BL1000HWはauひかり専用のルーター?設定方法や買い替え候補も紹介
最近WiFi6が流行っているようだけど、自分の機械は対応しているのかな?
今やどの端末でもWiFiなくては通信ができない時代。
しかしみなさんWiFiルーターをそれとなく選んでいませんか?
もしかしたら、光回線を契約したときに付属する機械を使ってWiFi通信している人も多くいらっしゃることでしょう。実はauひかり回線を利用しているなら「BL1000HW」を使ってWiFi6を一足先に利用できます。
この記事ではauひかり回線で利用できるBL1000HWを紹介するとともに、最新のWiFiルーターについて解説しています。この機会に自分が利用しているWiFiルーターの見直しや、最新機能について確認しておきましょう。
よくわからず選ぶのと、理解して選ぶのでは大きな差が生まれ、ストレスなく通信できますよ。
iPv6対応ルーター | メーカ:BUFFALO 型番:WXR-6000AX12S | メーカー:NEC 型番:Aterm WX6000HP | メーカー:アイ・オー・データ 型番:WN-DAX3000QR |
参考価格 | 27,800円(価格.com) 38,280円(amazon) | 26,400円(価格.com) 32,121円(amazon) | 17,188円(価格.com) 13,595円(amazon) |
iPv6対応有無 | iPv6:対応 | iPv6:対応 | iPv6:対応 |
メッシュ機能の有無 | メッシュ機能:あり | メッシュ機能:なし | メッシュ機能:なし |
通信規格 | 5GHz: IEEE 802.11ax:4803Mbps (80MHz 8×8、160MHz 4×4) IEEE 802.11ac:3466Mbps (80MHz 8×8、160MHz 4×4) IEEE 802.11n: 1000Mbps (40MHz 4×4) IEEE 802.11a: 54Mbps 2.4GHz: IEEE 802.11ax: 1147Mbps (40MHz 4×4) IEEE 802.11n : 1000Mbps (40MHz 4×4) IEEE 802.11g : 54Mbps IEEE 802.11b : 11Mbps | Draft IEEE802.11ax(5GHz:W52/W53/W56、2.4GHz) IEEE802.11ac(5GHz:W52/W53/W56) IEEE802.11n(5GHz:W52/W53/W56) IEEE802.11n(2.4GHz) IEEE802.11a(5GHz:W52/W53/W56) IEEE802.11g IEEE802.11b | IEEE802.11ax(5GHz帯):最大2402Mbps IEEE802.11ax(2.4GHz帯):最大574Mbps IEEE802.11ac(5GHz帯):最大1733Mbps IEEE802.11n(5GHz帯):最大600Mbps IEEE802.11n(2.4GHz帯):最大300Mbps IEEE802.11a/g:最大54Mbps IEEE802.11b:最大11Mbps |
搭載機能 | 8✕8ビームフォーミング Easyメッシュ機能 ネット脅威ブロッカー機能搭載 | 8✕8MIMOビームフォーミング バンドステアリング オートチャンネルセレクト | クアッドコアCPUシステム搭載 360コネクト |
転送速度 | 最大:4803Mbps | 最大:4804Mbps | 最大:2402Mbps |
ここに上げたWiFi6機能搭載ルータはどれもコストパフォーマンスが高く、最新の通信規格に対応しています。
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「BL1000HW」はauひかりのレンタル無線ルーター?特徴やスペックを解説
BL1000HWと聞いてもパッと答えられる人は少ないでしょう。ここではauひかりで利用できるBL1000HWについて解説。以下のポイントがわかります。
最大通信速度10Gbpsに対応している
なんといっても最大の特徴は、最大通信速度10Gbpsに対応していることでしょう。
auホームギガタイプの最大通信速度10Gbpsに対応しているルーターなので、高速通信ができます。
よくあるコストが低いルーターだと、LANポートの速度が遅く実際の通信速度が活かしきれないことがありますが、このBL1000HWは回線を十分に活かせる無線LANルーターと言えるでしょう。
auひかりギガホームの10Gbps通信に対応した最新無線LANルーターであることがわかります。十分に回線を活かすために対応しているパソコンが必要です!
無線LAN規格「IEEE802.11ax」に対応している
BL1000HWで利用できる無線LAN規格で「IEEE802.11ax」に対応しています。
最新の無線LAN規格に対応することで、auひかりギガホームの10Gbpsを十分にストレスなく利用できるでしょう。
IEEE802.11axの理論上「9.6Gbps」まで対応しているため、10Gbpsの回線をストレスなく利用するために必要です。
auひかりギガホーム回線をWiFiで十分に活かすための無線LANルータと言えるでしょう。
WiFi6にも対応している
BL1000HWの特徴は、WiFi6に対応していることでしょう。
WiFi6は先ほど特徴にあげた、IEEE802.11ax規格に対応していることを指します。
最近WiFi5やWiFi6といった表記を見かけることが多くなりました。
こうした無線LAN規格をわかりやすく表記するために、決まった名称です。
WiFi6には、高速通信できる技術だけでなく、同時通信しても速度が落ちにくい仕組み、省電力機能など今最新の技術を搭載した機能がBL1000HWで利用できるのです。
今購入する無線LANルーターは少し値段が高くなりますが、WiFi6をおすすめします。なぜなら高速通信できること、省電力システムを利用してストレスが無くなるからです。
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「BL1000HW」のデメリット-auひかりしか使えないって本当?-
BL1000HWは最新のWiFi6に対応したルーターで、高機能です。しかしデメリットがあり3つのポイントを注意しましょう。
auひかりにしか対応していない
BL1000HWの最大のデメリットは、auひかり回線しか利用できないことでしょう。
auひかり回線を契約した人向けの端末であり、他社の回線やBL1000HWを単独で購入することはできません。
それ以外のエリアは順次サービス拡大しますが、すぐに開通することはないでしょう。
BL1000HWを利用したいために、ひかり回線を乗り換えるのは現実的な選択肢とは言えません。
ビームフォーミング機能が搭載されていない
BL1000HWのデメリット2つ目は、ビームフォーミング機能が搭載されていないことです。
そのためBL1000HWが端末として見劣りしてしまいます。
ビームフォーミングがあれば、通信の安定化に繋がります。しかしなかったからと言って日常生活に困ることはあまりないでしょう。
無線LAN機能を使うには有料オプションの加入が必要
BL1000HWの無線LAN機能を使うために、auひかり有料オプションへの加入が必須です。
オプション加入しなければ、無線LAN機能が開放されず利用できないため注意が必要です。
・毎月550円のレンタル使用料を払う
・auスマートバリューに加入する
毎月支払うコストになるため、BL1000HWを利用せず他の無線LANルーターを購入した方がお得になる場合があります。
長い目で利用するなら、自分で無線LANルーターを準備した方が安くなるでしょう。しかしコンセントが増えたり、設置場所が必要のため、見た目をスリムにしたい人はBL1000HWを利用するとスッキリします。
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BL900HWからBL1000HWへの交換はできる?現在は希望交換を廃止中
auひかりを現在契約している人向けに、BL900HWを利用している人がいます。BL1000HWへ交換したい人は申込みができました。2021年3月5日より、世界的な半導体不足を受けて受付を停止しています。
BL1000HWの方が無線LAN機能がバージョンアップしていますし、利用者の声としてWiFi通信の安定化、高速化につながったと好意的な意見が多いため、受付して欲しいと願っている人も多くいます。
世界的な半導体不足で交換ができないのはわかりますが、早く交換対応して欲しいと思いますね。
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BL1000HWの設定方法-WiFi接続できるまでの流れを解説-
BL1000HWを利用するために、接続方法の流れを解説しています。あっという間にできることが理解できます。
STEP①:開通工事で光コンセントを設置する
STEP②:光コンセントとONUを接続する
STEP③:ONUとホームゲートウェイを接続する
STEP④:ホームゲートウェイから各端末に接続する
STEP①:開通工事で光コンセントを設置する
まずauひかり回線を開通させる必要があります。この工事をすることで、おうちに光ファイバーを引き込みます。その際に、光コンセントと呼ばれる差込口を取り付けてもらいます。
光コンセントを利用してインターネット接続するための準備が整います。
auひかりを申し込むと、工事日や工事会社の手配が始まります。調整には時間がかかるため早めに申し込みましょう。
STEP②:光コンセントとONUを接続する
次に、工事で完成した壁にある光コンセントとONUを接続します。
ONUは、光ファイバーの信号を変換して、各機器と通信できるようにする機械です。
ONUの電源を入れてランプが正常に点灯することを確認しましょう。
光コンセントを直接覗き込むことはやめましょう。目を痛める恐れがあります。
STEP③:ONUとホームゲートウェイを接続する
ONUの電源が正常に点灯したら、ホームゲートウェイを設置し接続します。
ホームゲートウェイがBL1000HWのような無線LAN機能を搭載した機械となります。
ONUだけではインターネット回線に接続できません。ホームゲートウェイを通して各PCへケーブルで通信したり、WiFi電波を飛ばして各端末のインターネット通信が可能になります。
ホームゲートウェイがBL1000HWがのような無線LANルーター機能を搭載した機械になります。もしBL1000HWの無線LAN機能を利用しない場合は、さらにもう一台自分の無線LANルーターを接続する必要があります。
STEP④:ホームゲートウェイから各端末に接続する
ホームゲートウェイを設置したら、各端末にWiFi接続設定、PCにLANケーブルを接続しインターネット閲覧ができるか確認します。
WiFi接続は、ホームゲートウェイ側面にあるSSID、パスワードを利用し接続します。
間違えてしまうと接続できないため、慎重に入力しましょう。
ホームゲートウェイから各端末にWiFi設定をします。台数が多いと大変ですがパスワードを慎重に入力し接続します。
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BL1000HWを買い換えるなら?最低限抑えておくべき情報を紹介
BL1000HWはauひかり回線でのみ利用できる無線LANルーターですが、もし買い換えるならどのようなスペックを選べばよいか知っておきましょう。そうすれば安心して無線LANルーターを選べるでしょう。
通信規格
無線LANルーターを選ぶポイントは、通信規格を確認しましょう。
せっかく無線LANは高速なのに、有線LANポートが遅いと通信速度を活かしきれません。
通信規格を知ることはとても大切なポイントです。通信規格を知ることで、自分の端末が利用できるかどうか、通信速度を活かせるかわかります。
LANポートの数
無線LANルーターを選ぶポイントは、有線LANポートの数をみましょう。
有線LANポートは、必ずひとつはONUやホームゲートウェイと接続するため利用します。
残りのポート数が少ないと、WiFi機器以外の接続ができなくなります。あまりにもLANポート数が少ないのは避けるべきです。
アクション系オンラインゲーム、ゲーム機での対戦など高速通信が求められる場合、有線LAN接続が必須です。
ポート数が少ないと接続できないため、利用用途も考えておきましょう。
ほとんどの無線LAN機器で、4ポートタイプが主流です。
WiFi機器が増え、高速通信になったとはいえオンラインゲームは有線LAN接続をおすすめします。速度の安定感が違います。
搭載機能
無線LANルーターを選ぶポイントは、搭載機能を把握しておきましょう。MU-MIMOやビームフォーミング有無、メッシュ機能搭載など、無線LANルーターは様々な機能がついています。
ビームフォーミング:接続機器に集中して電波を飛ばす機能
メッシュ機能:複数台WiFi機器をスムーズに切り替える機能
自分に必要な搭載機能だけに絞って購入しましょう。コストパフォーマンスが良くなります。
例えば一人暮らしの部屋に大きな無線LANルーターは必要ありませんし、家族で使うのに小さな無線LANルーターでは困りますね。利用者、機器の台数によって搭載機能が変わりますね。
無線LAN規格
無線LANルーターを選ぶポイントは、対応している無線LAN規格を把握しておきましょう。
無線LAN規格は、通信速度や搭載機能に大きく影響を与えます。そして受信する端末側も同時に対応していなければなりません。最近はWiFi4、WiFi5、WiFi6などとわかりやすい表記で書かれてあります。
WiFi5:IEEE802.11acに対応し、最大通信速度6.9Gbps
WiFi6:IEEE802.11axに対応し、最大通信速度9.6Gpbs
最近ではスマホやPCなど少しずつWiFi6に対応したものが増えています。
今後のことを考えるなら、WiFi6対応機器を購入しておきましょう。
セキュリティ機能
無線LANルーターを購入するポイントはセキリュティ機能が高いものを選びましょう。
セキリュティが低いと、電波を勝手に他人に使われてしまう、情報が盗まれてしまうことにつながります。
セキリュティが高いとそれだけ第三者に使われにくくなり安心して通信できます。
特に最近は情報化社会で、オンラインショッピングや銀行取引などに利用している方多くいます。
セキリュティが高いものを選びましょう。以下の記事でさらに無線LANルーターの選び方を解説しています。
補足:市販ルーターは「IPv6対応」のを選ぼう
市販ルーターを今購入するなら「iPv6対応」のモデルを選ぶべきです。
なぜなら、iPv6対応ルーターは回線が混雑しにくくインターネット速度が低下しないからです。
プロバイダが対応している必要がありますが、最近は多くのプロバイダが対応し普及が見込まれています。
iPv6に対応したルーター選びに参考になる記事を確認できます。
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BL1000HWに関するよくある質問は?
BL1000HWの最大同時接続台数は?
BL1000HWの電波が繋がらないときの対処法は?
BL1000HWのネットランプが赤色点灯しているときの状態は?
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まとめ:BL1000HWは高性能なルーター-現在は希望交換を廃止中-
BL1000HWはauひかり回線で利用できる端末であるものの、高機能な無線LANルーターであることがわかります。しかし現在は半導体不足の影響で希望交換はできません。
しかしBL1000HWに匹敵する性能を持ったWiFi6対応無線LANルーターが各社から発売されています。
おすすめのひかり回線、無線LANルーターの選び方を参考にし、自分の回線にあったルーターを選びましょう。
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