au回線系の格安SIM10社を比較|おすすめの乗り換え先も解説
「auから格安SIMに乗り換えようとしているが、おすすめの格安SIMはあるのか」「3大キャリアから格安SIMに乗り換えるとどんなメリットがあるのか」といった悩みを抱えられてはいませんか?
今では世の中に広まりつつある格安SIMですが、3大キャリアから格安SIMに乗り換えることでどんなメリットがあるのかは知っておきたいですよね。
格安SIMに乗り換えると毎月かかる料金が大幅に削減されて節約に繋がります。さらに、格安SIMに乗り換えると他にもメリットがいくつか存在します。
そこで本記事では、そのような悩みを抱えられている方に向けて「大手3大キャリアから格安SIMに乗り換えるメリット」「おすすめできる格安SIM会社の情報」をお伝えしていきます。
本記事をお読みいただくことで「格安SIMへ乗り換えるとどんなメリットがあるのか」理解できるようになり、新しく格安SIMに契約するならどこの格安SIM会社を選べばいいのかを自分で選択できるようになります。
現在大手3大キャリアから格安SIMへの乗り換えを検討していて、おすすめできる格安SIM会社の情報を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
・格安SIMに乗り換えるメリット
・おすすめの格安SIM会社10選
・おすすめ格安SIM会社の詳しい情報
・格安SIM乗り換えの際に抑えておきたいポイント
・格安SIMに乗り換える際の5つの注意点
・auから格安SIMへ乗り換えるときの手順
\当サイトおすすめの格安SIM 3選/
au回線を利用した格安SIMがある
今となっては、使っているユーザー数も多いといっても過言ではない格安SIMですが、格安SIMには様々な種類の格安SIM会社が存在します。
現在(2022年3月時点)では、合計約30社近くの格安SIM会社が存在しています。
各格安SIM会社によって、月額料金が安かったり、通信速度が速かったりと特徴は様々ですが、会社によって使用している通信回線も違います。
例えば「楽天モバイル」では、楽天回線とau回線とドコモ回線が使用されており「Y!mobile」では、ソフトバンク回線のみが使用されています。つまり、契約する格安SIM会社によって通信回線も違ってくるということです。
本記事では「au回線」を使用している格安SIM会社を中心に紹介するので、他の「ドコモ回線」「ソフトバンク回線」を使用している格安SIM会社への契約を検討している方は、他の記事を参考にしてくださいね。
現在大手3大キャリア「au」の端末を使用している方は、au回線系の格安SIMに乗り換えるのが得策なので、au端末を利用している方は、au回線の格安SIMへの乗り換えを検討してみると良いでしょう。
auからau回線系の格安SIMに乗り換えるメリット4つ
ここでは、現在大手3大キャリア「au」の端末を利用している方が、au回線系の格安SIM会社に乗り換えるメリットを紹介していきます。
au通信系の格安SIMに乗り換えるメリットに関しては、大きく4つです。
「なぜau端末を利用している人がau回線系の格安SIMに乗り換えた方がいいのか疑問を抱えている方」「格安SIMに乗り換えるとどんなメリットがあるのかを知りたい方」は、ぜひ参考にしてみてください。
利用可能エリアはほぼ変わらないのに月額料金がかなり安くなる
au回線系の格安SIMに乗り換える1つ目のメリットは「利用可能エリアはほぼ変わらないのに月額料金がかなり安くなること」です。
au回線系の格安SIM会社は、au回線の一部を借りてサービス運営しているため、電波の提供エリアはauの4G LTEエリアと同等レベルの提供エリアの広さです。
格安SIMに乗り換えるだけで、毎月かかる通信費の料金を大幅に削減できます。
大手3キャリアau回線の電波の提供エリアと同等の広さなので、いま仮にau端末に契約していて快適に利用ができている方は、同じ通信環境であるためいまと変わらず、快適に利用ができる可能が高いといえるでしょう。
また格安SIMは、大手キャリアの通信回線の一部を借りて運営しているので、店舗の運営費や基地局の整備費などといったお金が掛からない分、大手3キャリアの料金プランよりも安くで提供されています。
au端末を利用している場合、契約しているプランにもよりますが、毎月あたり約8,000円近くの料金が掛かることが多いです。しかし、格安SIMに契約して利用した場合、毎月あたりの月額料金が約3,000円程度に収まることが多いです。
格安SIMに乗り換えるだけで、毎月かかる通信費を約5,000円近く削減できることになるので、月額料金が大幅に下がることは、格安SIMに乗り換える大きなメリットであるといえるでしょう。
SIMロックの解除をせずにそのまま使える
au回線系の格安SIMに乗り換える2つ目のメリットは「SIMロック解除をせずにそのまま使えること」です。
現在利用している端末のまま格安SIMに乗り換えようとした場合、SIMロック解除が必要になることが多いですが、au端末からau回線系の格安SIMに乗り換える場合は、ほとんどSIMロック解除をする必要はありません。
SIMロック解除を簡単に説明すると「どの通信回線でも利用できる状態にすること」を意味します。
au端末を利用している場合は、au回線対応のSIMが携帯端末には事前に挿入されているため、SIMロック解除をする必要はありません。
SIMロック解除が必要なときは「au端末」を利用している方が、ソフトバンク回線にしか対応していない格安SIMに乗り換えるなどといった場合に必要になります。
au回線系の格安SIMは選択肢が豊富
au回線系の格安SIMに乗り換える3つ目のメリットは「au回線系の格安SIMは選択肢が豊富であること」です。
au回線を使用して格安SIMを運用している会社は多いです。
au回線を利用している格安SIM会社は、現在(2022年3月)約10社程度存在します。
au回線系の格安SIMは、au回線に対応している会社が多いことから複数の選択肢から選ぶことが可能だといえるでしょう。
「月額料金が安い格安SIMを契約したいと考える方」や「できるだけ通信速度が速い格安SIMを契約したいと考える方」など、自分の要望に合った格安SIMを自分で選択できるのは大きなメリットだといえます。
格安SIMだと契約期間の縛りがゆるい
au回線系の格安SIMに乗り換える4つ目のメリットは「格安SIMだと契約期間の縛りがゆるいこと」です。
au端末に契約している場合、契約してから2年以内に解約したら9,500円(税込)の解約違約金を払わなければならなかったりと多額の違約金を払わないといけません。
しかし、格安SIMでは「契約してから1年以内に途中解約したら1,100円(税込)」の解約違約金を支払うなどと支払い金額が下がったり、そもそも解約違約金が発生しない格安SIM会社もあります。
契約期間が定まっていないのは、自由度が高くていいですよね。
格安SIMだと解約違約金や契約期間にあまり気にすることなく、利用が可能であるといえるでしょう。
au回線系の格安SIM10社を比較
ここでは、数あるau回線系の格安SIM会社を表の情報を元に比較していきます。
今回比較の対象となる格安SIMは「UQモバイル」「楽天モバイル」「mineo」「QT mobile」「povo」「IIJmio」「ロケットモバイル」「イオンモバイル 」「BIGLOBEモバイル」「BIC SIM」の10社です。
データ容量 | 通信速度 | 月額料金 | キャンペーン | 契約期間 | |
UQモバイル | 3GB〜25GB | Ping値:65.01ms 下り速度:57.83Mbps 上り速度:11.37Mbps | 990円〜3,828円(税込) | ・端末をセット購入すると最大22,000円の割引 ・SIMのみプランに契約すると最大13,000円分のau Pay還元 ・5〜18歳の人が申し込めば毎月1,100円の割引 ・1年間データ容量追加キャンペーン ・YouTubeプレミアム 6ヶ月無料キャンペーン ・Apple Music 6ヶ月無料キャンペーン | なし |
楽天モバイル | 1GB〜無制限 | Ping値:57.86ms 下り速度:7.75Mbps 上り速度:9.5Mbps | 0円〜3,278円(税込) | ・新規契約で月額料金が3カ月無料 ・新規契約で楽天ポイントを5,000ポイントもらえる ・新規契約と同時に対象機種を購入すると楽天ポイントを最大20,000ポイントもらえる | なし |
mineo | 1GB〜20GB | Ping値:75.08ms 下り速度:31.98Mbps 上り速度:9.12Mbps | 880円〜2,178円(税込) | ・契約して3カ月の間月額料金が最大1,188円割引される ・端末価格が最大80%割引 ・日経電子版オプションが最大2カ月無料 ・パケット放題最大2ヶ月無料 | なし |
QT mobile | 2GB〜30GB | Ping値:74.0ms 下り速度:51.65Mbps 上り速度:7.35Mbps | 1,100円〜3,300円(税込) | 「データ+通話」コースに加入し、対象の機種を購入し、6ヶ月以上継続して利用すると最大30,000円のキャッシュバック ・30歳以下のユーザー限定で「データ+通話」コース加入で初期費用3,000円相当が無料になる ・九電で「ご家族向け電気料金プラン」を利用している方は端末料金が毎月110円割引される | なし |
povo | 1GB〜20GB | Ping値:80.81ms 下り速度:87.28Mbps 上り速度:15.83Mbps | 390円〜2,700円(税込) | ・初回データ購入につきデータボーナスがもらえる | なし |
IIJmio | 2GB〜20GB | Ping値:83.12ms 下り速度:49.83Mbps 上り速度:12.62Mbps | 780円〜2,068円(税込) | ・対象スマホを購入すると最大10,000円分のギフト券プレゼント ・MNP乗り換えで申し込むと端末代が最大99%オフ ・初期費用半額&1GB増量キャンペーン | なし |
ロケットモバイル | 1GB〜20GB | Ping値:34.0ms 下り速度:18.38Mbps 上り速度:3.77Mbps | 1,043円〜5,038円(税込) | ・クーポンで初期費用を割引できる ・ガスや光回線に同時に契約すると豪華景品が贈呈される | ・なし ※通話プランのみ1年間の契約期間がある |
イオンモバイル | 500MB〜50GB | Ping値:107.47ms 下り速度:25.62Mbps 上り速度:4.39Mbps | 930円〜5,980円(税込) | ・他社からの乗り換えで最大10,000WAONポイントプレゼント ・対象端末に契約すると1,000WAONポイントプレゼント ・エントリーパッケージから「音声プラン」「シェアプラン」に申し込むと2,000WAONポイントプレゼント | なし |
BIGLOBEモバイル | 1GB〜30GB | Ping値:47.38ms 下り速度:22.58Mbps 上り速度:7.95Mbps | 1,078円〜8,195円(税込) | ・対象の動画や音楽が2ヶ月間無料で使用できる ・セキュリティソフトが最大2ヶ月無料で使用できる | なし |
BIC SIM | 2GB〜20GB | Ping値:82.7ms 下り速度:17.99Mbps 上り速度:4.19Mbps | 858円〜2,068円(税込) | ・データ容量増量キャンペーン ・店頭で音声通話機能付SIMを契約すると全国のビックカメラで使えるポイントを10,000ポイントプレゼント ・初期費用が1円まで値下げ | ・最低利用期間があり、利用開始日の翌月末日まで |
表に記載してある通信速度の数値は「みんなのネット回線速度」の情報を元に記載しています。
データ容量の大きさで選ぶなら「楽天モバイル」がおすすめです。楽天回線が繋がらないエリアはauの回線を借りており、どちらも比較的強い電波を利用できます。
みんなのネット回線速度とは、実際に使用しているリアルユーザーが公表している、直近3ヶ月に計測された通信速度のデータをまとめているサイトのことです。
機種を使用しているユーザーが公表しているデータなので、数字には信憑性があります。
比較結果からau通信系の格安SIMおすすめ5社を解説
ここでは「au回線系の格安SIM10社を比較」の見出しの表の比較結果から、おすすめの格安SIM会社を紹介します。
初めて格安SIMに契約しようと考えている方は、1つの判断材料としてチェックしてみてください。
「au回線の格安SIMへの契約を検討している方」「au回線の格安SIMの中で自分に合っている格安SIMの情報を知りたい方」は、以下からチェックしてみてください。
・通信速度の速さで選ぶなら「povo」
・月額料金のお得さで選ぶなら「IIJmio」
・キャンペーンで選ぶなら「UQモバイル」
・契約期間で選ぶなら「BIC SIM以外」
データ容量の大きさで選ぶなら「楽天モバイル」
格安SIMを契約する際に「毎月データ容量をたくさん使える格安SIMを契約したいと思う方」は「楽天モバイル」への契約をおすすめします。
なぜなら、数多い格安SIM会社の中でも「楽天モバイル」だけが、毎月あたりデータ量を無制限に使える唯一の格安SIM会社だからです。
格安SIMの中で楽天モバイルだけが毎月あたり無制限で格安SIMを利用できます。
楽天モバイル以外の格安SIM会社は、毎月あたり使用できる最大のデータ量は「20GB〜50GBまで」と容量に制限が掛かってしまっています。
それに引き換えて楽天モバイルは月額料金3,278円(税込)を支払えば、楽天エリア内ならデータ量を無制限に使用できるため、格安SIMをデータ容量の大きさで選ぶなら「楽天モバイル」がおすすめできるといえるでしょう。
ただし、自分の住んでいる場所が楽天エリア外なら、データ容量を無制限に使用することはできないため、必ず契約する前に、自分の住んでいる場所は楽天エリア内に入っているのかを確認しておくようにしましょう。
通信速度の速さで選ぶなら「povo」
格安SIMを契約する際に「できるだけ通信速度が速い格安SIMを契約したいと思う方」は「povo」への契約をおすすめします。
なぜなら「au回線系の格安SIM10社を比較」の見出しの表の通信速度の速さの欄で、通信速度が1番速かったのが「povo」だからです。
表に記載してある数字は、実際に端末を利用している人が「みんなのネット回線速度」というサイトに公表している情報を元に記載しています。
「povo」の通信速度の速さについては、下り速度が87.28Mbps、上り速度が15.83Mbpsという数字が公表されていました。
しかし数字だけを見ても「具体的に何ができるぐらいの速度なの?」と疑問を抱く方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで「povo」を契約すると、目安として具体的に何ができるのか分かるように下の表を元に解説します。
用途 | 下り速度の目安数値 |
メールやSNSのメッセージ受信 | 128Kbps〜1Mbps |
WebサイトやSNSの閲覧 | 1Mbps〜10Mbps |
高画質の画像閲覧 | 10Mbps |
動画視聴(YouTubeなど) | 3Mbps〜25Mbps |
4Kの動画視聴 | 20Mbps |
楽曲や映画のダウンロード | 3Mbps〜30Mbps |
オンラインゲーム | 30Mbps〜100Mbps |
用途 | 上り速度の目安数値 |
メールやSNSのメッセージ送信 | 1Mbps |
SNSの写真投稿 | 3Mbps |
SNSやYouTubeなどの動画投稿 | 10Mbps |
表の情報を元に解説すると、オンラインゲームをプレイするにしても、高画質でYouTubeを視聴するにしても、問題なく利用できることが分かりますね。
「povo」に契約すれば、通信速度には不自由なく利用できることが分かります。
ただし「povo」は、提供している料金プランの形態が他の格安SIM会社とは、若干違うので「povo」を契約するなら注意しておきましょう。
月額料金のお得さで選ぶなら「IIJmio」
格安SIMを契約する際に「月額料金を安くで抑えたいと思う方」は「IIJmio」への契約をおすすめします。
IIJmioの新しいギガプランを一言で表すと「とにかく月額料金を安くしたい人におすすめ」です。格安SIMの中でも月額780円で2GBものデータ容量を使用できるのは業界最大レベルで安いです。
さらに低容量型のプランだけではなく、大容量のプランも月額1,880円で20GBものデータ容量が使用できるので、大容量プランに関しても業界最安値水準です。
大容量プランに関しては1GBあたり100円程度で利用できる計算ですね。
月額料金のお得さで選ぶなら「IIJmio」がおすすめできるといえるでしょう。
キャンペーンで選ぶなら「UQモバイル」
格安SIMを契約する際に「キャンペーン内容が充実している格安SIMを契約したいと思う方」は「UQモバイル」への契約をおすすめします。
UQモバイルを契約すると、端末をセットで購入することで端末料金が最大22,000円割引されたり、SIMのみプランに契約することで最大13,000円分のau Payが還元されたり、YouTubeプレミアム・Apple Musicが6ヶ月間は無料で利用ができたりとキャンペーン内容が充実しています。
キャンペーン内容も充実していて、月額料金の値段や通信速度の速さにしても平均以上なので、非常にバランスの取れた格安SIMだといえるでしょう。
さらに、UQモバイルはキャンペーン内容が充実しているだけではなく、月額料金も他の格安SIMに比べて安く設定されているところもあるし、通信速度も安定しています。
UQモバイルは、料金設定や通信速度などを総評しても非常にバランスの取れた格安SIMなので「初めて格安SIMに契約する方」におすすめできる格安SIMです。
契約期間で選ぶなら「BIC SIM以外」
格安SIMを契約する際に「契約期間に縛りがない格安SIM会社に契約したいと思う方」は「BIC SIM以外」の格安SIM会社に契約すれば問題ありません。
なぜなら、きちんと契約期間が定められている格安SIM会社は「BIC SIM」だけだからです。
「au回線系の格安SIM10社を比較」の見出しに記載してある表の通り、ほとんどの格安SIM会社は契約期間が存在しません。
ほとんどの格安SIMは契約期間が定められていないことが多いです。
そのため、契約後はいつ解約しても解約違約金を支払う必要もなく、後先考えずに気軽に契約できるので、便利ですよね。
「BIC SIM」だけ、最低利用期間が利用開始日の翌月末日までと設定されているので、いつでも解約できる格安SIMを求めている場合は「BIC SIM以外の格安SIM」を選ぶようにしましょう。
au通信系の格安SIMに乗り換える時のポイント4つ
ここでは、格安SIMに乗り換えるときの判断のポイントをお伝えしていきます。
「格安SIMに新規で乗り換えようと考えている方」「格安SIMを選ぶときの判断基準があれば教えて欲しいと思われている方」は、以下の内容を参考にしてみてください。
自分の利用用途に合った格安SIMを選ぶ
格安SIMに乗り換えるときの判断ポイントの1つ目は「自分の利用用途に合った格安SIMであること」です。
3大キャリアの端末から格安SIMに新しく乗り換えたいと考える人の中にも、色んなタイプの方がいらっしゃると思います。
なぜ格安SIMに乗り換えようと思ったのか、動機を明確にして契約するようにしましょう。
例えば、格安SIMに乗り換えたら月額料金が安くなるから乗り換えようと考えている人や、格安SIMに乗り換えてキャッシュバックの適応を受けたいと考えている方などです。
3大キャリアから格安SIMに乗り換える場合、毎月かかる通信費の金額を抑えるために乗り換える方が多いですが、メイン端末として利用する人やサブ端末として利用する人など格安SIMを契約する動機は人によって変わります。周りの意見に流されずに、自分が格安SIMを利用する動機を理解した上で使用するようにしましょう。
自分の端末が動作確認されている格安SIMを選ぶ
格安SIMに乗り換えるときの判断ポイントの2つ目は「自分が使用している端末は契約する格安SIM会社では対応しているのかを確認しておくこと」です。
使用している端末とは、現在使用しているスマートフォン・携帯電話のことを指します。(iPhone・Androidの略称)
3大キャリアから新しく格安SIMに乗り換える場合、現在使用している端末が古い端末だと、格安SIM会社に契約しても端末が古すぎてSIMが対応しておらず使えないかもしれません。
それぞれの端末で、対応している通信方式や周波数があります。
「端末が対応しているのか何も確認せずに契約したら対応してなかった…」という事故に繋がらないように、端末が対応しているのか契約する前にチェックしておきましょう。
サポート体制を確認する
格安SIMに乗り換えるときの判断ポイントの3つ目は「サポート体制を確認すること」です。
格安SIMは店舗が無かったり少なかったりするため、サポートは基本的に電話やオンラインサポートのみというケースも少なくありません。
不明点がある場合やトラブルが発生した際に備えて、事前にサポート体制を確認しておくのがおすすめです。
現在の端末の残債を確認しておく
格安SIMに乗り換えるときの判断ポイントの4つ目は「現在の端末の残債を確認しておくこと」です。
格安SIMの安いプランに乗り換えたとしても端末代の残債次第では、結局毎月の料金は変わらなかったということも。
必ず端末代の残債を考慮した上で、毎月どのくらい安くなるのかを確認しましょう。
解約する月によっては解約金が発生する可能性もあるため、現在の契約プランを再度確認してから乗り換えるようにしましょう。
au回線系の格安SIMに乗り換える際の注意点7つ
ここでは、au回線系の格安SIMに乗り換える際に注意しておくべきことを紹介します。
「au回線系の格安SIMに契約しようと考えている方」「au回線系の格安SIMに乗り換えるデメリットを把握しておきたい方」は、以下の内容を参考にしてみてください。
・au独自のキャリアサービスが使えなくなる
・auより通信速度が遅くなる可能性がある
・データ通信の大容量プランがない
・現在利用中の回線で解約金がかかる可能性がある
・端末の保証が続くのか確認する
・各種オプションが使えなくなってしまう
au以外のキャリアで購入した端末だと使えない場合がある
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの1つ目の注意点は「au以外のキャリアで購入した端末だと使えない場合があること」です。
例えば、いま使っている端末が「ドコモ」「ソフトバンク」で購入した端末の場合だと、au回線系の格安SIMに契約しても使えない可能性があります。
auで購入した端末でも端末の型が古すぎたら使えないこともあります。
これから契約しようと検討している格安SIMは、現在使用している端末は対応しているのか情報を把握して、対応していないなら、格安SIMへの乗り換えを1つの機会に端末も変更すると良いでしょう。
au独自のキャリアサービスが使えなくなる
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの2つ目の注意点は「au独自のキャリアサービスが使えなくなること」です。
auから格安SIMに乗り換えると、今までauでできていたことが出来なくなることがあります。
例えば、auのキャリアメールが使えなくなったり、auを契約した際に付随していたオプションの利用ができなくなったりなどが考えられます。
auを契約していて付随してあるオプションがものすごく気に入っていたり、auのキャリアメールしか使いたくないといった方には格安SIMへの乗り換えはおすすめできません。
auより通信速度が遅くなる可能性がある
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの3つ目の注意点は「auより通信速度が遅くなる可能性があること」です。
格安SIMを契約するメリットとして、3大キャリアよりも月額料金が安くなることが挙げられますが、逆に通信速度の速さは格安SIMよりも3大キャリアが速い傾向にあります。
通信速度の速さは格安SIMよりも3大キャリアの方が若干速いです。
格安SIM会社は3大キャリアの通信回線の一部をレンタルして運用しているため、実際に回線の全てを自主運営している3大キャリアと比べるとどうしても格安SIMの方が速度は低下してしまいます。
通信速度の速さにこだわりたい方や、格安SIMに乗り換えることで通信速度が低下するのが嫌な方は、3大キャリアのままの方が得策だといえるでしょう。
データ通信の大容量プランがない
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの4つ目の注意点は「データ通信の大容量プランがないこと」です。
格安SIM会社では、大抵の会社が最大データ通信容量が20GB〜30GB程度しかない会社が多いです。
毎月使用するデータ通信量が多い場合は、代用品として新たにポケット型WiFiに契約すると良いでしょう。
そのため、ポケット型WiFiのように毎月最大のデータ通信量は100GBまで、光回線のように毎月使えるデータ量に制限なしといったような大容量なプラン内容は格安SIMには存在しません。
例外として「楽天モバイル」は、楽天回線エリア内での利用であれば、毎月あたりデータ通信量は無制限になっているので、自分が住んでいる場所が楽天回線エリア内に入っていて、毎月使うデータ通信量が足りなくて困っている方は「楽天モバイル」への契約をおすすめします。
現在利用中の回線で解約金がかかる可能性がある
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの5つ目の注意点は「現在利用中の回線で解約金がかかる可能性があること」です。
auでは解約違約金を払わなくていいプランと、解約違約金を払わなければならないプランの2つがあります。
現在契約している料金プラン内容にもよりますが、対象のプランに契約していて2年以内に解約する場合、解約違約金が9,500円(税込)掛かることがあります。
auから新たに格安SIMに乗り換えを検討している場合は、解約違約金が掛かるのか情報を把握しておきましょう。
端末の保証が続くのか確認する
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの6つ目の注意点は「端末の保証が続くのか確認する」です。
端末が保証期間中であっても、格安SIMに乗り換えた段階でその保証内容が終了してしまう可能性があります。
UQモバイルであれば保証内容が引き継がれる可能性が高くなりますが、念のため必ず確認しておきましょう。
各種オプションが使えなくなってしまう
au回線系の格安SIMに乗り換えるときの7つ目の注意点は「各種オプションの契約状況について確認する」です。
auとの提携でNetflix等のオプションがありますが、auを解約した段階で別途料金が発生する可能性があります。
また自分では把握していなくても、実は提携オプションを契約している状態だったという場合もあるため、乗り換える前にオプション状況を必ず確認するようにしましょう。
auからau回線系の格安SIMに乗り換える手順
ここでは、auから新規で格安SIMに乗り換えるときの手順を具体的に解説します。
「格安SIMに乗り換える決意はできたけど、どうしたら格安SIMに乗り換えれるのかを知りたいと思われている方」は、以下の手順から乗り換えてみてください。
auでMNP予約番号を取得する
auから格安SIMに乗り換える際に最初にやることは「auでMNP予約番号を取得すること」です。
MNP予約番号を取得する意味としては、現在している携帯番号を変えずにそのままの状態で格安SIMを利用できるようにするためです。
auでMNP予約番号を発行する方法としては「電話窓口から電話して予約番号を発行する方法」「Web(オンライン)からの手続きで予約番号を発行する方法」「auショップ(店舗)に足を運んで店員さんとのやり取りで予約番号を発行する方法」の3つの方法で予約番号の発行が可能です。
電話番号:0077-75470(通話料無料)
受付時間:9時〜20時
auショップ(店舗)が近くにある方は、店員さんにやり方を聞きながら予約番号の発行ができるので、初めてでよく分からない方は店舗に足を運んでみると良いでしょう。
ただ店舗だと引き止められる可能性があるため、引き止めを避けたい人は電話かWEBで手続きを行うのがおすすめです。
格安SIMに申し込む
auから格安SIMに乗り換える際、2番目にやることは「格安SIM会社に申し込むこと」です。
MNP予約番号の発行までを終えたら、契約を検討している格安SIM会社のホームページから、申し込みの手続きを開始しましょう。
格安SIMへの申し込み方法については、格安SIM会社によって様々な方法がありますが、大抵Webからの申し込みが多いので、Web上に表示されている手順に従って契約手続きを進めてください。
店舗で受け付けている格安SIM会社もあるので、もしも不安な場合は店舗に足を運んで契約手続きを進めましょう。
SIMカードが届いたら端末に挿入する
auから格安SIMに乗り換える際、3番目にやることは「SIMカードが届いたら端末に挿入すること」です。
新しいSIMカードを挿入する際、現在使用しているSIMカードは抜かなければならないので「SIMピン」を用意しておきましょう。
ペーパークリップでも「SIMピン」の代用ができるので、どちらかを用意しておきましょう。
契約を検討している格安SIMへの申し込みが完了して数日経つと、新たなSIMカードが届くので、現在利用している端末に新しく届いたSIMカードを挿入してください。
APN設定をして利用開始する
auから格安SIMに乗り換える際、最後にやることは「APN設定をすること」です。
APN設定を行う際はWiFi環境が必須なので、WiFi環境がある場所でAPN設定は行うようにしてください。
APN設定を行う際、最初にやることは「プロファイルのURLにアクセスすること」です。
格安SIMごとにAPN構成プロファイルのダウンロードページがあるので、URLからアクセスしてダウンロードを開始してください。
プロファイルのダウンロードを行う際は、端末のロック解除のときに使用しているパスワードを入力する必要があるので、パスワードを入力する必要があることは頭に入れておきましょう。
データのダウンロードが終了したら「完了ボタン」をタップすることで、APN設定は完了します。
au回線系の格安SIMに関するよくある質問
ここでは、au回線系の格安SIMに関する質問内容と回答内容をお伝えします。
この中に気になる質問内容があれば、回答している情報を参考にして問題を解決してみてください。
auから格安SIMに乗り換えた方がいいのはどんな人?
auから格安SIMに乗り換えた方がいい人の特徴は「毎月かかる通信費を安くしたい人」です。
3大キャリアから格安SIMに乗り換えると、毎月かかる通信費が安くなります。安くなる金額は会社によって変わりますが、全体の数値から見ると大体5,000円程度安くなると言われています。
毎月の固定費を5,000円落とせたら、年間の固定費で換算すると60,000円安くなるということですよね。
60,000円あれば旅行に行けたり、高級なお店に食事に行ったりできますね。
通信速度の速さには、あまりこだわらないという方には、格安SIMへの乗り換えはおすすめできます。
逆にauを使い続けた方がいいのはどんな人?
格安SIMに乗り換えずauのままの方がいい人の特徴は「通信速度にこだわりたい人」です。
格安SIMは通信回線を3大キャリアから借りていることが多いため、3大キャリアと比較すると、通信速度の速さはどうしても劣ってしまいます。
キャリアメールは絶対にauのキャリアメールがいいと感じる方も、格安SIMに契約すると使えなくなるので、auのままが良いといえます。
通信速度が絶対的に安定しているものがいいと感じる方は、auのまま方が得策だといえるでしょう。
eSIMに対応している格安SIMはある?
eSIMに対応している格安SIM会社は「楽天モバイル」「ワイモバイル」「UQモバイル」「IIJmio」「mineo」の5つの会社が対応しています。
eSIMとは、SIMカードを必要とせず端末を利用できる「組み込み型のSIM」という意味です。
5Gに対応している格安SIMはある?
5Gに対応している格安SIM会社は「楽天モバイル」「ワイモバイル」「リンクスメイト」「NUROモバイル」「UQモバイル」「J:COMMOBILE」「IIJmio」「mineo」の8つの会社が対応しています。
5Gとは、高速で大容量の通信ができたり、複数デバイスで同時接続が可能だったり、遅延が少なかったりと最新型の通信形態のことを意味します。
まとめ:au回線系の格安SIMに乗り換えるなら楽天モバイルがおすすめ
au回線系の格安SIMに乗り換えるのであれば「楽天モバイル」への乗り換えをおすすめします。
現在(2022年3月)楽天モバイルでは、新規契約で月額料金が3ヶ月は無料で使えたり、楽天ポイントを5,000ポイント受け取れたりとお得なキャンペーンが実施されています。
さらに楽天モバイルの最大の魅力としては、楽天回線内であればデータ通信量を無制限に使えることです。
毎月どれだけの通信量を消費したとしても、月額3,278円(税込)で利用できるのは、毎月消費する通信量が多い人にとっては、ものすごく安く感じるのではないでしょうか。
楽天回線エリア圏内に住んでいて、毎月消費するデータ通信量が多い人は「楽天モバイル」へ契約することをおすすめします。最後までご精読いただきありがとうございました。