「クレジットカードを持っていないけど、格安SIMと契約したい」と考える人も多いのではないでしょうか。
クレジットカードは便利ですが、人によっては発行できない事情があったり、使いたくない人もいたりするかと思います。
この記事では、そんな人へ向けて2022年最新版の、クレジットカードを持っていなくても契約できる格安SIMを徹底解説します。
大変役立つ記事となっているので、ぜひ最後までご覧ください。

・クレカ以外の格安SIMで使える支払い方法
・クレカなしで契約できるおすすめの格安SIM会社5選
・大手キャリアから格安SIMに乗り換える方法
クレカなしでも格安SIMは使える?クレカ以外の支払い方法を3つ紹介
クレカがない人でも、格安SIMは利用可能です。
ただし、その際は他の支払い方法を選ばなければなりません。
格安SIMに使える支払い方法は3つあるので、以下で解説します。

デビットカード
デビットカードは見た目こそクレカに似ていますが、支払い方法が違います。
クレカは一時的にクレジットカード会社に支払いを肩代わりしてもらい、毎月一定のタイミングでまとめてそのお金を支払う方式です。
対してデビットカードは、支払った金額が即座に契約している口座から引き落としされます。
クレカのように毎月の支払限度額が決まっているわけではなく、口座残高がそのまま支払い限度額となるのです。
デビットカードであれば、クレカと違い払い過ぎの心配もありません。
同時にクレカと同じくポイントがつくカードもあるので、お得に格安SIMでモバイルを利用できます。

口座振替
口座振替は毎月、一定のタイミングで指定の口座から料金が引き落とされます。
事情があってクレカを発行できない人でも、銀行口座であれば持っているでしょう。
誰でも選択できる支払い方法が口座振替です。
クレカやデビットカードを持っていない人は、口座振替を選びましょう。
ただし、口座振替ではポイントがつかないなど、お得にモバイルを利用したい人には向いていません。

電子決済やポイントサービスでの支払い
PayPayなどの電子決済サービスやポイントでの支払いも最近では利用できます。
クレカを持っていなくても、これらのサービスを利用すれば、同等以上に得できる場合もあるのでおすすめです。
また、クレカのような厳しい審査もないため、支払い能力さえあれば誰でも利用できます。
クレカは使いたくない、使えないけどポイントなどで得したい人におすすめです。

クレカなしで契約できるおすすめ格安SIM会社5選|支払い方法の種類まで解説
クレカなしでも契約可能な格安SIMの中でも、代表的なものは以下の5つです。
格安SIMによって支払い方法が違うので、自分が希望する方法で支払いできるかよく確認しましょう。

・楽天モバイル|楽天ポイントが貯まる
・ワイモバイル|家族割サービスがお得
・ahamo|5分のかけ放題が標準適用
・UQモバイル|シンプルな料金プラン ・LINEMO|20GBプランならLINEプレミアムスタンプが使い放題
楽天モバイル|楽天ポイントが貯まる
独自回線を持っており、大手キャリアと似たような通信速度の安定性を実現できます。
楽天市場のSPU対象となっており、楽天の端末を利用しているとポイント還元率がアップするのでお得です。
料金が安いだけでなく、利用によって楽天ポイントを貯められるのもメリットと言えます。

ワイモバイル|家族割サービスがお得
家族割がお得で、2台目以降の月額料金が1,188円割引されます。
家族全員でワイモバイルの端末を利用すると、それだけ割引額も大きくなるので、まとめて契約するのにおすすめです。

ahamo|5分のかけ放題が標準適用
大手キャリアの格安SIMだけあって、通信速度が安定しています。
また、月1,100円支払うことで5分のかけ放題を契約可能です。
仕事やプライベートでの電話利用が多い人におすすめの格安SIMとなっています。

UQモバイル|シンプルな料金プラン
UQモバイルはauが提供する格安SIMで、わかりやすい料金プランが特徴です。
毎月のデータ容量とオプションに応じた料金を支払うかたちなので、自身の支出を管理しやすくなっています。
キャンペーンも充実しているので、格安SIM初心者にもおすすめです。

LINEMO|20GBプランならLINEプレミアムスタンプが使い放題
LINEを利用した際にデータ容量がカウントされないため、LINEの利用が多い人に向いています。
また、20GBプランならLINEプレミアムスタンプが使い放題となり、コミュニケーションの手段を増やせるのでおすすめです。
LINEをより効果的に使いたい人におすすめの格安SIMです。

契約するクレカなしで使える格安SIMは存在する|契約前に知るべき注意点
クレカなしでも格安SIM会社とは契約できます。
しかし、契約時には方法や手数料などに注意しなければなりません。
格安SIM会社は、クレカ契約を前提としている場合もあり、口座振替などだと不便を感じる可能性もあります。
以下で注意点をそれぞれ解説するのでご覧ください。

Webからの契約ができない可能性がある
格安SIM会社によっては、クレカ以外の支払い方法ではWeb契約できない可能性があります。
Web契約できない場合、書類に記入を行ったり電話で手続きを進めたりしなければなりません。
会社によってはクレカ支払いよりも手間がかかるので注意が必要です。
また、モバイルに関するキャンペーンなどもWeb契約でしか申し込めない可能性もあります。

引き落としの際に手数料がかかる可能性がある
支払い方法で口座振替を選択した場合、引き落とし時に手数料がかかることがあります。
手数料は銀行の手数料なので、割引などの対象になりません。
月額料金に加算されるので、長期的に大きな損につながってしまいます。
口座振替の手数料は銀行の公式サイトでも確認できるので、注意しましょう。
また、端末料金にも同じく口座振替の手数料が発生します。

格安SIMによっては利用するための条件がある場合がある
格安SIMの場合、会社と契約者が直接契約するため、会社側からすると未払いのリスクがあります。
クレカ払いではクレジットカード会社がこのリスクを背負うので、格安SIM会社の審査はないです。
しかし、口座振替では審査が入る可能性もあります。
手続きの不備などがあると、審査落ちの原因となるので注意してください。

クレカなしで格安SIMを使うなら?失敗しないための3つのコツ
クレカなしで格安SIMを利用する場合にも、選び方のポイントがあります。
クレカの有無にかかわらず、実測値や月額料金は重要です。
また、クレカ以外の支払い方法では別途、手続きが必要な場合もあります。
端末選びも乗り換え時には重要なポイントなので、自分の条件に合ったものを選びましょう。

実測値が速いものを選ぶ
最近では様々なサイトで実測値が利用者によって投稿されています。
実測値の平均から、自分が契約しようとしている格安SIMは使いやすいかどうか予測可能です。
端末の性能にも影響される場合があるので、機種はできるだけ新しいものを選ぶように意識しましょう。

月額料金がお得で安いものを選ぶ
月額料金の安さは、格安SIMと契約する際のメリットでもあります。
格安SIMと契約する場合は、どの会社のプランが安いか確認しましょう。
単純に金額を比べるだけでなく、キャンペーンによる割引なども考慮し、もっとも実質料金が安いものを選ぶことが重要です。
1か月にどれだけモバイルを利用するかからデータ容量を決めるなど、自分に合ったプランにカスタマイズしてください。

クレカ以外での契約なら条件がないかを事前に確認しておく
クレカ以外の契約だと、審査や書類による手続きなどが必要な場合もあります。
手続きを把握していないと、契約を決めてから時間がかかってしまい、利用開始できずに困ってしまうので注意しましょう。
格安SIMの契約は流れをよく確認し、支払い方法ごとに違いがどこか把握しておいてください。
また、指定の端末を購入できるようになっているかも確認が必要です。

クレカなしで格安SIMを申し込むなら?大手キャリアから乗り換える際の手順
クレカなしで格安SIMを申し込む場合、契約手続きを進める必要があります。
流れを把握しておくと、時間をかけることなくスムーズに手続きを進められます。
その分、端末が早く手元に届くのでしっかり把握しておきましょう。

手順①:SIMロックの解除
大手キャリアは自社で販売した端末で、他社のSIMカードが使われないようにSIMロックをかけています。
大手キャリアから格安SIMへ乗り換える場合、SIMロックの解除が必要です。
SIMロックの解除は各大手キャリアへ対して連絡してください。

手順②:MNP予約番号を取得する
MNP予約番号は別の会社とスマホ契約をする際、電話番号の引継ぎに必要です。
電話番号を引き継ぎたいと考えている場合、今契約しているキャリアからMNP予約番号を発行してもらいます。
ただし、電話番号を変更したいと考えているのであればMNP予約番号を取得しなくてよいです。

手順③:格安SIMへ申込を行う
事前に必要なものを確認しておき、スムーズに契約を進められるようにしましょう。
不安な点は先に問い合わせをしておくのがおすすめです。

格安SIMをデビットカードで契約する時のメリット
デビットカードで格安SIMの契約をすると、ポイントやキャッシュバックをクレカと同じように受けられます。
また、デビットカードを使用していると、格安SIM会社から信用ガあると見られるので審査が不要です。
デビットカードの特徴として、作成時の審査が必要ない点もメリットにあげられます。

比較的誰でも使えるのがデビットカードのメリットです。
デビットカードからポイントやキャッシュバックを得られる
デビットカードは、クレカと同じくポイント還元やキャッシュバックのサービスを行っています。
端末や回線の使用料を口座振替で払うと、こうした特典を受けられないだけでなく、手数料まで余計に発生するので、これは大きな差です。
クレカはないけど、端末料金の支払いをしながら特典を受けたい人にデビットカードは適しています。

デビットカードなら資金管理も楽ですよ。
作成時の審査が不要で15歳以上なら支払いが可能
デビットカードは口座残高の金額までしか利用できないので、クレカのように使いすぎの心配がありません。
金融機関からの審査もなく、15歳以上なら誰でも利用できます。
15歳以上であれば、子どもであってもカードを使えて、便利な支払いが可能です。

モバイルを利用するのが子どもなら、デビットカードを使うのもおすすめです。
格安SIMをデビットカードで契約する時のデメリット
デビットカードは口座残高から支払いをするため、残高自体がないと支払いできません。
また、格安SIMの中でもデビットカードに対応している会社は限られています。
上記2つのデメリットを以下で解説するので、ご覧ください。

デビットカードでの端末料金の支払いは、注意点もあります。
残高不足が起こると支払いができないことに
デビットカードは残高から直接料金を支払うため、残高不足になると金融機関から支払いを止められてしまいます。
結果として料金未払いとなってしまい、自分の信用情報に傷がつくので注意が必要です。
端末料金など、毎月支払う固定費は口座に確保しておくように心がけてください。

給料などが振り込まれる口座のデビットカードを作っておくと、残高不足を防げます。
デビットカードで契約できる格安SIMは限られている
格安SIM会社の中で、デビットカードでの支払いに対応している会社は限られています。
デビットカードに対応していない格安SIM会社は、契約自体できないので注意が必要です。
中にはクレカしか対応しておらず、口座振替もできない格安SIM会社もあります。
どうしてもその会社の端末を利用したいのであれば、クレカを発行してからにしましょう。

クレカ発行が難しい場合、似たプランを利用している格安SIMの端末を利用しましょう。
格安SIMのクレカなしに関するよくある質問は?
ここからは格安SIMのクレカなしでの契約について、よくある質問とその回答を紹介します。
同じような疑問を持っている人もいるかと思うので、ぜひ確認してみてください。

イオンモバイルは口座振替に対応している?
イオンモバイルは、イオン指定のクレジットカードのみとなっています。
口座振替には対応していないので、クレカなしでは契約できません。

BIC SIMはデビットカードでの支払いはできる?
BIC SIMの支払い方法はクレジットカードのみです。
デビットカードでは支払いできないので、注意してください。

libmoは口座振替での支払いはできる?
libmoではクレカ払いの他に、@T COMやTNCとまとめて支払い可能な「ISPまとめて請求」を利用できます。
ただし、口座振替には対応していないので注意してください。

クレカなしでも使える格安SIMは存在する|契約前に条件は確認しよう
ここまでクレカなしで格安SIMと契約することについて解説しました。
クレカなしでも格安SIMと契約はできますが、手続きの方法が変わったり手数料がかかったりします。
また、支払い能力の審査があるなど、事前に把握していないと手続きの進みが遅くなるので注意が必要です。
乗り換え先の契約方法と元々契約していた会社の解約方法を確認し、スムーズに進められるようにしましょう。
クレカなしでもスマホの乗り換えができるのか不安になったときは、この記事の内容を確認してみてください。
