fon光はどんな特徴の光回線?他社プロバイダとの違いも解説
fon光はどんな光回線サービス?
自宅でインターネットを利用する機会が増え、光回線の導入を検討している方も以前より増えてきました。光回線にはさまざまな種類があり、その中でも業界一の高速回線が安い月額料金で利用できるfon光の契約を検討している方が多いです。
そこで今回は、fon光の契約を視野に入れている方に向けてfon光の特徴や他社との違いなどについて解説していきます。
・fon光のサービス内容や評判
・評判からわかるfon光のメリット・デメリット
・fon光を利用するのがおすすめな人・おすすめできない人
fon光とは?
fon光は縛りなしWiFiなどのサービスを提供しているフォン・ジャパン株式会社が提供する光回線サービスです。
月額料金の安さや通信速度の速さが特徴的で、相場だと月額料金が5,000円程度かかるところ、fon光は4,000円台でサービスが利用できます。最大通信速度は下り2Gbpsとなっており、他のサービスで一般的に提供されている最大通信速度1Gbpsのサービスよりも質が高いです。
fon光の月額料金の安さと通信速度の速さは、NURO光の回線設備を借りる形でサービスを提供しているために実現できていることです。
本来なら自社で回線設備を整え、その設備の維持管理費用がかかってきます。しかし、fon光は業界最速と言われるNURO光から回線設備を借りることで、高速通信サービスの提供と人件費も含めた無駄なコストのカットを実現しています。
提供エリアは限定されてしまいますが、かなり質の高いサービスで、料金が安い分契約もしやすいため、気になる方は視野に入れてみてください。
fon光の評判・口コミまとめ
fon光を遣ってる人の感想が気になりますね。
fon光のサービスについて簡単に説明しましたが、その情報だけでいきなり契約を進めてしまうのはリスクが高いです。どこまで優れているサービスであるのか知るためにも、実際にサービスを利用しているユーザーが抱いている気持ちを知ることが重要です。
実際にfon光を利用しているユーザーのよい評判や悪い評判についてみていきます。
fon光の良い評判・口コミ
③fon光(縛りはあるけどnuroと同じで速い)https://t.co/OFj20gU4dl
— 33 (@33c_c_) January 2, 2022
めちゃくちゃ急な宣伝なんですけど、速い速いと噂のネット回線NURO光ですが、引っ越しするつもりがなくて6年以上の長期契約になる見込みであれば、同じ回線でより月額料金が安いfon光を契約する方がコスパが良くオススメらしいです
— 嘘字幕ちゃんねる配信用 (@subjimaku) August 21, 2021
fon光のよい評判として、やはり月額料金の安さや通信速度の速さに注目したものが多く見られました。
NURO光の回線設備を利用しているというだけで注目されやすいほどNUROの光回線は通信速度が速いです。そんな光回線を本家よりも安い月額料金で使えるとなると、コスパがよいと感じている方がかなりいるようです。
月額料金が安くて通信速度が速くてシンプルというだけで、初心者の方にとって契約しやすい光回線サービスであることがわかります。
fon光の悪い評判・口コミ
やっとWiFiが開通したのですがブチブチ切れてしまいます
どなたか有識者いらっしゃいませんか?
通信会社はfon光です
カスタマーセンターに連絡し改善法を試したのですが、全く効果ありません
これじゃ映画も見れません pic.twitter.com/sTgHSLcx9I— ドルフロから引退したはずだがやる男 (@dolls416) May 28, 2021
Fon光の宅内工事が昨日、終了して、屋外工事いつ頃かなあと工事の人に探り入れたところ、NTTがするのでムニャムニャ。まあ、なんとかなるっしょと思い、ネット検索していたら、なんかいろいろ困っている人たちがいるらしい。 #NTT西日本システムメンテナンス被害者の会
— ひで@責任者はどこか (@HIDE_routine) October 22, 2021
fon光の悪い評判としては、インターネット接続のエラーの問題や開通までの遅さを感じている意見が多く見られました。
インターネット接続のエラーについては、まずはルーターやONUを抜き差しして再起動をかけ、ルーター側の接続設定を実行します。それでも直らない場合は回線側の問題を疑ってみましょう。
多くのユーザーが回線の問題でインターネットが使えないなら、大規模な障害が発生していると考えられます。そうでなければ個別に相談してみてトラブルを探ってみてください。
また、開通までの遅さは口コミ情報を見る限りだと、4カ月以上開通に時間がかかっている方は見られませんでした。それならよくある範囲内の期間であるため、混雑しているのだと思ってゆっくり待ちましょう。
fon光はトラブルというよりサービスがやや不満に感じるというような内容の評判のほうが多そうですね。
評判からわかるfon光のメリット4つ
fon光の評判について見ていきました。
その内容を踏まえると、fon光には以下の4つのメリットがあることがわかります。
料金が安い
fon光は月額料金が安いです。
光回線サービスの月額料金は、戸建て向けのプランだと5,000円程度、マンション向けのプランだと4,000円程度に設定されていることが多いです。それに対し、fon光は形態別に料金プランは分けられておらず、月額4,378円の料金プランのみとなっています。
他社の戸建て向けプランはもちろん、マンションプランでもお得な料金で利用することが可能です。そのため、特に戸建てに住んでいる方だとお得に契約できます。
fon光はキャンペーンのお得さよりも月額料金の安さを求める方におすすめです。
工事費がほぼ無料
fon光は工事費が無料です。
光回線はスマホやポケット型WiFiのように電波を送ってインターネット通信を可能としているタイプではありません。自宅に回線設備を整え、有線接続やWiFiルーターを通じたWiFi通信でインターネットを利用するのが一般的です。
そして、本来なら自宅にfon光を通すためには工事が必要となり、その工事費用がかかってしまいます。しかし、fon光では工事費用を実質無料にしてくれます。
ただ、完全無料で工事対応してもらえるわけではありません。工事費用44,000円分を契約期間36カ月で分割し、毎月の支払いから1カ月分の工事費用が割引されていく形となります。
しっかり36カ月サービスを利用し続ければ、工事費用の負担を一切負うことなくサービスが利用できます。もし途中で解約することがあれば、割引されなかった工事費用を一括で支払うことになる点に注意が必要です。
この工事費用無料の仕組みは多くの光回線サービスで適用されています。
NURO光の高速回線が利用できる
fon光はNURO光の高速回線が利用できます。
先ほども説明しましたが、fon光はNURO光の回線設備を借りる形でサービスを提供しています。そんなNURO光の回線設備は業界トップクラスで、下り最大2Gbpsの通信速度が出せる優れた回線です。
また、NURO光の回線設備はまだ全国すべての地域で契約できるわけではありません。その分NURO光を利用しているユーザーはフレッツ光回線よりも少なく、回線が混雑しにくい傾向にあります。
実際、たいていの光回線サービスだと、平均の通信速度が200から300Mbps前後となっています。それに対し、fon光は500Mbps前後の通信速度が安定して出しやすいです。それだけの速度が出るとオンラインゲームでも快適にプレイしやすいです。
fon光は通信速度の速さを求める方はチェックしておきたいですね。
ソフトバンクスマホとの割引がある
ソフトバンクではおうち割という光回線とスマホをセットで契約した際に適用される割引があります。いくつか対象となっている光回線サービスがあり、fon光でもソフトバンクスマホとのセット契約で、スマホ料金を割引することが可能です。
おうち割を適用させるとスマホの月額料金が1,100円割引されますが、それだけだとぱっと見てお得感の薄い割引だと感じてしまう方もいます。
しかし、この割引はfon光とソフトバンクスマホをセット契約し続けている限りいつまでも適用されます。さらに、この割引は契約者本人だけでなく、家族のスマホ料金にも適用されます。
fon光の回線を1つ契約しておくだけで、家族で毎月数千円の負担を減らすことが可能です。
ソフトバンクのおうち割では、スマホ料金が割引されるのが光回線1契約につき最大10回線までとなっています。
評判からわかるfon光のデメリット3つ
一方で、fon光には以下の3つのデメリットがあることがわかります。
解約金が比較的高い
fon光だけに限る話ではありませんが、光回線サービスの解約時に発生する違約金は10,000円以上することがほとんどです。
違約金は契約期間中に解約した場合に、契約違反とみなされて発生してしまう負担で、違約金の高さからサービスに不満を感じてなかなか乗り換えられないという方が多いです。毎月数千円程度の月額料金に対し、違約金は10,000円以上かかることが多いため、気軽に乗り換えるのは容易ではありません。
ただ、最近では光回線の業界全体で違約金を減額して気軽に別のサービスに乗り換えやすい環境が作られています。fon光もその流れを受け、2022年8月時点では3,148円という軽い負担で契約解除できる仕組みになっています。
気軽に別のサービスに乗り換えられる仕組みが形成されると、それだけ安心感を持ってfon光が利用しやすいですね。
新しく適用されている安い違約金は、2022年7月以降に新規契約した方にのみ適用されます。
利用開始まで時間がかかる
fon光は利用開始までにやや時間がかかってしまいます。
光回線は回線工事が必要であると説明しましたが、回線工事は2回行われ、初めは宅外工事、2回目は宅内工事が行われるのが一般的です。そして、1回目の工事が終わってもすぐに2回目の工事をしてもらえるわけではありません。そのため、契約してすぐにfon光が利用できるようになるわけではないです。
この仕組みは他の光回線サービスでも同じですが、具体的にどのくらいの時間かかるのかはサービスごとにやや違いがあります。fon光の場合だと戸建てで1~2カ月程度、マンションで1~3カ月程度の期間を要します。
特に引越しが多くなる時期はかなり時間がかかりやすいため、可能なら引越しの多い時期を避けて契約したほうがよいです。
fon光が開通するまでの間は、ポケット型WiFiを借りるなどしてインターネット環境を確保しておくことをおすすめします。
キャッシュバックなどのキャンペーンが無い
fon光はキャッシュバックキャンペーンなどがありません。
fon光は月額料金の安さで勝負しており、それに対してNURO光はキャンペーンの手厚さで勝負しています。わざわざNURO光回線を借り手サービスを提供するとなると、同じような形でサービスを提供しても利用者が増えないため、差別化を図ることを目的として月額料金の安さに注力しています。
ただ、Amazonギフト券3,000円分がもらえるキャンペーンは実施しています。このキャンペーンの適用条件は以下の通りです。
・fon光の開通から半年間の継続利用
・支払方法をクレジットカードに設定すること
・クラウドバックアップ(月額550円)、データ復旧サービス(月額550円)オプションの加入
これらの条件をすべて満たすことでキャンペーンがもらえます。
そこまで無理してAmazonギフト券をもらおうとしなくてもよさそうですね。
fon光を利用するのがおすすめな人の特徴3
fon光のメリット・デメリットについて見ていきました。
その内容を踏まえると、以下のような特徴を持った方がfon光を利用するのがおすすめです。
長期間の契約を検討している人
fon光は長期間の契約を検討している方に向いています。
fon光はかつては2年契約プランとしてサービスを提供していましたが、現在では3年契約プランに変わりました。過去に実施していたプランよりも契約期間が延びたため、長期間利用し続けるつもりで契約を進めないと後で後悔してしまいます。
また、fon光の強みは月額料金の安さです。この強みは長期間利用し続けることで大きなメリットになってきます。
たとえば、月額料金が5,720円もかかるソフトバンク光と1年間の総額料金を比べた場合、fon光の総額料金は「4,378円×12カ月=52,536円」となります。一方で、ソフトバンク光の総額料金は「5,720円×12カ月=68,640円」です。
キャンペーンなどは一切考慮せずに比較すると、1年間で16,000円程度の差が発生していることがわかります。これが3年間続けば48,000円程度、5年間続けば80,000円程度の差が生まれ、長期間利用すればするほどお得さが変わってきます。
大々的なキャッシュバックキャンペーンを提供しているところもありますが、80,000円もの差を埋めるのは代理店での契約でないと不可能です。月額料金の安さを活かすなら、長期間利用し続けるつもりで契約しましょう。
月額料金の安さは、契約している間ずっとお得さが継続する点が大きな強みとなっています。
料金が安く通信速度が速い光回線を利用したい人
fon光は料金が安くて通信速度が速い光回線を利用したい方にもおすすめです。
料金が安い光回線サービスはいくらでもありますが、通信速度の速さにやや不安が残るようなサービスもあります。特に利用しているユーザーの多いフレッツ光の回線設備を使った光回線サービスを契約した場合、夜の時間帯で回線がかなり混雑してしまう日もあります。
一方で、fon光は単に料金が安いだけでなく、利用しているユーザーがある程度限定されている分通信速度も速いです。
2019年頃を皮切りに光回線の利用者が増加してからは、高速通信が実現可能なNURO光に注目する方がかなり増えました。その影響もあり、以前よりNURO光を利用する方が増えつつあります。
ユーザーが増えていけば段々と快適にインターネットが利用しづらくなっていきますが、NURO光は契約できるエリアが限定されているため、いきなり平均通信速度が落ちるようなことはありません。fon光は安心して数年もの間は速い通信速度でインターネットが利用できます。
料金が安いなら通信速度が速いに越したことはありませんが、200Mbpsが安定して出せるならたいていのことは快適に実行できます。
NURO光の提供エリア内に住んでいる人
fon光はNURO光の提供エリア内に住んでいる方に向いています。
光回線を選ぶ際に料金や通信速度に注目しがちですが、大前提としてそのサービスの提供エリアに自分が住んでいないと契約できません。fon光であればNURO光の提供エリア内に住んでいる方が契約できます。
主に東京や大阪、愛知といった都会のエリアだけでなく、三重県や佐賀県などの都会に隣接しているエリアも対応しています。
ただ、同じ都道府県であればどこでも契約できるわけではなく、一部NURO光回線に対応していない地域もあります。市町村別の契約の可否は申し込み時の提供エリア確認でチェックしてみてください。
NURO光回線の提供可能エリアは今後さらに拡大していきそうですね。
fon光を利用するのがおすすめできない人の特徴3つ
一方で、以下のような特徴を持った方にはfon光はあまりおすすめできません。
光回線をすぐに利用したい人
fon光は光回線をすぐに利用したい方には向いていません。
光回線は余程早いところでも3週間ほどかかり、契約してすぐに利用できるようなところはありません。光回線を契約する際には、そもそも工事に時間がかかってしまうということを理解した上で申し込むようにしましょう。
もし光回線の工事中にインターネット環境がないと困るという方は、お得なスマホやポケット型WiFi、ホームルーターなどを利用すれば、インターネットが利用できなくて困るということが起こりません。fon光の契約を進める前に、あらかじめ開通までにどのくらいの期間が必要か確認し、別のインターネット環境を用意しておいてください。
ポケット型WiFiのお試しモニターなら最大30日間無料でポケット型WiFiが利用できます。
数年以内に引越しをする可能性がある人
fon光は数年以内に引越しをする可能性がある方もあまりおすすめできません。
fon光は月額料金の安さが強みで、長い間利用し続ければお得になる仕組みであることを説明しました。そのため、転勤の機会が多くて数年単位で引越しするという方だと、どうしてもお得度が下がってしまいます。
また、引越す際にはその物件の固定回線そのものを解約し、新しい物件で新たに光回線を契約する必要があります。新しい物件内でNURO光回線が引かれているなら移転手続きを行えばそこでもfon光をすぐに使うことが可能です。
しかし、新しい物件で別の光回線を契約せざるを得ない場合はfon光を解約するしかなく、解約すれば違約金がかかってしまいます。
数年以内に引越しをする可能性がある方は、引っ越し先でもそのまま利用しやすいフレッツ光回線を使ったサービスに契約することをおすすめします。
少しずつNURO光回線が使える物件は増えてきています。
口コミや評判を重視して決めたい人
fon光は口コミや評判を重視して決めたい方にも向いていません。
fon光はサービスが2020年からリリースされましたが、まだNURO光ほどの知名度はありません。そのため、口コミ情報も大手光回線サービスと比べると少ないです。
口コミ情報は実際その光回線サービスを利用しているユーザーの生の声がチェックでき、契約に失敗しないために必要な要素の1つとも言えます。その情報が少ないとなると、自分でfon光を契約して利用してみないと判断できず、契約してすぐに解約してしまうリスクも上がります。
fon光を契約する際には、口コミ情報が少ない分、契約してから思ったものと違ったとなる可能性がやや高いことを理解した上で契約を進めましょう。
口コミ情報が多いとそれだけ情報の信憑性が高くなって安心できますね。
fon光と他社プロバイダの違いを徹底比較
fon光のサービスのよしあしについてある程度判断できるようになったら、他の光回線サービスと比べてどのくらい優れているのか把握することが大事です。
そこで、fon光を含む以下の5つの光回線サービスの月額料金や通信速度などを比較していきます。
・fon光
・auひかり
・SoftBank光
・eo光
・NURO光
これらの光回線のサービス内容などについては以下の表の通りです。
fon光 | auひかり | SoftBank光 | eo光 | NURO光 | |
月額料金 | 4,378円 | <戸建て1ギガ> ・ずっとギガ得プラン:6,160円~/・ギガ得プラン:6,270円~/・標準プラン:7,480円 <戸建て10ギガ、5ギガ> ・ずっとギガ得プラン:6,160円~/・ギガ得プラン:6,820円~/・標準プラン:8,030円~ <マンション> ・タイプV(16契約以上):4,180円/・タイプV(8契約以上):4,510円/・タイプG(16契約以上):4,180円/ | <戸建て> ・ファミリー、ファミリー・ギガスピード、ファミリー・ハイスピード:5,170円(5年契約)、5,720円(2年契約) <マンション> ・マンション、マンション・ギガスピード、マンション・ハイスピード:4,180円(2年契約) | <ネット・電話・テレビ(61ch)> ・10ギガコース:10,144円(1年目 4,094円)/円)/・1ギガコース:9,062円(1年目 4,094円)<ネット・電話・テレビ(29ch)>・10ギガコース:8,426円(1年目 3,594円)/ 1ギガコース:7,344円(1年目 3,594円)<ネット・電話> ・10ギガコース:6,844円(1年目 3,594円)/・1ギガコース:5,762円(1年目 3,594円)<ネット> ・10ギガコース:6,530円(1年目 3,280円)/・1ギガコース:5,448円(1年目 3,280円) | <戸建て> NURO光 2ギガ(3年契約)プラン:5,200円 /NURO光 2ギガ(2年契約)プラン:5,700円 /NURO光 2ギガ(契約期間なし)プラン:6,100円 /<マンション> マンションM2Tプラン:2,090~2,750円/マンションM2Dプラン:2,530~3,190円 / |
提供エリア | ・北海道 ・東京都 ・神奈川県 ・埼玉県 ・千葉県 ・群馬県 ・栃木県 ・茨城県 ・愛知県 ・静岡県 ・岐阜県 ・三重県 ・大阪府 ・京都府 ・兵庫県 ・滋賀県 ・奈良県 ・広島県 ・岡山県 ・福岡県 ・佐賀県 | 全国 (関西エリア以外) | 全国 | 関西エリア | ・北海道 ・東京都 ・神奈川県 ・埼玉県 ・千葉県 ・群馬県 ・栃木県 ・茨城県 ・愛知県 ・静岡県 ・岐阜県 ・三重県 ・大阪府 ・京都府 ・兵庫県 ・滋賀県 ・奈良県 ・広島県 ・岡山県 ・福岡県 ・佐賀県 |
通信速度 | 上り最大:1Gbps 下り最大:2Gbps 上り平均:499.79Mbps 下り平均:555.42Mbps | 上り最大:1Gbps/5Gbps/10Gbps 下り最大:1Gbps/5Gbps/10Gbps 上り平均:421.26Mbps 下り平均:468.23Mbps | 上り最大:1Gbps/10Gbps 下り最大:1Gbps/10Gbps 上り平均:227.23Mbps 下り平均:314.61Mbps | 上り最大:1Gbps/5Gbps/10Gbps 下り最大:1Gbps/5Gbps/10Gbps 上り平均:419.3Mbps 下り平均:540.53Mbps | 上り最大:1Gbps 下り最大:2Gbps 上り平均:448.7Mbps 下り平均:504.3Mbps |
ping値 | 12.36ms | 19.33ms | 16.36ms | 18.13ms | 13.38ms |
IPv6 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
契約期間 | 3年 | 3年/2年/なし | 5年/2年 | 5年/2年 | 2年/3年/なし |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
この比較表を基に、fon光と他の光回線サービスの違いについて触れていきます。
fon光は他の光回線サービスと比べると、料金プランがシンプルで月額料金が安く、通信速度が速い光回線サービスであることがわかります。
fon光はたった1つの料金プランだけ用意しているのに対し、他の光回線サービスはいくつもの料金プランを用意しています。ここがfon光と他の光回線サービスの最も大きな違いです。
料金プランが多い場合、自分に合ったプランを探しやすいですが、初心者からするとどのプランを選べばいいかわからなくなってしまいます。しかし、fon光のように料金がシンプルなら初心者でも迷うことなく契約しやすいです。
また、eo光の1年間月額料金大幅割引キャンペーンの適用時は別として、基本的に月額料金はfon光が最も安定して安い料金となっています。シンプルで安いと無理なく確実に安い料金で利用しやすいため、無理にお得にしようとして失敗するようなことがなくなります。
他にも、通信速度の実測値も僅差ではありますがfon光が速いです。光回線を選ぶ際に最大通信速度をチェックしがちですが、通信速度をチェックする時は実測値をチェックするようにしましょう。
マンション契約だとNURO光の月額料金のほうが安いため、戸建てならfon光、マンションならNURO光を選択するのが最もおすすめです。
fon光とプロバイダに関するよくある質問
光回線サービスにはいくつもの種類があり、それぞれ特徴が異なります。特にfon光はNURO光の回線を利用しているということもあり、密かに注目を集めつつあります。
そのため、インターネット上ではfon光についての質問がいくつも投稿されています。
その中でも特に質問されることの多かった以下の質問について回答していきます。
fon光とNURO光の関係は?
fon光とNURO光の関係についてまとめると、fon光は回線受給者側、NURO光は回線提供者側という関係で覚えておくとよいです。
fon光はNURO光の回線設備を借りてサービスを提供しているだけで、運営会社などはそれぞれ異なります。そのため、NURO光を運営するソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が別のターゲットに合ったサービスを提供しようとしてfon光が生まれたわけではないということを押さえておきましょう。
使っている回線はどちらも同じであるため、fon光とNURO光の通信品質は同等です。
fon光の解約方法は?
fon光の解約はカスタマーサポートに電話することで解約可能です。
中には会員サイトにログインしてそこで解約手続きができる光回線サービスもありますが、fon光にはそういったサイトはないため、電話での解約となります。電話だとどうしてもつながりにくい場合があるため、解約に少し手間がかかってしまうところがややネックな点です。
もしfon光を解約しようか悩んでいたら、fon光の解約を進める前に以下の項目を押さえておきましょう。
・解約月に料金が日割り計算されない
・契約期間中の解約の場合、違約金と工事費の残債が発生する
・レンタル機器を返却しないと機器損害金11,000円が発生する
・回線撤去工事11,000円が発生する場合もある
・解約するとソフトバンクのスマホ料金が高くなる場合もある
・解約するとNURO光の電話料金が高くなる場合もある
・オプションの解約金まで発生する場合もある
fon光をどういったプラン内容で契約し、どのタイミングで解約するのかによって注意する点が変わってきます。
まずすべての場合に言えることとして、解約月に料金が日割りされないという点があげられます。
もし20日に解約した場合、「4,378円×2/3=約2,918円」が本来の解約月の料金となります。しかし、fon光だと仮に月頭に解約してもまるまる1カ月分の料金が発生します。そのため、解約するなら月の終わり頃の解約が望ましいです。
また、契約期間中に解約した場合は、先ほど触れたように、違約金と工事費の残債が請求されます。2つ合わせるとかなりの金額になってしまう場合もあるため、なるべく契約期間中に解約することがないように注意してください。
他にも、レンタル機器の返却忘れや回線撤去で10,000円以上取られたり、スマホや電気などをセット契約していた場合にセット割引がなくなって負担が増えたりします。
解約する際には、上記のような項目をチェックし、本当に解約してよいのかよく考えてみてください。上記の項目で後々苦しんでしまうことがないように、契約前にもチェックしておきましょう。
カスタマーサポートは「0120-966-486(営業時間:平日13時~17時)」が受付窓口となっています。
fon光にキャンペーンはある?
fon光にはAmazonギフト券3,000円がもらえるキャンペーンくらいしか実施していません。fon光は月額料金の安さなどに重きを置いており、あまりキャンペーンの手厚さには力を入れていません。
中には数万円ほどキャッシュバックがもらえるキャンペーンを実施している光回線サービスもあります。しかし、サービスを利用し続けていると、月額料金の安さで生まれる料金差がキャッシュバック金額を上回るタイミングが必ず来ます。
大きなキャッシュバックは魅力的に感じるかもしれませんが、光回線サービスの契約先を決める際には、キャンペーンも含めた総額料金を比較するようにしましょう。
3年間利用することを想定すると、fon光なら「3年間分の月額料金総額ーAmazonギフト券金額分」で計算します。NURO光なら「3年契約プランの1年目の月額料金総額+2年目以降の月額料金総額」で計算し、比較するという形になります。
キャンペーンの適用条件を確実に満たせられるかという点も考慮しながら比較してみてください。
fon光の問い合わせ先は?
fon光の問い合わせは、公式サイトの問い合わせフォームから可能です。
解約時には電話でしか対応してくれないため、なかなかつながらないことも多いです。しかし、問い合わせする際にはWeb上からいつでも気軽に送れてかなり便利です。
まずは公式サイトを開き、サイドバーを開くと「お問い合わせ」ボタンがあります。そこを押して氏名や電話番号メールアドレスなどを入力し、お問い合わせ内容を記入していきます。
お問い合わせ内容を記入したら、「同意する」にチェックを入れ、「確認画面へ」のボタンを押しましょう。
解約時に紹介した窓口で電話でも問い合わせることも可能です。
fon光は開通工事が遅い?
fon光は他の光回線サービスとさほど変わらない期間で開通工事が完了します。
たいていの光回線サービスでは開通工事までに1カ月程度かかり、fon光もある程度スムーズに開通工事が進めば1カ月あれば開通します。口コミ情報を見た限りだと、1カ月もしないうちに終わったという方もいれば、2カ月以上かかってしまったという方もいます。
時期や申し込み者、工事を担当する業者などの状況によって変わってきます。そのため、開通工事がもし遅くなっていたとしても、クレームを入れても早く対応してもらえるわけではないため、状況が悪かったと飲み込むようにしましょう。
基本的にはすべての申し込み者が1~3カ月を目安に工事が完了するようにスケジュールが配分されています。
まとめ:fon光は通信速度を重視する人におすすめ
fon光は月額料金の安さや通信速度の速さが特徴的な光回線サービスです。
NURO光の回線設備を借りる形でサービスを提供しているため、業界一の速さの高速回線が利用できます。さらに、fon光はNURO光がキャンペーンに力を入れている点を踏まえ、差別化を図るために月額料金の安さで勝負しています。
本来かかるはずの回線設備の維持管理費などがカットできる分、月額料金に還元されているため、お得な月額料金で高速回線が利用可能です。
月額料金の安さや通信速度の速さを求める方は、fon光をチェックしてみてください。