フリーランスWiFiは使いやすい?他社比較からわかる独自の強み
フリーランスWiFiって使いやすいのかな?
あまり知名度もないので、どのようなサービスなのか気になりますよね!
- フリーランスWi‐Fiって何?
- 良くない口コミが目立つけど、フリーランスWi‐Fiは契約しても大丈夫?
- フリーランスWiFiより良いポケット型WiFiはある?
こんな悩み・疑問をお持ちではありませんか?
ポケット型WiFiの契約を検討している方の中には、フリーランスWiFiの契約を検討している方もいると思われます。
実はフリーランスWiFiには契約期間の縛りがないので、解約時期や違約金で悩みたくない人にはおすすめのポケット型WiFiです。
契約期間の縛りがないというだけで魅力的に見えますが、料金プランがどんなものか、口コミ・評価はどうなのかは気になるところですよね。
フリーランスWiFiを検討している方に向けて、その特徴やプラン、メリット・デメリット、注意点などについて解説します。
この記事で分かること
- フリーランスWiFiの契約プラン内容
- フリーランスWiFiのメリット・デメリット
- フリーランスWiFiの評判や口コミ
\当サイトおすすめのWiFi 3選/
フリーランスWiFi | 縛りなしWiFi | GMOとくとくBB WiMAX | |
月額料金 | <安心サポートパック付きプラン> ・15GB/月:3,630円 ・30GB/月:4,180円 ・60GB/月:5,500円 <安心サポートパックなしプラン> ・15GB/月:3,080円 ・30GB/月:3,630円 ・60GB/月:4,950円 |
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最大通信速度 | 上り:37.5Mbps/50Mbps 下り:112.5Mbps/150Mbps | 上り:75Mbps/37.5Mbps 下り:440Mbps/612Mbps | 上り:183Mbps 下り:2.7Gbps |
特徴 | ・契約期間なし ・月額料金が安い ・少量から選べる | ・契約期間なし ・月額料金が安い ・プランが豊富 ・通信速度が速い | ・キャッシュバック キャンペーンあり ・通信速度が速い |
おすすめのポケット型WiFiは「縛りなしWiFi」です。
縛りなしWiFiは通信回線が安定しているだけではなく、契約内容がシンプルでとても価格が安いという特徴があります。
また、プランも豊富で人それぞれのベストな使い方が可能。詳しくは縛りなしWiFiの公式サイトをご覧ください。
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フリーランスWiFiとは?繋がらないってホント?
フリーランスWiFiはソフトバンクの回線を利用したポケット型WiFiサービスの1つです。
契約期間の縛りがないのが特徴的で、端末も無料でレンタルできます。
スマホのデータ契約を使ったテザリングだと、使うたび設定する必要があるので手間ですが、簡単な設定で気軽に導入できます。
不満を感じれば解約違約金も発生しないので、臆することなくすぐに解約もできます。
また、ポケット型WiFiで有名なWiMAXのプロバイダは3日で10GB以上使ってしまうと速度制限がかかるという不便さがありますが、フリーランスWiFiはそういった通信制限がないので遠慮なくインターネットを利用できます。
主に個人事業主向けに提供されているポケット型WiFiなので、カフェや出先でのインターネット検索や、Zoom会議などに活用できますね。
ただ、インターネット上ではフリーランスWiFiはインターネットにまともに繋がらないという意見が飛び交っていて、実際のところはどうなのか気になるところです。
フリーランスWiFiの契約プラン
フリーランスWiFiの契約プランは、「安心サポートパック付きプラン」と「安心サポートパック無しプラン」の2つがあります。
そこから月に利用するデータ通信量に応じたプランを選択していく形となっています。
1つずつ見ていきましょう。
安心サポートパック付きプラン
安心サポートパック付きプランの契約プランの内容などを以下の表にまとめました。
15GB/月 | 30GB/月 | 60GB/月 | |
月額料金 | 3,630円 | 4,180円 | 5,500円 |
初期費用 | 4,400円 | ||
オプションサービス | ・クレードルパック:330円/月 ・WPS Office Standard:385円/月 ・セキュリティマルチライセンス:330円/月 |
安心サポートパックとは、フリーランスWiFiの端末や付属品を弁済金0円で交換してくれるサービスのことです。
自然故障以外の落下や水没などといった利用者の過失による故障、端末本体あるいは付属品の破損、紛失などの場合に適応されるサービスです。
安心サポートパック付きプランは、通常のインターネット利用料とこの安心サポートパックがセットになっているプランです。
そこからデータ使用量でプランが分かれていて、月に15GBのプランと30GBのプラン、60GBのプランの3つがあります。
15GBなら1日あたり500MBで、30GBなら1日当たり1GB、60GBになると1日に2GB使えます。
主にデータ通信量がよく取られやすいのが動画視聴なので、動画視聴を1日にどのくらいするかによって、契約する月の使用量を決めていくと無駄な料金を支払わずに済みます。
初期費用は4,400円がかかってきますが、他のポケット型WiFiと比べると少し高めです。
さらに、オプションとして決められた月額料金を払えば、「クレードルパック」、「WPS Office Standard」、「セキュリティマルチライセンス」が付けられます。
クレードルパックはクレードルが利用できるオプションのことで、クレードルはポケット型WiFiの置き型充電器と有線接続を実現する拡張機器としての機能を持った台座のことを指しています。
WPS Office Standardはワープロと表計算、プレゼンテーションの3つのソフトがセットになったマイクロソフトと互換性の高い総合オフィスソフトのことです。
マイクロソフトだと買い切りで35,000円くらいだけど、これだと1年使い続けても4,620円でかなりお得だね。
セキュリティマルチライセンスは全世界でユーザーが1億人いるグローバルなセキュリティソフトのことで、使いやすさに特化した日本人が扱いやすい仕様になっているのが特徴的です。
これらのオプションが300円前後毎月払うだけで利用できるので、気になる方はオプションの追加もおすすめします。
安心サポートパック無しプラン
安心サポートパック無しプランの契約プランの内容などを以下の表にまとめました。
15GB/月 | 30GB/月 | 60GB/月 | |
月額料金 | 3,080円 | 3,630円 | 4,950円 |
初期費用 | 4,400円 | ||
オプションサービス | ・安心サポートパック:550円/月 ・クレードルパック:330円/月 ・WPS Office Standard:385円/月 ・セキュリティマルチライセンス:330円/月 |
安心サポートパック無しプランも契約プランの仕組みは同じです。
どのプランでも安心サポートパックでかかる月550円分が差し引かれた値段が毎月請求されます。
安心サポートパックありだから安心サポートパック分の値段がお得になっているというわけではない点は押さえておいてください。
初期費用やオプションサービスの内容も同じなので、安心サポートパックありのプランと無しのプランの差は、安心サポートパックがあるかないかというだけだと言えます。
安心サポートパックが必要なければ、安心サポートパック無しプランの契約をおすすめします。
繋がらないということはない
フリーランスWiFiは決してインターネットが繋がらないというわけではありません。
ただ、通信速度はやや遅めであることは否定できません。
ポケット型WiFiの通信速度の速さはポケット型WiFiの端末の種類が関係してきます。
フリーランスWiFiでは、「MF855」と「+F FS030W」のどちらかの端末から選択する形となっていて、これらの端末がどれくらいの通信速度を出せるのか知る必要があります。
そこで、この2つの端末のスペックを以下の表にまとめました。
MF855 | +F FS030W | |
サイズ | 約75×102.2×22.3mm | 約74.0×74.0×17.3mm |
重さ | 約235g | 約128g |
同時接続 | WiFi接続8台+USBケーブル 接続1台、最大9台 | 15台 |
連続通信時間 | 約18.5時間 | 無線LAN通信 最大20時間(LTE通信時) Bluetooth 最大24時間(LTE通信時) |
最大通信速度 | 上り:37.5Mbps 下り:112.5Mbps | 上り:50Mbps 下り:150Mbps |
サイズや重さ自体は一般的なものとさほど変わらず、10~15台程度は同時接続が可能です。
連続通信時間に関しては、10時間程度のものが多い中、その倍の時間使い続けられるので、どちらの端末もそこは優れた点だと言えます。
しかし、最大通信速度は下りで100~150Mbpsとなっていて、この速度がそのまま出せるなら問題なくインターネットが使えますが、ここから周囲の環境に電波が影響を受けて通信速度が落ちます。
恐らく無線接続だと常時10Mbpsを出すことも厳しいと考えられるので、YouTubeなどの動画読み込みに関してはややストレスを感じてしまうかもしれません。
ただ、ブラウザでネットサーフィンを楽しんだり、SNSを楽しむ分には問題なく使えるので、決してインターネットが全く繋がらないくらい遅いかと言われるとそうとは限りません。
フリーランスWiFiの解約金や弁済金
フリーランスWiFiは解約金がかからないポケット型WiFiサービスとして知られています。
契約期間の制限がなく、いつ解約しても契約違反にはなりません。
そのため、解約金が発生しないという仕組みになっています。
たいていのプロバイダには契約期間があって、その期間内に解約すると1、2万円程度の高い解約金を支払う必要があります。
解約金を払わずに解約できる自由度の高さがふりーランスWiFiの強みの1つです。
ただ、解約金はかからないものの、端末の弁済金については発生する場合もあるため注意が必要です。
端末の自然故障が発生した場合、端末を返却すれば無償で新しいものに取り換えてくれます。
その際に、返却するパーツが不足していたり、端末の返却を行わない場合には弁済金がかかってしまいます。
また、自然故障以外の端末の破損・落下・水没・紛失・盗難などの場合は、必然的に弁済金が発生します。
弁済金の支払いが確認出来たら、代替機を発送してもらうことが可能です。
弁済金は解約金と違って請求される場合と請求されない場合がはっきりと決められているため、事前によく確認しておきましょう。
フリーランスWiFiにクーポンコードやキャンペーンはある?
フリーランスWiFiにはクーポンコードやキャンペーンは特に実施されていません。
元々の月額料金が相場よりも安くて、ソフトバンクのスマホやネット回線を契約している方に少し有利になるくらいです。
ですが、クーポンコードやキャンペーンを積極的に実施しているプロバイダは、それらを適応させる場合に有料オプションに加入することを必須条件としている傾向が見られます。
割引やキャッシュバックなどを受け取るまでは、そのオプションの月額料金は発生し続けていきます。
忘れがちな方だとそれらのオプションが不要になってから解約するのを忘れていて、月額料金が請求され続けて、かえって損をしてしまうリスクが高いです。
クーポンコードやキャンペーンがなくて月額料金が安いということは、フリーランスWiFiはリスクなく安定して利用できるポケット型WiFiだと言えます。
フリーランスWiFiと他社のポケット型WiFi比較検証
フリーランスWiFiは他のポケット型WiFiと比較してどういった点が優れているのかを以下の表をもとに解説して、フリーランスWiFiの強みや特徴をまとめていきます。
フリーランスWiFi | 縛りなしWiFi | GMOとくとくBB WiMAX | |
月額料金 | <安心サポートパック付きプラン> ・15GB/月:3,630円 ・30GB/月:4,180円 ・60GB/月:5,500円 <安心サポートパックなしプラン> ・15GB/月:3,080円 ・30GB/月:3,630円 ・60GB/月:4,950円 |
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最大通信速度 | 上り:37.5Mbps/50Mbps 下り:112.5Mbps/150Mbps | 上り:75Mbps/37.5Mbps 下り:440Mbps/612Mbps | 上り:183Mbps 下り:2.7Gbps |
特徴 | ・契約期間なし ・月額料金が安い ・少量から選べる | ・契約期間なし ・月額料金が安い ・プランが豊富 ・通信速度が速い | ・キャッシュバック キャンペーンあり ・通信速度が速い |
1つずつ見ていくと、月額料金はフリーランスWiFiと縛りなしWiFiがかなり安くて、GMOとくとくBBが相場程度の料金となっています。
契約プランやキャンペーンの仕組みに着目すると、フリーランスWiFiは15GBとおうデータ量が少量のものから契約できるので、無駄な料金を払うリスクを減らせます。
縛りなしWiFiは契約期間に縛りを設けるかどうか、月のデータ通信量によって豊富なプランが用意されていて、多くのユーザーのニーズに答えやすいです。
GMOとくとくBBは月額料金は2つのプロバイダよりやや高いものの、キャッシュバックキャンペーンで最大40,000円もらえるので、かなりお得に契約できます。
回線速度については、WiMAXが5G通信に対応したことで、GMOとくとくBB、次いで縛りなしWiFi、フリーランスWiFiという順で回線速度が速いです。
また、WiMAXでギガ放題プランという無制限プランを用意しています。
そのため、データ容量という点で見れば、回線速度と同じくGMOとくとくBB、次いで縛りなしWiFi、フリーランスWiFiの順で大容量の通信が可能です。
他にも、契約期間なしのプランがあるのはフリーランスWiFiと縛りなしWiFiだけで、GMOとくとくBBは3年契約となっていて、途中で解約してしまうと解約違約金が発生してしまいます。
ここまでのことをまとめると、フリーランスWiFiは他の2つのプロバイダに対して、すべてのプランで契約期間がなく、少量のデータ通信量から契約できるという点で優れていることがわかります。
他の2つのプロバイダの特徴や強みを押さえた上で、どれが自分にとって合うプロバイダなのかをよく考えた上でポケット型WiFiの契約を進めていってください。
フリーランスWiFiを契約するメリット
フリーランスWiFiを契約するメリットとしては、以下の4つが挙げられます。
1つずつみていきます。
端末の購入が不要
ポケット型WiFiを提供するプロバイダの中には、端末を購入させる場合もあれば、端末をレンタルにする場合もあります。
フリーランスWiFiは端末をレンタルする形式を採用しているので、端末代金がかからず、初期費用が高額になるようなことがなくて、すぐにポケット型WiFiの契約がしやすいです。
もし解約する時はレンタルした端末を返却するだけで問題ありません。
端末を購入する場合だと、契約期間が終了してポケット型WiFiを使わなくなった時に、その端末を売却できればある程度お金が返ってきますが、売れなければ不用品を抱えてしまうリスクがあります。
端末がレンタルできる仕組みは、そういったリスクを避けられる点が強みだと言えます。
端末の返却を忘れたまま放置してしまうと、1ヵ月分の利用料金が請求されてしまうので、あくまでも端末はレンタル方式であることを頭に入れておいて、解約したらすぐに返却処理を済ませることが大事です。
契約期間の縛りなし
フリーランスWiFiは、契約期間の縛りがないプランを用意しています。
こういった仕組みを採用しているプロバイダは数少なく、特にフリーランスWiFiはどのプランでも契約期間に縛りがないという特徴があります。
本来なら、契約期間が設けられていると途中で解約した場合に5,000~30,000円程度の高額な解約違約金が請求されるのが普通です。
しかし、契約期間が設けられていないと、いつ解約しても契約違反ではないため、高額な解約違約金の請求が発生せず、別のプロバイダに乗り換えようと思った時に抵抗感なく乗り換えられます。
ただし、最低利用期間として1か月間は利用しないといけないので、その点だけは注意してください。
通信容量までは速度制限なし
フリーランスWiFiは月の通信容量が来るまでは速度制限がかかることがありません。
スマホなどではよく見られる仕組みですが、ポケット型WiFiだと2、3日の間に一定量以上の通信量を使うと速度制限がかかって、すぐ元の速度に戻る流れを繰り返す仕組みを採用しているところもあります。
これだとつい通信量を使いすぎてしまうと定期的にストレスを感じてしまい、常に通信量を意識しなければならない分、楽な気持ちでインターネットを使いにくい傾向にあります。
しかし、フリーランスWiFiのような仕組みなら、ある程度日数が経つまでは通信量を気にせずインターネットを楽しめるのでメリハリがつけやすいです。
どちらの仕組みにも長所もあれば短所もあって、どちらの仕組みの長所が自分に合っているか、短所が自分にとってあまり負担に感じないかを意識して、フリーランスWiFiが自分にとって使いやすいか考えてみてください。
便利なオプションが充実している
フリーランスWiFiには以下の4つのオプションが用意されています。
フリーランスWiFiのオプション
- 安心サポートパック
- クレードルパック
- WPS Office Standard
- セキュリティマルチライセンス
安心サポートパックは端末の故障・紛失を補償するオプションで、通常の端末サポートをより手厚くしてくれるものです。
月額550円で他のオプションより少し高めですが、もしもの時のために契約しておくことをおすすめします。
クレードルパックは、月額330円でポケット型WiFiでも有線接続を可能にするための機器を貸し出すオプションです。
有線接続だと無線接続より安定した通信ができ、無線接続より回線速度が落ちにくくなります。
必要な方は契約しておくと便利です。
WPS Office Standardは、月額385円でMicrosoft Officeに近く、Microsoft Officeとの互換性もあるビジネスソフトが使えるオプションです。
仕事目的でフリーランスWiFiを契約する方は契約を進めてみてもいいでしょう。
セキュリティマルチライセンスは、その名の通りセキュリティ対策のソフトのことで、月額330円で使えるオプションです。
閲覧したデータやパソコン・スマホの内部にあるデータを盗まれないようにするためにも、必要なオプションだといえます。
どこのプロバイダでも、端末補償とセキュリティのオプションは加入しておくのが望ましいです。
フリーランスWiFiのデメリット
一方で、フリーランスWiFiを契約するデメリットとしては、以下の3つが挙げられます。
無制限でインターネットが使えない
フリーランスWiFiはWiMAXのギガ放題などのように、無制限で使えるプランがありません。
また、契約できる通信量の上限が最大で60GBなので、動画を頻繁に見たりして1日2GB以上使ってしまう可能性のある方は、使用していて不便に感じてしまうことが多いと思われます。
ガッツリインターネットを楽しみたい方は、フリーランスWiFiではなく他のポケット型WiFiを検討した方が良いです。
通信速度が遅い
使用している端末の最大通信速度が他のポケット型WiFiと比べて遅いので、環境によっては速度制限がかかっていなくてもそれくらい遅く感じてしまう可能性もあります。
ただ、動画や高グラフィックなゲームをしない分には通信速度が遅くてもすんなりと読み込めるので、仕事やプライベートでの連絡や外出時に調べものをするなどといった用途で契約する方にとっては問題なく使えます。
フリーランスWiFiを契約する前に、契約する目的を明確にしてから手続きを進めるべきかどうか判断するようにした方がいいです。
通信量あたりの料金がやや高め
フリーランスWiFiは月額料金そのものは安いですが、通信量あたりの料金はやや高めです。
ポケット型WiFiの相場が4,000~5,000円というのは間違いありませんが、この料金で通信量が使い放題のプランが契約できるプロバイダはそれなりに多いです。
フリーランスWiFiだと同じくらいの値段でも60GBまでしか使えません。
ここまでの3つのデメリットを総合してみると、フリーランスWiFiはデータ通信量のあまりかからない用途を15GBの安い料金プランで利用する場合に、お得に契約できるポケット型WiFiのプロバイダであると言えます。
フリーランスWiFiの評判や口コミは?
フリーランスWiFiを実際に利用している方からは、以下のようなコメントが投稿されていました。
ランサーズさん運営のフリーランスWifiを契約した!
契約期間の縛りもなく、3日間に1GBなどの縛りもない。
これで旅先でアクロヨガしながら合間に仕事するみたいなことも可能✨そして、あんまり使わなかったらすぐに解約すればいい〜(笑) pic.twitter.com/Jx42hrML39
— Taka@アクロヨガとアニマルフローの先生 (@taka_acroyoga) August 19, 2019
契約期間に縛りがないのが良いね。
フリーランスWiFiなるレンタルサービスを利用してみることにした。レンタルなので解約金なし、屋内で電波の安定するLTE、月15Gで月額も安い。スカイプ通話1.5hで500MBくらいだったから、15Gあれば月30回分もあって十分。
— Ayuko Miyoshi (@miyoshiayuko) April 4, 2020
オンライン会議にも使えるのか。
毎月15GBで月額2,500円は安い。
✔︎縛りなし
✔︎解約金なし▼フリーランスWiFi| 【Freelance Basics】 by ランサーズ https://t.co/UmQzN9tApm
— まさと (@masato19870410) January 15, 2019
フリーランスWiFiは契約期間に定めがなくて解約しやすい点、あまりデータ通信量を必要としない方にとって使いやすい点、月額料金が安い点が高く評価されていました。
契約期間が定められていなくて、解約しやすいというのは、お得に契約するというよりリスクヘッジのための契約だと感じる方もいるかもしれません。
しかし、単純に契約期間があるプロバイダとそうでないプロバイダを比較した時に、契約期間のないプロバイダの方が自由に動けるというプラスな捉え方をしている方が多い印象です。
また、ギガ放題のようなとにかくたくさんデータ通信量を使いたい方には向いていませんが、そこまで多くのデータ通信量は必要ないという方にはかなり使い勝手の良いプロバイダとして人気のようです。
その使い勝手の良さは月額料金の安さも起因していて、一般的にポケット型WiFiの月額料金は4,000~5,000円が相場ですが、フリーランスWiFiはそれよりも安い点に注目が集まっています。
フリーランスWiFiの申し込み方法
フリーランスWiFiは実店舗を構えることなく運営しているインターネットサービスなので、申し込み方法はWebのみとなっています。
フリーランスWiFiの申し込みはWebから簡単にできます。
手順は以下の通りです。
1つずつみていきます。
フリーランスWiFiの公式サイトを開く
フリーランスWiFiの公式サイトから契約の申し込みができます。
フリーランスWiFiの公式サイトを開くと、赤色で大きな文字で「申し込む」と書かれたバナーが画面上に表示されています。
そこをクリックして、申し込みたいプランや契約内容を選択していきます。
料金プラン、オプションを選択する
画面が切り替わったら、15GB、30GB、60GBのいずれかの契約プランを選択し、安心サポートパックなどの4種類のオプションから付けたいものにチェックを入れます。
すると、選んだものに応じて画面の「選択内容」と書かれたところに、選択プランと合計月額費用が表示されます。
選択内容の確認画面が表示されるので、自分の契約したい内容で間違いなかったら、そのまま「フリーランスWiFiを申し込む」をクリックします。
なお、支払い方法はクレジットカードのみです。口座振替には対応していませんので注意してください。
メールアドレスを入力する
画面が切り替わって、フリーランスWiFiのWiFiマイページの登録手続きの画面が表示されます。
仮登録のメールを受け取って、そのメールに記載のリンクから本登録をする必要があるので、普段使っているメールアドレスを入力して、「仮登録メール送信」をクリックします。
もしメールが受信できていなかったら、迷惑メールをチェックしたり、受信拒否アドレスをチェックしてみてください。
契約者情報を入力する
注文フォームに契約者情報を入力していきます。
一通り入力し終わったら、入力情報の確認画面が表示されます。
よく確認して問題なければWiFiマイページの登録が完了します。
これでフリーランスWiFiの申し込みも完了です。
最短翌日に端末が到着
申し込みに不備がなければ最短翌日には端末が配送されます。
翌日発送して欲しい場合には、13時までに注文しましょう。
すぐに端末が届くのは、急いでいる場合には非常に便利ですね。
フリーランスWiFiに関するよくある質問
フリーランスWiFiは契約期間に縛りのないポケット型WiFiとして知られていて、ポケット型WiFiで人気の高いWiMAXとは一線を画した存在であることから、インターネット上で様々な質問が飛び交っています。
今回はその中から特に質問の多かった以下の8つの質問に回答していきます。
フリーランスWiFiに関するよくある質問
1つずつみていきます。
端末交換は対応している?
フリーランスWiFiは端末交換に対応しています。
ただし、必ずしも端末交換に対応してくれるわけではなく、安心サポートパックに加入する必要があって、そこに加入すれば月額料金550円を払い続けていかなければなりません。
安心サポートパックにさえ入っていれば、たとえ利用者側の過失によるものであっても、内容次第では端末交換に無料で対応してくれます。
このオプションに入っていない時に端末を故障させたり、紛失させてしまった場合は、あくまでも端末はレンタルで使わせてもらっているものなので、当然ながら弁済費用が発生します。
具体的にいくら請求されるか記載されていませんが、端末無料としていないプロバイダが請求するポケット型WiFiの端末代金は15,000円程度程度なので、それ以上の料金は請求されると思っておいた方がいいです。
フリーランスWiFiの事務手数料や初期費用は?
フリーランスWiFiの初期費用は4,400円です。
一般的にポケット型WiFiの初期費用の相場は、事務手数料分の3,300円とされています。
プロバイダによっては、初期費用として事務手数料以外に端末登録手数料などが請求されるところもあれば、逆に初期費用が0円のところもあります。
ただ、フリーランスWiFiに関しては初期費用の内訳が明らかにされていません。
そのため、事務手数料が3,300円なのかはっきりせず、事務手数料だけでない費用が発生しているのなら、どういった内容のもので料金が発生しているのかが不透明な状態です。
端末料金はかからないので、端末料金を請求するプロバイダよりかは初期費用が安いですが、それでも初期費用の内訳の不透明さは、運営に対する安心感が持てない要因の1つになっていると言えます。
費用の内訳が不透明だと安心感に欠けちゃいますね。
フリーランスWiFiでオンラインゲームはできる?
フリーランスWiFiでオンラインゲームができるかどうかは、そのゲームのグラフィックや何人のプレイヤーを同じ空間で同時に動かしているかによって変わってくると考えられます。
グラフィックに優れたゲームであれば、それだけ綺麗にゲーム画面を映し出すための解像度の高い処理が行えるくらいの通信速度が求められます。
また、FPSのようなバトルロワイアル形式のゲームだと、同じ空間に何十人ものプレイヤーが動いている状況がリアルタイムで自分の画面上に表示される必要があって、その分どうしても高速な通信速度が求められます。
フリーランスWiFiを使って、オンラインゲームをプレイする予定がある方は、そのゲームを十分にストレスなく遊ぶためにはどのくらい速い通信速度が必要なのかをはっきりして、その上で契約するかどうか判断することが大切です。
フリーランスWiFiのセキュリティは安全?
フリーランスWiFiにはセキュリティ性を高めるオプションがあります。
それが「セキュリティマルチライセンス」というもので、月額料金330円、1年あたり3,960円で利用できるオプションです。
これはフリーランスWiFi独自のものではなく、料金を支払うことで企業や官公庁、教育機関で利用できるようになるセキュリティソフトで、ウイルスや不正アプリ、ウェブサイトの閲覧に対する防御力の高さが特徴的です。
また、機器の紛失や盗難時に個人情報を削除できるため、何かトラブルが発生して個人情報を盗まれるリスクを最小限に抑えられます。
ただ、このソフトの具体的な評価や評判などがあまりまとめられていないことから、その良し悪しも不透明な状態なので、完全に安心安全で使えるインターネットだとは断言できないということを忘れずに契約を検討してみてください。
フリーランスWiFiの安心サポートって?
お客様の過失によって発生した本体あるいは付属品を、弁済金0円で新たな端末に交換するサービスがフリーランスWiFiの安心サポートパックです。
何か問題があった際に、15時までに代替機の交換を申し出れば、早くて当日中に端末が発送されますが、15時を過ぎると発送が翌日以降になる点に注意してください。
また、安心サポートパックは契約してから途中で追加したり、解除することはできません。
つまり、思ったよりも安心サポートパックは料金が高かったから、翌月からは解約して月額料金を安く抑えようということができないということですね。
それは他のオプションにも言えることで、フリーランスWiFiの契約に失敗しないためにも、契約時に使いたいオプションを選択してから変更は対応できない点を忘れないようにしてください。
沖縄でも繋がる?
フリーランスWiFiは沖縄でも、その周辺にある宮古島などのエリアでも繋がる場所もあれば、繋がらない場所もあります。
フリーランスWiFiのインターネット回線はソフトバンクから使わせてもらっている形なので、ソフトバンク回線がどの程度の広さのエリアの通信を網羅しているのかによって変わってきます。
山間部が多い場所だと、提供エリアの範囲外となってしまうところが多くなってしまい、それは本州でも沖縄でも変わりません。
フリーランスWiFiだけでなく、スマホやポケット型WiFiの契約を進める前には、自分の住んでいる地域のエリアあるいはよく出かけるエリアが、契約する予定のプロバイダの回線の提供エリアになっているかどうかを調べておく必要があります。
提供エリアの情報が公式サイトで調べられるところもあれば、インフォメーションセンターなどで確認をする必要があるところもあります。
契約してから提供エリアの範囲外が生活圏内になっていることが多いという事実が判明すると、乗り換えにかかる手間が大きな負担になってしまいます。
提供エリアの部分も意識して、契約するインターネットサービスを定めていった方がいいです。
フリーランスWiFiは海外でも使える?
フリーランスWiFiは海外では使えません。
海外利用を考えている場合は、クラウドSIMをレンタルしましょう。
【クラウドSIMとは】
- SIMカードを挿入して使う一般的な通信と違い、サーバー上で管理されているSIMの中から最適なSIM情報を利用して繋がる通信サービス
- 最適なSIMを選択するので、つながりやすい特徴がある。
- そのままの端末で海外利用も出来るのが大きなメリット
- 最大速度は100Mbps~150Mbpsとそれほど高速ではない
端末はそのままで海外利用もできるのが、クラウドSIMの最大の特徴。
クラウドSIMを取り扱っているレンタルWiFi事業者を選べば、国内・海外問わず使えて便利です。
フリーランスWiFiをSIMカードだけで契約できる?
フリーランスWiFiではSIMカードだけを契約することはできません。
契約を進めて、端末が届いたらSIMカードを端末に挿入することで利用できるような仕組みになっています。
そのため、ポケット型WiFi端末を持っている方の中には、SIMカードさえあれば十分と考える方もいるでしょう。
しかし、フリーランスWiFiはSIMカードだけの提供はしていません。
ポケット型WiFiでは、スマホのようにSIMカードだけを契約できるところはほとんどないということを覚えておいてください。
SIMカードだけは無理でもSIMフリーのポケット型WiFiなら提供しているところもあります。
フリーランスWiFiはデータ量無制限で利用できる?
フリーランスWiFiはデータ量無制限で利用できるプロバイダではありません。
15GBと30GB、60GBの3つの通信容量が決まったプランしか用意しておらず、WiMAXのギガ放題のような無制限プランはないです。
もしデータ量無制限で利用できるポケット型WiFiが欲しいなら、WiMAXやデータ容量のかなり大きいクラウドSIM系のプロバイダがおすすめです。
ただ、WiMAXの無制限プランを利用する際には、無制限とはいえど通信制限が全くかからないわけではない点に注意してください。
かつては4G通信だと3日で10GB、5G通信だと3日で15GB以上使えば速度制限がかかっていました。
2022年2月の発表で規制が緩和され、5G通信で具体的な数値での速度制限の規制がなくなり、実質無制限で使えるようになりました。
それでも、完全に無制限で使えるわけではないため、ある程度は注意しながら利用していく必要があります。
ポケット型WiFiでは業界全体で完全無制限のプランがあまり認められていません。
まとめ:フリーランスWiFiはそこまでおすすめできない
フリーランスWiFiはお得にそれなりのデータ容量が使えればいいという方に向いているポケット型WiFiです。
しかし、無制限でどんどんインターネットを使っていきたいといった方や回線速度の速さを求める方にはあまり向いていません。
その場合はWiMAXがおすすめですよ!
フリーランスWiFiの特徴を押さえた上で、自分の求めるポケット型WiFiなのかどうか判断してみてください。
動画視聴などよりネットサーフィンやSNSの利用の多い方に、フリーランスWiFiはおすすめです。