インターネットの通信速度向上に伴い、ネットゲームと呼ばれるインターネット対応ゲームが増加しています。ネットゲームの中には、例えばアクションゲームの場合、たくさんの情報をリアルタイムで送るため、通信速度が遅い場合、ゲームが快適にプレイできない場合があります。
ネットゲームを楽しむためには、光回線自体の通信速度は重要ですが、それ以上に重要な要素が、ルーターです。ネットゲームに適したルーターのことを「ゲーミングルーター」と呼びます。
通常のルーターとゲーミングルーターの違いは、ネットゲームで快適にプレイするための機能が多数搭載されている点です。そこで本記事では、ネットゲームを快適にプレイするために必要な光回線とゲーミングルーターを解説していきます。
さらに、2022年時点で提供されているゲームをする方にもおすすめできるモバイルWi-Fiを5つ紹介します。住む自宅や地域の都合で光回線を利用することはできないという方はぜひ参考にしてください。
・ネットゲームにおすすめの光回線とゲーミングルーターが分かる
・ネットゲームにおすすめの光回線を選ぶポイントが分かる
・ネットゲームにおすすめのゲーミングルーターを選ぶポイントが分かる
・ネットゲームにおすすめのモバイルWi-Fiがわかる
\当サイトおすすめの光回線 3選/
サービス名
| auひかり![]() | hi-ho with games![]() | NURO光![]() |
月額料金(税込) | マンション/4,180円~ 一戸建て/5,610円~ | マンション/4,840円~ 一戸建て/6,160円~ | 2年契約/5,700円 3年契約/5,200円 |
工事費用(税込) | マンション/33,000円 一戸建て/41,250円 (ネット+電話の申し込みで実質無料) | 一戸建/19,800円 マンション/16,500円 | 44,000円 (36ヵ月で実質無料) |
初期費用(税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
通信速度(下り最大) | 1Gbps | 1Gbps | 2Gbps |
詳細 | auひかりの詳細を見る | hi-ho with gamesの詳細を見る | NURO光の詳細を見る |
ゲーム用のルーターで光回線と相性がいいのはどれ?人気のゲーミングルーター比較表
最初に、おすすめしたいゲーミングルーターを紹介します。
製品名 | 通信規格 | 最大転送速度 |
ASUS TUF-AX3000 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | 2402 Mbps(5GHz) |
TP-Link Archer AX72 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | 4804 Mbps(5GHz) |
Linksys MR9000X-JP | IEEE802.11a/b/g/n/ac | 1733 Mbps(5GHz) |
ASUS RT-AX92U(A) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | 4804 Mbps(5GHz) |
ASUS ROG Rapture GT-AX11000 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | 4804 Mbps(5GHz) |

価格と性能のバランスが良い機種を紹介します!
ASUS TUF-AX3000 :入門用として価格・性能のバランスが良いゲーミングルーター
画像引用:ASUS
ASUS TUF-AX3000は、入門用としておすすめしたいゲーミングルーターです。2022年4月時点での価格は20,000円前後で、一般的なルーター機能はもちろんのこと、通信規格はIPv6に対応しているため、一般的なルーターに比べて快適に利用することが可能です。
ゲーミング機能としては、ゲーミング用のLANポートを採用しています。ゲーミング用のLANポートに繋いだ機器は、他のLANポートの機器よりも優先的に通信するため、ゲーム機やゲームPCをゲーミング用LANポートにつなぐことで、遅延などが発生しづらくなります。
ただし、バンドはデュアルバンドで、ストリーム数が2です。アンテナ自体は4本あるものの、5GHz帯電波で2本、2.4GHz帯電波で2本利用します。そのため、インターネット通信を行う機種が多くなる場合は上位機種を検討しましょう。

ゲーミングルーターに迷ったらASUS TUF-AX3000がおすすめ
TP-Link Archer AX72:コスパが良い高性能のルーターが必要であればおすすめ
画像引用:TP-Link
TP-Link Archer AX72は、実売価格15,000円以下でありながらアンテナを6本搭載しており、ストリーム数も6と非常にコスパが良いルーターです。IPv6にも対応しているため、通信速度だけで見た場合、最高転送速度は驚異の4800Mbps以上です。
ただし、注意点があります。基本性能が高いかわりに、ゲーミング機能がありません。例えばトライバンドに対応していない、ゲーミング用のLANポートやネットゲームが優先的に通信できる機能などはありません。
とはいえ、性能自体は高性能なため、ゲーミング機能がなくても快適にネットゲームが遊べる機種です。例えば空いた時間に少しだけネットゲームをするなど、生活の延長線上でネットゲームを行うのであれば、一番おすすめしたい機種です。

コスパが良いゲーミングルーターを選ぶならTP-Link Archer AX72がGood!
Linksys MR9000X-JP:トライバンド対応ルーターで価格が安い製品ならこの製品がおすすめ
画像引用:Linksys
Linksys MR9000X-JPは、実売価格2万円以下で購入できるルーターです。ポイントは何と言ってもトライバンド対応という点で、1733Mbps、867Mbps、400Mbpsに対応しています。
ゲーミング機能としては、優先接続機能を搭載しています。ゲーム機を有線接続に設定することで、快適なネットゲーム環境が構築できます。しかし、それ以外の機能があまりありません。
Linksys MR9000X-JPの最大の弱点は、IPv6には対応していない点です。今後はIPv6が主流になると言われているため、光回線がIPv6に対応している場合はおすすめしません。
しかし、IPv6に対応していない回線を利用する場合は、トライバンド対応でゲーミング機能も搭載している点からおすすめできるルーターです。

IPv6に対応していない点を除けば、スペックが高いゲーミングルーターです!
ASUS RT-AX92U(A):入門用からアップグレードしたい場合はおすすめ
画像引用:ASUS
ASUS RT-AX92U(A)は、入門用のゲーミングルーターでは満足できない方におすすめしたいルーターです。ゲーミングルーターに欠かせない機能はすべて搭載されています。
バンドは4804Mbps、867Mbps、400Mbpsのトライバンド対応です。また、IPv6に対応しているため、インターネット通信自体が快適に利用できます。ゲーミング機能も当然搭載されており、優先接続機能を搭載しています。
ストリーム数は少し特殊です。アンテナは内蔵が2本、外付けが4本の合計6本で構成されています。ストリーム数は、5GHz帯が2ストリームと4ストリームの2種類、2.4GHz帯が2ストリームに対応しています。
このクラスのゲーミングルーターの規模感になってくると、ルーター自体のサイズも大きくなり、置き場所を選びます。そのため、置き場所の制約がなく、ゲーミングルーターで何を購入すれば良いか迷った場合は、この製品を購入しておけば間違いありません。

1ランク上のゲーミングルーターを検討しているのであれば、ASUS RT-AX92U(A)をぜひ試してください!
ASUS ROG Rapture GT-AX11000:最強と言っても過言ではないゲーミングルーター
画像引用:ASUS
予算の制約もなく、とにかく最強のゲーミングルーターが必要であれば、ASUS ROG Rapture GT-AX11000です。機能的な部分では、当然ながらゲーミングルーターとして必要な機能はすべて揃っています。
バンドはトライバンド対応で、特質すべきは通信速度です。ASUS ROG Rapture GT-AX11000の通信速度は、なんと4804Mbps、4804Mbps、1148Mbpsに対応しており、スキがありません。また、IPv6対応、優先接続にも当然対応しています。
ストリーム数は4ストリームと、物足りなく感じるかもしれません。ただしアンテナ構成は外付けアンテナが8本搭載されており、5GHz帯は4ストリームが2セット、2.4GHz帯も4ストリームに対応しています。
このクラスのルーターは、普通の家庭ではオーバースペックとも言える性能です。そのため、チーム戦のゲームをする目的で、常に複数台のゲーム機が同時に稼働するなど、ネットゲーム専用環境を構築する方が利用するゲーミングルーターです。

最強のゲーミングルーターを選ぶのであればASUS ROG Rapture GT-AX11000が一番!
ゲーム用ルーターと合わせて使いたい光回線は?評判のいい光回線比較表
次に、ネットゲームにおすすめしたい光回線を紹介します。
名称 | 月額料金 | 通信速度(実測値) | データ容量 |
hi-hoひかり with games | プロバイダのみ:2,640円 プロバイダ+ルーターパック:3,740円 回線セット:ファミリータイプ/6,160円 マンションタイプ/4,840円 回線+ルーターパック:ファミリータイプ/7,260円 マンションタイプ/5,940円 | 下り平均773.33Mbps | 無制限 |
NURO光![]() | 5,200円※戸建てNURO光 G2Tプラン3年自動更新タイプ | 下り平均500.36Mbps | 無制限 |
auひかり![]() | 5,610円※戸建てずっとギガ得プラン 3年自動更新タイプ | 下り平均420.7Mbps | 1日あたり30GB |
ソフトバンク光![]() | 5,720円※戸建て2年自動更新 | 下り平均319.08Mbps | 無制限 |
ドコモ光![]() | 5,720円※戸建て1ギガ タイプA2年自動更新タイプ、プロバイダー込 | 下り平均270.94Mbps | 無制限※場合によっては最大15GB~30GB制限あり |
eo光![]() | 5,448円※ホームタイプ・メゾンタイプ1ギガコース | 下り平均493.58Mbps | 1ヶ月あたり5TB(約5,000,000MB) |

ゲーミングルーターが良ければ光回線はどこでも良いのでしょうか?

ゲームを快適にプレイするのであれば、光回線も重要です。
hi-hoひかり with games:ラグが少ないゲーム特化の光回線
hi-hoひかりwith gamesはゲームに特化した光回線で他の光コラボと比べてもラグが発生しづらいのが特徴です。
通常、光コラボは複数の光回線が同じ設備を使用する特性上、混雑に弱くなりがちです。
しかし、hi-hoひかりwith gamesではユーザー専用帯域を使用していることから、混雑する時間帯であってもラグが少なく快適に利用することが可能です。
また、hi-hoひかりwith gamesはフレッツ光の回線網を使ってサービスを提供していることから、日本全国で利用できるということも大きな特徴になります。
それに対して、ゲーマー向けに定評があるNURO光やauひかり、コミュファ光といった光回線は、いずれも対応エリアが限定されており、契約したくてもできないユーザーも少なくないでしょう。
hi-hoひかりwith gamesなら、仮に引っ越すことになっても継続利用できるので、常に高品質なネット環境でオンラインゲームを楽しむことができるでしょう。
NURO光:日本国内で最速クラスと言っても過言ではない光回線
ゲーム系の光回線でおすすめの回線が、NURO光です。おすすめポイントは、通信速度が日本国内で最速クラスの信速度を誇っている点です。
NURO光の通信速度が速い理由は2点あります。1点目は独自回線です。日本では利用者が一番多いフレッツ光の光回線を利用している会社と、独自回線を利用している会社があり、NURO光は独自回線を利用しています。
独自回線を利用している方が、回線の混雑が少ない傾向にあります。
もう1点が、下り最大速度が2Gbpsと、他回線に比べて2倍の速度で利用できる点です。理論値とも言われる最大速度が他の会社よりも速く、さらに独自回線を利用していることで混雑なく利用できるため、通信速度の実測値も高い数字を誇っています。
ただし、NURO光の対応エリアはフレッツ光よりも狭く、利用できる方が限られています。少しずつ対応エリアが広がっているものの、現時点では人口が多い地域や大都市近郊しか利用できません。
そのため、NURO光の利用を検討する場合は、必ず対応エリアを確認しましょう。

ゲームで遊ぶのであればNURO光といえるほど通信速度が速いのでおすすめです!
auひかり:auユーザーで少しでも速い通信速度が必要であればおすすめ
auひかりは、NURO光と同じく独自回線を利用しているため、フレッツ光を利用している会社よりも回線の混雑が少ないという特徴があります。下り最大速度は1Gbpsと標準ではあるものの、通信速度の実測値では独自回線の優位性を発揮しています。
また、auスマホやUQ mobileのスマホを利用している場合は、auひかり+au電話をセットで利用することでスマートフォン料金が割引されます。
auひかりの弱点は、NURO光と同じく対応エリアが日本全国ではない点です。NURO光よりは広いものの、東海地方や関西地区、沖縄では利用できないため、注意が必要です。
とはいえ、auやUQ mobileユーザーが光回線を利用するのであれば、通信速度、スマートフォンまで含めた料金のバランスが良い回線です。

auひかりは独自回線のため、安定して通信速度が速いという特徴があります!
ソフトバンク光:SoftBank系スマホ利用者であれば割引もあってお得
ソフトバンク光は、光コラボで光回線提供しているプロバイダーです。光コラボの場合、実際にはフレッツ光の光回線を利用しています。
ソフトバンク光のおすすめポイントは、ほぼ日本全国で利用できる点と、ソフトバンクスマホとセットで利用することでスマートフォン料金が割引になる点です。
ソフトバンク光が採用しているフレッツ光の最大の特徴は、対応エリアです。独自回線とは異なり、日本全国のほぼすべてのエリアで利用可能なのが強みです。通信速度も平均して300Mbpsを超えているため、実測速度としては問題ありません。
また、スマートフォン割引もあります。ソフトバンクもしくはワイモバイル契約者で、ソフトバンク光+光電話を契約した場合、ソフトバンクもしくはワイモバイルスマホが毎月割引されます。
独自回線が利用できない場所に住んでいる方で、ソフトバンクやワイモバイルのスマホを利用しているのであれば、おすすめできる光回線です。

光回線の基本スペックと値段のバランスがよいので特にソフトバンクユーザーにおすすめ!
ドコモ光:ドコモユーザーであれば検討してほしい光回線
ドコモ光は、ソフトバンク光と同じく光コラボに対応しているプロバイダーで、フレッツ光を利用しています。そのため、ドコモ光のおすすめポイントもソフトバンク光とほぼ同じで、対応エリアが広い点と、ドコモスマホの割引です。
1点目はフレッツ光を利用しているため、日本全国すべての場所で利用できる点です。通信速度は300Mbpsを切っているものの、ゲーム用途で利用する場合であっても、通信が遅いと感じることはほとんどないと言える速度です。
もう1点がドコモスマホの割引です。ドコモスマホを利用しているユーザーがドコモ光を利用した場合、ドコモスマホの料金が毎月割引されます。ドコモユーザーで、ネットゲームも楽しみたいのであれば、候補の1つに入れて欲しい光回線です。

ドコモユーザーであればまずはDocomo光を検討して欲しいです!
eo光:関西地区限定ではあるが独自回線を利用しているので速い&回線安定
eo光は、関西地区限定の光回線です。独自回線を利用しているため、フレッツ光よりも通信回線が速く、安定しています。通信速度は下り最大1GbpsとNURO光より遅いものの、実質速度はNURO光にひけをとらない速度です。
ただし、利用できるユーザーが限られています。提供エリアは大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県のみです。提供エリア内でも回線が利用できない場合もあるため、エリア確認は必須です。
関西地区でNURO光が利用できないエリアに住んでいる場合は、eo光はぜひ検討してほしい回線です。

関西地区で光回線を検討するのであれば、eo光は候補にいれておいてください!
ゲーム用途なら光回線とゲーミングルーターは必須|理由はなぜ?
ゲーム用途でインターネットを利用する場合、光回線とゲーミングルーターは必須と言えます。なぜ必須かを紹介します。

ゲーム用の光回線とルーターが必要なのでしょうか?

ゲームを快適に遊ぶための機能がついているからです!
データの送受信速度が格段に上がる
ネットゲームは、インターネットを介して常に相手とつながっています。また、ゲームの情報はゲームサーバーから確認するため、サーバーともインターネットでつながっています。
ネットゲームでつながっている相手やサーバーの間では、常にたくさんの情報がやりとりされています。特に最近のネットゲームでは、1回の通信でやりとりする情報が、以前に比べて増加しています。
インターネットを介してリアルタイムで情報を送るには、データの通信速度が重要です。ゲーム用ルーターと光回線を利用することで、データの送受信速度が格段にあがります。
ゲーム用ルーターは、一般的なルーターよりも通信速度が高く、アンテナ数も一般的なルーターよりもたくさんの本数を搭載しているため、安定しています。

通信速度は必ず確認しましょう!
応答速度が高い
ネットゲームでは、通信速度と合わせて応答速度も重要です。応答速度とは、通信が相手に届くまでの時間です。一般的に、応答速度が短いほうが、相手に送ったデータが早く届きます。
通信速度との違いは、通信速度が1秒間にやりとりできるデータ量で、応答速度はデータが届くまでの時間です。通信速度は高ければよく、応答速度は短いほうが性能は高いと理解しましょう。
当然ながら、ゲーム用ルーターのほうが、一般的なルーターよりも応答速度の面でも優れています。また、また、光回線のほうがモバイル回線よりも安定しているため、応答速度を求めるのであればゲーム用ルーターと光回線がおすすめです。

応答速度は、実は通信速度より重要な要素です。
ゲームに最適化してくれる機能が使える
ゲーム用ルーターには、ゲームに最適化してくれる機能が搭載されている点も、おすすめしたいポイントです。
ゲームに最適化する機能とは、簡単に言うと、数あるインターネット通信の中で、ゲームの通信を優先的に送受信する機能です。
2022年現在、たくさんの機器がインターネットにつながっています。スマートフォンやパソコンはもちろんのこと、テレビや家電、防犯カメラ、スマートスピーカーなど、生活に必要なものであれば、かなりの製品が対象です。
一般的に、たくさんの機器でインターネット通信が同時に発生した場合、通信量が増加するため、それぞれの機器の通信速度や応答速度が下がります。
ゲーム用ルーターであれば、通信量を自動的に調整し、ゲーム用の通信を優先して送受信することが可能です。

ゲーム用通信が優先できる機能があれば、よりゲームが楽しめます!
ゲーム用の光回線とルーターの選び方|失敗しないための基準とは?
ゲーム用の光回線とルーターを選ぶ基準をそれぞれ紹介します。通常使いで利用する光回線とルーターとは選び方のポイントが異なるので、ぜひ確認してください。
・ゲーミングルーターを選ぶ基準:予算・トライバンド対応・ストリーム数

光回線、ルーターそれぞれの選ぶ基準を紹介します!

光回線を選ぶ基準は通信のスペック、ルーターを選ぶ基準はゲーム用機能の充実さです!
ゲーム用に光回線を選ぶ基準
ゲーム用に光回線を選ぶ基準を紹介します。簡単に言うと、品質が高い光回線を選択する必要があります。品質が高い光回線とは、具体的には3つのポイントがあります。ポイントとは、通信速度、応答速度(ping値)、通信規格です。
それぞれのポイントを解説していきます。

最初は光回線の選び方です!
速度は十分に出ているか
一番重要なポイントは、通信速度です。通信速度とは、1秒間で、どれだけたくさんのデータが送受信できるかという値で、単位はbps ※bit per second(ビット・パー・セコンド)で表します。
bitとは、コンピュータが扱うデータ量の単位です。また、1,000=1K(キロ)、1,000K=1M(メガ)、1,000M=1T(テラ)と表示されます。
例えば、4G対応のスマートフォンの場合、実質速度は遅ければ5~30Mbps程度、速くても75Mbps~100Mbps程度です。通信速度に幅がある理由は、無線回線だからです。無線回線の通信速度は、有線回線とくらべて電波の入りやすさなどが関係し、通信環境が安定しません。
ほとんどの光回線の通信速度は4Gよりも通信速度は速いものの、光回線業者や場所によって異なります。また、通信速度には幅があり、最大1Gbpsと記載されている環境であっても、実質的な通信速度は半分以下になることも珍しくありません。
そのため、ゲーム用に光回線を選ぶポイントとしては、光回線の最大速度はもちろんのこと、実質的な回線速度も調査しておくことがポイントです。ゲームによって異なるものの、安定して100Mbps以上の通信速度が出ていれば問題ありません。

光回線を選ぶコツは、通信速度が速い回線を選ぶことが基本です。
ping値は十分に低いか
通信速度とともに重要な要素が、応答速度(ping値)です。通信速度が速くても、ping値が悪かった場合、快適にゲームができない可能性があります。
ping値の単位はms ※milli second(ミリ・セコンド) です。1m=1000分の1秒です。ping値は、応答するまでの速度のため、値が小さければ小さいほど優秀です。
求められるping値はゲームによって異なります。将棋や囲碁といった、応答速度が多少遅くてもゲーム性が損なわれないもの、一瞬一瞬で状況が変わり、応答速度が遅いとイライラしてしまいがちなアクションゲームでは、ping値の目安がかなり変わります。
とはいえ、速ければ速いに越したことがないのも事実です。一番応答速度が求められるアクションゲームの場合、目安のping値が15ms以内であれば、通信でストレスを感じることなくゲームが楽しめます。
一般的に、光回線業者がping値を公開することはほとんどありません。理由は、通信速度とは異なり、通信を送る場所と送り先の距離や環境が人によって異なるため、一概に表現することが難しいからです。
通信速度は速いのにネットゲームが快適にできないのであれば、ping値が速いと噂されている光回数業者と契約するのも1つの方法です。

応答速度は公開している会社が少ないので、ブログやSNSなども参考にしましょう!
IPv6通信に対応しているか
IPv6というのは、通信規格の1つです。過去にはIPv4という規格が一般的な規格でしたが、新しい規格として、IPv6という規格が登場しました。
簡単に言うと、IPv6の方がIPv4よりも通信速度が早く、安定していると考えてください。
一般的な使い方であれば、IPv4の規格でも困ることは少ないものの、通信速度や応答速度が求められるネットゲームではIPv6の方がゲームは有利に進められる可能性があります。
そのため、これから光回線を選ぶ、もしくはゲームができる光回線に乗り換えを検討するのであれば、IPv6対応の光回線にすることをおすすめします。

次世代規格のIPv6対応は、今後は必須といえるでしょう!
ゲーミングルーターを選ぶ基準
次に、ゲーミングルーターを選ぶ基準を紹介します。ポイントは、あなたのインターネット利用環境に合わせてネットゲームが最適化できるかです。具体的には3点で、予算、バンド数、ストリーム数で判断します。

ゲーミングルーターを選ぶ基準も確認しましょう!
値段は予算に合っているか
ゲーミングルーターは、10,000円前後の安い製品から、数万円以上する高い製品まであり、当然ながら値段によって性能が異なります。性能が高ければ高いほど色々な機能が付与されているのは、ゲーム用ルーターでも一緒です。
しかし、環境によっては明らかにオーバースペックになってしまう場合も存在します。例えば一人暮らしにもかかわらず、アンテナが4本ついています、数人でネットゲームをしても通信速度が安定しています、という性能のルーターを購入しても、性能がフルに発揮される機会はほぼありません。
ゲーミングルーターの値段は、上を見てしまえばキリがないため、大体の予算を設定しておき、ある程度必要な機能の兼ね合いで必要な製品を判断することをおすすめします。

予算にあったルーターを選ぼう!
トライバンドに対応しているか
2022年4月時点で販売されている一般的なルーターでは、性質が違う2種類の電波を発信しています。2種類の電波とは、5Ghz帯電波と2.4GHz帯電波です。2種類の電波を発信していることから、デュアルバンドと呼ばれます。
一般的なルーターでは、デュアルバンドに対応している機種がほとんどですが、ゲーム用ルーターでは、5Ghz電波を2本、2.4GHzの電波を1本発信する、トライバンドに対応している機種があります。
一般的に、5Ghz電波は通信速度が速い、電波干渉が少ないというメリットと、壁などの障害物に弱く、遠い場所では電波が弱くなるという特徴があります。
2.4GHz電波の特徴は、5Ghz電波の逆の特徴を持っています。壁などの障害物に強く、電波が遠くまで届くというメリットと、通信速度が遅い、電波干渉が多いというデメリットがあります。
トライバンド対応のゲーミングルーターは、5Ghz電波を2本発信しています。ネットゲームにおすすめしたい電波は、当然ながら5Ghz電波です。そのため、ネットゲームを安定した通信環境で利用するのであれば、トライバンド対応がおすすめです。

トライバンド対応は、通信環境を安定させます!
ストリーム数は多いか
ストリーム数というのは、簡単に言うとアンテナ数です。そして、ストリーム数が多い方が、通信速度が向上するというメリットがあります。
ルーターのストリーム数は、n×nというように記載されています。1×1と記載されている場合、送信アンテナ1本と受信アンテナ1本搭載されています。2×2であれば送信アンテナ2本と受信アンテナ2本、4×4であれば送信アンテナ4本と受信アンテナ4本です。
ストリーム数は、道路の車線に例えられます。車の場合、片側1車線の道よりも片側4車線の方がスムーズに流れ、渋滞が置きにくい傾向にあります。インターネットのデータも同様で、1本のアンテナよりも4本のアンテナの方がたくさんのデータを送信できます。
ただし、データ量が少なければ、ストリーム数が多くてもあまり意味がないため、あなたのインターネット通信環境に合わせて最適なストリーム数を選びましょう。

たくさんの機器がインターネットに繋いでいる場合は、ストリーム数も重要です!
ゲーム用の光回線とルーターを選ぶ時の注意点
ゲーム用の光回線とルーターを選ぶ上で、注意してほしいポイントがあります。意外と忘れがちな部分もあるので、必ず確認しましょう。
・ゲーム用のルーターを選ぶ時の注意点:IPv6対応・価格とスペック・ポート数

ゲーム用の光回線とルーターを選ぶ際に注意してほしいポイントを紹介します!
ゲーム用の光回線を選ぶ時の注意点
まずは、ゲーム用の光回線を選ぶにおいて、より具体的な注意点を紹介します。具体的とは、回線業者選定など、話がより具体的になったタイミングで注意してほしいポイントです。

まずは、ゲーム用の光回線を選ぶ際の注意点を紹介します!
理論値ではなく実質速度で選ぶ
光回線にかぎらず、ほとんどすべての通信回線では、ベストエフォート型の通信速度を採用しており、下り「最大」〇〇Gbpsと記載されます。ベストエフォートとは、理論値に近づけるように最大限の努力をするという意味で、「最大」と記載されているのが理論値です。
光回線にかぎらず、ほとんどの回線では理論値が出ることがないため、一部の光回線事業者では、実質速度(実測値)を公開している場合があります。また、一般の人が実際に計測した通信速度を公開しているサイトなどもあります。
一般的には理論値が高い方が実質速度は高くなる傾向があるため、実質速度が同じ位であれば、理論値が高い方を選んだほうが通信速度は高くなります。

通信速度は理論値と実質速度の両方で判断しましょう!
光コラボはプロバイダーも重要
光コラボとは、NTTが提供しているフレッツ光を使った光回線で、事業者がフレッツ光を借り受けた上で、事業者の独自サービスを加えて提供する光回線サービスです。そのため、光コラボの通信速度は、フレッツ光と同じく下り最大1Gbpsで提供しています。
しかし、光コラボであれば通信速度が同じかと言うとそうではありません。実はプロバイダーによって通信速度が変わる場合があります。なぜ変わるかというと、光回線以外の設備が、プロバイダー毎に異なるからです。
同じフレッツ光の光回線を利用していたとしても、光回線以外の設備が充実している方が、当然ながら通信速度が速くなります。
光コラボならびにフレッツ光は、日本の光回線の中でも高いシェアを誇っており、日本国内のほぼすべての場所で光回線が利用できます。住んでいる場所によっては、フレッツ光か光コラボ以外が選択できない場合がよくあります。
光コラボしか選べない中でもより速い通信速度を求めるのであれば、プロバイダーまでこだわって選ぶことをおすすめします。

光コラボの中でも、より良いプロバイダーを選ぼう!
時間帯による接続安定性も気にしたい
最後は、時間帯による接続安定性です。光回線にかぎらず、通信速度が遅くなる原因は、利用者が多くなるにつれ、データのやり取りが増加することで回線が混み合うことです。
例えば夕方から夜など、自宅で過ごす時間帯はインターネット利用者が多くなる傾向にあります。時間帯によっては、通信速度が落ちてしまい、まともに使えない場合があります。
時間帯による通信速度などのデータを公開している通信会社は少ないものの、TwitterなどのSNSで公開している方がいます。安定性にこだわるのであれば、そこまで気にしてもよいかもしれません。
ただし、時間帯による通信安定性は、利用する場所によっても異なります。光回線が混み合わなければ通信速度が安定するので、時間帯の通信速度は参考程度に見ておくことをおすすめします。

接続安定性は住んでいる場所によっても異なるので、参考程度に確認しましょう!
ゲーム用のルーターを選ぶ時の注意点
次に、ゲーム用ルーターを選ぶときの具体的な注意点を紹介します。ポイントは、IPv6対応かどうか、価格だけにとらわれないこと、ポート数です。

ゲーミングルーターを選ぶ上での注意点を紹介します!
ルーターにもIPv6対応・非対応のものがある
光回線には、IPv4の次世代規格で、通信速度が速いIPv6という規格があり、ネットゲームを行うのであれば、IPv6対応の光回線をおすすめしています。
ただし、ルーター側がIPv6に対応していない場合、IPv6の性能がフルに発揮できません。最新式のゲーミングルーターであれば、ほとんどの機種がIPv6に対応しているものの、少し前に発売されたゲーミングルーターの場合、IPv6に対応していない製品も少なくありません。
費用を抑えるために、中古ショップやメルカリやヤフオクなどの個人売買で中古のゲーミングルーターを探す場合は特に注意が必要です。たとえ価格が高かったとしても、製品自体が古いためIPv6対応していない場合があるため注意が必要です。
また、実は新品を購入する場合も注意が必要です。家電量販店などで新品を購入する場合でも、IPv6に対応していないルーターが販売されている可能性があります。
家電量販店では、誰も使っていない「新品」が販売されています。しかし、発売年月日が「最新」でない可能性があります。3年前に発売された製品が「新品」として扱われることが珍しくありません。
そのため、新品を購入する場合でも、IPv6に対応しているか必ず確認するようにしましょう。

新品や価格に騙されず、箱や説明書などで必ず確認しましょう!
価格が高い=高性能ではない
ゲーミングルーターを選ぶ上で注意してほしいポイントの1つに、価格が高い=高性能ではないという点があります。具体的には、値段が安くても性能が高い製品の存在や、値段が高くても性能が低い製品の存在です。
性能が高い、低いというのは、ルーターのスペックの一部です。ルーターには、製品の性能以外にも様々な要素があり、性能だけですべて決まるわけではありません。例えば見た目や大きさ、音や耐久性なども価格を決める要素です。
例えば、安くて高性能なゲーミングルーターが販売されていたとしても、ルーター自体が非常に大きく、また音がうるさい場合、そもそも家に置けないというケースがあります。
あなたにとって必要と思える機能が搭載されていないゲーミングルーターを購入しても意味がないものの、価格で判断するのではなく、性能や外観など、総合的に判断するようにしましょう。

価格だけで選ばず、性能や外観なども確認しましょう!
コアゲーマーならポート数も重要
ルーターのポート数とは、有線LANのLANケーブルを挿せる数です。言い換えると、「有線接続」できる機器の数です。
まず、前提として、ネットゲームの通信回線を安定させるためには、有線接続を選択する必要があります。理由は、無線回線の場合、有線回線に比べて接続が不安定だからです。
次に、ゲーム機もたくさんの種類が出ており、複数台のゲーム機を有線接続で利用する場合は、ゲーム機数分のポートが必要です。例えば、PS4とPS5、ゲーミングPCをすべて有線接続で接続する場合、必要なポート数は3つです。
加えて、ゲーミングルーターといっても、ゲーム目的以外でネット利用する端末も存在します。ゲーム以外でネット利用する機種の中には、無線接続に対応していない機種もあります。無線接続に対応していない場合は、必然的に有線接続で接続するほかありません。
当たり前の話ですが、ポート数が多い方が有線接続で利用できる端末が増えるため、ネット接続方法にまでこだわるのであれば、あなたが有線接続で利用する端末が何台あるかを確認し、ポート数まで検討しましょう。

ネット環境を安定させるのであれば、有線接続で接続しましょう!
モバイルWi-Fiでもゲームはできる?おすすめWi-Fiをランキングで5つ紹介
・THE WIFI:サポート体制が充実している
・MUGEN Wi-Fi:30日間の無料お試し期間がある
・ZEUSWi-Fi:契約期間の有無を自分で選択できる
・hi-ho Let’s WiFi:1ヶ月で210GB相当利用できる
月額料金 | 初期費用 | 通信速度 | |
縛りなしWi-Fi![]() | ・10GB:1,890円(税込) ・30GB:2,680円(税込) ・60GB:3,480円(税込) ・90GB:3,980円(税込) | 3,300円(税込) | 上り最大50Mbps 下り最大150Mbps |
THE WIFI![]() | ・THE WIFI 100GB:3,073円(税込) | 登録事務手数料:3,300円(税込) | 上り最大50Mbps 下り最大150Mbps |
MUGEN Wi-Fi![]() | 3,438円(税込)〜 | 事務手数料:3,300円(税込) | 上り最大50Mbps 下り最大150Mbps |
ZEUSWi-Fi![]() | スタンダードプラン ・20GB:2,178円(税込) ・40GB:2,948円(税込) ・100GB:4,268円(税込) フリープラン ・20GB:2,618円(税込) ・40GB:3,278円(税込) ・100GB:4,708円(税込) | 契約事務手数料:3,300円(税込) | 上り最大50Mbps 下り最大150Mbps |
hi-ho Let’s WiFi![]() | ・ライトプラン:3,828円(税込) ・通常プラン:4,730円(税込) | 事務手数料:3,300円(税込) | 上り最大50Mbps 下り最大150Mbps |
縛りなしWi-Fi:契約期間がないためいつでも解約できる
契約期間に縛りがないため、いつでも解約できる「縛りなしWi-Fi」。一般的なモバイルWi-Fiは2〜3年の契約期間が設けられており、契約期間内に解約した場合は高額な違約金が発生します。一方で、縛りなしWi-Fiの場合は契約期間に縛りがないため、いつ解約しても違約金が発生しません。
また、縛りなしWi-Fiはデータ容量が足りなくなったときに、追加料金を支払うとデータをチャージすることができます。チャージの金額は以下の通りです。
・5GB:1,100円(税込)
・10GB:1,980円(税込)

さらに、お使いの端末を海外で利用することも可能です。短期間のみ利用する可能性がある方や、海外での利用を考えている方におすすめです。
THE WIFI:サポート体制が充実している
大容量の100GBを*月額3,073円(税込)という低価格で利用できる「THE WIFI」。端末レンタル料金が無料で、申し込みから最短で即日に発送されるため、安くかつすぐに利用開始することができます。
THE WIFIが人気を集めている理由にはサポート体制にもあります。365日オペレーション対応することから、アフターケアが充実していると言えるでしょう。また、端末そのままで海外でも利用可能です。
*THE WiFiのご契約と同時にSAISON CARD Digitalにご入会された場合「THEWiFiポイント5,000円分付与」を適用させた実質月額。

さらに、これまでの長年の実績と知見が備わっているため、利用者も安心して使用することができます。
MUGEN Wi-Fi:30日間の無料お試し期間がある
30日間のお試しで利用できる期間がある「MUGEN Wi-Fi」。自分の住む地域に合っているかどうか不安な方やモバイルWi-Fiを使ったことがない方でも、無料期間があるため安心して申し込むことができます。さらに、MUGEN Wi-Fiは100GBを月額3,438円(税込)から利用することができます。他のモバイルWi-Fiは100GBで月額4,500円ほどかかるため、低価格と言えます。
また、MUGEN Wi-Fiは契約期間の縛りがないため、いつ解約しても違約金が発生しません。

そのため、短期間のみモバイルWi-Fiを利用したい方やモバイルWi-Fiを使用したことがない方におすすめです。
ZEUSWi-Fi:契約期間の有無を自分で選択できる
2年契約のプランと縛りなしプランから選択できる「ZEUSWi-Fi」。2年契約は縛りなしプランに比べて月額料金が安く、縛りなしプランは2年契約に比べて月額料金が高くなる一方で、契約期間に縛りがないため、いつ解約しても違約金がかからないという特徴があります。
また、ZEUSWi-Fiはお使いの端末を海外でもそのまま利用することができます。さらに、同時接続台数最大10台というハイスペックな端末を無料でレンタルすることが可能です。

契約期間の有無を自分で選びたい方や、海外でもWi-Fiを利用したい方におすすめです。
hi-ho Let’s WiFi:1ヶ月で210GB相当利用できる
海外100ヵ国以上に対応する「hi-ho Let’s WiFi」。お使いの端末を手続なしでそのまま海外100ヵ国以上で利用することができます。
また、hi-ho Let’s WiFiにはライトプラント通常プランの2つがあります。ライトプランでも1ヶ月で120GB相当という大容量使用することが可能です。一方で、通常プランの場合は1ヶ月で210GB相当のデータを使用することができます。210GBという数値は他のモバイルWi-Fiの約2倍。さらに、月額4,730円という比較的安い料金で利用できます。

とにかくデータ容量が大容量のWi-Fiを使用したいという方におすすめです。
ゲーム用光回線とルーターに関するよくある質問は?
ゲーム用光回線とルーターに関して、よくある質問をまとめました。ぜひ確認しましょう。
・ゲーミングルーターのつなぎ方ってどうやるの?
・ゲーミングルーターの使い方を教えてほしい

ゲーム用光回線とルーターでよくある質問を紹介します!
ps4向けのゲーミングルーターってなに?
ps4向けのゲーミングルーターというのは、実際には存在しません。というのも、インターネットの規格は、パソコンであっても、ゲーム機であっても、スマートフォンであっても共通だからです。ps4向けのゲーミングルーターを探す必要はなく、一般的なゲーミングルーターで問題ありません。
ただし、「ps4に最適のルーター」など、宣伝文句として記載されている製品は存在します。ps4向けやps4に最適など、ps4について触れられているルーターの場合、メーカー側でps4と接続テストを行っている可能性が高いため、安心して利用できるかもしれません。

ps4専用のルーターは存在しないので、気にしないでOKです!
ゲーミングルーターのつなぎ方ってどうやるの?
ゲーミングルーターのつなぎ方は、一般的なルーターとほとんど変わりません。以下の手順でつなげることが可能です。
1. インターネットにつながっているLANケーブルを、ゲーミングルーターのWANポートに接続する
2. 有線LANを利用する場合は、ゲーミングルーターのLANポートに、インターネット利用したい端末を接続する
3. 無線LANを利用する場合は、ゲーミングルーターの説明書などに記載されているSSID(無線ネットワーク名)とパスワードを使って接続する
優先接続対応のLANポートがある場合は、ゲーム機やゲーミングPCなど、ネットゲームで遊ぶ機器のつなぐ場所を優先接続対応のLANポートにつなぎましょう。

ゲーミングルーターのつなぎ方は、普通のルーターとほとんど同じです!
ゲーミングルーターの使い方を教えてほしい
ゲーミングルーターの使い方は、機種によって異なります。そのため、詳細な使い方に関しては、機種ごとの説明書を確認する必要があります。
一般的には、ゲーミングルーターと端末をつなげた後に、ゲーミング機能を有効にするための設定を行います。例えば〇〇という端末が起動しているときは、他の端末よりもデータ送受信を優先してほしい、などです。
設定は、パソコンのブラウザを利用するのが一般的ではあるものの、スマホアプリで対応できる場合もあります。
ゲーミングルーターの中には、簡単に設定できる機種もあれば、細かい部分までこだわって設定できる機種もあるため、あなたの用途に合ったルーターを選択しましょう。

機種によって設定方法が異なるため、説明書などを確認しましょう!
まとめ:ゲーム用途で使うなら回線とルーターはセットで揃えよう
ゲーム用途でインターネットを利用する上でポイントとなる点を改めて紹介します。光回線に関しては、通信速度に加えて応答速度も重要です。特にIPv6に対応しているかどうかは、今後インターネット回線を長く利用するにあたり、大切な要素です。
ゲーミングルーターに関しては、通信の安定性と、通信の優先度です。通信の安定性という部分においては、トライバンドやストリーム数が重要になります。優先度は、ゲーム端末の通信を優先する機能が搭載されているかです。
また、IPv6対応していないゲーミングルーターの場合、光回線がIPv6に対応していた場合でも利用できません。そのため、今後ゲーミングルーターを購入するのであれば、IPv6対応を購入した方が良いかもしれません。
結局のところ、光回線のみ変えても、ゲーミングルーターのみ変えても最高の結果が生まれない場合があるため、ネットゲームをより深く楽しみたいのであれば、光回線とルーター両方見直しましょう。