閲覧はできません。
最大通信速度に対する考え方
インターネットサービスを提供しているプロバイダでは、通信速度の目安がわかるように最大通信速度を提示しています。
しかし、その速度がそのまま出せるようなことはほぼありません。
その速度が出ると勘違いして契約する方も多いですが、それよりもずっと重い通信速度が通信速度の実効値となります。
目安としては、有線接続なら最大通信速度に対して5分の1から10分の1程度の速度が実効値になりやすく、無線接続ならさらにその半分くらいの通信速度になります。
プロバイダを選ぶ際には、これを参考にしてどのくらいの通信速度が必要かを判断してみてください。
インターネット回線が急に重い|考えられる原因と対処法
インターネット回線が重たいと感じた時に考えられる原因として、以下のものがあげられます。
ネット回線が重い時に考えられる原因
・WiFiルーターが遠い・障害物がある
・電波干渉が起きている
・通信障害が発生している
・プロバイダが混雑している
・ブラウザのキャッシュが溜まっている
・デバイス本体に問題がある
・WiFiルーター本体に問題がある
・モデムやONUに問題がある
・ウイルスに感染している
重い原因1.WiFiルーターが遠い・障害物がある
WiFiルーターの位置が遠かったり、その周辺に障害物があることで通信速度が落ちてしまうことがよくあります。
特にスマホなどの無線接続を利用している場合に見られやすい原因で、WiFiは特殊な電波を飛ばしてインターネット接続を行っています。
そして、WiFiルーターはキャリア回線設備ほど広範囲に電波を飛ばすことができません。
そのため、WiFiルーターから一定の距離離れたり、電波を行き交う場所に電波に何らかの影響を与える障害物があると、インターネット接続の状態が悪くなります。
対処法:WiFiルーターから近い場所でインターネットを利用する
WiFiルーターから近い場所でインターネットを利用すればある程度通信速度の重さの問題は解消されます。
WiFiルーターの位置が遠いとそれだけ通信が安定しにくくなると同時に、障害物となるものも増えてきます。
WiFiルーターをリビングに置いて、リビングでスマホを利用するかリビングを移動してドア越しでスマホを利用するかというだけでもだいぶ違ってくるはずです。
特にマンションやアパートにありがちな鉄筋コンクリート構造の建物だと、それが1つの障害物となっています。
重い原因2.電波干渉が起きている
電波干渉が起きていることで通信速度が落ちているということも考えられます。
自宅にはWiFi設備以外にも電子レンジなどの家電がいくつもあり、それらはすべて電波を発生させています。
これもWiFiで無線接続をしている場合によく見られる原因で、WiFiの電波と家電の電波がお互いに干渉することで通信状況が悪くなってしまいます。
対処法:使用する周波数帯を切り替える
WiFiルーターの使用する周波数帯を切り替えることで電波干渉を直すことができる可能性があります。
WiFiルーターと家電が飛ばしている電波がどちらも2.4GHzの周波数帯の電波だとお互いの電波が干渉しやすくなってしまいます。
家電の周波数帯は変えられないので、WiFiルーターの周波数帯を5GHzに切り替えることで通信が安定しやすくなります。
重い原因3.通信障害が発生している
大規模な通信障害が発生するなどして、通信状況が不安定になることもあります。
どこのプロバイダで契約するとしても、そのプロバイダのインターネット設備を使わせてもらっている形となります。
そのため、大元であるプロバイダ側で通信障害が発生してしまうと、そこで契約しているすべてのユーザーのインターネット状況が悪くなってしまいます。
対処法:通信障害が直るまで待つ
通信障害が発生したら私たちで復旧させることはできないため、通信障害が直るまで待つしかありません。
ただ、通信障害が発生したら何らかの形でその旨の情報が流れ始めます。
公共施設のフリーWiFiなどでも構わないので、一時的にでも別の回線に接続してインターネットを利用できるようにして、通信障害発生の情報が流れていないかチェックしてみてください。
重い原因4.プロバイダが混雑している
プロバイダが混雑していることで回線が重くなっていることがよく起こります。
プロバイダの利用者が多いと1つのサーバーにアクセスする人が多くて、通信速度が悪くなってしまいます。
対処法:プロバイダを乗り換える
これに対して最も効果的な対処法としては、別のプロバイダに乗り換えるという方法が挙げられます。
夜に通信が混雑しやすいというのはありますが、かといって日中使うようにするということができる方はそう多くはないと思われます。
それを考えると、人気が集中しすぎていない別のプロバイダに乗り換える方法が一番最適です。
インターネットの通信速度の評判を見て、夜でも問題なく使えるかどうかを判断して、その他料金プランやキャンペーンなどを踏まえて、自分に合ったプロバイダを探してみてください。
重い原因5.ブラウザのキャッシュが溜まっている
ブラウザのキャッシュが溜まっていることで、回線の速度が重くなっている可能性もあります。
キャッシュはそれまでの閲覧履歴を自動で溜めておく一時データのことで、キャッシュ機能があることで直近に閲覧したページをすぐにもう一度開きやすくなります。
しかし、これを溜めすぎると処理速度の低下につながってしまいます。
対処法:キャッシュを削除する
キャッシュが溜まったらキャッシュを削除することで、溜めているデータを少なくして回線の速度を安定化させることが可能です。
重い原因6.デバイス本体に問題がある
接続しているPCやスマホなどのデバイス本体に異常が出ていることで接続状況が安定しないことがあります。
機械を扱う時点でどうしても不具合というものは生じてしまいます。
そのため、デバイス本体を起動させた時にシステムが正確に起動しないということは決して珍しいものではありません。
対処法:デバイスを再起動する
デバイスが正常に動いていないときは、一度デバイスを再起動することで正常に動くようになることが多いです。
もしデバイスを再起動しても直らない場合は、慢性的な異常がデバイスに生じている可能性があります。
重い原因7.WiFiルーター本体に問題がある
WiFiルーター本体に異常が発生していて接続できないということもたまにあります。
デバイスだけに問題がある場合は、PCは繋がらないけどスマホなら問題なく繋がるというようなことがあるので判断しやすいです。
しかし、ルーター側に問題があると全てのデバイスで接続ができないのでかなり不便に感じてしまいます。
対処法:WiFiルーター本体を再起動する
デバイスの時と同じようにWiFiルーター本体の電源を切って、再起動してみてください。
それによってルーター本体が正常に作動し始める可能性があります。
デバイスが原因なら再起動をかけてダメな時はそのまま修理に出せばいいのですが、そうでない場合だと別のところに原因が潜んでいると考えられます。
重い原因8.モデムやONUに問題がある
主に固定回線を利用する場合ですが、モデムやONUが熱を持っていたりして回線が重くなっているということも考えられます。
モデムやONUというのは、インターネット回線とLANケーブルを接続するための機器のことで、回線工事をした際に業者が設置していく機械のことです。
この時、本体の異常だけでなくモデムなどとルーターを繋げているコードが原因になっている場合もあるので、念のために両方チェックしておいた方がいいです。
対処法:時間をあけて再起動させる
モデムやONUが熱を持っている場合には、一度電源を切って、数分間放置させている間に放熱させて、熱が冷めてきたら電源を入れてみてください。
重い原因9.ウイルスに感染している
ウイルスの感染が原因で通信状況が悪くなっている可能性もあります。
ウイルスがデバイスの内部で大量のデータを送信して情報を盗み出そうとすることで回線が圧迫してしまいます。
ウイルスはデバイス内に様々な悪影響をもたらすので、感染しないように常にデバイスの内部をセキュリティソフトで守っておく必要があります。
対処法:セキュリティソフトでフルスキャンをかける
ウイルスが原因だと思ったら、セキュリティソフトを使ってデバイス内にウイルスが発生していないかスキャンをかけて調べ、ウイルスを駆除していきます。
大抵の場合はこれでウイルスが駆除されて正常に使えるようになります。
このスキャン作業はできれば1ヵ月に1回程度のペースで実施した方がいいです。
回線がADSLやVDSL方式の場合は対処法を試しても限界がある
ADSLやVDSL方式の回線だと、上記の対処法を試しても回線が重たい状況が変わるとは言い切れません。
ADSL方式は電話回線を用いてインターネット接続を行う方法で、VDSL方式はマンションやアパートなどの集合住宅で設置されている光回線の接続方式で、共用スペースから各部屋の間だけ電話回線が使われています。
電話回線は通信回線が重くて、最大通信速度50Mbpsといったものが多いです。
そこから周囲の影響を受けて通信速度が落ちることを考えると、何とか動画視聴などができるかどうかといった速度しか出せません。
実際、光回線がすぐに使えると聞いて入居したマンションなどでいざインターネットに接続してみたら、想像よりもずっと回線が重かったという経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
元々回線が重たいものに関しては対処のしようがないので、ちゃんと光ファイバーが使われている光回線に乗り換えるしかありません。
対処法を試しても回線が重い人はプロバイダの乗り換えを検討しよう
プロバイダの乗り換えをするとして、問題はどこのプロバイダでインターネット契約を結ぶかですが、以下の3つのプロバイダは通信速度が速くてお得に利用しやすいサービスとして人気が高いです。
NURO光:世界最速の通信速度を誇る高速プロバイダ
最大10Gbpsの独自回線!NURO光!
・最大10Gbpsも可能な超高速回線
・マンションであれば、非常にお得に使える
・独自の工事が必要な点がマイナスポイント
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 6位/97プロバイダ(37人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 70.1点 |
通信速度(100点満点) | 81.1点 |
月額料金(100点満点) | 72点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 54.3点 |
初期導入(100点満点) | 77.2点 |
サポート(100点満点) | 65.9点 |
平均月額料金 | ¥4,445 |
NURO光は世界最速の通信速度を発揮するプロバイダとして知られています。
NURO光の具体的な特徴は以下の表の通りです。
NURO光 | |
月額料金 | G2 Tプラン:5,720円 G2 Dプラン:6,270円 |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
最大通信速度 | 上り:1Gbps 下り:2Gbps |
契約年数 | 3年/2年 |
キャンペーン | ・43,000円キャッシュバック ・違約金最大60,000円補填 ・月額料金1年間980円(G2 Tプラン) ・月額料金2年間3,590円(G2 Dプラン) |
支払方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
NURO光は上り1Gbps、下り2Gbpsの高速通信で、契約期間の長さによってプランが分けられています。
契約期間が3年のプランが「G2 Tプラン」で、2年のプランが「G2 Dプラン」です。
主にこの2つのプランがメインプランとして打ち出されていて、これよりも速い通信速度でインターネットが楽しみたいという方は、最大通信速度10Gbpsのプランも用意されているので、そちらを検討してみてください。
NURO光はただ通信速度が速いだけでなく、キャッシュバックやその他キャンペーンがかなり手厚いのも特徴的です。
上記2つのプランで契約すれば、43,000円もの高額キャッシュバックがもらえて、どちらのプランで契約するかによって月額料金が長い期間お得になるキャンペーンも実施しています。
さらに、乗り換えによる契約の場合は、解約したプロバイダの違約金を最大60,000円まで補填してくれるので、違約金を意識せずにNURO光に乗り換えられます。
これと同じ最大通信速度2Gbpsのfon光ですが、fon光はシンプルさ、NURO光はキャンペーンをフル活用したお得さという形で2つの違いを言い表すことができます。
ビッグローブ光:回線プロバイダ一体型の光コラボ契約ができるプロバイダ
・BIGLOBEスマホとのセット割がお得
・月額料金は平均的
・光コラボなので通信速度も安定している
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 11位/97プロバイダ(2人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 62.9点 |
通信速度(100点満点) | 69.1点 |
月額料金(100点満点) | 56.8点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 51.6点 |
初期導入(100点満点) | 68点 |
サポート(100点満点) | 69.1点 |
平均月額料金 | ¥5,211 |
ビッグローブ光は光回線とプロバイダをセットで契約できる「光コラボ」を実施しているプロバイダです。
ビッグローブ光の具体的な特徴は以下の表の通りです。
ビッグローブ光 | |
月額料金 | 一戸建て:5,478円 集合住宅:4,378円 |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
最大通信速度 | 上り:1Gbps 下り:1Gbps |
契約年数 | 3年/2年 |
キャンペーン | ・40,000円キャッシュバック ・auスマホセット割 |
支払方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
ビッグローブ光はfon光とNURO光のいいとこどりをしたようなサービス内容になっています。
マンションなどの集合住宅での契約はfon光と遜色ないほどの安い月額料金で、キャンペーンについてはNURO光に近いくらいの40,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
これだけでかなりお得ではありますが、本来ならこの料金にプロバイダの料金が上乗せされます。
しかし、BIGLOLOBE光は自身がプロバイダの役割を持っていて、「光コラボ」という形で回線プロバイダ一体型のサービスを提供しています。
そのため、別途料金がかからない分安くなり、契約手続きや解約手続きも1か所ですべて完結させられるのでかなり便利です。
通信速度の速さはNURO光ほどではありませんが、それでも最大通信速度1Gbpsが出せればインターネットを利用していてそうそう困ることはありません。
また、auスマホを利用しているユーザーは、セット割引でその利用料金が最大毎月1,200円まで割引できるので、これに該当する方は一度チェックしてみてください。
fon光:最大2Gbpsの高速通信でゲームも快適
・NURO光と同じ回線がリーズナブルに使える
・月額料金4,378円
・サービス提供エリアは限定的
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 39位/97プロバイダ(0人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | – |
通信速度(100点満点) | – |
月額料金(100点満点) | – |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | – |
初期導入(100点満点) | – |
サポート(100点満点) | – |
平均月額料金 | – |
fon光は最大2Gbpsの高速通信を安い料金で快適に利用できるプロバイダです。
fon光の具体的な特徴は以下の表のとおりです。
fon光 | |
月額料金 | 4,378円 |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
最大通信速度 | 上り:1Gbps 下り:2Gbps |
契約年数 | 2年 |
キャンペーン | なし |
支払方法 | ・クレジットカード ・口座振替 |
fon光は高速通信で知られるNURO光の回線設備を借りる形でサービスを提供しています。
そのため、光回線の月額料金の相場が5,000円以上するのに対して、fon光は4,378円という安さでサービスを提供することができています。
それに加えて、この安さで下りの最大通信速度が2Gbpsという速さなので、コストパフォーマンスにかなり優れています。
この安くて速くてシンプルな料金体系がfon光の魅力です。
特に、初めて光回線の契約をするという方にとってはこれほど利用しやすい光回線サービスはないでしょう。
ただ、キャンペーンは実施していなくて、契約したらキャッシュバックがもらえるといったことはありません。
回線が重い時によくある質問
回線が重いことに関して、様々な疑問がインターネット上で飛び交っています。
今回はその中から特に質問の多かった以下の質問について回答していきます。
回線が重い場合に関してよくある質問
・WiFiは繋がっているのにiPhoneがネットに繋がらないんだけど
・インターネットが急に重くなった時に考えられる原因は?
・4G回線の速度ってどれくらい?
・回線速度は速いのにダウンロードが遅い原因は?
・NURO光は夜重くなる?
WiFiは繋がっているのにiPhoneがネットに繋がらないんだけど
WiFiが繋がっているにも関わらずiPhoneがネットに繋がらないとなると、電波障害などの原因は除外できます。
そして、ネットに繋がらないということは回線が重くて使いにくいというより完全に使えない状態になっているということなので、電波干渉やウイルス感染などの原因も除外できます。
そうなると、接続機器や使用しているデバイスの異常または接続設定の問題が原因として残ります。
まずはデバイスの異常かどうかを判断するために、使っているデバイスすべてを再起動してみてください。
インターネットが急に重くなった時に考えられる原因は?
インターネットが急に重くなったということは、それまでは普通に使えていたということなので、接続設定の問題は除外できます。
そして、普段インターネットを使っている場所と同じところで利用しているなら、電波干渉などの可能性も捨ててもいいと思われます。
また、夜だけ重くなるようならプロバイダの混雑が原因と判断できますが、そういうわけでないならそれも除外してもいいです。
4G回線の速度ってどれくらい?auの4Gは遅いの?
4G回線の速度は75Mbpsから100Mbps程度とされています。
4G回線はスマホのキャリア回線などでよく見られるもので通信回線規格の1つです。
Gは「Generation」の略称で、4Gは通信規格の第4世代のことを指しています。
3G回線が数Mbpsから14Mbps程度の速度だと言われているので、4G回線が誕生してかなり高速になりました。
その代わり、3G回線と比べて4G回線は障害物に弱いという特徴があるので、やや安定性には欠けると考えられています。
ちなみに、5G回線についてはまだ登場してそこまで時間が経っていないというのもありますが、現状では大手通信キャリア3社が出した平均回線速度は180Mbpsです。
また、auの4Gは特別遅いということはなく、他と変わりません。
回線速度は速いのにダウンロードが遅い原因は?
契約しているインターネット回線の通信速度が速いのに、なぜかダウンロードが遅いと感じてしまう場合は、まずは下りがどの程度の速度出ているのか確認してみてください。
ブラウザで「スピードテスト」と検索すると通信速度の上下が測れるツールがいくつかヒットするので、それを利用して速度を測ります。
それで上下両方の通信速度が悪ければ別の原因が考えられますが、下りの通信速度だけが悪い場合は、利用者数の増加による影響が考えらえます。
マンションなどの集合住宅だとよくあることで、そういうところだと1本の回線を各部屋に配線してインターネットを使えるようにしているところが多いです。
そのため、同じ回線を多くの人が使う土日祝日や夜間だと回線が混雑して速度が落ちてしまいやすいです。
そういう時は、周波数帯や接続方式を切り替えてみて、それでもダメなら夜間の利用は控えるか、同じ物件内に契約している方が少ないプロバイダに乗り換えることで解決できるかもしれません。
NURO光は夜重くなる?
NURO光は夜重くなるということは完全にないとは言い切れませんが、重くならないことの方が多いと思われます。
NURO光はほんの1年前くらいまで技術的に発展した地域でしか契約ができなかったプロバイダで、最近になって契約できる地域が増えてきたという段階です。
それに比べて、光回線が普及する前の時代からフレッツ光は人気を占めていたので、未だにフレッツ光を利用する方が圧倒的に多いです。
そういった背景もあって、まだNURO光を利用している方はそこまで多くはありません。
そのため、余程自分が住んでいる物件にNURO光の契約者が集中しているということがない限り、夜だけ回線が重くなるということはないはずです。
まとめ:光回線が重い時は原因を特定して確実に対処しよう
光回線はストレスなくインターネットを使うために必要となるインターネット環境の1つで、サービス提供先とプロバイダの両方と契約することで使えるようになります。
しかし、機械は必ずしも万能ではないため、光回線でも重いと感じてしまうこともあります。
そんな時は、デバイスやWiFiルーター、モデム、ONUなどに問題があるのか、サービスを提供する側の回線設備や自宅の環境に問題があるのか、使用している時間帯に問題があるのかなど原因は様々です。
光回線が重いと感じたら、まずは現状をよく理解してこの可能性はないという選択肢を除外していき、残った選択肢から正しい原因を探るために1つずつチェックしていきます。
それで原因が特定できたら、それに合った対処法を施すことで問題が解決します。
光回線が重くなる原因とその対処法を理解して、なるべく快適にインターネットが使える状況がすぐに作れるようにしておきましょう。
とはいえ、自分たちではどうにもならないこともあり、下手に間違ったことをしてしまうとかえって問題を悪化させてしまうこともあります。
どうにもならない時はサポートセンターに連絡したり、問題が解消されるまで待つことを心掛けてください。