光回線工事の訪問営業は注意するものも?騙されないために知っておきたい3つの手口
光回線工事の訪問営業を受けたことはありますか?最近は減りましたが、一昔前は光回線工事の訪問営業が多く、その中には詐欺のような営業があった事は事実です。
とはいえ、現代でも一部地域で光回線工事の訪問営業が存在します。本記事では、光回線工事の訪問営業の目的、対応方法、訪問営業を受けなくても済む方法を紹介します。
・光回線工事訪問営業の目的
・光回線工事訪問営業の悪質な手口
・光回線工事訪問営業の対策
\当サイトおすすめの光回線 3選/
サービス名
| auひかり | ドコモ光 | NURO光 |
月額料金(税込) | マンション/4,180円~ 一戸建て/5,610円~ | マンション/4,400円~ 一戸建て/5,720円~ | 2年契約/5,700円 3年契約/5,200円 |
工事費用(税込) | マンション/33,000円 一戸建て/41,250円 (ネット+電話の申し込みで実質無料) | マンション/16,500円 一戸建て/19,800円 (現在は新規なら無料) | 44,000円 (36ヵ月で実質無料) |
初期費用(税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
通信速度(下り最大) | 1Gbps | 1Gbps | 2Gbps |
詳細 | auひかりの詳細を見る | ドコモ光の詳細を見る | NURO光の詳細を見る |
【結論】光回線工事の訪問営業は詐欺の可能性あり|理由は何?
インターネット回線の光回線を利用する場合、光ファイバーを自宅に引き込む必要があります。また、光回線を長年利用していると、光回線を利用するのに必要な機器が老朽化してくるため、老朽化した機器の交換などが発生します。
本記事では、これらの工事のことを「光回線工事」と言います。光回線を利用するのであれば、光回線工事は必ず発生します。とはいえ、光回線工事を利用する前提で工事が発生するため、訪問営業、別名飛び込み営業はほぼありません。
そのため、光回線工事の訪問営業が発生した場合は、詐欺の可能性があります。
光回線工事の訪問営業は詐欺の可能性があるから気をつけよう!
光回線事業所そのものが訪問営業を行うことはない
光回線事業所は、当然ながら光回線事業を拡大するための営業は必ず発生します。ただし、光回線事業所が訪問営業を行うことはありません。光回線に関する訪問営業が来た場合は、詐欺の可能性があると思って接した方が良いかもしれません。
光回線事業所が行う営業として有名なものは、インターネットのホームページやTVCM、WebCM、新聞広告などです。
光回線事業所とはDocomo光やSoftBank光、au光などのプロバイダのことです!
委託されてる代理店も基本は電話営業のみ
光回線事業所は、光回線事業所自身で営業する場合もあれば、光回線事業所から代理店に営業を委託するケースも存在します。とくに大きな全国規模で行われている光回線事業所の場合、たくさんの代理店が存在します。
代理店が行う営業には、インターネットのホームページや近隣住宅へのポスティング、新聞折り込みチラシなどがあります。また、一部の代理店では、電話営業を行う場合もあります。
電話営業自体は昔からある営業で、別名テレアポと呼ばれており、電話でサービスを説明し、サービスがユーザーのニーズに合致すれば、ご自宅や喫茶店など、必要に応じてユーザーのもとへ足を運び、商談を進めていくという営業方法です。
そのため、訪問営業をする場合であっても、アポなしで来ることは無いと言っても過言ではありません。
光回線工事の営業では、電話営業や折込チラシ、ポスティングなどが中心です!
注意:工事設備の確認に来たと言う業者は詐欺の可能性大
もしも、電話営業などでアポを取らず、直接自宅に来た場合は注意が必要です。その中でも、インターネット回線で利用する工事設備の確認に来たという業者は、詐欺の可能性が高いです。
もしも本当に工事設備の確認に来る場合は、一軒家の場合は電話やメールなど、何かしらの方法で連絡を行う、マンションタイプの場合も管理会社や管理人にアポを取り、その後管理会社から連絡が来ます。
アポを取る理由は、機械の故障や老朽化など、工事設備の確認を行う理由を伝えることで、怪しい業者でないことを証明するからです。そのため、アポなしで突然やって来るだけでも、怪しい業者と判断して問題ありません。
また、アポ無しで突然訪問した上に「工事設備の確認に来た」という場合は、詐欺の可能性を疑いましょう。
アポ無しで訪問営業が来た場合は要注意です!
光回線の訪問工事営業の手口とは?注意したい3つの悪質手法
次に、悪質な訪問工事営業の手口を3つ紹介します。
どんな風に訪問営業されるか不安です・・・
悪質な訪問営業の手口を紹介します!
大手回線業者などの名前を名乗ってくる
よくある方法の1つに、大手回線業者の名前を名乗る営業の手口があります。例えば、「NTTの」代理店をしている〇〇と申します、などです。
NTTやKDDI、SoftBankなど、日本で生活している方からすれば誰でも知っているような会社の名前が出てきた場合、心理的に「さすがに大手企業が詐欺などを行うことはないだろう」と油断してしまいがちです。
また、代理店名を名乗っていたとしても、聞き取れる大手回線業者の印象が強く、残念ながら、人間の頭の構造として、初めて聞く代理店名は印象に残りづらい傾向にあります。
そのため、訪問販売に来た社員のことを大手回線業者の社員と勘違いしてしまうのです。実際のところ代理店や業者は大手回線業者の社員ではありません。あくまでも大手回線業者から委託されて、大手回線業者の代わりに販売しているにすぎないのです。
代理店名を名乗らなかった場合は要注意です!
こちらの不安を煽るマニュアルトークをしてくる
次に、ユーザーの不安を煽るマニュアルトークを巧みに使って相手を混乱させ、その場で一気に契約まで持っていく手口があります。不安を煽るマニュアルトークの中でも、以下のようなトークが出た場合は要注意です。
「〇〇地域のインターネット回線が変わるので、今使っているインターネットが使えなくなります。」
「〇〇地域のインターネット回線工事はすでに終了しました。」
「〇〇地域のインターネット回線工事の説明です。」
これらのトークを言われた場合、インターネットに詳しい方でなければ、言われたユーザーが混乱するのは当たり前です。ユーザーが不安になってしまえば、営業はチャンスだと考え、混乱に乗じてユーザーに契約してもらおうと迫ります。
営業マンは言葉巧みに近づいてきます!
オプション加入をやたらと勧めてくる
最後に紹介する悪質な手口は、オプション加入です。オプションとは、例えば光電話やホームページスペースなど、光回線を加入するときにセットで利用することができる契約のことです。
オプション加入をやたらと勧めてくる営業とは、あなたに取って必要性がほとんどないオプション対しても、オプション加入した方が得だということを言葉巧みに伝えて、光回線に加えてオプション契約もセットで利用してもらうような営業のことです。
なぜユーザーにとって不要と感じるオプション加入を勧めてくるかと言うと、インセンティブです。インセンティブとは、代理店が1本契約するたびに、光回線事業所からもらえるお金(リベート)です。代理店は、光回線事業所からもらえるインセンティブが売上になります。
インセンティブは、光回線のみで契約するよりも、色々なオプション契約に加入してもらった方が金額は高くなります。
そのため、光回線のみ契約してユーザーに対して、光回線と光電話、WiFiルーターにウィルス対策オプションなどを一緒に契約した方がお得などと伝え、ユーザーに対しては本来なら必要ないオプション契約をしてもらうようにしているのです。
実は、オプション加入を勧めてくる手口は、過去には携帯電話やスマートフォンなどでも行われた手口で、キャリアショップや大きめの携帯販売店などでも当たり前に行われていました。今でも一部の販売店では行われている場合があります。
オプションは解除することは可能とはいえ、〇〇ヶ月は必ず加入しておいてくださいといった条件に従おうとして、いつしかオプション契約を忘れてしまい、気づいたら不要なオプション契約を続けて〇〇年経過した、なんてこともあります。
必要なオプションは加入しても良いかもしれませんが、訪問販売というだけで正常な判断ができないと言っても過言ではありません。そのため、オプション加入をやたらと勧めてくる方は信用しない方がよいかもしれません。
オプションを過剰にすすめる営業マンにも要注意です!
光回線の訪問工事営業で契約するのはまずい?契約してしまうことの3つのリスク
ここまでで訪問工事営業のリスクを紹介しましたが、改めて光回線の訪問工事営業をおすすめしない理由を3点紹介します。
光回線を利用したいときに、たまたま訪問営業が来た場合は契約しても良いの?
実は、光回線を訪問営業で契約すると損してしまう可能性があります!
通常利用に比べてかなり割高になってしまう可能性がある
訪問工事営業で光回線を契約した場合、通常利用に比べて月額料金がかなり割高になる場合があります。光回線の利用料金は、契約する場所によって異なる場合があります。
というのも、例えば光回線のみの契約はできず、光回線+無線WiFiルーターレンタルのセット契約が必要になる、など本来はオプション契約で選択できるものを月額契約と嘘をつく場合があります。
また、キャンペーンなどで無料と言われることも多い回線工事費が、キャンペーンを適用されずに有償で工事するなど、通常利用に比べてかなり割高になる可能性があります。
勝手にオプション加入されてしまう場合があるのです!
契約した相手の実態がわからなくなる
訪問工事営業は、基本的には飛び込み営業です。また、光回線事業所ではなく代理店が行うので、誰と契約したのかの実態がわからなくなりがちです。訪問時に名刺などをもらえるのであれば代理店名や名前がわかるものの、名刺などが渡されなかった場合、誰と契約したのか分からなくなります。
というのも、代理店の仕事は、光回線事業所が提供している光回線を利用してもらうため、契約用紙は代理店の契約用紙ではなく光回線事業所が発行した契約書を使います。代理店の名前が出てくることはほとんどないため、相手のことが分からず契約してしまうことがあります。
誰と契約したか分からないと不安になりますよね!
キャッシュバックどころか追加費用が発生する場合もある
光回線事業所の中には、ユーザー数を増やすために、大規模なキャッシュバックや割引キャンペーンなどを行う場合があります。金額は光回線事業所の公式キャンペーンだけでなく、代理店が独自に行っているキャンペーンもあります。
代理店によってキャッシュバックや割引キャンペーンの内容は異なるものの、キャッシュバックやキャンペーンが一番オトクなのは、Web経由で光回線を申し込むことです。
理由は、Web経由の場合は他の光回線事業所や代理店のキャンペーン内容と比較できるからです。他会社と比較できるということは、一番良いサービスを提供するために競争が発生します。
ユーザーは、一番オトクな会社経由で光回線を契約するため、必然的に一番オトクなキャンペーンを行っている代理店の内容が真似された結果、どこの代理店でもほとんど同じキャンペーンが展開されます。
しかし、訪問工事営業で光回線を契約する場合、比較する代理店が存在しないため、Web経由に比べてキャシュバックやキャンペーン内容が悪くなります。それどころか、本来はキャンペーン対象にもかかわらず、キャンペーン対象と言わずに契約してしまう場合があります。
その中でもよくあるのが、光回線工事です。ほとんどの光回線事業者では、光回線工事の金額がキャンペーンにより実質無料というところがほとんどです。
しかし、光回線工事キャンペーンのことをユーザーに伝えず、工事費がかかることが当たり前などとユーザーに伝えば、本来は発生しない光回線工事が発生するなんてこともあります。
本来ならキャッシュバックが発生するところが追加費用が発生する可能性があります!
光回線工事の訪問営業が来た時の対処法|上手な断り方は?
もしもあなたの家に光回線工事の訪問営業が来た場合の対処方法を紹介します。
突然営業マンが訪問してきたらどう断ればよいかわかりません。
上手な断り方を紹介します!
居留守を使いドアを開けない
一番カンタンな方法は、居留守を使う方法です。当たり前の話ですが、営業マンと話をしないのであれば、光回線工事の営業をされることはありません。そのため、一番良い方法は、居留守を使い、玄関のドアを開けないことです。
特にマンションなど、インターホンを鳴らして入る、いわゆる「オートロックマンション」であれば、インターホンを鳴らされたときに営業マンの顔を見ることが可能なため、知らない顔が見えた場合はそのまま無視しておけば問題ありません。
オートロックマンション以外の場合、玄関前でインターホンを鳴らされる可能性があるが、玄関にカメラが設置されている場合はオートロックマンションと同じようなことが可能です。
もしカメラが設置されていない場合は、宅配便や郵便などと間違えて開けてしまう可能性があるため、次の方法を使って訪問営業から解除しましょう。
居留守ができれば会話せずに断る事が可能です!
インターホン越しに断り家の中には入れない
もしもインターホンに反応してしまった場合も、インターホン越しに話をすることで、相手の話を冷静に聞くことが可能です。ポイントとしては、カメラ越しであっても、営業マンの顔を直接見ずに話すことです。
人間の心理として、相手に会って直接見ながら話すよりも、インターホンなど何かしら隔てた状態で話をした方が、相手からの要求を断りやすい傾向があります。
うっかり営業マンを家に入れてしまう場合、営業マンと一緒の時間を過ごすことになります。仕事などで断ることに慣れている場合は別ですが、一緒の時間を過ごした結果、営業マンに「情」が湧いてしまう可能性があります。
その日始めて会った人であっても、情が湧いてしまった場合、断りづらくなる人もいるのではないでしょうか。
家の中に入れてしまう=相手の顔を直接見ながら話すことになるため、特に相手の要求を断ることが苦手であれば、家に入れないようにしましょう。
玄関に入れないことが大切です!
その場では契約せず保留にする
うっかり営業マンを家にいれてしまったとしても、契約するかどうかはあなた自身です。ただし、家に入れてしまうということは、断りづらくなる可能性があります。そこで、契約しないと断るのではなく回答を「保留」するように伝えましょう。
例えば以下の方法で営業マンに伝えることで、「保留」が言いやすくなるのではないでしょうか。
・ (家族などが自宅にいない場合)家族(や同居人)に了承をもらわないと契約できないので、家族に確認したら連絡します。
・ (一人暮らしの場合)私は光回線にあまり詳しくないのですが、 知り合いに詳しい人がいるので、その人に相談します。
ポイントは、第三者に相談するという点です。あなただけで対処しようとすると営業マンに丸め込まれてしまう可能性があるため、第三者がいるのであればその人にも会話に参加してもらうこと、その場に第三者がいない場合は、第三者に相談すると伝えることで、相手に嘘をつかずに営業マンに伝えることが可能です。
家に入れてしまった場合、その場で契約しないことがポイントです!
最終手段:質問攻めにして勧誘しにくい相手だと思わせる
最終手段としては、あることないこと営業マンに説明してみることです。細かいことで良いです。的を射ていない質問でも問題ありません。
質問内容例を紹介します。
・ なんで光回線工事をしないといけないのか?
・ プランが変わることに対して、なんで代理店が来るの?
・ あなた(営業マン)の会社名は?従業員数は?
・ あなた(営業マン)の会社は光回線工事営業の他に何をしているの?
とにかくなんでも良いです。質問攻めにするために、スマートフォンなどで光回線のホームページなどを確認しながら話を聞くのもおすすめです。
ポイントは、面倒な人と思われるために、なんでも良いので色々と聞くことです。営業トークに対して何も言い返せない場合、営業トークに納得してもらったと勘違いし、営業マンとしては契約まで持っていくために強めにアピールしてくるため、さらに断りづらくなります。
逆に言えば、質問攻めを行い、面倒な人と思われれば、営業マンとしても勧誘しにくいなと感じるため、自分を守るためにも質問攻めにするようにしましょう。
とにかく何でも良いので営業マンを質問攻めにしましょう!
光回線工事の訪問営業マンが使ってきたら要注意なセリフ3選
光回線工事の訪問営業マンが、あなたを騙すために使ってくる言葉があります。本記事で紹介する言葉が出てきたら要注意です。
「この料金になるのは今だけです」
「細かい内容を見るで全て処理するので安心してください」
営業マンが使う要注意ワードを紹介します!
「〇〇(大手事業者)の者ですけども」
注意してほしいセリフの一番目は、「〇〇(大手事業者)の者ですけども」です。同じような言い方で、「〇〇(大手事業者)のプランが変更になりました」もあります。本来であれば〇〇(大手事業者)が委託している代理店名を伝えないといけないのですが、代理店名を伝えない場合は注意しましょう。
営業マンの狙いは「〇〇(大手事業者)」と伝えることで、あなたに信用してもらう点です。代理店名を名乗った場合、「〇〇(大手事業者)」と代理店の関係を聞かれる、代理店のことを知らないので「〇〇(大手事業者)」に直接確認するので帰ってくださいなど、断られる可能性が高くなるからです。
よくある手法であるため、「〇〇(大手事業者)の者ですけども」と言われた場合は注意し、本当に「〇〇(大手事業者)」なのか名刺などを確認するようにしましょう。
代理店名を名乗らない営業マンは信用できません!
「この料金になるのは今だけです」
料金やプランについての話にも注意が必要です。「この料金になるのは今だけです」の他にも、「他のお客さまにもみんな満足いただいています」という言葉にも要注意です。
「この料金になるのは今だけです」というのは、「今」を強調することでお得感を出し、購買意欲を高める言い方です。また、「他のお客様にも」と伝えることで、安心感を出して契約へのハードルを下げるという目的があります。他にも「限定的」や「大人気」なども同じような使い方ができます。
サービス内容が本当に「今だけ」という可能性はあるかもしれませんが、そもそもそのサービスを利用しないと行けなかったのかなど、根本的な部分から検討するためにも、その場で契約するのではなく「検討する」を伝えましょう。
「今だけ」に騙されてはいけません!
「細かい内容を見るで全て処理するので安心してください」
「細かい内容を見るで全て処理するので安心してください」は、一番怖い言葉です。というのも、内容もまともに確認せずに契約を営業マンに任せてしまった場合、ユーザーに不利な契約を結ばれてしまう可能性があります。
例えば本来は不要なオプション契約を「勝手に」契約されてしまう、本当はキャンペーン適用されるべき内容が適用されないなどです。
どんな形であれ、契約書を交わしてしまえば契約は締結されます。契約書が締結されてしまえば、契約に従う必要があるため、契約内容がちんぷんかんぷんだったとしても、必ず一通り内容は確認しましょう。
どうしても契約内容が分からない場合は、契約が分かる人に同席してもらって契約書を確認しましょう。
契約書は必ず確認し、おかしな点があった場合はサインしないようにしましょう!
光回線は訪問工事営業で契約してはダメ|光回線の正式申し込み窓口を見る
今回紹介する回線は、お得に光回線を利用するときにおすすめの回線です。また、正式な申し込み窓口も紹介します。
光回線のおすすめプロバイダを紹介します!
auひかり:auスマホを利用している場合は料金が一番オトクなプロバイダ
au光は、KDDIグループのauが提供している光回線です。au光の特徴は、回線を独自で運用しているという点です。
一般的に、光回線はNTTが提供しているフレッツ光とプロバイダ独自回線に別れます。回線を独自で運用しているメリットとしては、フレッツ光に比べてユーザー数が少ないため、回線速度が安定しやすい点です。
一方、独自回線のデメリットは、フレッツ光に比べて利用可能エリアが狭い点です。au光は、残念ながら中部・近畿地方の一部と沖縄で利用することができません。
具体的には、静岡、愛知、岐阜、見え、大阪、京都、兵庫、和歌山、奈良、滋賀、沖縄県ではau光が利用できないため、別の回線を検討する必要があります。
auユーザーであればau光がおすすめ!
ドコモ光:NTTドコモユーザーであれば積極的に利用したい光回線
Docomo光は、その名の通りNTT Docomoが提供している光回線です。Docomo光は「光コラボ」と呼ばれる光回線で、NTTが提供しているフレッツ光を利用した光回線サービスを提供しています。
フレッツ光の光回線は、色々なプロバイダが利用しているため、通信速度は独自回線に比べると遅くなる場合があります。とはいえ、通常利用で通信速度が遅いと感じることはほぼないため、通信速度が求められる使い方をしなければ問題ないと言えます。
フレッツ光であれば、日本全国であればほぼすべての場所で利用できるため、NTT Docomoと一緒に使っているのであれば、一番おすすめしたい光回線です。
DocomoユーザーであればまずDocomo光を検討しましょう!
NURO光:通信速度が一番速い回線
NURO光は、ソニーグループのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が提供している光回線です。NURO光の最大の特徴は、独自回線を用いる事で、通信速度が他よりも速いという点です。
光コラボ(フレッツ光)やau光の通信速度は、最大で1Gbpsです。しかし、NURO光の場合は、最大で2Gbpsと、単純に倍の速度で利用できます。
通常利用であれば、通信速度が1Gbpsでも2Gbpsでも体感的な差は感じません。しかし、通信速度が求められる使い方をする場合は、NURO光を検討した方がよいかもしれません。
通信速度が求められる使い方の例としては、オンラインゲームの中でもAPEXなどのFPSゲームや、大きなデータのやりとりが頻繁に発生する場合などがあります。
ただし、NURO光は独自回線のため、利用できる場所が限られています。北海道、関東、中部、関西、広島県、岡山県、福岡県、佐賀県としかないので注意しましょう。
また、SoftBankスマホや携帯電話を利用している方が、NURO光で光電話を契約した場合、SoftBank おうち割光セットが適用され、スマホ料金が毎月割引されます。
そのため、回線が速いことに加えて、SoftBankスマホを利用しているユーザーにもおすすめです。
通信速度重視であればNURO光が第一候補!
SoftBank光:SoftBankスマホを利用している方におすすめの回線
SoftBank光は、SoftBankが提供している光回線です。SoftBank光はフレッツ光が利用できる「光コラボ」でサービスを提供しているため、日本全国どこでも利用可能です。
また、当然ながらSoftBankスマホや携帯を利用している方に割引があります。具体的には、SoftBank光+指定オプション(光電話など)を契約した場合はスマホや携帯電話料金の割引が発生します。
特に、SoftBankスマホを利用しているユーザーで、NURO光のエリア外に住んでいる方に一番おすすめしたい回線です。
SoftBankスマホユーザーであればSoftBank光がお得です!
楽天ひかり:楽天グループとの相乗効果が高い光回線
楽天ひかりは、楽天グループが提供している光回線です。楽天ひかりの光回線は、Docomo光やSoftBank光と同じように、フレッツ光を利用した光コラボで回線を提供しています。
当然ながら、楽天グループが提供している楽天モバイルとの親和性は高く、楽天モバイルを契約しているユーザーが楽天ひかりを申し込みした場合、1年間の楽天ひかりの利用料金が0円という太っ腹なキャンペーンを展開しています。
また、楽天グループで使える楽天ポイントでいわゆる「ポイ活」をしている場合、楽天でんわの支払いでも楽天ポイントがたまるため、楽天ポイントを積極的に活用しているのであれば非常におすすめしたい光回線です。
楽天ポイントでポイ活したいなら楽天ひかり!
光回線の訪問工事営業に関するよくある質問は?
ここまでの内容を踏まえて、光回線の訪問工事営業に関するよくある質問をまとめました!
光回線の拡張工事で訪問したと言われたんだけどこれは詐欺?
光回線の営業トークはマニュアルがあるの?
設備担当ですと言って訪問されたんだけどこれは詐欺?
光回線工事に関するよくある質問をまとめました!
うざいネット回線訪問営業を来ないようにするためにはどうすればいい?
ネット回線訪問営業を来ないようにする方法としては、入り口などに「セールス禁止」のような訪問営業禁止の張り紙を貼っておくことです。古典的な方法ではあるものの、一定の効果は期待できます。
それでも来てしまう場合は、玄関のドアを開けずに、徹底的に断ることです。営業マンは、契約する見込みがない場所に何度も訪れることはほとんどないからです。それでも営業に来てしまう場合は、光回線事業社や代理店にクレームを入れましょう。
古典的ですが張り紙などが効果的です!
光回線の拡張工事で訪問したと言われたんだけどこれは詐欺?
光回線の拡張工事の訪問の全てが詐欺ではありませんが、詐欺に近い可能性はあります。そのため、居留守を使う、部屋に挙げずに帰ってもらう、何を言われても基本的にはお断りをした方が無難です。
光回線を利用したいと考えているのであれば、訪問販売以外の方法で契約した方が無難です。一番良いのはインターネット経由で契約することです。キャンペーンやキャッシュバックなどが一番オトクに契約できます。
どうしてもインターネット経由で契約したくない、話を聞いてから契約したいのであれば、電気屋さんや携帯ショップなどで契約することをおすすめします。ただしインターネット経由で契約するよりもキャンペーンやキャッシュバックの質が下がる場合があるため、注意が必要です。
訪問販売で光回線工事を行う必要はありません!
光回線の営業トークはマニュアルがあるの?
光回線に限らず、営業トークにはマニュアルがあることが一般的です。トークスクリプトと呼ばれるマニュアルが存在し、トークスクリプトには、オープニングトーク、サービス説明方法、質問に対する回答など、パターンに沿った対応方法が記載されています。
トークスクリプト通りに進んでしまった場合、契約してしまう可能性が高くなります。断りたい場合は、トークスクリプト通り進まないようにするために、細かくても何でもよいため、質問をたくさん行いましょう。
マニュアルトークに騙されないでください!
設備担当ですと言って訪問されたんだけどこれは詐欺?
訪問営業で設備担当ですと言われた場合は、詐欺の可能性があります。特に「お宅の設備を確認させてください」などと言われた場合は注意が必要です。
本来であれば何も問題ないはずの設備を、あたかも問題がある設備と伝え、メンテナンスや交換の料金を払ってもらおうとする場合があります。
一般的に、設備の更新がある場合は飛び込みで来ることはほぼありません。そのため、設備担当として来た場合は、電話などで良いため、光回線事業所に必ず確認を取りましょう。
設備担当は詐欺の可能性大です。家に入れないようにしましょう!
まとめ:光回線の訪問工事営業は詐欺の可能性が高い|甘い言葉には要注意
光回線の訪問工事営業について紹介しました。訪問工事営業の場合、本来よりも高い料金で契約するなど詐欺の可能性が高いため、光回線を契約するのであれば、インターネット販売など、訪問営業以外の方法で契約しましょう。