ドコモ光の引越し手順や工事費用を徹底解説-対応が間に合わないときの対処法も紹介-
ドコモ光の引越しってどうしたらいいの?
ドコモ光を利用している方の中には、引越した場合にどのように手続きを行えばいいのか、引越した先での設設定方法に困る方もいると思われます。
また、引越した際に別のWiFiに乗り換えをしたいけど、どこがいいのかわからないという方もいるでしょう。
そこで今回は、ドコモ光を使っていて引越しを予定している方に向けて、引越し先での手続きや設定方法、乗り換え先のおすすめWiFiなどについて解説していきます。
この記事で分かること
- ドコモ光引越しの際の手続きや必要な費用
- ドコモ光からの乗り換えにおすすめなWiFi
- 引越しでお得にドコモ光から乗り換える方法
\当サイトおすすめの光回線 3選/
サービス名
| auひかり | ドコモ光 | NURO光 |
月額料金(税込) | 戸建て:5,390~5,610円(税込) マンション:4,180円(税込) ※マンションはタイプV16契約以上の場合 | マンション/4,400円~ 一戸建て/5,720円~ | 2年契約/5,700円 3年契約/5,200円 |
工事費用(税込) | マンション/33,000円 一戸建て/41,250円 (ネット+電話の申し込みで実質無料) | マンション/16,500円 一戸建て/19,800円 (現在は新規なら無料) | 44,000円 (36ヵ月で実質無料) |
初期費用(税込) | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
通信速度(実測値) | 平均ダウンロード速度: 472.95Mbps 平均アップロード速度: 447.83Mbps | 平均ダウンロード速度: 274.97Mbps 平均アップロード速度: 236.64Mbps | 平均ダウンロード速度: 568.67Mbps 平均アップロード速度: 515.88Mbps |
詳細 | auひかりの詳細を見る | ドコモ光の詳細を見る | NURO光の詳細を見る |
・ユーザー使用率11.9%で業界1位のシェア
・ユーザーからの評価も高い
・キャンペーンやドコモのスマホセット割が充実
総合評価 | 4.5 |
料金の安さ | 5.0 |
通信速度 | 5.0 |
キャンペーンの充実度 | 5.0 |
スマホセット割 | 4.0 |
使用者数ランキング(全97プロバイダ) | 1位/97プロバイダ(119人/1000人) |
ユーザー総合評価(100点満点) | 70点 |
通信速度(100点満点) | 75点 |
月額料金(100点満点) | 63.9点 |
キャンペーン・キャッシュバック(100点満点) | 61.6点 |
初期導入(100点満点) | 77.9点 |
サポート(100点満点) | 71.6点 |
月額料金 | ¥4,510 |
光回線を検討している方で「ドコモ光って使いやすいの?」など気になっている方もいるのではないでしょうか。
ドコモ光は最大通信速度が速く、プロバイダの選択肢が広いなどがメリットです。
一方、月額料金が高いなどの側面も持ち合わせています。
ドコモ光が気になる方は、一度公式サイトをご覧ください。
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ドコモ光の引越し手続きを行う手順
ドコモ光を利用していて引越し手続きを行うとなると、以下のような手順で手続きを行う必要があります。
ドコモ光に移転の申し込み
まずはドコモ光に移転する旨を伝えて申し込みをしましょう。
移転の申し込みは、webページ、電話、ドコモショップのいずれかを通じて行います。それぞれの申し込み方法を整理しておきましょう。
webページ | 電話 | ドコモショップ | |
申し込み方法 | ・ドコモ光お引越し受付フォームから | ・ドコモ携帯電話:局番なしの151(無料) ・一般電話:0120-800-000 | ・来店予約の上ショップ窓口にて申し込み |
受付時間 | ・24時間受付 | ・午前9時〜午後8時(年中無休) | ・各店舗の営業時間内 |
必要情報 | ・ドコモ光の契約者名 ・契約(ID)お客さID ・連絡先電話番号 ・引越し予定日 ・引越し先の住所 ・引越し先の工事希望日 ・メールアドレス(Webのみ) |
この3つの方法の中でも、Webからの申し込みだと期間・用途固定のdポイントが5,000ptもらえるキャンペーンが実施されていて、移転から7か月以内にドコモ光を利用すればこれが適用されます。
WEBで申し込む場合、契約者名や住所など入力する項目が多いので、間違いのないよう慎重に対応してくださいね。
引越し元でドコモ光の撤去工事をする
申し込みが完了してから、引越し元でドコモ光の撤去工事を行わなければなりません。
この工事には本人の立ち会いが必ず必要です。
日程調整をして、引っ越す前に撤去工事を済ませられるように余裕をもって行動するようにしましょう。
もし撤去工事が退去日に間に合わないという場合は、マンションやアパートの管理人あるいは大家さんに事情を話して、代理で立ち会ってもらうようにした方がいいです。
その際には、撤去に必要な費用を代理人に渡しておく必要があります。
引越し先でドコモ光の回線の開通工事をする
引越しが完了したら、引越し先でドコモ光の開通工事を行います。
引越し先の回線状況によっては、すでに回線が設置されていたり、マンションであっても戸建ての扱いになったりすることもあります。
それらの点をよく確認して工事を進めた方がいいです。
ルーターを設置して、デバイスの設定をする
ドコモ光の開通工事が完了したら、それまで設定していた方法と同じやり方で、ルーターの設定やデバイスの設定をしていきます。
うまく設定できていればすぐに繋がりますが、もし繋がらない場合は、デバイスの接続設定は完了しているけど、インターネット上でルーターの接続設定ができていない可能性が高いです。
ルーターの接続設定まできちんとできているのか確認してみてください。
ここまでの一連の流れで、早くても約3週間ほどかかります。
引越しの多い3月・4月は特に時間がかかりやすい傾向にあるので、なるべく早めに手続きを行うようにしましょう。
ドコモ光の引越し先での設定方法
ドコモ光の引越し先での設定方法をデバイス側とルーター側に分けて説明していきます。
デバイス側は、スマホなら「設定」の「WiFi」の項目から接続するインターネットのSSIDを選択して、ルーター本体に記載されているパスワードを入力すれば設定完了です。
ルーターはどこのメーカーのものを使うかによって変わりますが、BUFFALOを例に挙げて説明します。
BUFFALOはインターネット接続画面を出すために、BUFFALOのアカウントにログインして、接続先のプロバイダを確認し、ユーザー名とパスワードを入力して「進む」を押します。
上手く接続出来たら、「接続成功です」という画面が表示されます。
これで接続設定は完了です。
ドコモ光のプロバイダを変更した場合、特別な設定が必要
ドコモ光を引越し先で継続して使うにあたって、プロバイダを変更して利用する方は別途設定が必要です。
そのまま利用する場合なら接続設定が不要な場合もありますが、プロバイダを変更するとなるとSSIDやパスワードも変わってくるので、接続設定を改めて行う必要があります。
接続設定の方法は通常通りの設定方法と変わらず、接続設定からSSIDとパスワードを入力するだけです。
ただ、プロバイダを変更する際には、かつて契約していたプロバイダを解約すると解約金が発生する可能性があります。
契約期間が設けられていると、期間中の解約は契約違反になります。
また、ルーターが提供されることがあり、そうなると普段使っているルーターと接続設定が違うので、やや扱いにくさを感じるかもしれません。
それを理解した上でプロバイダの変更手続きを行ってください。
引越し先での設定が上手くできない場合
どうしても引越し先での接続設定が上手くいかない場合、ルーターの不調や回線障害などが起きている可能性が考えられます。
その時はドコモのインフォメーションセンターに問い合わせをしてみてください。
問い合わせの方法はLINEと電話があって、好きな方を選択できます。
また、ありきたりな原因によって生じたものであれば、24時間おたすけロボットというチャット機能でどうにかなる場合があります。
そちらの利用も検討してみてください。
ドコモ光の引越し手続きに必要な費用
ドコモ光の引越しには以下の費用がかかります。
そして、移転時には移転手続きの費用と工事費用の両方が請求されます。
引越しの工事費はエリア毎で異なる
ドコモ光の引越しには、移転事務手数料2,200円(税込)と工事費が必要です。
工事費は、地域と建物タイプによって料金が3パターンに分かれます。(移転事務手数料は地域やタイプに関わらず一律2,200円)
それでは、3つの料金パターンをみてみましょう。
戸建てタイプ | マンションタイプ | |
移転事務手数料 | エリアに関わらず2,200円(税込) | |
東日本・西日本 エリア内での引越し | 9,900円(税込) | 8,250円(税込) |
東日本・西日本 エリア外での引越し (NTT東日本⇄NTT西日本) | 19,800円(税込) | 16,500円(税込) |
無派遣工事 | 2,200円(税込) |
ドコモ光の東日本エリアと西日本エリアにそれぞれ指定されている都道府県が決められています。
そのエリア内であればどこであっても10,000円以内で工事ができますが、NTT東日本と西日本のエリアを跨ぐ場合は、倍近くの料金が必要になるので注意しましょう。
また、無派遣工事とは、引越し先の住居にあらかじめ光回線が整備されている場合の、工事作業員が立ち会う必要のない工事のことです。
無派遣工事で対応できれば2,200円(税込)という低コストで実施できるので、引越し先の回線状況は事前にチェックしてください。
ちなみに、新規契約であれば工事費用が無料になるキャンペーンを実施していますが、移転の場合は無料にはならない点に注意が必要です。
引越しでドコモ光を解約する場合
引っ越す際に、2年契約のプランでドコモ光を契約していて、それを解約して別のインターネットに乗り換えるとなると、ドコモ光の解約金がかかります。
戸建ての場合は14,300円、マンションなどの場合は8,800円です。
他のインターネット契約と違って、契約満了月だけでなく、そこから3ヶ月間は解約違約金がかからないので、乗り換えを検討する際はじっくり考えて検討してみてください。
また、途中で契約期間なしのプランに変更する時でも、解約金が発生してしまうことも押さえていた方がいいです。
ちなみに、初めから契約期間なしのプランに契約していると、いつ解約しても契約違反にはなりません。
少し月額料金は上がりますが、解約の心配が少しでもある方は、契約期間なしのプランでの契約をおすすめします。
引越しによる光回線の撤去工事は原則無料って本当?
例えばフレッツ光の場合は撤去工事費用はかかりませんが、NURO光だと11,000円の費用が発生します。
「どの光回線も撤去費用は原則無料」というわけではないので、あらかじめ把握しておきましょう。
また、光回線によって撤去工事は必須でないこともあります。
自分が撤去を希望しなければそのままの状態で退去できますので、解約する前に確認しておきましょう。
ドコモ光の引越しは移転or乗り換えならどちらがおすすめ?
ドコモ光を引越し先でも使う場合は、できれば乗り換えよりも移転の方がいいです。
ただ、ドコモ光のサービスに不満を感じているなら乗り換えでもいいかもしれません。
メリットやデメリットをきちんと理解した上でどうするか判断してみてください。
ドコモ光を移転しても使い続けるメリット3選
ドコモ光を移転しても使い続けるメリットとして、以下の3つが挙げられます。
1つずつみていきます。
撤去工事から導入工事までサポートしてくれる
ドコモ光は移転する際に回線の撤去工事から導入工事までしっかりサポートしてくれます。
もし乗り換えをするとなると、対応してくれるのは撤去工事までで、導入工事は乗り換え先のサポートになって、導入工事が思うように進まないという可能性があります。
一連のサポートを円滑に行えるという意味でも、移転の方が何かと便利です。
工事費用が安い
ドコモ光で移転を選ぶか、乗り換えを選ぶかの一番の違いはコスト面です。
多くのエリアでは移転手数料を含めて、10,000円程度で工事が完了してかなり安いです。
ドコモ光から別のインターネット回線に契約するとなると、ドコモ光での解約金が発生して、さらに乗り換え先での新規工事費用がかかるので、かなりのコストがかかってしまいます。
それでもドコモ光よりも優れたインターネット環境が必要だという方でない限りは、ドコモ光で移転する方がいいでしょう。
違約金が発生しない
ドコモ光の移転を選ぶと、そのままドコモ光を使う形となるので、解約という扱いにはならず、違約金が発生しません。
もしドコモ光から乗り換えを選んだら、ドコモ光を解約して新しく別のインターネット会社に契約するという形になります。
そのため、違約金が発生してしまいます。
違約金は1万円程度かかってくるものなので、これを抑えられるかどうかでだいぶコストが変わってきます。
ドコモ光を移転しても使い続ける3つのデメリット
ドコモ光を移転しても使い続けるデメリットとして、以下の3つが挙げられます。
1つずつみていきます。
工事費用が無料にならない
ドコモ光は新規契約の際には、キャンペーンで工事費用が実質無料となります。
しかし、移転時にはそういったキャンペーンがなく、費用は安いとは言えど工事費用そのものはかかってしまいます。
移転するならなるべく早く判断した方がいいですが、それを加味して、ほんとに必要な引越しなのか、コスト的な余力があるのかをきちんと判断して、適切なタイミングで契約するように心掛けてみてください。
新居と現住所が遠いと手間がかかる
ドコモ光は新居と現住所がかなり遠くなってしまうと、手続きに手間がかかってしまう可能性があります。
ドコモ光はドコモが提供している回線ではなく、NTTの回線を使用していて、東日本エリアと西日本エリアで管轄が分かれています。
もし東日本から西日本への移動、あるいはその逆があるとなると、撤去工事と導入工事とで管轄が変わって、乗り換え時と同じような手続きがかなり不便です。
コスト面を考えれば移転でもいいかもしれませんが、同じエリア内での移転と比べるとやや旨みが失われてしまいます。
回線速度が足りないと使いづらい
ドコモ光はNTTの回線をそのまま使用しており、基本的に通信速度の上下最大速度は1Gbpsです。
しかし、1Gbpsがそのまま出せるわけではなく、通信環境によってその10分の1以下の速度に下がることも珍しくありません。
普通に動画を視聴したりする分には問題ないかもしれませんが、PCにかなりの負荷がかかる作業をするとなるとより回線速度が速いところでの契約が必要な場合もあります。
初めはそれにドコモ光の速度でも満足していたけど、今では物足りないということもあります。
そういったスペック面での不便さを感じると、移転よりも乗り換えの方がストレスなくインターネットを利用できます。
ドコモ光を引越し先で乗り換えるメリット3選
一方で、ドコモ光を解約して新しいインターネットに乗り換えた場合には、以下のようなメリットがあります。
1つずつみていきます。
お得な契約内容で新しくインターネットの契約ができる
ドコモ光を利用し続けるよりも、別のインターネットを契約した方がお得にサービスが利用できることがあります。
ドコモ光よりも安い月額料金でサービスが利用出来たり、新規契約するとお得なキャッシュバックキャンペーンが受けられたりと、その内容は契約先によって様々です。
もしドコモ光よりも自分のライフスタイルや考え方にぴったりなものがあれば、そこで契約した方がより効用は高まります。
ドコモ光に不満がなくて、多少初期費用をかけてでも、長い目でみればよりお得にインターネットが利用できる契約先が見つかれば、そこを検討してみてもいいかもしれません。
より回線速度の速いインターネット環境が作れる
新しくインターネットの契約をすることで、より速度の速い通信環境を作ることが可能です。
大抵のことは20Mbpsも出せればできるので、ダウンロードやアップロードに実際そこまで通信速度の速さは必要ありません。
しかし、通信速度が速ければ速いほどサクサクとインターネットが使えて、通信状況が悪くてイライラしてしまうという状況が起こりにくいです。
今やインターネットで検索した情報を1秒とかけずに瞬時に検索結果として表示されるのが当たり前という認識を持った人が多い時代です。
これからはさらにその上の段階の認識になるように、全体的な通信速度が5Gなどの技術で速くなっていきます。
そういった時代に取り残されないためにも、通信環境の速さを求めるのは大事なことです。
違約金を負担してくれるところもある
インターネットの契約先次第では、乗り換えで契約した際に、乗り換え前のプロバイダでの違約金を負担してくれるところもあります。
ドコモ光も例外なく契約期間中に解約すれば解約違約金が発生します。
これがネックとなって、契約期間満了まで解約に踏み切れずに我慢してしまう方も多いです。
しかし、この違約金を負担してくれるとなると、乗り換え先は限られてしまうとは言え、違約金の負担を気にせずに解約できるのでかなり楽な気持ちになれます。
これらを気にせずインターネットの利用がしたい場合は、ドコモ光でも契約期間を縛らないプランが用意されているので、契約時にそっちのプランを検討してみてください。
ドコモ光を引越し先で乗り換える際の3つの注意点
ドコモ光を解約して新しいインターネットに乗り換えた場合には、以下のようなデメリットがあります。
1つずつみていきます。
解約金が発生する
解約するということは、契約期間が定められていれば契約違反にあたり、解約違約金が発生してしまうこととなります。
これを回避するためには、契約更新月に解約する必要があります。
ドコモ光の場合は更新月から3ヶ月の猶予があるのでまだ解約のし忘れは避けやすいですが、いつ契約更新月になるのかを把握してないと、いつの間にか契約が更新されてまた2年待たなければなりません。
そうならないように、更新月を必ずチェックしておいた方がいいです。
新規契約キャンペーンが使えないこともある
必ずしも新規契約キャンペーンがもらえるとは限らない場合もあります。
それは乗り換えと新規契約を別物と考えているというパターンです。
乗り換えはあくまでも乗り換えで、乗り換えが対象となるキャンペーンしか受け取れないことも珍しくありません。
新規契約のキャンペーンと乗り換えのキャンペーンの両方をもらえると思って乗り換えたら、キャンペーンが適用されなくて損してしまったということも起こり得ます。
キャンペーンの対象がどうなっているのか契約前に確認しておくと損せずに済みます。
契約手続きがめんどう
乗り換えの場合は、純粋にそのまま移転という形で契約するよりも契約手続きが面倒です。
新規契約する相手に対して、再度個人情報を提供したり、身分証明などを行わなければならないので、それだけ多くの手間がかかります。
特にインターネット回線にこだわりなどがなく、あまり細かい契約関係のことが得意じゃない方にとっては、ややめんどうに感じてしまうかもしれません。
ドコモ光の引越しに関する注意点
ドコモ光の引越しについて、以下の3つの点に注意しなければなりません。
1つずつみていきます。
注意点1.ドコモ光を解約し再度新規契約はできない
ドコモ光を解約してから、再度新規契約することはできません。
ドコモ光は新規契約の特典でdポイントがもらえたりして、解約後に再度契約できるようにしてしまうと、それを繰り返してdポイントを稼ごうとする人が出てくる可能性があります。
それを防止するために、ドコモ光は再度新規契約ができないようになっています。
注意点2.工事日変更を期日までに伝えないと延期させられる
工事日の変更は工事日の4日前までというふうに決められています。
もしその期日を越えてしまうと、工事日が延期させられたりします。
何らかの事情で工事日を変更しなければならない場合は、必ずすぐに連絡するようにしてください。
注意点3.ドコモ光電話の電話番号が変わる可能性がある
もしドコモ光電話の契約も同時にしている方は、引越しに伴ってその電話番号が変わる可能性があります。
事前にドコモ光電話の番号が変わるかどうか確認しておいた方がいいです。
ドコモ光電話だけでなく、NTTが提供するひかり電話も同様の対応になる可能性があります。
電話番号が変更してしまうと、色々なサイトなどで登録している電話番号も新しいものに変更しなければならないのでかなり不便です。
注意点4.,引越し先の住所がドコモ光の対応エリア内なのかをチェックしておく
現在の住所で問題なくドコモ光を利用できていたとしても、引っ越し先で使えない可能性もあります。
引っ越してから気付くのでは遅いので、引っ越す前にエリアの確認を行って下さい。
ドコモとフレッツ光の公式サイトでは、住所や郵便番号を使って対象エリアをチェックできます。
もしチェックして下記のような表示が出ると、引っ越し先の住所でドコモ光が使えません。
画像引用:フレッツ光
別の光回線へ乗り換える必要があるので、必ず確認して下さいね。
引越しの時にドコモ光からお得に乗り換える方法
引越しでドコモ光から別のインターネットサービスに乗り換える場合、以下の方法で解約することでお得に乗り換えられます。
1つずつみていきます。
方法1.契約更新月に解約する
ドコモ光だけに限ることではありませんが、契約期間の設定されているインターネットサービスは、契約期間が満了する月が契約更新月となります。
そして、契約更新月に解約すれば契約違反にならないので、解約違約金が請求されることはありません。
契約更新月を過ぎてしまうと、自動契約制により再度契約がスタートして、また契約更新月を迎えるまでは解約時に違約金がかかってしまいます。
そのため、契約更新月ぴったりに解約しなければなりません。
ただ、先程説明したように、ドコモ光は契約更新月から3ヶ月以内の解約なら違約金がかからない仕組みとなっています。
解約手続きを忘れてしまわない範囲で、ゆとりをもって解約の準備を進めるようにしましょう。
方法2.お客様サポートで電話をして解約する
ドコモ光には電話で解約する方法とドコモショップで解約する方法があります。
そのうち、電話でお客様サポートに連絡する方法で解約すると、プロバイダも自動的に解約してくれるので手続きが少し楽になります。
ドコモ光はNTTの回線を利用して、プロバイダはいくつかの選択肢の中から選ぶか、個別に自分で契約するかのどちらかの形で別途契約をする仕組みです。
そして、プロバイダの選び方次第でプランが決まります。
そのため、本来回線の解約とプロバイダの解約は別々に行わなければなりません。
しかし、電話での手続きだとドコモ側でプロバイダの解約の手続きをしてくれるので、自分でプロバイダの解約手続きをする手間が省けます。
方法3.高額キャッシュバックキャンペーンを解約金にあてる
SoftBank光のように乗り換えをすると高額なキャッシュバックキャンペーンをしてくれるところや、それ以外にも新規契約で同様にキャッシュバックがもらえるところがあります。
そうなった場合、もらったキャッシュバックのお金を違約金に補填することで、全額あるいは一部をカバーできます。
もしそういったキャンペーンを実施しているところのインターネットサービスが不満なく使えるところであれば、乗り換え先の1つとして選択してみてもいいかもしれません。
補足:ドコモ光には引越し時に使えるキャンペーン特典がある?
引っ越し先の住所でもドコモ光が利用可能であれば、そのまま継続して利用できます。
他社回線に乗り換えるのは面倒ですよね。
継続して使う場合は『ドコモ光お引越し(移転)』特典を申し込みましょう。
特典として2,000dポイントが貰えるので、申し込んだほうが得をします。
オプション加入など不要で適用されるため、引っ越し先でもドコモ光を利用する人におすすめ。
ドコモ光お引越し(移転)特典の適用条件
移転先で7ヶ月以内にドコモ光を利用する、ドコモ光の会員がdポイントクラブ会員であることが条件として掲げられています。どちらも難しい、もしくは厳しい条件ではないので問題なくクリアできるでしょう。
しかし、上記の条件を満たせなかった場合特典が適用されなくなる可能性があります。条件を満たせるよう、十分注意しましょう。
ドコモ光の引越し手続きや工事が間に合わないときの対処法は?
特に引っ越しのシーズンと被ると、光回線工事が遅くなります。予定していた開通日よりも大幅に遅れることがあるので、早めに申し込みたいところ。
開通しなければ回線は利用できないので、開通するまではネットが使えない状況になります。
そのような場合は、繋ぎとしてポケット型wifiやホームルーターをレンタルしましょう。
どちらも工事不要ですぐにwifiが使えますし、安くレンタルできますよ。
中にはお試し期間が設けられている会社もあるので、性能を試すことも可能です。
下記の記事ではおすすめのルーターを複数紹介しています。気になる人はぜひご覧下さい。
引越しでドコモ光からの乗り換えにおすすめのインターネット回線3選
引越しでドコモ光から別のインターネットに乗り換える場合には、以下の3つのWiFiサービスをおすすめします。
SoftBank光:解約金の負担があるのでお得に乗り換え可能
SoftBank光は乗り換え前のインターネットサービスの解約違約金を負担してくれるインターネットサービスとして知られています。
SoftBank光のサービス内容は以下の表の通りです。
SoftBank光 | |
運営会社 | ソフトバンク株式会社 |
サービス開始年 | 2015年 |
月額料金 | ・マンション:4,180円 ・戸建て:5,720円 |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
契約年数 | 2年 |
支払方法 | ・クレジットカード払い ・口座振替 |
SoftBank光は通信技術のビッググループとして知られるソフトバンク株式会社が運営しているサービスです。
2015年に光通信サービスの提供を開始していて、いくつもの料金プランが用意されています。
基本的には上下最大通信速度1Gbpsの料金プランで契約する方が多く、それよりも速い通信速度を求める方で上下10Gbpsの速度のプランを契約する方も一定数います。
自分のインターネットの利用状況に合った料金プランを選択できるので、ある程度インターネットに関する知見のある方におすすめです。
SoftBank光の工事費用は実質無料なので、ここでもらえるお金を元々契約していたインターネットサービスの解約違約金にあてることで、負担なく乗り換えがしやすくなります。
キャッシュバックの方法はそこに補填するために一括で振り込んでもらう方法もあれば、月額料金から毎月1,100円×24ヶ月分割り引く方法を選択することも可能です。
おすすめできる人の特徴:SoftBankスマホを利用している人
SoftBank光はSoftBankスマホを利用している人におすすめの光回線です。
なぜなら、SoftBank光には“おうち割 光セット”というサービスを利用できるからです。
“おうち割 光セット”はSoftBankスマホを利用している方限定のサービスであり、契約プランにもよりますが、1端末あたり最大1,100円の割引が適用されます。
このサービスは、最大10端末まで適用され、仮に4人家族であれば最大4,400円もスマホ代がお得になります。
以上のことからも、SoftBank光はSoftBankのスマホを利用している家族向けの光回線です。
縛りなしWiFi:契約期間なしのポケット型WiFiで工事不要
縛りなしWiFiは契約期間なしのプランを安い料金で契約できるポケット型WiFiサービスです。
縛りなしWiFiのサービス内容は以下の表の通りです。
縛りなしWiFi | |
運営会社 | フォン・ジャパン株式会社 |
サービス開始年 | 2019年 |
月額料金 | ・10GB:1,980円(6カ月目以降2,178円/月) ・30GB:2,800円(6カ月目以降3,278円/月) ・60GB:3,480円(6カ月目以降4,103円/月) ・90GB:3,940円(6カ月目以降4,818円/月) |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
契約年数 | 縛りなし |
支払方法 | ・クレジットカード払い ・口座振替 |
縛りなしWiFiは、fon光を提供するフォン・ジャパン株式会社が運営するポケット型WiFiサービスで、かなり料金プランが豊富で、あらゆるユーザーのニーズに答えられるWiFiサービスとして人気です。
まずは契約期間の縛りなしか1年契約か3年契約かを選択します。
次に40GB、50GB、60GB、100GBから容量を選択して、ソフトバンクの回線かWiMAXの回線かを選択して料金プランを決めていきます。
ほとんどのプランは4,000円以内というかなりの安さで利用できる点が魅力的で、コスパを意識するなら縛りなしWiFiが一番おすすめです。
また、ポケット型WiFiというだけあって、工事が不要な分契約からサービス利用開始に至るまでにさほど時間がかからないという強みもあります。
固定回線の工事は何かとトラブルが起きて、インターネットが利用できるまでに時間がかかってしまいやすいので、早くインターネット環境が欲しい方にはありがたい要素ですね。
ただ、ポケット型WiFiは無線接続が基本で固定回線ほど速い通信速度を出すことができません。
そことコスト面をどう考えるかで、ポケット型WiFiと固定回線のどちらがいいか変わってきます。
ちなみに、WiMAXの回線だと100GBのプランしか選べない点にも注意が必要です。
おすすめできる人の特徴:縛りがないWiFiを利用したい人
縛りなしWiFiは、縛りがないWiFiを利用したい人におすすめのインターネット回線です。
縛りなしWiFiは契約期間の縛りがないことはもちろんのこと、余計な解約違約金を支払う必要ありません。
また、初めて縛りなしWiFiを利用する場合は”はじめておトクキャンペーンが”適用されるため、最大10,000円の期間限定キャッシュバックが適用されます。
ですので、1,890円/10GBのプランが実質1,057円から利用することが可能です。
参考までに、各プランのキャッシュバック適用後の利用料金をご覧下さい。
通常料金 | 適用後の実質料金 | |
10GB | 1,890円 | 1,057円〜 |
30GB | 2,680円 | 1,847円〜 |
60GB | 3,480円 | 2,647円〜 |
90GB | 3,980円 | 3,147円〜 |
表からも分かる通り、今乗り換えるとお得にインターネット回線を利用できます。
以上のことからも、縛りなしWiFiは縛りを気にすることなくWiFiを利用したい人におすすめです。
fon光:最大2Gbpsの高速通信でインターネットがサクサク
fon光は安い料金で最大通信速度2Gbpsの高速通信が魅力的なインターネットサービスです。
fon光のサービス内容は以下の表の通りです。
fon光 | |
運営会社 | フォン・ジャパン株式会社 |
サービス開始年 | 2020年 |
月額料金 | 4,378円 |
初期費用 | 3,300円(事務手数料) |
契約年数 | 初年度3年(以降2年) |
支払方法 | ・クレジットカード払い ・口座振替 |
fon光はフォン・ジャパン株式会社が運営していてスペイン発の会社です。
主にWiFiレンタルや通信回線事業サービスを取り扱っていて、料金の安さに注目が集まるインターネットサービスの運営元として知られています。
実際fon光も料金が安く、インターネット回線サービスであれば月に5,000円以上するところが多い中、fon光は戸建てかマンションかに関係なく、月額4,378円で使える優れたインターネットサービスです。
料金がシンプルでわかりやすく、初期費用は事務手数料のみで工事費用実質無料というお得さも兼ね備えています。
さらに、通信速度は最大下り2Gbpsという速さで有名なnuro光にも負けない通信速度を誇っています。
高速通信ができてかつ契約しやすい料金プランになっているfon光ですが、契約期間が2年と定められていて、他のインターネットサービスとは違って契約期間なしのプランが用意されていません。
そのため、契約更新月以外のタイミングで解約してしまうと、21,780円というやや高額な違約金が請求されてしまう点に注意が必要です。
さらに、他のインターネットサービスでも言えることですが、fon光だと30ヶ月以内の解約で残りの月の工事費用を一括で支払わなければならない点も忘れてはなりません。
おすすめできる人の特徴:オンラインゲームを楽しみたい人
fon光はオンラインゲームを快適に楽しみたい人のおすすめの光回線です。
なぜなら、fon光は通信速度の安定性が高いからです。
fon光は独自回線で高速通信を実現する“NURO光”の回線を利用しているため、他社の光回線よりも安定しています。
参考までにfon光の通信速度の実測値をご覧下さい。
通信速度 | 実測値 |
上り速度 | 645Mbps |
下り速度 | 604Mbps |
Ping値 | 12.7ms |
特に注目してほしい通信速dが”Ping値”です。
Ping値はラグの起きやすさの指標となる値で、数値が低いほど快適にオンラインゲームをプレイできます。
Ping値は、15ms以下でかなり速いといわれている中、fon光のPing値は12.7msですので、ラグの心配が入りません。
以上のことからも、オンラインゲームを快適に楽しみたい人にfon光はおすすめです。
ドコモ光の引越しに関するよくある質問
ドコモ光の引越しに関する質問が多く見られますが、その中からよく質問されやすい以下の質問について回答していきます。
ドコモ光の引越しに関するよくある質問
ドコモ光の引越し工事費用が無料になる方法はない?
ドコモ光の引越し工事費用を無料にする方法はありません。
ドコモ光の工事費用が無料になるのは、あくまでも新規契約時だけです。
そうなると、新規契約扱いなら工事費用がかからないと考えて、ドコモ光を一度解約しようという方も出てきてしまいます。
GMOでドコモ光を契約している場合の引越し方法は?
GMOとくとくBBでドコモ光を契約した場合、GMOとくとくBBでは引越しの手続きはできません。
ドコモ光で契約している場合と同様に、ドコモの窓口で引越しの手続きを行う必要があります。
ドコモ光の撤去工事が間に合わないんだけど…
急な転勤など様々な事情ですぐに引っ越さなければならなかったり、うっかりドコモ光の移転手続きを忘れていたりすると、ドコモ光の撤去工事が遅れてしまうことがあります。
それに気づいた段階で、少しでも早めにドコモの窓口に連絡してください。
対応が遅れてしまうと工事日そのものが延期してしまったり、引越し日の関係で立ち会いができなくて、代理で立ち会いを他の誰かに頼まなければならなくなります。
ドコモ光の撤去工事には立ち会わないとダメ?
ドコモ光の撤去工事には立ち会いが必要です。
工事業者は宅内に入って作業することとなります。
そのため、立ち会いがないと盗難事件などが起きてしまうことも想定されます。
大抵の場合は派遣工事が行われるので、その準備をしっかりとしておく必要があります。
一方で、既にNTTの光ケーブルが宅内に引き込まれている場合は、宅内に工事業者を入れるようなことがないので立ち会いも不要です。
最近ではマンションなどで過去の居住者が光ケーブルをそのままにして引越しているケースが多く、それを使えば特別な工事は必要ありません。
この場合だと、NTT局舎内で信号の切り替え作業をすれば使えるようになるので、無派遣工事という扱いになります。
ドコモ光の工事日を早めることはできないの?
ドコモ光の工事日を早めることは基本的にできません。
ドコモ光は原則工事日の4日前までに変更連絡が必要という形を取っています。
これはあくまでも、工事日を後ろにずらすことを前提に決められた方針で、前にずらしてしまうと、それだけ急ピッチで他の工事の案件を片付けなければならなくなってしまいます。
ドコモ光の引越しに関する工事の問い合わせはどこにすれば良い?
ドコモ光の引越しの工事の問い合わせは、ドコモ光サービスセンターに電話で連絡する必要があります。
電話番号は「0120-766-156」、ドコモのスマホなどからだと「15715」で繋がり、受付時間は9時から21時までとなっています。
年中無休なので土日祝日に関係なく連絡しなければならないことがあれば、すぐに連絡するようにしてください。
ドコモ光の引越し手続き申し込み時とは連絡先が異なるので注意が必要です。
ドコモ光で引越しの際に住所変更しないとどうなる?
住所変更を忘れてしまうと、ドコモのサービスが使えなくなる可能性が高いです。
ドコモからの重要な連絡も受け取れなくなるので、引っ越す前に必ず住所変更手続きを行いましょう。
住所変更は『My docomo(Web)』から手続きできます。
もしドコモでんきなども契約しているのなら、回線と同様に住所の変更をして下さいね。
また、dアカウントやdカードの情報も変更が必要です。
引越し先でドコモ光が提供エリア外だった場合の対処法は?
結論を先にお伝えすると、引っ越先がドコモ光回線の対象エリア外であれば他社のインターネット回線に乗り換える必要があります。
インターネット回線には
- 光回線
- ホームルーター
- ポケット型WiFi
といった大きく3つの種類に分けられますが、その中でも「光回線」と「ホームルーター」がおすすめです。
おすすめした2つのインターネット回線は、通信速度の安定性が比較的に高いため、快適にインターネットを利用できます。
1点注意点をあげると、ドコモ光は光回線の中でも比較的に提供エリアが広いった特徴があるため、他社の光回線も引越し先で利用できない場合があります。
以上のことからも、光回線よりも提供エリアが広いホームルーターが最もおすすめです。
まとめ:ドコモ光の引越し手続きは早めに行おう
ドコモ光の引越しの手続きは、旧物件の退去前に撤去工事をして、新物件の入居後に導入工事をしてもらえるように、早めに行うようにした方がいいです。
そうでないと立ち会いに代理人を立てて迷惑をかけてしまったり、工事日をずらして業者に迷惑をかけてしまうことになります。
また、引越し時にはドコモ光をそのまま使えるように移転する方法と新しく別のインターネットサービスを利用するために乗り換える方法があります。
コスト面や手間を考えると移転の方がいいですが、ドコモ光のサービスに満足できない場合は、多少コストがかかってでも別のインターネットサービスの利用を検討してみてください。
その際は、スペック面や総費用を算出してお得に便利に使えるか判断することが大切です。
どちらの方法を選択するとしても、自分に合った方法を模索して、引越し先でも快適なインターネットライフを楽しめるようにしましょう。