WiMAXに繋がらないときの原因は?解決方法までわかりやすく解説
WiMAXがうまくつながらないんだけど…。
ポケット型WiFiサービスの中で一番人気の高いサービスがWiMAXで、WiMAXは何十ものプロバイダがサービスを提供しています。
それだけ利用者の多いサービスであるからこそ、WiMAXがうまくインターネットに繋がらないといった問題がいくつも報告されています。
そこで今回は、WiMAXを使っていてうまくインターネットに繋がらないといった方に向けて、その原因や解決法、その他WiMAXに関して起こり得るトラブルなどについて解説していきます。
この記事で分かること
- WiMAXが繋がらない場合の対処法
- WiMAXのインターネットがうまく接続するための解決法
- その他WiMAXのトラブル
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「どんなWiMAXを契約すれば良いかわからない」という悩みを抱えいる方もいるでしょう。
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また通信性能も良いのが特徴になります。
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WiMAXに繋がらない原因と解決法一覧
WiMAXがうまくインターネットに繋がらない時、アンテナが立っているのに繋がらないときもあれば、インターネット接続なしの状態で繋がらないこともあります。
WiMAXがうまくインターネットに繋がらない原因には、大きく分けて接続状況に問題があるパターンと本体に問題があるパターンの2つのパターンがあります。
そのパターン別に考えられる原因とその解決法は以下の通りです。
接続状況に問題があるパターン | 本体に問題があるパターン | |
原因 | ・通信制限がかかっている ・回線に障害が出ている ・回線が混雑している ・ルーターとデバイスの間に障害物がある ・電波干渉を受けている | ・本体の接触不良 ・ネットワーク名やパスワードの入力ミス ・ノーマルモード、エコーモードになっている ・ルーターの通信性能が悪い ・本体が古い |
解決法 | ・通信制限が解除されるまで待つ ・プランを変える ・通信障害が解決するまで待つ ・別の回線に接続する ・接続方式を切り替える ・ルーターの位置を変える ・接続する周波数帯を変える | ・本体の再起動 ・ネットワーク名やパスワードを入力し直す ・ハイパフォーマンスモードに切り替える ・別の機種のルーターに交換する |
WiMAXに繋がらない時の原因と解決法
パターン別のそれぞれの具体的な原因や解決法について解説していきます。
WiMAXに繋がらない原因1.速度制限がかかっている
通信速度がかかっていることによって、インターネット自体には接続できていても思うようにインターネットを使うことができないようなことがあります。
速度制限にかからないため、定期的に通信量をチェックしておく必要があります。
通信制限がかかっているのか確かめる方法
問題の解決法を解説する前に、通信制限がかかっているのか確かめる方法について確認していきます。
今回はWiMAXプロバイダでよく提供されている「Speed WiFi NEXT WX06」を例にみていきます。
WX06本体のホーム画面を右にスライドして、「クイックメニュー」をタップします。
「通信量表示」をタップすれば通信量が確認できます。
解決法1.通信制限が解除されるまで待つ
通信制限がかかったら、それが解除されるのを待つしかありません。
通信量が決まっているプランであれば月が切り替わるまで速度制限が解除されません。
一方で、通信量を無制限で使えるギガ放題プランであれば、3日で10GB以上使うとその日の夕方から夜中にかけて速度制限がかかり、それからすぐに速度制限が解除されます。
解決法2.無制限プランに切り替える
通信制限にかかってしまうことがあまりに多い場合は、ギガ放題の無制限プランに切り替えてみるのも検討してみてください。
もしかするとそのプランが自分に合っていない可能性もあり、ギガ放題だと速度制限がすぐに解除されるのでかなり利用しやすいです。
WiMAXの定額プランは7GB以内のプランがほとんどなので、月に7GB以上使うならギガ放題の方がいいでしょう。
WiMAXに繋がらない原因2.回線に障害が出ている
回線の障害が発生してしまうようなこともまれにあります。
こうなってしまうと、自分だけでなく他のWiMAXユーザーもインターネットが使えない状況になってしまいます。
解決法1.通信障害が解決するまで待つ
通信障害が発生したら、通信障害が解決するまで待つしかありません。
通信障害が発生したらニュースに取り上げられたり、運営側からメールが届いたりします。
それらをチェックして通信障害が発生しているかどうか、そして問題が解決されたどうかを確認してください。
解決法2.別の回線に接続する
もしどうしても通信障害の発生中にインターネットを使いたいなら、自宅の固定回線やお店などのフリーWiFiを使うことをおすすめします。
ただ、通信障害が発生している最中に使える方法なので、通信障害が直るまで待たなければならない事実は変わりません。
WiMAXに繋がらない原因3.回線が混雑している
回線が混雑していて接続できないことがあります。
WiMAXの回線の利用者は段々と増加してきていて、それによって回線が混雑してしまうことが考えられます。
解決法1.別の回線に接続する
通信障害発生時と同じように、別の回線に接続することでインターネットの接続ができるようになります。
しかし、通信障害のように復旧まで待てば直るというものであるとは限らないので、できる限り今使っている回線をそのまま使う形で回線の混雑をどうにかするように工夫した方がいいです。
あくまでも一時的な凌ぎとして使える方法だと考えてください。
解決法2.接続方式を切り替える
接続方式を切り替えることでインターネットが接続しやすくなります。
接続方式について簡単に解説すると、かつてはIPv4という接続方式が主流となっていました。
しかし、IPv4の接続方式で扱いきれるのは、インターネット上の住所のようなものにあたるIPアドレスが2の32乗個分、つまり約43億個までで、最近になってその容量が埋まりつつあります。
そこで新たにIPv6という接続方式が生まれました。
この接続方式ではIPアドレスが2の128乗個分、つまり約340澗個まで扱えるため、まだまだ容量に余裕がある分サクサクとインターネットを動かせます。
さらに、IPSecというインターネット上で安全にデータの送受信が行えるプロトコルを利用すれば、高いセキュリティ性を維持することもできるのでおすすめです。
WiMAXに繋がらない原因4.ルーターとデバイスの間に障害物がある
ルーターとデバイスの間に障害物があると、思うように電波が飛ばなくて通信が不安定になったりすることがあります。
例えば、ルーターを置いている部屋からスマホを持って移動して、ドアが障害物となって接続状況が悪くなるというようなことが起こります。
解決法.ルーターの位置を変える
ルーターの設置場所を変えることで通信状況が良くなる可能性があります。
その際には、何が障害物として働いているのかを推測して、それに妨げられない場所に設置することが必要です。
ただ、場所を動かせばどうにかなるものならともかく、アパートやマンションの場合だと建物の構造や素材そのものが障害物となっている可能性もあるので、ある程度割り切らなければならないこともあります。
WiMAXに繋がらない原因5.電波干渉を受けている
WiMAXなどのポケット型WiFiルーターは無線接続で使うことが多いですが、無線接続だと有線接続よりも大きく電波干渉を受けやすいです。
実際、ルーターの最大通信速度に対して無線接続の方が実効速度は下がりやすい傾向にあります。
解決法.接続する周波数帯を変える
ポケット型WiFiが発してる電波は2.4GHzの周波数帯のものと5GHzの周波数帯のものがあります。
この周波数帯を変えて接続すれば通信が安定する可能性があります。
2.4GHzは広範囲に電波が飛ばせて通信が安定しやすい代わりに高速通信はあまり望めず、5GHzは通信が安定しにくい代わりに高速通信が実現しやすいです。
例えば、2.4GHzに接続している人が多くて混雑していたら、比較的空いている5GHzに切り替えることで通信が安定したりします。
ちなみに、最近のWiFiルーターは2.4GHzと5GHzそれぞれのSSIDがあって、どちらの場合でも同じパスワードで接続できることが多いです。
そのため、周波数帯の切り替えるは通常のWiFiの接続設定で切り替えられます。
WiMAXに繋がらない原因6.本体の接触不良
これまでの原因は接続状況による問題でしたが、ここからは本体による問題について解説していきます。
まずは本体の接触不良によって接続できないという可能性が挙げられます。
ポケット型WiFiだけに限らず、機械を扱う以上はプログラム上の不具合はどうしても生じてしまうことがあります。
これは決して避けられることのできない問題です。
解決法.本体の再起動
本体の接触不良は、本体を再起動させることで直ることがあります。
一時的な接触不良が原因であれば、これで正常にプログラムが働いて正常に動かせるようになります。
通信状況が悪いと感じた時は、まずは本体の再起動を試してみてください。
WiMAXに繋がらない原因7.ネットワーク名やパスワードの入力ミス
初めてWiMAXを導入して、接続設定をしてそれでインターネットに繋がらないといった時には、ネットワーク名やパスワードの入力ミスによって生じているものという可能性もあります。
こういったヒューマンエラーによるものもWiMAXに繋がらない原因として考えられます。
解決法.ネットワーク名やパスワードを入力し直す
正しくネットワーク名やパスワードを入力できているか確認して、もし間違っていたらもう一度入力をし直してみてください。
大文字と小文字をまちがっていたり、「l」と「I」といった見た目が似ているものを間違っている可能性があります。
それを踏まえて、1文字1文字チェックしてください。
WiMAXに繋がらない原因8.ノーマルモード、エコーモードになっている
WiMAX本体の設定がノーマルモードやエコーモードになっていると通信速度が遅くなりやすいです。
ハイパフォーマンスモードで使うのが一般的ですが、本体の持続時間を少しでも伸ばすためにノーマルモードやエコーモードに切り替えたりして、それをそのままにしてしまっているという可能性も疑ってみてください。
解決法.ハイパフォーマンスモードに切り替える
ハイパフォーマンスモードに切り替えることで、本来の通信速度でインターネットが利用できるようになります。
ちなみに、モード切り替えは本体ででき、「設定」の「ECO」をクリックして、「省電力モード」をクリック、「Hi-P(速度優先)」をクリックすればハイパフォーマンスモードに切り替えられます。
また、そこでノーマルモードあるいはエコーモードに切り替える場合は、「NORMAL(バランス)」/「ECO(電池優先)」のいずれかを選択します。
WiMAXに繋がらない原因9.ルーターの通信性能が悪い、本体が古い
WiMAXの本体の通信性能が悪かったり、本体が古いことで思うような通信速度が出せないということもあります。
ポケット型WiFiはプロバイダではなく、使用する端末によって左右されます。
その端末の性能が悪かったり、本体が古かったりすると、最大通信速度で100Mbps程度くらいで、実効速度で10Mbpsも安定して出せなかったりします。
解決法.別の機種のルーターに交換する
ルーターの性能がイマイチであれば、新しいものに変える必要があります。
通信速度の速さに悩みを感じている方は、動画視聴のような通信速度が必要となる用途でのインターネットの利用が多い方だと思われます。
そうなると、できれば最大通信速度が400Mbps以上はないと十分に厳しいです。
今からWiMAXの契約をすれば、下り最大通信速度440MbpsとなっているWX06を貸し出してくれるところが多いです。
もしそれよりも古い端末を持っていて、それを使うつもりで考えている方は、それよりも遅い通信速度の端末を使用せずに交換するようにしてください。
その他WiMAXに関するトラブルの原因と対処法
WiMAXにはインターネットにうまく繋がらないという問題以外にもいくつかトラブルが報告されています。
そのトラブルの代表的なものとしては以下のものが挙げられます。
1つずつみていきます。
WiMAXのトラブル1.画面がつかない・画面が動かない
画面がつかなかったり、画面が動かなかったりするときには、一時的に動作が不安定になっている可能性があります。
あるいは設定の問題で点灯時間を短くしている可能性も考えられます。
完全に画面が動かないというわけでなければ、まずは設定画面から画面の点灯時間の設定を触ってみてください。
もしそれで設定ができない場合は、電源を落としてから電池パックを取り外して、もう一度差し直して電源を入れてみてください。
WiMAXのトラブル2.タッチパネルやボタンが反応しない
タッチパネルやボタンが反応しないというのも、画面がつかなかったり、画面が動かなかったりするものと根本的な原因が似ている可能性も考えられます。
このトラブルも動作不良の可能性が大きいです。
同じように再起動の手続きなどを試してみてください。
WiMAXのトラブル3.充電ができない
充電をしようとしてもうまく充電ができない場合は充電の仕組みに問題があると考えられます。
室温が高い場所で充電をしようとした場合、電池保護のために充電が100%になっていなくても充電を停止することがあります。
また、長時間充電を続けていると電池保護のために最大充電容量が70%までしか充電されないようになっています。
そういうわけではなく、全く充電ができないというのであれば、電池パック、アダプタ、ケーブル、バッテリー、本体のいずれかの故障が原因と考えられるので、サポートに連絡をしてみてください。
WiMAXのトラブル4.バッテリーの持ちが悪い
もし端末をずっと使い続けていると、段々とバッテリーが消耗されていき、2年以上経ってくると故障してくることも十分に考えられます。
そのため、大抵の人は一度バッテリーの故障に遭遇すると思われます。
そうなった場合は、UQのオンラインショップでバッテリーのみを購入することができます。価格は3,000円程度です。
WiMAXに関するよくある質問
WiMAXは利用者が多い分高く評価されている部分がありますが、その一方で低く評価されている部分もあり、実際の評判が気になってインターネット上で質問する方が数多くいます。
そこで質問されているものの中で、最も多い質問が以下のものです。
WiMAXに関するよくある質問
1つずつみていきます。
WiMAXのアンテナが立っている時に繋がらない時は?
WiMAXのアンテナが立っていて繋がらない場合は、本体に問題があるというより接続状況に問題があるパターンが考えられます。
通信制限や通信障害、電波干渉などのことが原因として挙げられ、通信制限や通信障害などはそれらが落ち着くまで待つしかありません。
電波干渉などは工夫次第で通信状況を良くすることが可能です。
まずはざっとした原因を把握して、それに合った対策を試してみてください。
WiMAXでインターネット接続なしになる場合は?
WiMAXのインターネットがそもそも接続されておらず、アンテナが立っていない場合は、本体に問題があるパターンが考えられます。
接触不良である場合は再起動を行ったり、本体の性能に問題がある場合は本体を別のものに取り換えたりするといったアクションを取る必要があります。
しかし、接続設定のミスや通信モードの問題はヒューマンエラーによるものなので、注意していれば問題の発生を抑えられます。
自分で確認できる箇所は慎重に確認して、ミスのないように注意してください。
WiMAXは室内だと繋がらない?
ただ、室内ではその傾向が強いです。
WiMAXだけに限らず、ポケット型WiFiなどで無線接続利用をしている場合は、周囲に置いている物や建物の構造が障害物として悪く機能している可能性があります。
特にアパートやマンションでは障害物となるものが多い傾向があります。
WiMAXが圏外になって繋がらない場合は?
WiMAXが圏外になって繋がらない場合は、通信エリア外でWiMAXを利用している可能性が考えられます。
現在WiMAXで使われているWiMAX2+の通信エリアは都心部エリアを中心に人口99%以上のエリアをカバーしています。
具体的にどこで使えるかは、UQ WiMAXの公式サイトから確認することが可能です。
そこを確認して、通信エリアの対象となっている場所に移動すれば通信状況が安定するようになります。
WiMAXの繋がらないエリアや地域は?
WiMAX2+の通信エリアは先ほど紹介した通りで、さらに順次サービスエリアは拡大を予定しています。
しかし、地下やトンネル内、山間部などでの通信状況はかなり悪いです。
速度が出にくい場所があるので読み込みが遅く、全然繋がらないというケースも珍しくありません。読み込みが遅く全く繋がらない場合は、接続する時間帯を見直してみましょう。
お昼の時間帯や夕方以降などのユーザーが多い時間帯は遅くなりやすいといえます。混雑しやすい時間帯に利用していた場合は、少し時間をおいてから接続するなどの方法を試してみましょう。
どうしても混雑しやす時間帯に接続する、もしくは利用する場合はある程度遅くなる可能性があるということを理解しておいてくださいね。
もし接続状況が悪くて、場所を移動することも難しい場合は、「ハイスピードプラスエリアモード」というauの4GLTE回線が使えるようになるオプションを活用してみてください。
これならWiMAXでは補いきれないエリアまで安定した通信を維持することが可能です。
使用する月に料金1,100円で1ヵ月使い続けられるようになるオプションとなっています。
WiMAXはパソコンやiPhoneでも繋がる?
WiMAXは基本的にiPhoneなどのスマホの接続のために使われることが多いです。
パソコンの場合だと、無線接続だけでなく有線接続をすることができます。
有線接続だと無線接続よりも速い通信速度で使えて、その際はクレードルと呼ばれる機器を使うことで接続できるようになります。
クレードルも借りたい場合はその旨をプロバイダに伝えてください。
まとめ:WiMAXが繋がらない場合は原因を解明しよう
WiMAXは人気のポケット型WiFiサービスではありますが、それと同時にいくつかの問題も見られています。
機械を扱う以上完璧なサービスというものはなく、どうしても不具合というものは生じてしまいます。
もしWiMAXが繋がらない場合は、まずはその原因がどこにあるのかを解明して、その問題に合わせた解決法を実践することが問題を解決する一番の近道です。
そういったことも起こるので、ある程度割り切った気持ちを持ってWiMAXを楽しんで利用してください。