モバイルルーターとホームルーターの違いとは?初心者にも分かりやすく徹底解説
ホームルーターとモバイルルーターの違いは…?
このように、悩んではいませんか?
今回は、モバイルルーターとホームルーターの違いを解説していきます。
モバイルルーターとホームルーターの違いを一言でまとめると『持ち運びができるかできないか』です。もちろん、速度面や機種の性能などにも違いはありますよ。
光回線が工事不要で利用できるので、早ければ申し込み窓口に連絡した翌日には機器が届く場合もあり、すぐにインターネットが使えるところが魅力的です。
本記事では、モバイルルーターとホームルーターの違いについて、インターネット初心者の方でもわかりやすくまとめました。
ミスマッチなインターネット回線を選んで後悔しないように、違いをマスターしましょう。
自身の使用用途に合ったものを選んで下さいね。
- モバイルルーターとホームルーターの違い
- モバイルルーターの料金の違い
- モバイルルーターとホームルーターのメリットとデメリット
- モバイルルーターとホームルーターが向いている人
- モバイルルーターとホームルーターの口コミ
- モバイルルーターとホームルーターのよくある質問
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実質料金(税込) | ギガ放題コスパプラン 1ヶ月目:1,397円 2〜36ヶ月目:3,663円 37ヶ月目以降:4,818円 ギガ放題縛りなしプラン 1ヶ月目:1,397円 2〜36ヶ月目:3,850円 37ヶ月目以降:4,950円 | 初月:0円 1〜24ヶ月目:3,267円 | 1~2ヶ月目:1,474円 3〜35ヶ月目:3,784円 36ヶ月目以降:4,444円 |
通信速度(実測値) | 平均ダウンロード速度: 202.04Mbps 平均アップロード速度: 20.91Mbps (Speed WiFi HOME 5G L11 × Broad WiMAX) | 平均ダウンロード速度: 66.03Mbps 平均アップロード速度: 8.79Mbps (Speed WiFi 5G X11 × BIGLOBE WiMAX) | 平均ダウンロード速度: 59.88Mbps 平均アップロード速度: 13.23Mbps (Speed WiFi HOME 5G L12 × GMOとくとくBB) |
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モバイルルーターかホームルーター選びに迷っている方におすすめは、モバイルルーターの「Broad WiMAX」です。
Broad WiMAXは、モバイルルーターの中でも速度が速く、データ容量も無制限で利用できます。ホームルーター代わりに自宅で利用していても、問題ありません。
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詳しくは、Broad WiMAXの公式サイトをご覧ください。
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- モバイルルーターとホームルーターの違いとは
- モバイルルーターとホームルーターの料金の違いは?
- おすすめモバイルルーター・ホームルーター速度比較
- モバイルルーターのメリットを4つ紹介
- モバイルルーターのデメリットを4つ紹介
- ホームルーターのメリットを4つ紹介
- ホームルーターのデメリットを3つ紹介
- おすすめモバイルルーター・ホームルーターを紹介
- モバイルルーターが向いている人
- ホームルーターが向いている人
- WiMAXのホームルーターの申し込みから利用開始までの手順を解説
- モバイルルーターとホームルーターを併用する方法
- モバイルルーターとホームルーターの実際の口コミを紹介
- モバイルルーターとホームルーターに関するよくある質問
- まとめ:モバイルルーターとホームルーターは状況に応じて選ぼう
モバイルルーターとホームルーターの違いとは
モバイルルーターとホームルーターの決定的な違いは、持ち運びの可否に影響する端末の大きさがあげられます。
モバイルルーターは、持ち運びがしやすいように、基本的にコンパクトな設計になっています。
そのため、仕事や旅行にも気軽に持ち運びでき、様々な場所でインターネット環境を作る事ができます。
一方で、ホームルーターは屋内での使用を想定して設計されているため、筐体のサイズはモバイルルーターより大きく設計されています。
また、ホームルーターは別途電力供給が必要な分、通信に必要なアンテナなどがモバイルルーターに比べて大型のため、通信速度が安定する傾向があります。
ホームルーターには、バッテリーが搭載されていません。 使用する際には、コンセントがある場所に限られるので注意が必要です。
通信速度
通信速度は、ホームルーターの方が安定して高速通信の実現が可能です。
最新のモバイルルーターでは、最大通信速度が2Gbps超えの機種もあるので、一概にホームルーターの方が速いと言い切れませんが、傾向としてはホームルーターの方が速いです。
ホームルーターには、回線速度を安定させるためにさまざまな機能を搭載している機種もありますよ。
例えば、以下の機能が搭載されている場合があります。
- バンドステアリング:2.4GHzに繋がる端末が多く、回線が混雑した時に自動的に5GHzに誘導する機能
- ビームフォーミング:電波を特定の方向へ送信、特定の方向から受信する技術
参考までに、主流のホームルーターとモバイルルーターの実測値を調べてみました。(みんなのネット回線速度から引用)
- Airターミナル5(SoftBank Air):平均ダウンロード速度: 90.96Mbps/平均アップロード速度: 10.21Mbps
- ドコモHome 5G:平均ダウンロード速度: 195.44Mbps/平均アップロード速度: 19.98Mbps
- Speed WiFi HOME 5G L12(WiMAX):平均ダウンロード速度: 108.52Mbps/平均アップロード速度: 19.92Mbps
- Speed WiFi 5G X11(WiMAX):平均ダウンロード速度: 65.2Mbps/平均アップロード速度: 11.9Mbps
- THE WiFi:平均ダウンロード速度: 22.56Mbps/平均アップロード速度: 10.76Mbps
- ZEUS WiFi:平均ダウンロード速度: 13.1Mbps/平均アップロード速度: 8.98Mbps
ホームルーターは遅くても実測値が90Mbps以上出ていることがわかりますね。モバイルルーターの場合、機種によってまちまちですが、ホームルーターに比べると速度が劣る傾向がありますよ。
光回線に近い速度でインターネットを楽しみたいなら、ホームルーターがおすすめです。
データ容量
データ容量も、ホームルーターに軍配が上がります。
契約するプランによって変わりますが、ホームルーターは基本的にデータ通信量の上限がありません。実質無制限で使えますよ。
一方でモバイルルーターは、WiMAX以外の場合、プランによってデータ通信量の上限が決まっています。あらかじめ決められたデータ容量を超えてしまうと、速度制限がかかってしまいます。
速度制限の解除方法は事業者によって異なりますが、追加チャージできるなら有料で速度制限の解除ができますよ。チャージできない場合は、翌月まで待つしかありません。
オンラインゲームや動画視聴など、たくさんデータ通信するコンテンツを利用するなら、無制限で使えるホームルーターがおすすめできますよ。
エリア
エリアは、モバイルルーターに軍配が上がります。
まず、前提としてホームルーターは一部を除き「登録した住所でしか」使えません。また、電源の供給はコンセントからされるので、コンセントがない場所でも使えません。
一方でモバイルルーターは、持ち運びが前提のサービスなので、電波が入るならどこでも使えます。機器の電源を入れるのはバッテリーなので、コンセントが無くてもバッテリーが充電されていれば使えますよ。
そして、一部のモバイルルーターは、クラウドSIMを採用しています。クラウドSIMとは、現地の最適な回線を自動的に端末がダウンロードする仕組みです。
日本国内で使う場合は、ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアの回線に対応しています。そのため、クラウドSIMタイプのモバイルルーターを使う場合は、エリアが非常に広いですよ。
複数の場所で使いたいなら、モバイルルーターがおすすめですね。
持ち運びができるのは、モバイルルーターの最大の特徴ですね。
モバイルルーターとホームルーターの料金の違いは?
モバイルルーターとホームルータの料金プランに大きな違いはありません。
ですが、契約月が経つにつれて、月額料金が少し上がっていく会社もあります。
光回線などの固定回線に比べ、比較的料金設定が安いです。
おすすめモバイルルーター4社料金比較
モバイルルーターの料金を紹介します。
プロバイダ | 端末料金(税込) | 月額料金(税込) |
分割払い:605円(税込)×36回 | ギガ放題コスパプラン 1ヶ月目:1,397円 2〜36ヶ月目:3,663円 37ヶ月目以降:4,818円 ギガ放題縛りなしプラン 1ヶ月目:1,397円 2〜36ヶ月目:3,850円 37ヶ月目以降:4,950円 | |
分割払い:830円(税込913円)×24回 | 初月:0円 1〜24ヶ月目:3,267円 | |
分割払い:605円(税込)×36回 | 1~2ヶ月目:1,474円 3〜35ヶ月目:3,784円 36ヶ月目以降:4,444円 | |
分割払い:605円(税込)×36回 | 初月:1,408円 2ヶ月目以降:4,378円 |
今回は、データ通信が無制限で使えるWiMAXプロバイダをメインに紹介しました。実質料金は、モバイルルーター端末代金を月額料金にプラスした料金です。
Broad WiMAXは2年契約か契約期間の縛りなしか、好きなプランを選べます。残りの3社はすべて契約期間の縛りはありません。
しかし、契約期間の設定が無くても端末の分割金の支払いは2年、3年間発生するので、実質2年、3年縛りになりますね。
無制限で使えるモバイルルーターの相場は、4,000円台と言えます。
おすすめホームルーター5社料金比較
ホームルーターの料金を紹介します。
プロバイダ | 実質月額(税込) | 月額料金(税込) |
分割払い:1,650円(税込)×36回 (キャンペーン適応で実質無料) | 1ヶ月目:1,320円 2ヶ月目:3,080円 3-36ヶ月目:4,180円 | |
分割払い:605円(税込)×36回 | ギガ放題コスパプラン 1ヶ月目:1,397円 2〜36ヶ月目:3,663円 37ヶ月目以降:4,818円 ギガ放題縛りなしプラン 1ヶ月目:1,397円 2〜36ヶ月目:3,850円 37ヶ月目以降:4,950円 | |
分割払い:830円(税込913円)×24回 | 初月:0円 1〜24ヶ月目:3,267円 | |
分割払い:605円(税込)×36回 | 1~2ヶ月目:1,474円 3〜35ヶ月目:3,784円 36ヶ月目以降:4,444円 | |
一括払い:21,780円(税込 | 初月:3,300 1ヶ月目以降:4,950円 |
今回は大きく分けてWiMAXとモバレコAirで比較しています。
モバイルルーターでも紹介したWiMAXですが、ホームルータータイプの機種の取り扱いもありますよ。
モバレコAir以外のホームルーターはすべてWiMAXプロバイダです。プロバイダによってプランや料金が違うので、自分にあった料金プランの事業者を選びましょう。
モバレコAirは、SoftBank Airと同じ機器を使っているホームルーターです。キャンペーンが充実しているので、料金重視ならおすすめできますよ。
速さを選ぶか、料金で選ぶかによっておすすめできるホームルーターは変わります。
おすすめモバイルルーター・ホームルーター速度比較
先ほど紹介した、モバイルルーターとホームルーターの実測値を比較しました。
公式サイトで公開されている通信速度の最大値は、あくまでも実験で出た数字です。
通信速度を測る実証実験というのは、電波を遮るものがない状況で行われます。
また、ベストエフォート方式と言われ、実際に使用した状況とは多少異なります。
インターネットの通信速度は「Mbps」という単位で表され、値が大きほど通信速度は速くなります。
おすすめモバイルルーター4社速度比較
まず、モバイルルーター4社の平均実測値を比べましょう。
プロバイダ | 平均実測値 |
下り速度:56.15Mbps 上り速度:10.69Mbps | |
下り速度:69.2Mbps 上り速度:7.76Mbps | |
下り速度:50.78Mbps 上り速度:10.65Mbps | |
下り速度:68.59Mbps 上り速度:14.54Mbps |
※みんなのネット回線速度から引用
※Speed WiFi 5G X11で測定
2023年4月時点の直近3ヶ月の平均実測値は、どのプロバイダも似たような速さと言えますね。平均で50~70Mbps程度の速度が出ています。
このくらいの速度なら、インターネット検索やSNS閲覧などの用途では満足して使えますよ。
WiMAXのプロバイダ同士で比較した場合、速度に大きな違いはありません。そのため、料金プランやキャンペーン内容などで契約するプロバイダを決定しましょう。
おすすめホームルーター5社速度比較
次に、ホームルーター5社の平均実測値を比べましょう。
プロバイダ | 平均実測値 |
平均ダウンロード速度: 74.05Mbps 平均アップロード速度: 8.11Mbps | |
平均ダウンロード速度: 202.04Mbps 平均アップロード速度: 20.91Mbps (Speed WiFi HOME 5G L11 × Broad WiMAX) | |
平均ダウンロード速度: 66.03Mbps 平均アップロード速度: 8.79Mbps (Speed WiFi 5G X11 × BIGLOBE WiMAX) | |
平均ダウンロード速度: 59.88Mbps 平均アップロード速度: 13.23Mbps (Speed WiFi HOME 5G L12 × GMOとくとくBB) | |
平均ダウンロード速度: 22.57Mbps 平均アップロード速度: 7.09Mbps (Speed WiFi 5G X11 × So-net) |
※みんなのネット回線速度から引用
今回測定したホームルーターは、WiMAXとモバレコAirの2つに分かれます。結論、速度に関してはWiMAXプロバイダから選べば確実ですね。
モバレコAirでも、モバイルルーターよりは速度が出ていますが、100Mbps以上欲しいならWiMAXプロバイダの方がおすすめです。
GMOとくとくBBだと少し速度が落ちますが、他のプロバイダなら100Mbps以上は出ています。
100Mbpsも出ていれば、動画視聴やオンラインゲームなどでも快適にできそうですよね。
速度重視ならBroad WiMAX、BIGLOBE WiMAXなどから選びましょう。
ホームルーターなら100Mbps以上の速度が期待できます。
モバイルルーターのメリットを4つ紹介
モバイルルーターのメリットは何か気になりませんか?
1番のメリットは何と言っても「持ち運びができ工事が不要なので、手軽に使える」ことです。その他にもいくつかメリットがあるので、1つずつ紹介します。
持ち運びができる軽量サイズなのもメリットですね。
メリットその1.自宅でも外出先でも使用できる
モバイルルーターは、自宅でも外出先でも使用できるのが大きなメリットです。
サイズがコンパクトなので旅行にルーターを持っていく時も重荷になりません。ポケットに入るくらいのサイズなので、持ち運びに便利ですね。
電波を拾えば全国どこでも使えるのが、モバイルルーターの最大の特徴です。バッテリーで動くので、コンセントがない環境でも使えますよ。
それに対して、光回線やホームルーターなどの固定回線サービスは、基本的には家の中でしか使えません。使う場所が限定されないのがモバイルルーターのメリットですね。
メリットその2.回線工事が不要
モバイルルーターなら、回線工事は不要です。
固定回線だと、工事までインターネットが使えないということもありますが、モバイルルーターなら設定も簡単なので、すぐにインターネット環境が使えます。
賃貸などなんらかの事情で工事ができない場合でも、安心して契約できますよね。工事がないので業者が家に来ることもありません。
モバイルルーターだと、プロバイダにもよりますが、契約してから即日で発送してくれるので、早くて翌日にはインターネットが利用可能になることもあります。
とにかく早くインターネット回線を用意したい方にとっては、大きなメリットですね。
メリットその3.複数の端末を同時接続
モバイルルーターは、複数の端末を同時に接続する事ができるので、スマホの他にゲーム機やPCにも同時に接続できます。
モバイルルーターの種類によって、インターネットに接続できる台数は異なりますが、基本的に同時接続が足りなくなることはないでしょう。
目安として最大同時接続数は5~10台程度です。PCやスマホ、ゲーム機などで同時接続ができますよ。
有線の場合、複数端末を同時接続しようとするとLANケーブルが端末の数だけ必要になりますよね。モバイルルーターでは無線接続なので、特に準備するものはありません。
複数の端末を同時接続したい方にとっても、メリットと言えますね。
メリットその4.料金を抑えられる
モバイルルーターの月額料金は、固定回線に比べると安く設定されている傾向があります。
無制限で使えるWiMAXならおよそ4,000円程度。データ容量の上限があるモバイルルーターなら、安いプランなら2,000円台で利用可能です。
データ容量があまり多くなくても大丈夫なのであれば、小容量プランを契約すると、料金を安く抑えられますよ。
使用量が多くなければ、データ容量を少なく契約するのも1つの方法です。
インターネット回線が2,000円台で手に入るのは、非常に安いと言えますね。
その分、通信速度が少し落ちてしまいますが、月額料金重視なら安いモバイルルーターを選びましょう。
固定回線に比べると、料金を抑えられるのがモバイルルーターのメリットの1つです。
100GBプランなら3,000円台で契約できますよ。
モバイルルーターのデメリットを4つ紹介
モバイルルーターには、メリットだけではなくデメリットも存在します。
手軽に使えるモバイルルーターですが、気になるデメリットは「通信速度面」ですね。他にも気になるデメリットはあるので、1つずつ紹介します。
通信速度を求めるならあまりおすすめできません。
デメリットその1.長時間の使用でバッテリーが切れる
モバイルルーターは、外出先で使用できますが、デメリットとしてバッテリー切れがあるので注意が必要です。
コンセントがない場所でも使える代わりに、バッテリーが無くなってしまうと充電しない限り使えなくなってしまいますよ。
使わない時には電源を切っておかないと、いつの間にかバッテリーが切れている……という事態にもなりかねません。
とは言え、最近だと10時間以上使用可能な機種も増えてきています。外出先で使う機会が多いなら、バッテリー容量が多い機種を選びましょう。
デメリットその2.電波が届かない場合がある
モバイルルーターによっては、電波がつながらないエリアもあります。
利用者が多い時間帯や場所によっても電波がつながりにくいこともあります。
また、山間部やキャンプ場など、電波が届きにくい場所だと通信が不安定になってしまうことも。電波が入る場所なら基本的にどこでも使えますが、100%届くとは言い切れない点があるので、デメリットの1つですね。
自宅で使う場合も、利用環境によっては電波状況が悪くなる場合があります。自宅にいるのに通信が不安定の場合は、周辺状況を確認しましょう。
デメリットその3.通信速度が比較的遅い
モバイルルーターは、通信速度が他の固定回線に比べると遅めです。
光回線やホームルーターの場合、平均実測値が100Mbps以上超えることがほとんどですが、モバイルルーターは100Mbpsを超えるケースは少ないです。
特に、クラウドSIMを採用しているモバイルルーターの場合、端末の最大通信速度が下り150Mbpsと遅めです。
クラウドSIMタイプのモバイルルーターの平均実測値は、10~30Mbps程度なので、速度を求めるなら光回線やホームルーターが向いていますよ。
WebサイトやSNSの閲覧、メールなどのライトユーザーなら特に支障はありません。
一方で動画視聴やオンラインゲームなどの速度が重視されるコンテンツを利用するなら、あまりおすすめできませんね。
デメリットその4.データ量を超えると通信速度が遅くなる
モバイルルーターの場合、1ヶ月で使えるデータ量が決まっていることがあるため、それ以上使うと制限がかかり通信速度が遅くなります。
WiMAXのような無制限のプランの場合はそこまで心配しなくても大丈夫です。しかし、10GB、30GBプランなどのデータ容量が決まっているプランの場合は、気を付ける必要がありますよ。
決められたデータ容量を超えた場合、通信速度の制限が発生します。
メールやWEB閲覧しかしない方は問題ないでしょう。
インターネットの使用頻度が多い方や動画視聴など、普段からデータ容量を多く利用する方は、無制限のプランがおすすめです。
ホームルーターのメリットを4つ紹介
ホームルーターにもメリットはあります。
工事不要な点はモバイルルーターと同じですが、モバイルルーターより通信速度が安定して速いことが1番のメリットですね。
光回線とモバイルルーターの良いとこ取りしたインターネット回線と言えます。
自宅に据え置きだからこそのメリットですね。
メリットその1.コンセントを挿せばすぐに使える
ホームルーターは、モバイルルーターと同じく回線工事が不要なので、製品が届いたらコンセントに挿せばすぐに使えます。
コンセントに挿して電源を入れるだけでWiFiの電波が飛ぶので、後はスマホやPCなどでWiFi設定すると使えますよ。
設定も簡単にできるので、その日のうちにインターネット環境が整います。
光回線のような開通工事がなくても使えるのは、大きなメリットですね。
メリットその2.端末の同時接続数がモバイルルーターより多い
ホームルーターは、端末を同時に接続できる台数が多いのが特徴です。
WiMAXのホームルーターだと最大で42台。モバイルルーターより2倍以上の接続数です。
モバイルルーターでも最大同時接続数が10台程度の機種もありますが、上限台数に近づけば近づくほど、通信が不安定になってしまう場合があります。
ホームルーターの場合同時接続数が30台以上なので、10台以上接続しても通信が不安定になる可能性は低くなりますよ。
そのため、複数端末の同時接続を考えている方にとってはメリットと言えますね。
メリットその3.電波が広範囲で使える
ホームルーターは、モバイルルーターよりも電波が安定しているというメリットがあります。
ホームルーターには、電波を安定させるための機能が搭載されている場合がありますよ。
主な機能をまとめました。
- バンドステアリング:2.4GHzに繋がる端末が多く、回線が混雑した時に自動的に5GHzに誘導する機能
- ビームフォーミング:電波を特定の方向へ送信、特定の方向から受信する技術
- アンテナ数の増加:多い機種では8本のアンテナで電波状況の安定化を図る
モバイルルーターには搭載されていない機能を使って、安定して電波を送受信できるのです。
一軒家で使用する場合、1階に設置して2階でインターネットを使用する場合でも問題はありません。
メリットその4.通信速度がモバイルルーターより早い
ホームルーターでは、モバイルルーターに比べると通信速度が高速です。
一部のモバイルルーターの機種でも、ホームルーターに劣らない速度が出る場合がありますが、基本的にはホームルーターの方が速いですね。
- Airターミナル5(SoftBank Air):平均ダウンロード速度: 90.96Mbps/平均アップロード速度: 10.21Mbps
- ドコモHome 5G:平均ダウンロード速度: 195.44Mbps/平均アップロード速度: 19.98Mbps
- Speed WiFi HOME 5G L12(WiMAX):平均ダウンロード速度: 108.52Mbps/平均アップロード速度: 19.92Mbps
- Speed WiFi 5G X11(WiMAX):平均ダウンロード速度: 65.2Mbps/平均アップロード速度: 11.9Mbps
- THE WiFi:平均ダウンロード速度: 22.56Mbps/平均アップロード速度: 10.76Mbps
- ZEUS WiFi:平均ダウンロード速度: 13.1Mbps/平均アップロード速度: 8.98Mbps
100Mbps近くの速度が安定して出るのはホームルーターです。そのため、光回線は引けないけど速度を重視したいという場合は、ホームルーターがおすすめですよ。
高性能だからこそ、安定した速度の実現も可能です。
ホームルーターのデメリットを3つ紹介
速度が安定しているホームルーターにも、デメリットはあります。
モバイルルーターや光回線などの固定回線のメリットが、デメリットになってしまっているのがホームルーター。
具体的には「持ち運びができない」「速度制限がない」などですね。
言い換えれば、少し中途半端なインターネット回線です。
デメリットその1.持ち運びができない
ホームルーターは、コンセントに挿して使用するので、モバイルルーターのように持ち運びできません。
コンセントがないと電源すら入れられないので、ただの置物になってしまいます。
また、キャリアによっては、登録した住所のみの使用になります。その場合、違う住所で使いたいなら、住所変更の申請をする必要がありますよ。
登録した住所以外で使用しているのが発覚した場合、高額な違約金を請求される場合もあるため注意しましょう。
デメリットその2.速度制限のリスクがある
WiMAXの場合、無制限のプランでも、直近3日の合計データ量が「大量に使用している」と判断されたら通信制限がかかってしまうので注意が必要です。
2022年2月以降、3日間制限は緩和されており、〇GB以上使ったら制限するといった明確な記載はありません。しかし、全く制限されないわけではないので、注意してください。
映画や動画視聴サービスをメインで利用する方は、速度制限がかかることのあるかもしれません。
大量にデータ通信するコンテンツを利用するなら、可能な限り固定回線を引くことをおすすめします。
デメリットその3.固定回線より通信は安定しにくい
ホームルーターは、モバイル回線を使用しているので、光回線のような固定回線に比べると、通信は安定しにくいです。
有線で接続も可能ですが、自宅まで電波を使っての通信になるので、どうしても途中で通信が不安定になる可能性が出てきます。
また、通信速度も光回線には負けてしまいます。光回線は直接回線を引いているので、その分通信速度や安定性に差が出てきますね。
工事が不要なのはメリットの反面、通信速度の安定性は欠けてしまうデメリットがあると言えるでしょう。
どうしても通信速度や、安定した環境が欲しい方は、ホームルーターは向かないかもしれません。
おすすめモバイルルーター・ホームルーターを紹介
モバイルルーターもホームルーターも機械なので、機種によって性能や通信速度などに違いがあります。
何でも良いといって適当に選んでしまうと、後悔する可能性も。
おすすめできるモバイルルーター、ホームルーターをそれぞれ紹介するので、機種選びの参考にしてください。
最新の機種を紹介していますよ。
モバイルルーター
まずはモバイルルーターから紹介します。
今回紹介するのは、WiMAX端末の『Speed WiFi 5G X11』と『Galaxy 5G Mobile WiFi』の2機種です。
両方とも5G通信に対応しているので、ホームルーターに近い通信速度の実現が期待できますよ。
どちらを選んでも、大きく外れることはないので、細かいスペックでどちらを選ぶか判断してください。
Speed WiFi 5G X11:下り速度2.7Gbpsの軽量モバイルルーター
画像引用:UQ WiMAX公式サイト
Speed WiFi 5G X11は、WiMAXの5G対応機種では最新の機種です。
メーカー名 | NECプラットフォームズ |
サイズ | 約W136.0×H68.0×D14.8mm |
重さ | 約174g |
連続通信時間/連続待受時間 | 約490分/約400時間 |
バッテリー容量 | 4,000mAh |
通信規格 | 5G(Sub6/NR化) 4G LTE WiMAX 2+ |
最大通信速度 | 2.7Gbps/183Mbps |
WiFi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz :IEEE802.11a/n/ac/ax |
最大同時接続数 | WiFi:16台 USB:1台 |
特徴 | 4,000mAhの大容量バッテリー バッテリーの節電モードあり WiFi6に対応 別売りのクレードル装着で、有線接続が可能 |
最大通信速度2.7Gbpsと非常に高速の速度のモバイルルーターです。モバイルルーターの速度はあまり速くないというイメージがある中、非常に驚異的なスピードと言えますね。
WiFi6に対応しているので、最新の規格で通信が可能です。
本機種はモバイルルーターの名前に相応しく、本体の重さが174gと軽量です。軽いと持ち運ぶのも苦痛ではないですよね。
また、気になるバッテリーの持ちですが、本機種にはバッテリー節約機能も搭載されています。そのため、持ち運びで使う場合も安心して使えますよ。
通信速度の実測値も、下りが68.19Mbpsとモバイルルーターの中でもトップクラスのスピードですよ。
外で高速通信を楽しみたい場合は、おすすめの機種と言えますね。
持ち運びするなら、本体の重さも重要視したいですよね。
Galaxy 5G Mobile WiFi:下り速度2.2GbpsのGalaxy5Gモバイルルーター
画像引用:UQ WiMAX公式サイト
Galaxy 5G Mobile WiFiは、大容量のバッテリーが特徴のモバイルルーターです。
メーカー名 | Samsung |
サイズ | 約W147×H76×D10.9mm |
重さ | 約203g |
連続通信時間/連続待受時間 | 約1,000分/約790時間 |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
通信規格 | 5G(Sub6/NR化) 4G LTE WiMAX 2+ |
最大通信速度 | 2.2Gbps/183Mbps |
WiFi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n 5GHz :IEEE802.11a/n/ac |
最大同時接続数 | WiFi:10台 USB:1台 |
特徴 | 5,000mAhというモバイルルータートップクラスの大容量バッテリー 大画面で操作が簡単 スタンドで自立可能 5G対応で高速通信の実現が可能 |
WiMAXで初の5Gに対応しているGalaxy 5G Mobile WiFi。最新端末ではありませんが、モバイルルーターとしての機能は十分備わっています。
中でも特筆すべき点は、5,000mAhの超大容量バッテリー。3,000~4,000mAhの容量が多い中、5,000mAhはトップクラスの大容量さです。これだけあれば、外で使っても安心できますよね。
また、画面の大きさも特徴的です。スマホのような大画面で操作ができるので、一目で必要な情報をチェックできますね。電波強度やデータ使用量などをすぐに確認できるのは便利ですよ。
通信速度の平均実測値は、下り57.78Mbpsと普段使いには問題ない速度です。動画視聴もそこまでストレスなくできますね。
バッテリー容量を重視したい方には特におすすめできる端末です。
ホームルーター
次に、ホームルーターを紹介します。
今回紹介するのは、WiMAX端末の『Speed WiFi HOME 5G L12』とSoftBank Air(モバレコAir)の『Airターミナル5』の2機種です。
使用している回線は違いますが、どちらもモバイルルーターより安定した通信が期待できますよ。
モバイルルーター同様、細かいスペックを比べて契約する機種を決めてください。
Speed WiFi HOME 5G L12:下り速度2.7Gbpsの5Gホームルーター
画像引用:UQ WiMAX公式サイト
Speed WiFi HOME 5G L12は、下り速度最大2.7GbpsとWiMAX最速のホームルーターです。
メーカー名 | NECプラットフォームズ |
サイズ | 約W101×H179×D99mm |
重さ | 約446g |
通信規格 | 5G(Sub6/NR化) 4G LTE WiMAX 2+ |
最大通信速度 | 2.7Gbps/183Mbps |
WiFi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz :IEEE802.11a/n/ac/ax |
インターフェイス | 1000BASE-T,100BASE-TX ×2ポート |
最大同時接続数 | WiFi:40台(5GHz:20台+2.4GHz:20台) 有線LAN:2台 |
特徴 | WiFi6対応で高速通信の実現が可能 WPSやQRコードで接続が簡単 4ストリームで、大容量データ通信でも快適 ビームフォーミング、バンドステアリング対応 OFDMA対応 |
最大通信速度がトップクラスだけではなく、高速通信を実現するためにたくさんの機能が搭載されている機種です。
例えば、OFDMAと言われる通信方式に対応しています。OFDMAは、多重アクセス技術の1つ。従来では分割で行っていた同時通信の割り当てを、通信帯域が分割されることによって複数台で安定して同時接続ができます。
この技術によって、1通信で1台ずつ順番に通信されていたのが、1通信で複数台に同時通信できるようになりました。
また、最新規格のWiFi6にも対応しています。別途ルーターを用意しなくても良いので、手軽に高速通信が楽しめますよ。
通信速度の平均実測値は、下りが109.21Mbps。100Mbps超えているので、光回線に近い感覚で使えることがわかりますね。
通信速度を求めるなら、おすすめできるホームルーターです。
スマホとは、アプリでQRコードを読み取るだけで接続できますよ。
Airターミナル5:下り速度2.1GbpsのSoftbank air最新端末
画像引用::ソフトバンク公式サイト
Airターミナル5は、ソフトバンク回線を使った下り最大速度2.1Gbpsのホームルーターです。
メーカー名 | OPPO |
サイズ | 約W103×H225×D103mm |
重さ | 1086g |
通信規格 | 5G 4G LTE 4G(AXGP) |
最大通信速度 | 2.1Gbps/94Mbps |
WiFi規格 | IEEE802.11a/b/n/ac/ax |
インターフェイス | 1000BASE-T、100BASE-T、10BASE-T |
最大同時接続数 | WiFi:128台 有線LAN:2台 |
特徴 | WiFi6対応で高速通信の実現が可能 アンテナセレクションで通信性能が向上 5Gに対応 最大同時接続数が128台と、多くの端末の接続が可能 |
SoftBank Airを契約すると使えるAirターミナル。唯一の5Gに対応しているので、SoftBank Airの中では最上位クラスの速度が期待できますよ。
Airターミナル5も最新規格のWiFi6に対応しているので、快適に使えます。
また、Airターミナル独自の技術『アンテナセレクション』が採用されています。アンテナセレクションは、内蔵されている8本のアンテナの中から、特に電波強度が強い4本を自動で選んで通信する技術のこと。
電波が強いアンテナを自動で選んでくれるので、通信性能の向上に繋がります。
通信速度の平均実測値は、下りが90.85Mbps。100Mbspは超えていませんが、普段使いには大きな問題はない速度ですよ。
Airターミナルを使えるSoftBank Air(モバレコAir)は月額料金がリーズナブルです。安さ重視である程度の速度が出れば良いならおすすめです。
最大同時接続数が128台もあるので、たくさん接続しても大丈夫ですよ。
モバイルルーターが向いている人
出張や旅行によく行く人だと、コンパクトなモバイルルーターが向いています。
持ち運びができるので、家でも外でも快適なインターネット環境が欲しいなら、モバイルルーターがあれば便利ですよ。
外でも自分専用のインターネット回線が欲しいなら、モバイルルーターの契約を検討しましょう。
外出する際、インターネット回線の確保が困難なことがあります。
そんな時でもモバイルルーターがあればどこでもインターネットが使える環境を作ることができます。
ホームルーターが向いている人
自宅に固定で使うなら、ホームルーターが向いています。
モバイルルーターよりも電波が安定しているという特徴があります。
端末は少し大きいですが、同時に接続できる台数も多いのが魅力的。
光回線の導入が難しいものの、光回線に近い通信速度や安定性を求めるなら、ホームルーターの契約をおすすめします。
自宅以外で使う予定がないなら、モバイルルーターより高性能なホームルーターで、快適なインターネット生活を楽しみましょう。
オフィスで利用したり、自宅で使用したときも家族全員のインターネット環境をカバーすることができます。
WiMAXのホームルーターの申し込みから利用開始までの手順を解説
モバイルルーターとの比較の結果、ホームルーターを契約する時の流れをまとめました。
契約方法は、モバイルルーター・ホームルーターで大きな違いはありません。手元に端末が届いてからの手順が少しだけ違いますが、基本的に同じです。
今回は、UQ WiMAXから契約した場合の流れを解説します。
新規お申し込みの流れ
今回は、UQ WiMAXのホームルーターを新規申込する流れを解説します。
流れとしては、以下の手順で進めていきます。
たったの3ステップでホームルーターの申し込みができるので、簡単に使い始められますよ。
商品を選ぶ
まず、UQ WiMAX オンラインショップにアクセスします。
公式サイトや本記事で記載している内容を参考に、欲しいホームルーターを選択しましょう。
WiMAXの場合、2023年4月時点で取り扱いのある機種は『Speed WiFi HOME 5G L11』か『Speed WiFi HOME 5G L12』の2つです。
スペックを比べて、どちらを選ぶか判断してくださいね。
支払い方法を確認
申し込む機種を決めたら、購入に必要な情報を入力し、お支払い方法を選択。
プランは1つしかないので、機種さえ決めてしまえばあとは画面の指示に従って入力するだけです。
入力内容を確認後、「申し込みする」ボタンをクリック。
支払い方法だけではなく、入力内容に不備があると、確認に時間がかかってしまい、手元に届くまで時間があいてしまう可能性があります。間違いがないように慎重に入力・選択してください。
申し込み受け付けが完了したら、ご案内メールが届くので内容を確認しましょう。
ホームルーターが届いたら、早速利用しよう
申し込み後、最短2〜3日で自宅に届きます。
商品到着後、まずはホームルーターにSIMカードを差し込みます。
SIMカードがないと通信ができないので、必ず差し込みましょう。 なお、SIMカードは小さいので、紛失しないように注意してください。
あとは、コンセントに差し込むだけで電源が入ります。
利用に必要なSSIDとパスワードがホームルーターにラベルで貼られています。
WiFi設定画面から、SSIDを探してパスワードを入力してください。
無事にインターネットに繋がれば、利用開始できています。
難しい設定もなく、簡単に利用開始できますね。
モバイルルーターとホームルーターを併用する方法
WiMAXのモバイルルーターとホームルーターは、SIMカードを差し替えるだけで、切り替えることができます。
しかし、以下の2点に注意しましょう。
- 電源をオフにしてSIMカードを抜き差しする。
- SIMカードを正しい方向で差し込む。
まず、必ずモバイルルーター・ホームルーター両方の電源を切ってください。
モバイルルーターは電源ボタンを長押しすると電源が切れますし、ホームルーターはコンセントから抜くと電源が切れます。
電源が入ったままSIMカードを入れ替えると、端末に不具合が生じる可能性がありますよ。
合わせてSIMカードは、正しい向きで差し込みましょう。無理に間違った方向で差し込もうとすると、破損してしまう危険があります。
モバイルルーターとホームルーターの実際の口コミを紹介
モバイルルーターやホームルーターの実際の口コミを集めました。
実際の使い勝手を知るには、ユーザーの声を読むのが1番です。
良い口コミ、悪い口コミの両方あるので、機種選びの参考にしてください。
モバイルルーターの口コミ
まずはモバイルルーターの口コミを紹介します。
今回は、おすすめでも紹介した『Speed WiFi 5G X11』と『Galaxy 5G Mobile WiFi』の2機種の口コミを集めました。
Speed WiFi 5G X11
Speed WiFi 5G X11(以下X11)を使っているユーザーの口コミです。
WiMAX X11はバッテリー持ちはそこまでよく無いが、SCR01と比べるとパケ詰まりはほとんどしない。
— t800asp (@t800asp) January 29, 2023
無線LANを2.4GHzと5GHzを同時に使えたりと機能面は良好。
特に通信不能状態とかにはならない。
発熱し過ぎると充電が止まる様な機能はあるみたいだけど、特に通信が止まるわけじゃない。#X11#WiMAX
くそWimax糞X11。1mbpsすら無い。クソ。急に切れるくそ。NECがクソなのかな。まぁ契約してる別会社の対応も我々は関係無い的な。契約して金取っててクソ回線でも何の対応も出来ないくそ。
— 呪縛 (@toufumental11) March 22, 2023
X11の速度面に関しては、良い内容も悪い内容も見られました。中でも、口コミで目立ったのが「機能は高性能」「バッテリー持ちが不安」といった内容です。
機能面には満足している声がある一方で、バッテリーがすぐに無くなってしまうという声がいくつか見られました。
モバイルルーターの中では高性能なX11なので、その分電池の消費量が激しくなってしまう可能性はありますよ。
節約モードが搭載されているので、外出時間が長い場合はモードの切り替えを試してみてくださいね。
高性能なモバイルルーターなので、専用クレードルを買ってホームルーター代わりにしても良いでしょう。
Galaxy 5G Mobile WiFi
Galaxy 5G Mobile WiFi(以下Galaxy 5G)を使っているユーザーの口コミです。
WiMAX+5GとGalaxy 5G mobile WiFiの組み合わせ、下り40Mbps上り10Mbps出てるし全然余裕だった
— いたち (@flareaura) February 24, 2023
WiMAXというかGALAXYのポケットWiFi?が何度も落ちまくってクソすぎて、光回線ひいた。QOL爆上がり、ストレス皆無!!
— どりー (@oooodorioooo) March 14, 2023
通信速度に関しては、比較的良い口コミが多い印象です。もちろん、2つ目の口コミのように「何度も接続が切れてしまう」といった内容もありましたが、特別悪い口コミはあまり見られませんでした。
平均実測値は50Mbps程度なので、オンラインゲームをがっつり遊ぶなどしない限りは大きな不満は感じない可能性が高いですよ。
一般的に、10MbpsもあればWebサイトやSNSの閲覧などは快適にできると言われています。そのため、50Mbps前後出ていれば用途によっては十分と言えるでしょう。
接続が切れてしまう場合は、端末の再起動や置き場所を窓際に移動するなどを試してみてくださいね。
ホームルーターの口コミ
次に、ホームルーターの口コミを紹介します。
ホームルーターも、おすすめでも紹介した『Speed WiFi HOME 5G L12』と『Airターミナル5』の2機種の口コミを集めました。
Speed WiFi HOME 5G L12
Speed WiFi HOME 5G L12(以下L12)を使っているユーザーの口コミです。
外でも電源持っていけるならWiFiの置き型のWiMAXのL12が安定しますよ。
— ねこた (@nekota007) January 25, 2023
Mobile WiFiは内蔵アンテナが小さいの置き型のが少し安定します。
昔ニコニコではありますが配信設備として使用したことあります。
同時にゲームなど配信しない限り安定します。ご参考になればと。
てか代替回線でWiMAX+5G(L12)使ってるんだが、神田和泉町の建物窓っぺりにホームルーター置いてアンテナピクト3/4、4G掴んだり5Gになったりしてるせいもあるのかくだり4~50Mbps出てるのにすげー遅く感じる。パケ詰まりしてるというのかなんかモタモタ感じる…
— 霧。 (@kirifurikogen) April 3, 2023
ホームルーターなだけあり「安定している」といった口コミが見られました。
通信速度に関しては、特別悪い口コミは見られませんでしたが、一部のユーザーは「実測値に対して遅く感じる」という口コミを投稿しています。
L12は5Gに対応している機種です。そのため、2つ目の口コミのユーザーのように、場所によっては4Gと5Gの切り替えが頻繁に起こる場合があります。
切り替えが頻発すると、通信に不具合が生じる可能性があるので、通信が不安定になってしまいがちですね。
もし、4Gと5G通信の切り替えが頻発した場合は、設置場所を変えたり端末の再起動を試したりしてみてください。
ちなみにWiMAXに関しては、ホームルーターでも登録場所以外の住所で利用可能です。
Airターミナル5
Airターミナル5を使っているユーザーの口コミです。
一昨日自宅で使ってるソフトバンクのAirターミナル3が料金据え置きで5にできるっていうから昨日の仕事帰りに交換してもらった!
— しんきち (@panta360) November 9, 2022
気になる通信速度はネットで酷評されてるようなことはなく普通に快適に使えました😆
Airターミナル遅過ぎだろおおおおお前住んでたマンションの無料インターネットの方が早いってどう言うことなんだよぉ💢💢💢💢早く光回線使わせなさいよ💢🖕🏻💢🖕🏻🖕🏻💢
— painy (@painy_pai_ny) March 11, 2023
Airターミナルの口コミ内容は「快適に使える」「遅すぎる」など、主に通信品質についての口コミが多く見られました。
Airターミナルが使えるSoftBank Air(モバレコAir)は、速度面で不満を感じているユーザーからの口コミが正直少なくありません。しかし、通信速度は環境や時間帯などの要因によって大きく違いがあります。
他のユーザーが遅くて使いものにならないと感じていても、実際に使ってみないと使い勝手はわかりません。
応答速度が重視されるようなオンラインゲームで遊ぶには、少し物足りなさを感じる可能性はありますが、そうでない場合は問題なく使えるでしょう。
口コミを見る限り、料金重視と割り切って使える方向けのホームルーターですね。
Airターミナルは新機種がどんどん登場しています。
評判が気になるなら、新しいモデルが出るのを待つのも良いですね。
モバイルルーターとホームルーターに関するよくある質問
モバイルルーターとホームルーターに関するよくある質問と答えをまとめました。
今回は主に、実際に使っている時に発生しがちなトラブルや、疑問点などを中心に回答しています。
気になる質問があれば、参考にしてくださいね。
モバイルルーターによくある質問
モバイルルーターによくある質問は以下の通りです。
- Q.通信モードの切り替えはできますか?切り替えの方法は?
- Q.ずっと充電していたら、本体が膨らんできました。
- Q.PS3でネット接続ができません。
- Q.USBでの初回接続時にウイルススキャンソフトが警告を出しています。
- Q.IPアドレスは、グローバルを動的に付与しますか?アナウンス可能範囲は?
詳しく回答していきます。
Q.通信モードの切り替えはできますか?切り替えの方法は?
A.ホーム画面で「通信モード設定」→「ハイスピード」/「ハイスピードプラスエリア」の順にタップする。
「ハイスピード」に設定するとWiMAX2+「ハイスピードプラスエリア」に設定するとWiMAX2+または、LTEネットワークが利用できます。
お買い上げ時の通信モードは「ハイスピードモード」に設定されています。
Q.ずっと充電していたら、本体が膨らんできました。
A.内蔵電池、ご使用条件により寿命が近づくにつれて膨れる場合があります。これは、リチウムイオン電池の特性であり、安全上の問題はありません。
内蔵電池は、消耗品です。
充電しても使用時間が極端に短いなど、機能が回復しない場合には寿命ですのでご使用をおやめください。
電池は内蔵型のため、auショップなどでお預かりの後、有料修理となります。
また、ご利用いただけない期間が発生する場合があります。 あらかじめ、ご了承ください。なお、寿命は使用状態などにより異なります。
Q.PS3でネット接続ができません。
A.本製品は、2つのSSIDを持っており、SSID1はWPA2というセキュリティが強固な暗号化方式のみ対応しています。
PS3のシステムソフトウェアでVer2.60より高い場合は、WPA2に対応しています。
しかしお客様が、システムソフトウェアの更新を行ったことが無い場合、WPA2に対応していない場合があります。
PS3のネットワーク設定において、セキュリティ設定でWPA2が選択肢に無い場合は、お客様のPS3のシステムソフトウェアを最新にアップデートしていただくか、SSID2に接続してください。
(その場合の暗号化方式はWEPになります)PS3のシステムソフトウェアアップデート方法は、メーカーにお問い合わせください。
Q.USBでの初回接続時にウイルススキャンソフトが警告を出しています。
A.USBで初回接続すると自動的に設定ツールなどが、インストールされます。
ウイルススキャンソフトによっては、インストール開始時にインストールして良いか許可を求める場合があります。その場合は「許可」ボタンを押してください。
Q.IPアドレスは、グローバルを動的に付与しますか?アナウンス可能範囲は?
A.デフォルトAPNをお使いの場合WAN側のIPは、プライベートIPが動的に付与されます。グローバルIPを利用する場合は「グローバルIPアドレスオプション(WiMAX 2+用)96円/月」のサービスを利用してください。
ホームルーターによくある質問
ホームルーターによくある質問は以下の通りです。
- Q.WEB設定のユーザー名/パスワードは変更できますか?
- Q.更新ソフトウェアの確認方法を教えてください。
- Q.WiFi 5GHzに対応していますか?
- Q.本体が熱いです。どうしたらよいですか?
- Q.端末本体のアップデートがあった場合の操作方法を教えてください
詳しく回答していきます。
Q.WEB設定のユーザー名/パスワードは変更できますか?
A.WEB設定画面にログインする為の、ユーザー名は変更することはできません。
パスワードのみWEB設定画面の「システム設定」→「アカウント設定」→「パスワード」に任意のパスワードを入力し「適用」ボタンをクリックすることで変更することができます。
Q.更新ソフトウェアの確認方法を教えてください。
A.ポップアップやLEDランプ等でのお知らせはございません。WEB設定画面より「基本設定」→「システム設定」→「自動アップデート」でソフトウェアのアップデートを行ってください。
現在、ご利用のソフトウェアが最新の場合は更新されませんので、そのままお使いください。
(アップデート方法につきましては、簡単設定マニュアル参照。)
Q.WiFi 5GHzに対応していますか?
A.IEEE802.11a/nに対応しています。WiFi 2.4GHz/5GHzの同時利用はできません。
5GHz帯で使用するチャネルは、W52/W53/W56となります。
2.4GHz/5GHzの切り替えは、WEB設定画面の「ワイヤレス設定」→「基本設定」→「モード設定」より手動での切り替えとなります。
Q.本体が熱いです。どうしたらよいですか?
A.HOME 01本体は、安全設計はしてあり、高温になると電源オフする機能を有しております。
異常高温と感じた場合は、肌に触れないようご注意して、電源プラグとコンセントを抜いてください。
その上でご契約されたWiMAX事業者にご連絡お願いします。
Q.端末本体のアップデートがあった場合の操作方法を教えてください
A.Mode/Updateランプが赤色に点滅(3秒オン、1秒オフ)している場合は、アップデートがあります。
本体上面のUpdateボタンを1秒以上長押ししてアップデートしてください。
アップデートが完了すると、緑(ハイスピードモード)または、黄(ハイスピードプラスエリアモード)に点滅します。
モードを切り替えたい場合は、Modeボタンを2秒以上長押しして切り替えてください。
ハイスピードプラスエリアモードに切り替えると、所定の追加料金が別途かかる場合がありますのでご注意ください。
Mode/Updateランプが赤色に点滅し続けている場合は、いったん本体の電源を抜き、しばらくしてから電源を入れ直して、電波環境の良い場所で再度アップデートしてください。
設定ツールの「オンラインアップデート」から更新することもできます。自動アップデート機能をオンにしておくと、最新のソフトウェアを検出すると自動的にアップデートされます。
まとめ:モバイルルーターとホームルーターは状況に応じて選ぼう
いかがでしたか。1人暮らしや外出先でよく使用する方は、モバイルルーターが向いているでしょう。
インターネットの仕様が自宅メインだと、ホームルーターがおすすめです。
使用する状況に応じて、向き不向きが決まってくるので、生活スタイル見極めを徹底して行い最適な通信環境にしていきましょう。
ストレスなく通信環境の整えるなら併用するのもあり。少し費用はかかりますが、使いやすくておすすめな方法のひとつです。