格安SIMのメリット・デメリットまとめ!格安スマホの注意点とは
格安SIMってどんな人に向いてるの。
スマホにかかるコストを少しでも安くしたいと考える方の中には、格安SIMを検討している方もいると思われます。
段々と自宅で過ごす機会が増えたこともあり、自宅の光回線があればスマホは格安SIMでいいという方もいるでしょう。
しかし、格安SIMの仕組みやメリット・デメリットを知らないまま契約を進めてしまうと、失敗してしまうリスクが高いです。
そこで今回は、格安SIMを検討している方に向けて、格安SIMの仕組みやメリット・デメリットなどについて解説していきます。
この記事で分かること
・格安SIMのサービス内容やメリット・デメリット
・格安SIMの利用に向いている人の特徴
・おすすめの格安SIM
\当サイトおすすめの格安SIM 3選/
・通信速度時も最大1Mbpsで利用可能
・通信速度の速さが魅力的
・大容量プランを利用できる
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 7位/37プロバイダ(26人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 71.6点 |
通信速度(100点満点) | 80.1点 |
月額料金(100点満点) | 80.0点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 53.5点 |
初期導入(100点満点) | 76.8点 |
サポート(100点満点) | 67.6点 |
月額料金 | ¥3,597 |
関連記事
そもそも格安SIMって何?
格安SIMは料金が格安のSIMカードを使っているサービスのことです。SIMカードの通信キャリアの情報が記録されていて、その情報に基づいてインターネットが使えるようになります。
通常のSIMカードは通信キャリアが持つ通信設備を直接使う形でインターネットの利用が可能となっています。自社で設備を用意したり、維持管理するためのランニングコストがかかる分、スマホ料金が高くつきやすいです。
一方で、格安SIMは大手通信キャリアに回線を借りる形でサービスを提供しています。自社で設備を確保したり維持管理する必要がないため、その分通信費が抑えられています。
自社で負担する費用が少ないから安い料金でサービスが提供できるんだね。
絶対に外せない格安SIMの選び方
格安SIMは選び方も非常に重要です。
絶対に外せない格安SIMの選び方のポイントを解説します。
選び方のポイント | 説明 |
---|---|
使用状況の確認 | 一ヶ月にどれくらいのデータ量を使うのか、通話は頻繁に使うのかなどの自身の使用状況を把握しましょう。それに基づき適切なプランを選べます。 |
サービスエリアの確認 | 自宅や仕事場、よく行く地域での通信状況を確認します。カバー範囲が狭い格安SIMは、通信ができない地域が多い可能性があります。 |
料金プランの比較 | 様々な格安SIM会社が存在します。各社の料金プランを比較し、自分の使用状況に最適なプランを選びましょう。また、初期費用や解約費用なども確認します。 |
使用状況の確認
- 自分が一ヶ月にどれくらいのデータを使用するか、通話はどの程度必要なのかを調査し、それに合わせてプランを選びます。
- 例えば、動画をよく見る人は大容量のデータプラン、通話をほとんどしない人はデータのみのプランが適しているでしょう。
サービスエリアの確認
- 自分が主に利用するエリアでの通信状況を確認します。
- カバー範囲が狭い格安SIMでは、通信できない場所が多くなる可能性があります。
料金プランの比較
- 様々な格安SIMプロバイダーが存在し、それぞれ料金プランが異なります。
- 自分の使用状況に合った料金プランを選びましょう。
- また、初期費用や解約費用などもチェックします。これらの費用が高額な場合、安く感じる月額料金でも結局高くつくことがあります。
格安SIMのメリット6選
格安SIMの特徴がわかったところで、格安SIMのメリットやデメリットについてみていきます。
格安SIMのメリットとして、主に以下の6つがあげられます。
格安SIMのメリット
・月額料金が安い
・料金プランがシンプルでわかりやすい
・契約期間の縛りがないものが多い
・オプションの選択肢が多い
・3大キャリアと同じ端末で利用できる
・ショップに行かずに契約できる
月額料金が安い
格安SIMのメリットとして、やはり月額料金が安いという点があげられます。
通常のスマホの料金は、毎月8,000円から10,000円程度かかることも珍しくありません。しかし、格安SIMだとその半額以下の値段に抑えることも可能です。中には、毎月の使用量がわずかな量だと月額料金が無料となるところもあります。
通信費は使い方次第で意外と高くついてしまう項目ではありますが、格安SIMをうまく使えば大幅なコストカットも実現可能です。
光回線とうまく連携して使っていきたいですね。
料金プランがシンプルでわかりやすい
格安SIMの料金プランはシンプルでわかりやすいものが多いです。
大手のスマホキャリアの中には、料金プランがいくつもあってわかりづらいという口コミが見られているところもあります。格安SIMではそういったことはなく、比較的わかりやすい料金プランになっているところが多いです。
たいていの場合、2つか3つのプランがあって、その料金が固定制のものと従量課金制のものとで分かれます。従量課金制は利用するデータ量に応じて、月額料金が変わる仕組みのことです。
もし今のスマホの料金プランが複雑でわかりにくいという方は、格安スマホに乗り換えることでその悩みが解消されるかもしれません。
より月額料金を抑えたい方は、従量課金制のキャリアでの契約がおすすめです。
契約期間の縛りがないものが多い
格安SIMを提供するキャリアの多くは、契約期間に縛りを設けていないところが多いです。
通常は契約期間2年や3年といった縛りがあって、その期間中利用し続けることを同意する形で契約を交わします。そのため、何らかの事情で契約期間中に解約する場合、契約違反となって違約金が発生してしまいます。
違約金もほんの1,000円や2,000円で済めば気軽に解約しやすいでしょう。しかし、1万円以上かかることも珍しくなく、サービスに不満を感じていても解約になかなか踏み切れません。
一方で、格安SIMを提供するキャリアの多くは、契約期間に縛りを設けていません。そうなると、いつ解約しても契約違反にはならず、違約金が請求されることもないです。
違約金を気にしなくていいなら、いつでも自由にキャリアの乗り換えがしやすいため、安心してサービスを利用し続けられます。
違約金を気にして我慢し続けてサービスを利用するのはもったいないですね。
無駄なオプションを付ける必要がない
格安SIMはオプションに関する営業をあまり受けません。格安SIMの月額料金が安いもう1つの理由は、そういった契約プランの形態にあります。
最低限の機能だけを揃えたプランが用意されていて、そこに必要なオプションのみを付けることで、欲しい機能だけが拡張されます。
通常のスマホなら使っていて困ることのないように、あらゆるオプションや機能が事前に搭載されています。しかし、人によっては必要ない機能だと感じることもあり、そこにお金をかけるのに抵抗感を感じる方もいるでしょう。
格安SIMでは必要な機能だけを後で追加できるため、その人にとって無駄な料金を支払わずに済みます。
3大キャリアと同じ端末で利用できる
格安SIMに乗り換えたとしてもスマホの端末はそのまま利用できます。
そのためスマホ端末に備わっている機能であれば、安い料金で3大キャリアと同じ品質で利用できるのがメリットの一つと言えます。
ショップに行かずに契約できる
格安SIMはWEBでの申し込みがメインなので、店舗に出向く必要がありません。
「店舗で1時間も待たされた」「忙しくてなかなか行けない」「近くに店舗がない」などの問題もなく、都合の良い場所・時間で契約を進められることもメリットの一つと言えるでしょう。
ご時世的にも対面せずに契約できるのは有難いですよね。
格安SIMのデメリット10選
格安SIMはお得にスマホを利用できて便利ですが、メリットばかりではありません。
格安SIMのデメリットとして、主に以下のようなものがあげられます。
・通信が不安定でつながりにく時間帯がある
・通信速度の制限が多い
・端末は別途用意する必要がある
・キャリアの独自サービスが使えない
・初期設定をしなければならない
・SIMロックの解除が必要な場合がある
・LINEのID検索ができない場合がある
・サポートが弱い
・テザリングが使えない場合がある
・独自の災害用伝言板サービスがない
・クレジットカード支払いのみが多い
通信が不安定でつながりにくい時間帯がある
格安SIMは通信が不安定でつながりにくい時間帯が多い傾向にあります。
大手のスマホキャリアと違って、格安SIMのスマホは大手キャリアから回線設備を借りる形で利用しています。そのため、大手キャリアで直接使うより通信が不安定になりやすいです。
また、通信エリアそのものは回線設備を借りている大手キャリアと同じでも、つながりにくい時間帯が多くなってしまいます。
格安SIMを使う場合は、利用する時間帯を考えながら利用したほうがよさそうです。
WiFi接続によるインターネットの利用なら、安定しやすくなることもあります。
通信速度の制限が多い
格安SIMのプランは通信量が選べるものが多く、契約した通信量を超えると通信速度の制限がかかってしまいます。
通信速度の遅さは、インターネットを利用する上で一番イライラしてしまう部分だと思われます。いくら料金が安くても、あまりに使い物にならないスマホだったらストレスが溜まってしまうだけです。
自分の使用する通信量をよく理解した上で契約するようにしましょう。
以下のページではインターネットの利用用途別の必要な通信速度についてまとめています。
詳しくはこちら
インターネットの利用用途を踏まえて、格安SIMでいいか判断しましょう。
端末は別途用意する必要がある
格安SIMは選べる端末の種類が少ないまたは全く用意していないケースがあります。そのため欲しい端末がある場合は、自分で用意するなどの手間がかかります。
そのためいざ格安SIMの契約を進めたとしても、選べる端末の種類の少なさや手間を痛感して、気持ちが下がってしまうこともあるでしょう。
端末は自分で用意するか、端末の種類にそこまで強いこだわりがないほうが契約しやすいです。
キャリアの独自サービスが使えない
格安SIMにすると、大手のスマホキャリアの独自サービスが使えなくなります。
たとえば、docomoではdocomo専用のフリーWiFiがあって、docomoの契約をしているユーザーなら無料で使えます。しかし、docomoから格安スマホに切り替えると、このフリーWiFiが使えなくなってしまいます。
他にも、ポイントの貯まり方が悪くなるなどの弊害も見られ、普段感じていた恩恵を失うことになるでしょう。
キャリア独自のサービスにそこまでお得感を感じていなかった方のほうが、格安SIMへの乗り換えに対する心理的ハードルが低そうです。
逆に、格安SIMに契約することで受けられる恩恵もあります。そこも踏まえて乗り換えの判断をしましょう。
初期設定をしなければならない
格安SIMは通常のスマホよりも初期設定の手順が多くて面倒に感じてしまいます。
端末を新しく購入する場合ならともかく、元々使っていた端末をそのまま使う場合、端末と格安SIMの互換性を確認する必要があります。もし対応していない端末だったら、新しく端末を購入するしかありません。
次に、端末を工場出荷時の状態に初期化していきます。大事なデータが消えてしまわないように、バックアップを残しておきましょう。
それから、端末に格安SIMを入れて、APNを変更していきます。APNはネットワークのアクセスポイントのことで、この切り替えをしないとインターネットが利用できません。
スマホの設定アプリからモバイルネットワークの設定画面を開き、アクセスポイント名の切り替えを行ってください。
通常のスマホの契約ではこういった設定をせずに利用できるため、格安SIMの初期設定はやや不便です。
SIMロックの解除が必要な場合がある
格安SIMの初期設定の説明の際には解説を省きましたが、APNの設定切り替えの前に、SIMロックの解除が必要な場合があります。
SIMロックは特定のスマホキャリアのSIMカードでしかインターネットが利用できないようにすることを指しています。国内の大手スマホキャリアで購入した端末にはSIMロックがかけられています。格安SIMを利用する際には、このSIMロックの解除が必要です。
SIMロックの解除方法はキャリアごとで異なります。自分が使っている大手スマホキャリアのSIMロック解除方法を検索して、正しい手順でSIMロックを解除してください。
SIMロック解除は各キャリアのマイページか店頭で進められます。
LINEのID検索ができない場合がある
格安SIMにするとLINEのID検索ができない場合があります。
LINEは出会い系などのトラブルから未成年者を守るために、ID検索や電話番号の検索が18歳以上からしかできない仕組みになっています。
この機能を利用するためには年齢確認をする必要があるのですが、この年齢確認はキャリアの登録情報を通じて行われます。そのため、キャリアの登録情報が記録されない格安SIMでは年齢確認ができません。
LINEの友達追加はQRコードなどを送り合える仲の範囲内にしておきましょう。
サポートが弱い
格安SIMはサポート体制が弱い部分があります。
格安SIMを扱っているところは、大手キャリアと比べて実店舗が少ないです。さらに、カスタマーサポートに割いている人員も少ない傾向にあります。
実際に格安SIMを使っているユーザーからは、直接スタッフに相談できない、チャットで相談しても回答が遅いといった意見が多く見られています。
大手キャリアでも気軽に相談しづらい部分はありますが、店舗の予約をして直接相談することが可能です。それすらもできない格安SIMは、困っている時に相談先に困ってしまいます。
格安SIMはトラブルが起きてもある程度自分で対応できるのが望ましいです。
テザリングが使えない場合がある
格安スマホだとテザリングが使えない場合があります。
テザリングはスマホをポケット型WiFiに見立てて、WiFi接続を行う機能のことです。この機能があれば、近くにWiFi機器がなくてもインターネット接続ができるようになります。
近年登場しているスマホならテザリング機能が使えるものが多いのですが、端末によってはテザリングができないものもあります。
格安SIMでは特定の端末しか使えないことを説明しましたが、それに加えてテザリングが使える端末を選ぶとなると、かなり限定されてしまいます。
契約を進める前に、テザリングが使える端末がどれなのかを事前に調べておいたほうがよいです。
外出の機会が多い方はテザリング機能も気にしてみてください。
独自の災害用伝言板サービスがない
大手キャリアでは自社ユーザー向けに災害用伝言板サービスを提供していますが、格安SIMでは基本的に使えません。
安否情報を災害時にしっかりチェックするため災害用伝言板サービスを使いたい場合は、自身の契約先が対応しているかどうか確認しておきましょう。
また、基本的に災害時でもデータ通信の利用自体は可能なので、その点は安心してください。
万が一、緊急速報に対応していない端末の場合は、災害情報を取得できるアプリをインストールしておくと安心です。
ワイモバイルやLINEMOなど、例外もあります
クレジットカード支払いのみが多い
格安SIMを提供している会社の多くは、クレジットカード支払いのみの対応としています。
2022年4月から成人年齢の引き下げが適用されて、18歳からでもクレジットカードを作れるようになります。しかし、口座振替ができないため、それよりも若い年齢の方だと契約できません。
また、キャッシュレス化が社会的に進みつつあるものの、今でも現金主義の方は少なくないでしょう。そういった方にとっては、格安SIMは契約しづらいと思われます。
今後、現金に頼りすぎているとより肩身の狭い社会に変わっていくことが予想されます。できれば今のうちにクレジットカードの発行を進めておきましょう。
ポイントが貯まったり、支払い回数が変更できたりとクレジットカードはメリットが多くておすすめです。
格安SIMの利用に向いてる人の特徴4つ
結局、どんな人に格安SIMが向いているんだろう。
ここまで格安SIMのメリットやデメリットについてみていきました。その内容を踏まえると、格安SIMの利用に向いている人の特徴として、以下の4つがあげられます。
格安SIMの利用に向いている人の特徴
・とにかく月額料金を安くしたい人
・契約期間の縛りがないSIMを使いたい人
・ひとつの端末を長く使いたい人
・サブ回線として利用したい人
とにかく月額料金を安くしたい人
格安SIMの一番の強みは月額料金の安さです。そのため、とにかく月額料金を安くしたい方におすすめです。
月額料金が安いとサービス面での心配を感じる方もいるかもしれません。しかし、先ほどあげたデメリット以外で不満に感じる部分はあまりないと思われます。
通信速度の遅さという点が気になってしまう方は多いかもしれません。ですが、動画の視聴やSNSなどの利用でそこまで困るほど通信速度が遅いわけではないです。
最低限のことがストレスなくできるなら構わないという方なら、料金を優先して格安SIMを選ぶとよいでしょう。
総額料金まで安いとは限らないため、きちんと比較してから契約することが大事です。
契約期間の縛りがないSIMを使いたい人
契約期間の縛りがないSIMを使いたい方にも格安SIMはおすすめです。
契約期間の縛りがあると、違約金を気にしてしまって安心してサービスが利用できません。できるなら不安なくサービスを利用したいと考える方が多いでしょう。
インターネット契約を解約する際には、サービスの不満だけでなく、生活環境が変わってそのサービスが合わなくなるということもあります。それで解約するのに違約金がかかるとなると、かなりの抵抗感がありますね。
しかし、格安SIMなら契約期間の縛りがないため、高い違約金を気にすることなく、自由に別のサービスに乗り換えられます。
ひとつの端末を長く使いたい人
一つの端末を長く利用し続けたい方にも格安SIMがおすすめです。
5年以上同じ端末を使用し続ける方であれば、ローンを組まずApple Storeなどで端末を一括購入するのがおすすめです。
反対に端末を頻繁に変えたい方は、3大キャリアの分割払いや乗り換え割などを利用すると毎月の負担が安くなるでしょう。
サブ回線として利用したい人
サブ回線として利用したい方にも格安SIMがおすすめです。
安いキャリアだと2,000円〜3,000円で20GB以上利用できる格安SIMも増えているため、自宅用のWiFiとしても活躍します。
光回線を契約するよりも安くインターネットが利用できることから、「家でも20GBもあれば十分」という方や一人暮らしの方などにもおすすめです。
サブ回線として利用するのであれば、無料でテザリングできるキャリアがおすすめです。
格安SIMの利用に不向きな人の特徴3つ
自分は格安SIMが向いていないのかなぁ。
格安SIMは便利な部分がある反面、多くのデメリットも抱えています。そのため、格安SIMの利用に向いていない人がどうしても出てきます。
格安SIMの利用に向いていない人の特徴として以下の3つがあげられます。
通信速度にストレスを抱えたくない人
格安SIMは通信速度にストレスを抱えたくない方には向いていません。
格安SIMでも最低限の利用なら通信速度にストレスを抱えることは少ないと説明しました。しかし、ある程度通信速度が求められる使い方をしていると、遅くて通信速度にストレスを感じてしまうでしょう。
インターネットを利用する上で、通信速度の遅さというのが一番ストレスを抱えてしまう原因となってしまいます。そこがどうしても気になる方は、格安SIMでの契約は避けたほうがよいです。
自宅の光回線でWiFi接続して利用するなら、ある程度速い通信速度で使えます。
利用に際して必要な手続きや設定が自分でできない人
格安SIMは必要な手続きや設定が自分でできない方にはあまりおすすめできません。
格安SIMを契約すると、SIMロックの解除やAPNの変更などを自分で設定する必要があります。通常のスマホと違て店舗を構えていることも少ないため、初期設定のサポートをしてもらうのも難しいです。
機械についてかなり詳しくなっておく必要はありませんが、必要な手続きや設定の手順を見て、操作通りに自分で進められる能力は必要です。それが苦手な方が格安SIMを契約すると苦労してしまうでしょう。
格安SIMの手続きや設定が苦手だけどコストを抑えたいという方は、SIMフリーも視野に入れてみてください。
クレジットカードを持っていない人
クレジットカードを持っていない人もあまりおすすめできません。
格安SIMはクレジットカード払いが基本となっているところが多いため、クレジットカードがないと契約できない場合があります。
クレジットカード払いに切り替えても問題ない方は、クレジットカードを発行しておきましょう。年齢や過去の支払い事故の問題でクレジットカードが作れない方は諦めるしかありません。
今後、社会的にキャッシュレスが利用できるかどうかで使えるサービスが制限されていくと予想されます。
おすすめの格安SIM6選
どの格安SIMを契約すればいいんだろう。
ここまで格安SIMのメリット・デメリット、おすすめできる人などについてみていきました。
ただ、格安SIMの契約を検討している方の中には、結局どの格安SIMがおすすめなのか気になる方もいると思われます。そこで、おすすめの格安SIMのサービス内容や特徴などについてまとめていきます。
おすすめの格安SIMは以下の5つです。
おすすめの格安SIM
・OCNモバイルONE
・LINEMO
・Y!mobile
・楽天モバイル
・UQモバイル
・mineo
1つずつみていきます。
OCNモバイルONE:OCN光とのセット割がお得
・回線速度が速く使いやすい
・違約金と最低利用期間がない
・節約モードが便利
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 8位/37プロバイダ(19人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 76,6点 |
通信速度(100点満点) | 82.9点 |
月額料金(100点満点) | 85.8点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 59.5点 |
初期導入(100点満点) | 83.4点 |
サポート(100点満点) | 71,6点 |
月額料金 | ¥1,237 |
OCNモバイルONEはOCN光とのセット割を適用できる唯一の格安SIMです。
他社と比べて月額料金が安く、特に月額990円の3GBプランは業界トップクラスの安さです。通話オプションの種類が豊富で、個々の状況に応じたプランを選択できます。
OCNモバイルONEのサービス内容は以下の表の通りです。
OCNモバイルONE | |
月額料金 | <音声通話SIM> ・500MB:550円 ・1GB:770円 ・3GB:990円 ・6GB:1,320円 ・10GB:1,760円 <SMS対応SIM> ・3GB:990円 ・6GB:1,320円 ・10GB:1,760円 <データ通信用SIM> ・3GB:858円 ・6GB:1,188円 ・10GB:1,628円 |
通話オプション | ・10分かけ放題:935円/月 ・トップ3かけ放題:935円/月 ・完全かけ放題:1,430円/月 |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 |
使用回線 | ・docomo回線 |
通信速度の実測値 | 上り速度:18.16Mbps 下り速度:38.44Mbps |
キャンペーン | ・人気のスマホセール ・買い替え応援プログラム ・他社乗り換え時に対象機種が新規契約より13,000円安くなる ・機種変更サポートキャンペーン ・OCNモバイル割 |
OCNモバイルONEの強みはOCN光とのセット割があることです。OCNモバイルONEとOCN光をセットで使うことで、OCNモバイルONEの月額料金が月額220円安くなります。
最大5回線まで登録できて、最大1,100円まで割引が可能です。
現在OCN光を利用している人や、これからOCN光を利用する予定の人はOCNモバイルONEを契約することで、毎月の通信費をより節約できるでしょう。
ただし、毎月使用できるデータ容量の最大値は10GBまでです。毎月あたりのデータ消費量が10GBを超える人は他の格安SIMの契約を検討する方が得策です。
LINEMO:通信速度が安定して速い
・毎月3GBプランを990円で利用できる
・5G通信が利用できるのが魅力的
・初期費用と解約金がかからない
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 13位/37プロバイダ(8人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 81.6点 |
通信速度(100点満点) | 90.6点 |
月額料金(100点満点) | 86.9点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 71.9点 |
初期導入(100点満点) | 79.4点 |
サポート(100点満点) | 79.4点 |
月額料金 | ¥1,840 |
LINEMOはSoftBankが提供する新しい格安SIMサービスのことです。
大手スマホキャリアの中で、一番通信速度が安定しやすいSoftBank回線を使っています。そのため、LINEMOでも安定して通信速度が速いという特徴が見られます。
LINEMOのサービス内容は以下の表の通りです。
LINEMO | |
月額料金 | ・ミニプラン(3GB):990円 ・スマホプラン(20GB):2,728円 |
通話オプション | ギガプラン:550円/GB ・通話準定額:0円/月 (1回あたり5分まで) ・通話定額:1,100円/月 (時間無制限) |
初期費用 | 0円 |
使用回線 | SoftBank回線 |
通信速度の実測値 | 上り速度:11.47Mbps 下り速度:44.21Mbps |
キャンペーン | ・PayPayボーナス ・LINEMUSIC 6カ月無料 ・通話オプション割引 ・LINEスタンプ プレミアムポイントバック |
LINEMOはSoftBank回線を使っているため、通信速度の下りの実測値が44.21Mbpsと安定した速さを出すことが可能です。これだけ出せれば高画質で動画を視聴していても、そこまで止まってしまうことはないでしょう。
また、月額料金が月3GBのものと月20GBのものから選択できて、かなり料金プランがシンプルでわかりやすいです。さらに、そこまでスマホを使わない方向けとそれなりに使う方向けにはっきりと分かれています。そのため、たいていの方にとって契約しやすい仕組みになっています。
他にも、キャンペーンとしてLINEのサービスやPayPayのサービスにかなり力を入れています。通信速度の安定感を求める方はもちろん、LINEやPayPayをよく使う方にもおすすめです。
スマホプランに乗り換えれば、12,000円相当のPayPayボーナスがもらえます。
Y!mobile:Yahoo!プレミアムが無料で使える
・実店舗が多く相談しやすい
・シンプルM/Lであれば速度制限時も1Mbps
・通信速度が安定している
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 3位/37プロバイダ(99人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 70,4点 |
通信速度(100点満点) | 75.9点 |
月額料金(100点満点) | 73.4点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 57.6点 |
初期導入(100点満点) | 73.7点 |
サポート(100点満点) | 71.6点 |
月額料金 | ¥3,264 |
Y!mobileはYahoo!が提供する格安SIMサービスのことです。
Yahoo!もSoftBankの傘下にあり、Y!mobileもSoftBank回線で提供しています。そのため、通信速度がかなり安定しています。それに加えて、Y!mobileのスマホを利用するだけで、Yahoo!プレミアムが無料で使えるようになってかなりお得です。
Y!mobileのサービス内容は以下の表の通りです。
Y!mobile | |
月額料金 | ・Sプラン(3GB):2,178円 (2回線目以降:990円) ・Mプラン(15GB):3,278円 (2回線目以降:2,090円) ・Lプラン(25GB):4,158円 (2回線目以降:2,970円) |
通話オプション | ・だれとでも定額:770円 (10分かけ放題) ・スーパーだれとでも定額:1,870円 (24時間かけ放題) |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 |
使用回線 | SoftBank回線 |
通信速度の実測値 | 上り速度:15.62Mbps 下り速度:64.2Mbps |
キャンペーン | ・Yahoo!プレミアム for Y!mobile ・超PayPay祭 ・ワイモバ親子割 ・LINEMUSIC 6カ月無料 ・データ増量無料キャンペーン など |
Y!mobileは「Yahoo!プレミアム for Y!mobile」というキャンペーンを実施しています。
本来ならYahoo!プレミアムに入ると月額500円程度かかってしまいます。しかし、Y!mobileのスマホを利用すれば、ずっと無料でYahoo!プレミアムの会員でいられます。普段Yahoo!のサービスをよく使う方にとってかなりお得なサービスです。
他にも、LINEMOと同じようにPayPayやLINEに関するキャンペーンもいくつも実施しています。そのため、LINEMOとしっかり比較して、どちらが自分に合っているのか判断するとよいでしょう。たとえば、Y!mobileならデータ増量キャンペーンを含めると月30GBまで使えるから、Y!mobileにしようといった選び方ができます。
料金プランやキャンペーン内容などの細かな部分までチェックして、比較していくことが大事です。
2回線以降の料金がかなり割引されるため、複数回線契約する方にもおすすめです。
楽天モバイル:楽天の独自回線が使える
・国内通話かけ放題
・5Gを料金変更なく利用できる
・楽天経済圏の方はポイントがたまりやすい
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 4位/37プロバイダ(97人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 72,3点 |
通信速度(100点満点) | 71.5点 |
月額料金(100点満点) | 78.1点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 66.1点 |
初期導入(100点満点) | 79.0点 |
サポート(100点満点) | 66,9点 |
月額料金 | ¥1,749 |
楽天モバイルは楽天グループが提供する格安SIMサービスです。
楽天モバイルでは格安SIMで唯一独自の回線を使用していて、au、SoftBank、docomoに次ぐ4つ目のキャリア回線になりつつあります。
楽天モバイルのサービス内容は以下の表の通りです。
楽天モバイル | |
月額料金 | ・0~1GB:0円 ・1~3GB:1,078円 ・3~20GB:2,178円 ・データ無制限:3,278円 |
通話オプション | ・Rakuten Linkアプリ:通話無料 ・OS標準の電話アプリ:30秒/22円 ・10分通話かけ放題:1,100円/月 |
初期費用 | 0円 |
使用回線 | ・楽天回線 ・au回線 |
通信速度の実測値 | 上り速度:18.42Mbps 下り速度:31.55Mbps |
キャンペーン | ・乗り換えポイント還元キャンペーン ・ポケット型WiFi実質無料キャンペーン ・楽天ペイお支払い20%還元 ・楽天市場のお買い物ポイント5倍 など |
楽天モバイルは楽天が提供する独自の回線が使えます。他社では楽天回線が使えない分、利用しているユーザーが少ないため、かなり通信速度が安定しやすいです。
また、月額料金や通話オプションもかなりお得で、月に1GBも使わず通話も専用のアプリだけで完結させられるなら完全無料で使えます。さらに、楽天モバイルでは何万ポイントもの還元キャンペーンをいくつも実施しています。うまく活用すれば格安SIMの中で一番お得に利用することも可能です。
他にも、楽天関係のサービスをいくつも実施しています。誰にとってもかなりお得な格安SIMですが、特に楽天のサービスを1つでも使っている方におすすめです。
楽天回線のエリアが拡大しているため、段々とau回線が使えるエリアは縮小しています。
UQモバイル:データ繰り越しでお得に使える
・データ繰越しが可能
・無料でデザリングできる
・口座振替で支払い可能
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 6位/37プロバイダ(48人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 65,8点 |
通信速度(100点満点) | 72.6点 |
月額料金(100点満点) | 71.0点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 50.8点 |
初期導入(100点満点) | 69.9点 |
サポート(100点満点) | 64,9点 |
月額料金 | ¥3,237 |
UQモバイルはポケット型WiFiのWiMAXを提供するUQコミュニケーションズが提供する格安SIMサービスです。
UQモバイルはデータ繰り越しができるのが特徴的で、無駄なくお得にサービスを利用できます。
UQモバイルのサービス内容は以下の表の通りです。
UQモバイル | |
月額料金 | ・くりこしプランS +5G:1,628円(3GB) ・くりこしプランM +5G:2,728円(15GB) ・くりこしプランL +5G:3,828円(25GB) |
通話オプション | ・通話パック:550円/月 (最大毎月60分) ・かけ放題:770円/月 (1回あたり10分まで) ・かけ放題(24時間いつでも):1,870円 (24時間いつでも通話可) |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 |
使用回線 | ・au回線 |
通信速度の実測値 | 上り速度:10.14Mbps 下り速度:49.97Mbps |
キャンペーン | ・au PAY還元キャンペーン ・UQスマホおトク割 ・Apple Music 6カ月無料 ・YouTube Premium 6カ月無料 など |
UQモバイルはデータ繰り越しができるため、無駄な料金を支払わずに利用できます。
データ繰り越しができないサービスが多く、本来なら20GB使える月に15GBしか使わなかったら、5GBが無駄に消えてしまうことになります。UQモバイルではそういったことがないため、余らせてしまったデータを翌月に使うことが可能です。
また、UQモバイルはau回線を提供していて、au PAYの還元に関するサービスをいくつか提供しています。そのため、データ量を無駄にしたくない方はもちろん、au PAYを普段使う方の契約もおすすめです。
YouTube PremiumやApple Music目当ての契約でも十分おすすめできます。
mineo:データ通信のみのプランで料金を抑えられる
・3大大手キャリアの回線に対応している
・実店舗があり相談しやすい
・無料でデザリング可能
総合評価 | |
料金の安さ | |
通信速度 | |
キャンペーンの充実度 | |
スマホセット割 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 9位/37プロバイダ(13人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 71,0点 |
通信速度(100点満点) | 80.9点 |
月額料金(100点満点) | 81.4点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 49.2点 |
初期導入(100点満点) | 75.8点 |
サポート(100点満点) | 67,7点 |
月額料金 | ¥1,707 |
mineoは関西に特化した光回線のeo光を提供する株式会社オプテージが提供する格安SIMサービスです。
mineoはデータ通信のみ使えるプランを選択することができ、より柔軟性の高い料金プランとなっているのが特徴的です。
mineoのサービス内容は以下の表の通りです。
mineo | |
月額料金 | <マイピタ1GB> ・データ通信のみ:880円 ・音声通話+データ通信:1,298円 <マイピタ5GB> ・データ通信のみ:1,265円 ・音声通話+データ通信:1,518円 <マイピタ10GB> ・データ通信のみ:1,705円 ・音声通話+データ通信:1,958円 <マイピタ20GB> ・データ通信のみ:1,925円 ・音声通話+データ通信:2,178円 |
通話オプション | ・mineo電話:通話無料 ・10分かけ放題:550円/月 ・時間無制限かけ放題:1,210円/月 ・LaLa Call:110円/月 (050IP通話アプリ) ・スマート留守電:319円/月 |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 |
使用回線 | ・docomo回線 ・au回線 ・SoftBank回線 |
通信速度の実測値 | 上り速度:8.58Mbps 下り速度:38.27Mbps |
キャンペーン | ・月額料金割引キャンペーン ・端末価格最大80%割引キャンペーン ・日経電子版最大2カ月無料 ・U-NEXTポイントプレゼントキャンペーン など |
mineoは安く利用したい方ならデータ通信のみのプラン、電話も使いたい方なら音声通話も込みのプランという形でプランが分けられています。そのため、人によって自由に自分に合ったプランを選択しやすいです。
もし音声通話込みのプランにしても、楽天モバイルのようにmineoの専用アプリで完結するなら通話料は余分にかかりません。
また、mineoではau、docomo、SoftBankのすべての回線に対応しています。そのため、SIMロックの手続きをせずに、これまでと同じキャリアの回線が使えます。
SIMカードをmineo用のSIMカードに差し替えるだけで乗り換えが可能です。格安SIMの乗り換え手続きや設定が苦手な方にもおすすめできます。
中にはSIMロック解除が必要な端末もあるため、事前に確認が必要です。
格安SIM契約の流れは?
格安SIMの契約が初めてで不安があるという人も少なくないでしょう。大手キャリアなどでスタッフに任せていたという人であれば、特にどんなことをすれば良いのか想像もつかないかもしれませんね。
しかし、格安SIMの契約までの流れは比較的簡単なものばかりです。ここでは格安SIMの契約までの流れを紹介しているので、申し込み前に目を通しておきましょう。
以下の手順に沿って契約を進めるのがおすすめです。
自身の端末を確認
まずは自身の端末を確認しましょう。気になっている事業者の格安SIMで動作確認が取れているものか確認しなければなりません。
動作確認がされていないと必ず使えないというわけではないでしょう。しかし、使えない可能性があるのでできれば動作確認が取れている格安SIMを選択してくださいね。
動作確認がされていない格安SIMではなく、確認が完了している格安SIMを選択しましょう。
プラン選択
次にプランを選択しましょう。用意されているプランは契約する事業者によって異なりますが、契約後すぐに変更できないケースがほとんどです。
選択したプランをしばらく使う必要があるため、プラン選択は慎重に進めなければなりません。自分の使い方に最適なプランがどれになるのか、しっかり判断し次に進みましょう。
自分の使い方に合致しているプランを選択してくださいね。
プロバイダ選択
この段階でプロバイダを選択しましょう。プロバイダによって使い勝手はもちろん、金額やサービスの詳細が異なります。
プロバイダ各社の情報をしっかりと把握し、一番お得なものを選択してくださいね。
プロバイダの選択も重要な工程です。
契約申込
ここまで進めたら契約も申し込みへと進みましょう。この段階で氏名や住所、支払い情報などの入力が求められます。
必要になるものを手元に用意しておくと、よりスムーズに進められるでしょう。入力に誤りがあるとスムーズに申し込みが進まなくなります。
入力に誤りがないように慎重に進めてくださいね。
申し込みは入力間違いがないように慎重に進めましょう。
SIMカード受け取り
契約を進めたらSIMカード受け取りの段階に入ります。多くの場合2日〜1週間程度で手元に届くので受け取りましょう。
発送までにかかる時間は契約する事業者によって異なり、さらに住んでいる地域によって想定よりも時間がかかる場合もあります。申し込みから1週間程度経過しても手元に届かない場合は郵送事故が生じている可能性があるので、カスタマーサポートに問い合わせてみましょう。
SIMカードを受け取ったら次の段階に進みましょう。
APN設定
APN設定を入れましょう。この設定を入れずに使おうとしても、うまく起動しないので注意しなければなりません。
利用する端末がiPhoneなのかアンドロイドなのかでAPN設定の方法は異なります。APN設定が完了したら次へと進みましょう。
APN設定をせずに使おうとしてもうまく動作できません。
通話・メッセージ設定
通話やメッセージの設定へ進みましょう。APN設定をしたらしっかり機能が使えているか試してみる必要があります。
通話機能が使えている、もしくはメッセージ機能が使えているか確認してみましょう。音声テストは111を発信すると完了できるので、APN設定を終えた人は試してみてくださいね。
「接続試験は終了です、ありがとうございました。」とアナウンスが聞こえたら完了です。
通話やメッセージの設定は慎重に対応しましょう。
解約手続き
SIMカードを止める場合、解約手続きが必要になります。解約方法は各格安SIMによって異なりますが、マイページなどから進める方法が一般的でしょう。
解約は比較的簡単に終えられますが、契約している事業者によってSIMカードの返送が必要になる場合があります。その場合は、解約後にSIMカードを返送し、解約を終了しましょう。
SIMカードの返送が必要なのかどうかは事業者によって異なります。
格安SIMの実際の口コミ評判
ここでは格安SIMに関する口コミを紹介しています。
最近めちゃくちゃ格安simを勉強してる。
色々工夫して家族4台のスマホの月額費用の合計金額を7500円に出来た。
特に普通に制限せずスマホ使える。
この知識で、生活苦しいって言ってる割に携帯代夫婦で2万円とか払ってるような保護者さんにアドバイスできないかな?
— 【公式】上野真博@放課後デイ経営者で理学療法士 (@syuurou_jiyuu) April 16, 2023
スマホ代は毎月の通信費の多くを占める重要な支出です。一台あたり数百円だったとしても利用期間が長くなれば長くなるほどその差額は大きくなるでしょう。
このクチコミのように実際に乗り換えた結果大幅に支出が抑えられたというケースも少なくありません。
家族全員で乗り換えた場合、その差は大きく、かなりの節約効果を生みます。生活費を節約するためにも、毎月の支出を抑えたい、節約したいと考えている人は格安SIMへの乗り換えを検討するのが良いでしょう。
格安SIMに関するよくある質問
格安SIMは普通のスマホと仕組みが違う部分がいろいろとあるため、インターネット上であらゆる質問が飛び交っています。
今回は、その中でも特に質問されることの多かった以下の質問について回答していきます。
格安SIMに関するよくある質問
・iPhoneにおすすめな格安SIMは?
・5G対応のおすすめ格安SIMは?
・キャンペーンがお得な格安SIMは?
iPhoneにおすすめな格安SIMは?
iPhoneにおすすめな格安SIMとして、以下のサービスがあげられます。
iPhoneにおすすめな格安SIM
・OCNモバイルONE
・UQモバイル
・Y!mobile
・IIJmio
・楽天モバイル
日本人はiPhoneを好んで使う方が多いため、iPhoneの格安SIMを求める方が多いと思われます。しかし、格安SIMでiPhoneを選ぶとなると、少し型が古いものしか扱っていないところが多いです。
それに対して、上記の格安SIMならiPhoneの最新型も取り扱っています。iPhoneの最新機種を使いたい方は、上記の格安SIMをチェックしてみてください。
2022年3月時点でiPhone13が使えるところもかなりあるようです。
iPhoneを格安SIMで使う際の注意点
iPhoneを格安SIMで使う際には、以下の点に注意する必要があります。
・正しく動作しない機能が出てくることが多い
・iOSのアップデートをすると一部の機能が使えなくなることがある
・5Gは使えないことが多い
iPhoneを格安SIMで使う場合には、大前提として動作確認をすることが大事です。
iPhoneの端末とSIMカードの相性が悪くて、一部の機能が正しく動作しないことがよくあります。たとえば、mineoのau回線プランだと、SIMフリー端末や一部のiPhone Xが通信できないことが報告されています。
また、それまでは使えていた機能もiOSのアップデートをすることで使えなくなることも少なくありません。格安SIMでスマホを利用する場合は、不具合の報告が発表されるまで2、3週間程度は様子を見たほうがよいです。
他にも、iPhoneの格安SIMは5G通信に対応していないところがほとんどです。最新端末にしても5G通信が使えない可能性が高い点に注意が必要です。
格安SIMは機能面での不具合が起きやすい点を覚えておきましょう。
5G対応のおすすめ格安SIMは?
先ほども軽く触れましたが、iPhoneだけに限らず、格安SIM全体でまだ5G通信に対応しているところが少ないです。2022年3月時点で、以下の9社しか対応していません。
5Gに対応している格安SIM
・楽天モバイル
・Y!mobile
・LinkMate
・NUROモバイル
・UQモバイル
・J:COM MOBILE
・IIJmio
・mineo
・LINEMO
今回おすすめで紹介した5社はすべて5Gに対応しています。しかし、それ以外だと4社しか5Gに対応しているところはありません。
また、5G自体がまだ利用エリアが関東や関西のごく一部の地域だけしか利用できません。そのため、都会に住んでいない方だと、もうしばらくの間は5G通信が使えるようになるまで待つ必要があります。
ただ、5Gにしたからといって格安SIMの料金プランが変わるわけではないです。そのため、今のうちに5Gが使える端末を購入しておいてもよいでしょう。
5G通信が使えるエリアに住んでいる方は、5G対応の端末を使ったほうが速くて便利でおすすめです。
キャンペーンがお得な格安SIMは?
キャンペーンがお得な格安SIMと一概に言い切るのは難しいところばかりです。
たとえば、普段楽天のサービスを使っている方が楽天モバイルを契約するなら、その人に合ったお得なキャンペーンがいくつも受けられます。しかし、楽天のサービスを一切使っていない方が楽天モバイルを契約してもキャンペーンの旨みは少ないです。
各社割引キャンペーンやポイントバックキャンペーンなどが充実しているのは間違いありません。ですが、それがお得になるかどうかは契約した方次第です。
まずは自分が普段どんなサービスを使っていて、どんなポイントを使う機会が多いのか振り返ってみてください。そして、そのライフスタイルに合った格安SIMを契約することをおすすめします。
また、中には乗り換えキャンペーンを実施しているところもあります。もし今使っているインターネット関連の契約に不満を感じている方なら、乗り換えキャンペーンのお得感が大きくなってくるでしょう。
総務省の方針で、段々とインターネット契約全体が自由に乗り換えやすい仕組みに変わりつつあります。少しでも不満なくお得にサービスが使えるように、積極的に乗り換えを検討してみてください。
自分にとってお得なキャンペーンを実施している格安SIMを知るためにも、自分で調べる姿勢が大事です。
まとめ:格安SIMはデメリットが多いけど価格重視の人にはおすすめ
格安SIMは通常のスマホと違って、契約先の選び方から購入する端末の種類、利用開始までの設定などで注意する必要のある点が多いです。
しかし、価格の安さを見れば通常のスマホのほうが圧倒的に安いです。そのため、価格を重視する方にとっては、格安SIMのほうがおすすめできます。
もし格安SIMを契約する際には、自分が普段どんな会社のサービスを受けているのかを振り返ってみてください。それから、そのサービスに合った格安SIMの会社を利用すれば、よりお得に格安SIMが利用できます。
格安SIMを使ってスマホをお得に利用してみましょう。