おすすめのWiFi中継機15選|失敗しない選び方まで伝授
WiFi中継機って意味ないの?
WiFi中継機の必要性に疑問を感じている方もいるでしょう。
結論、WiFiの中継機は、WiFiの電波を安定させるためにも必要です。
インターネットを利用する際に、WiFiの電波が弱くて不安定だと通信状況が安定しなくなります。
しかし、一部ではWiFi中継機はあっても意味がないという声もあがっています。実際のところどうなのか気になるところですね。
この記事ではWiFi中継機の特徴や選び方、おすすめのWiFi中継機を15個厳選してご紹介します。
最後まで見れば、WiFi中継機を利用するメリットがわかり、今後WiFiが安定しないと悩む必要は無くなりますよ。
また、当サイトは2023年最新の情報をもとに紹介しています。
・WiFi中継機の概要
・おすすめWiFi中継機15選
・WiFi中継機ができること/できないこと
・WiFi中継機がおすすめできる人/おすすめできない人の特徴
・WiFi中継機の選び方
・WiFi中継機で電波が繋がらない場合の対処法
・WiFi中継機に関するよくある質問
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2023年10月10日【更新】おすすめのWiFi情報を更新しました
- WiFi中継機ってそもそもなに?|知っておきたい基礎情報
- WiFi中継機ってどんなものがあるの?|ネット調査から見えたおすすめ中継機15選
- バッファローWEX-1800AX4EA
- TP-Link RE605X
- エレコム WTC-X1800GC-W
- NEC Aterm PA-W1200EX-MS
- アイ・オー・データ WN-DAX1800EXP
- NETGEAR EX7300
- バッファロー WEX-1166DHPS
- プラネックス DB-WEX01
- TP-Link RE450/A
- エレコム WRC-300FEBK-R
- NETGEAR AX6000 Nighthawk AX8EAX80
- TP-Link AX1800 WiFi 6中継器RE600X
- TP-Link AC1900 メッシュWiFi 中継器RE550
- TP-Link AC2600 MU-MIMO 無線LAN中継器RE650
- アイ・オー・データ WN-DX1300EXP
- WiFi中継機はなにができるの?|設置することで得られる効果
- WiFi中継機でこれはできない|設置しても効果がない場合
- WiFi中継機はどんな時におすすめ?|こんな人にはおすすめできる
- WiFi中継機で無線LAN通信をするデメリット|こんな場合はおすすめしない
- 最強のWiFi中継機の選び方|選ぶ基準はなに?
- WiFi中継機でも電波が繋がらない場合|検討したい対処法
- WiFi中継機に関するよくある質問は?
- まとめ:WiFi中継器は安価に通信環境改善が可能|しかし根本的な解決にはならない
WiFi中継機ってそもそもなに?|知っておきたい基礎情報
WiFi中継機はWiFiの電波を安定させるための機械のことです。
WiFiのルーターとインターネットを接続するデバイスの間に設置することで効果を発揮し、データのダウンロードやアップロードの速度が改善されます。
例えば、戸建てに住んでいて、WiFiルーターが家族共用のものとしてリビングに設置してあって、自室でも安定した速度でスマホを使いたい場合に設置するといった使い方をします。
あくまでもWiFiルーターから出る電波を安定させるためのものであるため、WiFi中継機単体では効果を発揮しない点に注意してください。
WiFi中継機ってどんなものがあるの?|ネット調査から見えたおすすめ中継機15選
バッファローWEX-1800AX4EA
TP-Link RE605X
エレコム WTC-X1800GC-W
NEC Aterm PA-W1200EX-MS
アイ・オー・データ WN-DAX1800EXP
NETGEAR EX7300
バッファロー WEX-1166DHPS
プラネックス DB-WEX01
TP-Link RE450/A
エレコム WRC-300FEBK-R
NETGEAR AX6000 Nighthawk AX8EAX80
TP-Link AX1800 WiFi 6中継器RE600X
TP-Link AC1900 メッシュWiFi 中継器RE550
TP-Link AC2600 MU-MIMO 無線LAN中継器RE650
アイ・オー・データ WN-DX1300EXP
WiFiルーターを販売しているメーカーを中心に、いくつものWiFi中継機が販売されています。
その中でも、特におすすめのWiFi中継機として以下の15個を紹介していきます。
バッファローWEX-1800AX4EA
バッファローが提供している「WEX-1800AX4EA」は、WiFiの最新規格のWiFi6に対応したWiFi中継機です。
今まで対応できなかった範囲でも安定して高速なインターネット環境が確保できます。
また、デュアルバンドの同時接続に対応できるモデルとなっていて、多くの端末を無線LAN同時に接続させても通信が安定しやすいです。
人数の多い家族と共用で使うのに適したモデルです。
WEX-1800AX4EAのスペックを以下の表にまとめています。
気になる方はチェックしてみてください。
WEX-1800AX4EA | |
本体サイズ | 140×87×33mm |
本体重量 | 約251g |
価格 | 9,240円 |
無線通信規格 | 最大1201Mbps(IEEE802.11ax / 5GHz) 最大866Mbps(IEEE802.11ac) 最大573Mbps (IEEE802.11ax / 2.4GHz) 最大300Mbps(IEEE802.11n) 最大54Mbps(IEEE802.11a、IEEE802.11g) 最大11Mbps(IEEE802.11b) |
LANポート数 | 1ポート |
LANポート規格 | 規格:IEEE802.3ab(1000BASE-T)、IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3(10BASE-T) 対応プロトコル:TCP/IP 伝送路符号化方式:8B1Q4/PAM5(1000BASE-T)、4B5B/MLT-3(100BASE-TX)、マンチェスターコーディング(10BASE-T) アクセス方式:CSMA/CD 端子数:1(AUTO-MDIX対応) データ転送速度:1000/100/10Mbps×1(自動認識) 端子形状:RJ-45 |
アンテナ数 | 5Ghz:2本(2本送信、2本受信) 2.4Ghz:2本(2本送信、2本受信) |
TP-Link RE605X
ゲーミングWiFiルーターなどを主軸とするTP-Linkが提供する「RE605X」は、有線LANポートを搭載したWiFi中継機です。
また、LEDインジケーターを搭載していて、電波の受信状況を表示されるため一目で確認できます。
有線接続でも利用したい方や最適なポイントにWiFi中継機を設置したいと考える方におすすめです。
RE605Xのスペックを以下の表にまとめています。
気になる方はチェックしてみてください。
RE605X | |
本体サイズ | 74×124.8×46mm |
本体重量 | 約270g |
価格 | 8,800円 |
無線通信規格 | 最大574Mbps (2.4GHz)、最大1201Mbps (5GHz) |
LANポート数 | 1ポート |
LANポート規格 | ギガビットポート×1 |
アンテナ数 | 5Ghz:2本(2本送信、2本受信) 2.4Ghz:2本(2本送信、2本受信) |
エレコム WTC-X1800GC-W
コスパの良さで有名なエレコムが提供する「WTC-X1800GC-W」は、WPS機能を搭載したWiFi中継機です。
WiFi中継機本体には、『WPS』と呼ばれる機能が搭載しています。
WPSはボタン1つで簡単に接続デバイスと無線lanWiFiルーターを接続させる仕組みのことで、接続設定なく簡単に接続させられます。
見た目もこじんまりとして扱いやすいため、機械が苦手な方やWiFi中継機の見た目を重視している方におすすめです。
WTC-X1800GC-Wのスペックを以下の表にまとめています。
気になる方はチェックしてみてください。
WTC-X1800GC-W | |
本体サイズ | 約93.0x130.0x52.0mm(突起部除く) |
本体重量 | 約218g |
価格 | 8,600円 |
無線通信規格 | 最大1201Mbps(IEEE802.11ax / 5GHz) 最大867Mbps(IEEE802.11ac) 最大574Mbps (IEEE802.11ax / 2.4GHz) 最大400Mbps(IEEE802.11n) 最大54Mbps(IEEE802.11a、IEEE802.11g) 最大11Mbps(IEEE802.11b) |
LANポート数 | 1ポート |
LANポート規格 | [有線規格]IEEE802.3ab(1000BASE-T) / IEEE802.3u(100BASE-TX) / IEEE802.3(10BASE-T) 準拠 [有線コネクター]LAN : RJ-45型8極 × 1ポート ※Auto MDI/MDI-X、Auto-Negotiation対応 [有線伝送速度]1000Mbps/100Mbps/10Mbps |
アンテナ数 | 5Ghz:2本(2本送信、2本受信) 2.4Ghz:2本(2本送信、2本受信) |
NEC Aterm PA-W1200EX-MS
この商品は、コンセント直付けタイプになっているため、コンパクトなデザインの上にスペースをあまり必要としないのが特徴。
5GHz、2.4GHzともに2ストリームのため、無線lan電波の補強も良好です。
また、ビームフォーミング機能がついているため、対応端末への電波の送信感度が高いのも利点。
本体には人感センサーライトがついており、夜の廊下や階段などの暗い場所で足元灯としても活躍します。
PA-W1200EX-MS | |
本体サイズ | 約64(W)×36.9(D)×95(H)㎜ (突起部除く) |
本体重量 | 約0.2kg (本体のみ) |
価格 | 5,687円 |
無線通信規格 | 最大867Mbps(IEEE802.11ac) 最大300Mbps(IEEE802.11n) |
LANポート数 | 1 |
LANポート規格 | 8ピンモジュラージャック(RJ-45)×1ポート 100BASE-TX/10BASE-T(Auto MDI/MDI-X対応) |
アンテナ数 | 2.4GHz:送信2×受信2 5GHz :送信2×受信2 (内蔵アンテナ) |
5GHzと2.4GHzについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
アイ・オー・データ WN-DAX1800EXP
WiFi6に対応したコンセント直付けタイプの中継機で、本体が小さくさまざまな場所で活躍できる商品です。
他社のWiFi6の無線lanルーターとも接続が簡単で、速度の安定感があるのも特徴。
本体の有線部分も1Gbpsのポートになっているため、高速通信が可能です。
コスパもよく、最新規格のWiFi6にも対応しているというのが利点です。ある程度速度の安定感が必要なFire TV Stick 4Kで動作確認を行っているのもよいですね。
WN-DAX1800EXP | |
本体サイズ | 約93(W)×54(D)×137(H)mm(突起部含まず) |
本体重量 | 約320g |
価格 | 8,580円 |
無線通信規格 | IEEE802.11ax(5GHz帯):最大1201Mbps IEEE802.11ax(2.4GHz帯):最大574Mbps IEEE802.11ac(5GHz帯):最大867Mbps IEEE802.11n(5GHz帯):最大300Mbps IEEE802.11n(2.4GHz帯):最大300Mbps |
LANポート数 | 1 |
LANポート規格 | 8ピンモジュラージャック(RJ-45)×1ポート 1000BASE-TX/100BASE-TX/10BASE-T(Auto MDI/MDI-X対応) |
アンテナ数 | 内蔵アンテナ×2(2.4GHz&5GHz送受信用×2) |
NETGEAR EX7300
アメリカでシェアNO1を獲得している通信機器メーカー、NETGEARのWiFi5と旧規格でありながら、理論値1,733Mbpsと非常に高速な通信を可能としている中継機です。
中継機としてだけではなく、対応機器と接続すればメッシュ環境も構築できるため、さまざまな用途に使用できるといえます。
専用アプリなどの商品も手厚く用意されており、視覚的に設定しやすいのがメリット。
EX7300 | |
本体サイズ | 161 × 81.4 × 44.5 mm |
本体重量 | 0.3kg |
価格 | 8,550円 |
無線通信規格 | デュアルバンド2.4GHz & 5GHz デュアルバンド合計約2200Mbps |
LANポート数 | 1 |
LANポート規格 | ギガビットイーサネットポート |
アンテナ数 | 2×2 |
バッファロー WEX-1166DHPS
国内通信機器メーカーとして一定のシェアを獲得しているバッファローの小型中継機です。
本体とコンセントに直付けなので場所を取らず、好きな場所にさっと使えるのがポイント。
中継機設置ガイドに対応しており、最適な設定場所を見つけて無線lan接続することが可能なのも利点です。
小さくて設置が楽なのが最大の利点です。また、バッファローの親機であればAOSSボタンを長押しするだけで接続することができるのもわかりやすいですね。
WEX-1166DHPS | |
本体サイズ | 65×95×40mm |
本体重量 | 約138g |
価格 | 3,480円 |
無線通信規格 | 最大866Mbps(IEEE802.11ac) 最大300Mbps(IEEE802.11n) |
LANポート数 | 1 |
LANポート規格 | 1000/100/10Mbps×1(自動認識) |
アンテナ数 | 5GHz 2本(2本送信、2本受信) 2.4GHz 2本(2本送信、2本受信) |
プラネックス DB-WEX01
国内の通信機器を始めとするネットワーク機器メーカー、プラネックスのよつばとでお馴染みのダンボーのデザインを模したWiFi中継機です。
中継機などのネットワーク機器はインテリアに合わず、あまり見せたくないという人も多いですが、この商品であれば部屋のアクセントとして置いても違和感がないのが特徴。
動作時には原作通りに目が光るというギミックもかわいいですね。
このデザインなら、どんな部屋でもアクセントとしておかしくないため、置き場所に困らないのが利点です。
DB-WEX01 | |
本体サイズ | 約71(W)×47(H)×49(D)mm |
本体重量 | 約60g (本体のみ) |
価格 | 2,990円 |
無線通信規格 | IEEE802.11n[40MHz]:最大300Mbps |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | 100/10Mbps(オートネゴシエーション) |
アンテナ数 | 内蔵アンテナ2本 |
TP-Link RE450/A
中華系の大手ネットワーク機器メーカー、TP-Linkのコスパに優れるWiFi中継機です。
近未来的なデザインが特徴的で、ガジェット愛好家から根強い人気を獲得しています。
非常にコンパクトデザインではあるものの可動式の三本のアンテナが特徴で、電波を飛ばしたい方向に傾けることが可能なのが利点。
信号の強弱をランプ表示してくれるため、ひと目で適している場所かどうかがわかりやすいのもポイントです。
RE450 | |
本体サイズ | 163 x 76.4 x 66.5mm |
本体重量 | – |
価格 | 4,850円 |
無線通信規格 | IEEE802.11ac, IEEE 802.11n, IEEE 802.11g, IEEE 802.11b |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | 10/100/1000M LANポート(RJ45)×1 |
アンテナ数 | 外部アンテナ×3 |
エレコム WRC-300FEBK-R
WRC-300FEBK-Rは、中継機としては非常に小型でコンパクトデザインなエレコムの製品です。
設定もWPS対応の無線lanルーターと本体のWPSボタンを押すだけで完了と非常に楽なのがポイント。
また、国内メーカーという利点もあり、サポートダイヤルや訪問サービスなど手厚いサポートが準備されているのも評価点です。
ネットワーク構築はどんどん簡単で身近になってきているとはいえ、どうしてもつまづいてしまう人が多いのも実情。そういった際に頼れる存在があるのは大きなポイントになります。
WRC-300FEBK-R | |
本体サイズ | (W)約107 × (D)約72 × (H)約25mm |
本体重量 | 約86g (ACアダプター含まず) |
価格 | 2,473円 |
無線通信規格 | IEEE802.11n : 最大300Mbps IEEE802.11g : 最大54Mbps IEEE802.11b : 最大11Mbps |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | IEEE802.3u(100Base-TX)、IEEE802.3(10Base-T) |
アンテナ数 | 内蔵アンテナ 2本 (2.4GHz帯 : 送受信2本) |
NETGEAR AX6000 Nighthawk AX8EAX80
AX6000 Nighthawk AX8EAX80は、NETGEARのNighthawkシリーズの中継機で、WiFi6に対応しています。
デザインは少し大きめですが、中継機から離れて電波が届きにくい自宅の3階などでも通信速度低減することがないです。
また、MU-MIMOやLANポートを搭載などしているため、メッシュWiFi中継機としても利用することが可能です。
値段は少し割高ですが、機能性を重視している人には、おすすめです。
AX6000 Nighthawk AX8EAX80 | |
本体サイズ | 279×197×106mm |
本体重量 | 860g |
価格 | 29,091円 |
無線通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
有線LANポート数 | 4 |
有線LANポート規格 | ~ |
アンテナ数 | 内蔵タイプ |
TP-Link AX1800 WiFi 6中継器RE600X
TP-Link AX1800 WiFi 6中継器RE600Xは、最新WiFi規格の『WiFi6』に対応している商品です。
そのため、高速なネットワークを構築できます。
また、『OneMesh』も対応しているため、同じメーカー商品と構築することもできます。
そのため、WiFiがTP-Linkの商品を利用している人には特におすすめです。
設置方法は、コンセントに直挿しです。
AX1800 WiFi 6中継器RE600X | |
本体サイズ | 78(幅)×149(高さ)×36(奥行) |
本体重量 | ー |
価格 | 7,990円 |
無線通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | ギガビット・イーサネットポート |
アンテナ数 | 内臓タイプ |
TP-Link AC1900 メッシュWiFi 中継器RE550
AC1900 メッシュWiFi 中継器RE550は、TP-Linkの商品で、3本の外付けアンテナが搭載された大型の直挿しタイプのWiFi5対応の中継機です。
特徴は、3本の外部アンテナが搭載されているので、送受信が安定した状態が可能。
また、『Tether』呼ばれるAndroid・IOS専用アプリを利用することで、パソコンがなくてもかんたんにWiFiをすることができます。
性能と価格のバランスが良い商品です。
AC1900 メッシュWiFi 中継器RE550 | |
本体サイズ | 202×125×86mm |
本体重量 | 230g |
価格 | 5,073円 |
無線通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | ギガビット・イーサネットポート |
アンテナ数 | 3本 |
メッシュWiFiについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
TP-Link AC2600 MU-MIMO 無線LAN中継器RE650
通信電波の範囲を拡張してくれるアンテナが4本搭載しているWiFi5対応のTP-Link商品です。
数値的には、WiFi6よりは少ないですが、通常のサイト閲覧やメールなどに利用するには充分でしょう。
そして、4×4 MU-MIMOやブリッジモード機能などの使いやすい機能性も搭載しているので満足できます。
本体は少し大きくコンセントに直挿しなため、設置する場所は余裕を持たせましょう。
AC2600 MU-MIMO 無線LAN中継器RE650 | |
本体サイズ | 163×86×40mm |
本体重量 | 599g |
価格 | 8,200円 |
無線通信規格 | IEEE802.11ac, IEEE 802.11n, IEEE 802.11g, IEEE 802.11b, IEEE 802.11a |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | ギガビットイーサネットポート |
アンテナ数 | 4本 |
アイ・オー・データ WN-DX1300EXP
アイ・オー・データ WN-DX1300EXPは、サイズは大きめの直挿しタイプの中継機です。
サイズは大きめですが、上のコンセントを塞がないデザインのため、設置する場所に困りません。
そして、アイ・オー・データ機器の独自で開発された、メッシュネットワーク機能を構築しているため、この機能を利用すれば、「電波が届きづらい」と悩んでいる人でもWiFiの電波範囲を広げられるので、不満を解決できます。
他には、『360コネクト』と呼ばれる技術が使われているので、どんな方向でもむらなく電波が届きます。
WN-DX1300EXP | |
本体サイズ | 130×54×114mm |
本体重量 | 230g |
価格 | 5,779円 |
無線通信規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
有線LANポート数 | 1 |
有線LANポート規格 | RJ-45×1 Auto MDI/MDI-X、Auto-Negotiation |
アンテナ数 | 内臓タイプ |
WiFi中継機はなにができるの?|設置することで得られる効果
ここでは、WiFi中継機を設置することで得られる効果を紹介します。
WiFi中継機は導入することで通信できる範囲が広がると言われていますが、具体的には上記3つの効果を得られます。
1つずつみていきましょう。
遮蔽物がある場所でも快適に通信できる
WiFiルーターと接続するデバイスの間に遮蔽物があると通信が不安定になりやすいですが、WiFi中継機があると通信できる範囲が広がります。
WiFiルーターのある部屋でインターネットをスマホで利用していて、そのまま別の部屋に移動したら接続状況が悪くなることがよくあります。
これは部屋同士を隔てるドアが電波の障害物となっているために起こる現象です。
ルーターから距離が離れた場所でも電波が届く
WiFi中継機はルーターから距離が離れた場所でも電波を送り届ける役目もあります。
WiFiはスマホキャリアのLTE回線と違って、送り届けられるWiFiの電波の距離がかなり短いです。
そのため、大きな家だと家の端から端までWiFiの電波が届かないこともあります。
しかし、WiFi中継機を設置すればある程度WiFi電波の届く距離を延ばすことが可能です。
ただ、スマホキャリアのLTE回線ほど遠くまでWiFiの電波を飛ばせるわけではありません。
自宅内での回線渋滞を回避できる
WiFi中継機を使うことで、自宅内のWiFiの回線渋滞を回避することも可能です。
WiFiのルーターには同時に接続できる台数が決まっていて、接続される台数が多くなればなるほど回線が混雑して通信状況が悪くなります。
しかし、WiFi中継機を使ってWiFiの接続可能台数を増やしたり、通信できる範囲を広げることで、大家族でも回線の混雑に悩まれることがなくなります。
自宅用WiFiのおすすめを知りたい方や、複数接続できるルーターを探している方は、こちらの記事も参考にしてください。
WiFi中継機でこれはできない|設置しても効果がない場合
WiFi中継機は通信できる範囲が広がるため何かと便利ですが、使い方を間違うと十分な効果が得られないこともあります。
WiFi中継機を利用する際は、以下の点に注意して利用することが大事です。
1つずつみていきます。
電波を増幅させることはできない
WiFi中継機は電波が届きにくい場所にも届きやすくする効果があるだけで、電波そのものを増幅させるような効果はありません。
そのため、今までWiFiの電波が届いていた場所の通信が極端に安定しやすくなるわけではないです。
多少は通信が安定しやすくなることもありますが、明らかにインターネットが使えなかった場所まで電波が届くようになるのがメインの効果です。
その点をきちんと理解した上でWiFi中継機を導入するかどうか検討してみてください。
回線そのものの速度を上げることはできない
WiFi中継機を導入するからといって回線の速度を上げられるわけではありません。
あくまでもできるのは通信できる範囲を広げることです。
通信速度が速くなったように感じるコメントがSNS上でいくつも見られています。
しかし、今まで十分にインターネットが利用できなかったところでできるようになっているだけの場合がほとんどです。
通信速度の遅さに困っている方でWiFi中継機を導入しようか悩んでいる方もいるかもしれません。
そういった方は、改めてWiFi中継機の効果を理解した上で導入を検討してみましょう。
複数の中継機を併用することはできない
複数のWiFi中継機を併用すればより広い範囲まで効果を広げることができると考える方もいるかもしれません。
しかし、複数のWiFi中継機を併用して効果をより大きくすることはできません。
あくまでも「WiFiルーター→WiFi中継機→接続するデバイス」という関係が大事です。
WiFi中継機からWiFi中継機を辿れるように設計されていません。
無線接続でも安定してインターネットが使えるエリアを広げるなら、通信速度そのものをあげる方法が考えられます。
完全に電波が届かないエリアに対しては効果がありませんが、少しでも通信できるエリアの範囲なら、通信速度を底上げするとよいです。
WiFi中継機はどんな時におすすめ?|こんな人にはおすすめできる
ここでは、WiFi中継機の導入がおすすめできる人の特徴を紹介します。
WiFi中継機でできることを踏まえて、WiFi中継機は以下のような目的で使うのがおすすめです。
1つずつみていきしょう。
ルーターから離れた部屋でもWiFiがつながるようにしたい
WiFi中継機はWiFiルーターが置かれている部屋以外の場所でもインターネットが使えるようにするために開発されたものです。
そのため、WiFiルーターから離れた部屋でもWiFiがつながるようにしたい場合におすすめです。
一人で住むくらいの広さの物件で使うのはもちろん、一定以上の敷地の広さなら家族で一緒に暮らしている場合でも使えます。
お風呂に入りながらインターネットを利用したい、キッチンでレシピ動画を見ながら料理したい場合などに快適にインターネットを利用できるようになります。
ルーターから離れた場所で有線接続をできるようにしたい
WiFi中継機はWiFiルーターから離れた場所でも有線接続させないと使えないデバイスを使いたい場合に便利です。
例えば、自分で自作したPCや古いモデルのPCだとPCにWiFi機能が搭載されていないため、WiFiでインターネット接続ができません。
しかし、WiFiルーターとWiFi中継機の間を無線にして、WiFi中継機からは有線接続させることで、疑似的な無線接続ができるようになります。
ただ、有線接続といってもWiFiルーターとWiFi中継機の間が無線接続の状態にあることに変わりはありません。
そのため、通常の有線接続より通信速度は出にくいです。
特にPing値がかなり不安定になるため、有線接続のできない場所でのオンラインゲームのプレイはおすすめできません。
ちなみに、Ping値は実際の通信の応答速度のことで、データの送信から受信までのタイムラグのことを意味しています。
Ping値が低いと応答速度が速く、Ping値が高いと応答速度が遅いことを指しています。
オンラインゲームを快適にプレイしたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
WiFi中継機で無線LAN通信をするデメリット|こんな場合はおすすめしない
ここでは、WiFi中継機の利用をおすすめできない人の特徴を紹介します。
WiFi中継機を利用して無線接続をすることはメリットばかりではありません。
1つずつみていきましょう。
通信速度がしっかり出ないと困る場合
WiFi中継機は無線接続でインターネットを利用することを前提として利用されるものです。
そのため、安定した通信速度の速さが必要な場合には、WiFi中継機を利用した無線接続の利用はおすすめできません。
WiFiルーターが近くにある場所と限定されてしまいますが、通信速度がしっかり出ないと困る場合はちゃんとした有線接続でインターネットを利用するようにしてください。
WiFiルーターのスペックが低い場合
通信状況が悪いと悩んでWiFi中継機を導入する方が多いですが、そもそもWiFiルーターのスペックが低いと十分な効果を発揮しません。
通信速度の実測値が無線接続で10Mbpsも出ないとなると、WiFiルーターのスペックに問題があると考えた方がよいです。
通信状況が悪いと感じたら、まずはWiFiルーターのスペックをチェックしてみましょう。
そして、WiFiルーターのスペックに問題があるわけではないと判断できたらWiFi中継機を導入してみてください。
家の中に遮蔽物が多くある場合
WiFi中継機はドア1枚越しであれば問題なく通信状況を安定させられます。
しかし、もっと家の中に遮蔽物となるものが存在するとなると、WiFi中継機の効果を十分に発揮できない可能性があります。
特にマンションで広めの部屋に住んでいる場合、マンションの構造そのものが電波との相性が悪く、通信状況が不安定になりやすいです。
そんな環境に加えて、いくつもの遮蔽物を介して別の部屋で安定した通信状況を維持するのはかなり難しいです。
家の環境がよくない中で距離の離れた部屋で通信を安定させようという考えは、ある程度妥協するしかありません。
最強のWiFi中継機の選び方|選ぶ基準はなに?
WiFi中継機を選ぶ際には、上記3つのポイントを重視して自分に合ったものを選ぶといいです。
1つずつみていきます。
速さを重視するなら:WiFi6対応のものを選ぶ
通信速度の速さを重視する場合、WiFi6に対応したWiFi中継機を選んでください。
少し前まではWiFiの規格は第5世代までしかありませんでしたが、最近になって第6世代が登場しました。
それがWiFi6です。
WiFiの規格は「IEEE 802.11〇」といった形で表記され、第4世代ならIEEE 802.11n、第5世代ならIEEE 802.11acと表記されていました。
第6世代ではIEEE 802.11axと表記されます。
世代ごとに対応している周波数帯や最大通信速度が異なり、光回線の通信速度の高速化に合わせてWiFiの規格も進化していきました。
例えば、NURO光の最大通信速度10Gbpsの回線を契約したとしても、WiFiルーターが第5世代のものだと本来の速度で通信ができません。
同じようにWiFi中継機も回線にあったものを使用しないと十分な効果を発揮しません。
世代ごとの特徴を以下の表にまとめています。
WiFi中継機選びの参考にしてみてください。
名称 | 規格名 | 最大通信速度 | 周波数 | |
第6世代 | WiFi6 | IEEE 802.11ax | 9.6Gbps | 2.4GHz/5GHz |
第5世代 | WiFi5 | IEEE 802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz |
第4世代 | WiFi4 | IEEE 802.11n | 600Mbps | 2.4GHz/5GHz |
WiFi6についてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
コンパクトに設置したいなら:直挿しタイプのものを選ぶ
WiFi中継機にはコンセントに直接挿すタイプの直挿しタイプのものと自由に設置場所を選べる据え置きタイプの2種類があります。
直挿しタイプはコンテントに挿しやすいサイズ感で、据え置き方は見た目がしっかりしたそれなりに大きなサイズ感となっています。
そのため、コンパクトに設置したい方は直挿しタイプを選ぶことをおすすめします。
場所を取らずに設置できるのは大きな魅力ですが、WiFi中継機を設置したい場所にコンセントがないと設置しづらいです。
タコ足配線などを活用して設置することをおすすめします。
以下の表に直挿しタイプと据え置きタイプのメリットとデメリットをまとめました。
この表を参考に自分にはどちらのタイプが合うのか判断してみてください。
直挿しタイプ | 据え置きタイプ | |
メリット | ・場所を取らない ・配線の必要がない ・軽くて小さい | ・自由に設置できる ・デザイン性のある見た目のものを選べる ・コンセントの口を塞がなくて済む |
デメリット | ・設置したい場所にコンセントがない場合もある ・コンセントの口を1つ塞いでしまう場合もある | ・やや大きくて場所を取る ・配線が目立ってしまう |
設定を簡単に済ませたいなら:WPSボタンがあるものを選ぶ
設定を簡単に済ませたい方はWPSボタンがあるものを選ぶことをおすすめします。
WiFi中継機にWPSボタンがついているものだと、ボタンだけで簡単にWiFiルーターのSSIDとそのセキュリティ設定を引き継げます。
今回はバッファローでWPS設定ができる「WEX-733DHP」という製品を例に、具体的な接続設定の方法を解説していきます。
その手順は以下の通りです。
WiFi中継機のWPS設定の手順
STEP1.2.4GHzにスイッチを入れ替える
STEP2.WPSボタンを2秒以上押し続ける
STEP3.ルーターのAOSSボタンを押す
STEP4.設定完了
- WiFi中継機の周波数帯のスイッチを2.4GHzに切り替えて、コンセントに挿す
- 1分程度待ったら、電源マークのランプがオレンジに点灯する
- WPSボタンを2秒以上押し続けて、WPSランプが2回周期で点滅し始めたらボタンから手を離す
- WiFiルーター側のAOSSボタンを押す
- 他社製品の場合は、その他にWPSを意味するボタンがWiFiルーターに取り付けられているため、そこを押す
- 約2分待って、WiFi中継機の上から2番目と一番下のマークのところが縁に点灯していれば接続設定が完了
※WPS設定に対応しているバッファローのWiFiルーターならAOSSボタンがついていますが、他社製品だとついていません。
手動で設定する方法だとパスワードの入力が必要です。
1文字抜け落ちていたり間違った文字を入力してしまうと再度パスワードを入力する必要があって、何かと手間がかかってしまうことがあります。
しかし、WPS設定ができるとボタン一つで簡単に設定できるため、機械が苦手な方はWPS設定ができるものの方がよいでしょう。
WiFi中継機でも電波が繋がらない場合|検討したい対処法
WiFi中継機を使っても思うような効果を得られない場合、上記2つの方法を試してみてください。
1つずつみていきます。
ポケット型WiFiを検討する|縛りなしWiFiなら安くてどこでも通信できる
ポケット型WiFiはコンセントなど必要なしに利用でき、小さいサイズのWiFiルーターとなっているため、場所を選ばず利用できます。
そして、ポケット型WiFiの中でも縛りなしWiFiが一番おすすめです。
縛りなしWiFiは月額料金がポケット型WiFi業界の中でトップレベルに安く、契約期間の縛りがないプランも用意されています。
契約期間の縛りがないプランで契約すればいつでも解約できるため、安くて安心して利用できるポケット型WiFiとしてかなり優秀です。
縛りなしWiFiの基本情報
縛りなしWiFiの月額料金や通信速度などは以下の表の通りです。
縛りなしWiFi | |
月額料金 | 10GB:1,057円~ 30GB:1,874円~ 60GB:2,647円~ 90GB:3,147円~ |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 |
違約金 | なし |
最大通信速度 | 上り:37.5Mbps 下り:612Mbps |
契約期間 | 1年/3年/なし |
契約期間の縛りのないプランを選択すると、月60GBであっても4,000円以内で利用できていつ解約しても違約金がかかりません。
もっと月額料金を安くしたい方は、違約金がかかるリスクがありますが、契約期間に縛りを加えることで月額料金を3,000円程度まで落とすことも可能です。
さらに、これだけ安く端末費用もかからないため、コスパを重視するなら縛りなしWiFiが一番おすすめです。
ただ、最近は多くのポケット型WiFiが5Gの流れに対応している中、縛りなしWiFiは5Gの対応をまだしていません。
将来的に縛りなしWiFiがどういう形でサービスを提供していくのかはっきり見えない点にやや不安が残ります。
それが特に気にならないなら選択肢の1つとして考えてみてください。
ホームルーターを検討する|ソフトバンクエアーなら工事なしで簡単に接続できる
ホームルーターは少し大きいサイズの工事の必要のないWiFiルーターで、コンセントがあればどこでも利用できます。
光回線の通信速度の安定感とポケット型WiFiの持ち運びできるという面を足して2で割ったような、ちょうど中間をとったWiFiルーターです。
そして、ホームルーターの中でおすすめなのがソフトバンクエアーです。
工事が不要で簡単に利用しやすいのはもちろん、光回線などのようにデータ容量無制限で利用できる点が大きな特徴としてあげられます。
データ容量を気にしなくていい分、つい使いすぎてしまったと焦ることなく、自由にインターネットを楽しめます。
置くだけで使える工事不要のWiFiを探している方は、こちらの記事も参考にしてください。
ソフトバンクエアーの基本情報
ソフトバンクエアーの月額料金や通信速度などは以下の表の通りです。
ソフトバンクエアー | |
月額料金 | <分割払いの場合> ・26歳以上59歳以下の方:5,368円 (4Gなら1年間3,080円) ・25歳以下または60歳以上の方:5,368円 (4Gなら2年間3,168円) <レンタルの場合> ・26歳以上59歳以下の方:5,907円 ・25歳以下または60歳以上の方:5,907円 (2年間3,707円) |
初期費用 | ・事務手数料:3,300円 (25歳以下または60歳以上の方無料) |
違約金 | 10,450円 |
最大通信速度 | 上り:不明 下り:838Mbps(地域により異なる) |
契約期間 | 2年 |
ソフトバンクエアーは端末料金ごと分割で毎月支払うタイプとレンタルするタイプの2つから選択できます。
端末を購入するタイプだと、キャンペーンで26歳以上59歳未満の方でも月額料金の割引が適用され、かなり料金が安くなります。
また、25歳未満または60歳以上の方だと、それ以上にお得になる割引キャンペーンが適用されて、事務手数料も無料になります。
そのため、ソフトバンクエアーは特にその年代の方におすすめできるホームルーターです。
通信容量が決まっていなくて、3,000円程度で使えるところだけ見て考えると、少なくとも最初の1年は縛りなしWiFiよりも優れているといえます。
契約期間に縛りがある点に不自由さは感じるかもしれませんが、ホームルーターを検討している方は選択肢の1つとして考えてみてください。
ちなみに、多くの地域では最新端末で契約すれば最大838Mbpsで利用できますが、地域によってはそれよりずっと遅い速度になることもあります。
契約前に自分の地域で出せる最大通信速度を調べてから契約を進めましょう。
WiFi中継機に関するよくある質問は?
ここでは、WiFi中継機に関するよくある質問に答えていきます。
WiFi中継機はWiFiルーターとはまた違った役割を持っているもので、詳しくは知らない方も多いため、インターネット上でWiFi中継機に関する質問がいくつも投稿されています。
その中で特に質問されることが多かった以下の質問に回答していきます。
1つずつみていきましょう。
バッファローの中継機の組み合わせについて知りたい
WiFiルーターはどれもWiFi中継機と組み合わせられる中継機能が付いているわけではありません。
一部の製品にのみ中継機能が搭載されています。
バッファローの製品の中だと以下のWiFiルーターに中継機能がついています。
バッファローで中継機能が搭載されているWiFiルーター
・WSR-1166DHP4
・WSR-1800AX4
・WSR-1800AX4S
・WSR-1500AX2S
・WSR-2533DHP3
・WSR-2533DHPLS
・WSR-3200AX4S
・WSR-5400AX6
・WSR-5400AX6S
・WXR-2533DHP
・WXR-2533DHP2
・WXR-5700AX7S
・WXR-5950AX12
・WXR-6000AX12S
上記のモデルはまだ一般に流通しているモデルです。
これらの中から自分に合ったものを探してみてください。
また、バッファローのWiFi中継機として発売されているモデルは以下のものがあげられます。
バッファローのWiFi中継機
・WEX-300
・WEX-733D、WEX-733DHP、WEX-733DHP2、WEX-733DHPS、WEX-733DHPTX
・WEX-1166DHP、WEX-1166DHP2、WEX-1166DHPS
・WEX-1800AX4、WEX-1800AX4EA
・WEX-G300
・WEM-1266、WEM-1266WP(※AirStation connect専用WiFi中継機)
バッファローの製品同士で組み合わせて使う場合は、WiFi中継機がWiFiルーターの性能を潰してしまうことがないように注意してください。
スペックが足りないと十分な通信速度が出せなかったり、逆にオーバースペックだと無駄にコストがかかったりします。
バッファローのWiFi中継機にはどのようなものがある?
バッファローのWiFi中継機の一覧は紹介しましたが、具体的にどんなスペックなのかが気になるところですね。
先程WEX-1800AX4EAについては紹介したため、他にもう2種類のWiFi中継機のスペックをみていきます。
WEX-G300
WEX-G300は最大通信速度300Mbpsの無線LAN11nの規格に準拠して作られたモデルです。
複数のアンテナで送受信を行い、通信の高速化と安定性を再現できる強みを持つモデルとして開発されました。
WEX-G300のスペックは以下の表の通りです。
WEX-G300 | |
本体サイズ | 140×140×31mm |
本体重量 | 約232g |
価格 | 4,180円 |
無線通信規格 | 最大300Mbps(IEEE802.11n) 最大54Mbps(IEEE802.11a、IEEE802.11g) 最大11Mbps(IEEE802.11b) |
LANポート数 | 1ポート |
LANポート規格 | 規格:IEEE802.3u(100BASE-TX)、IEEE802.3(10BASE-T) 対応プロトコル:TCP/IP 伝送路符号化方式:4B5B/MLT-3(100BASE-TX)、マンチェスターコーディング(10BASE-T) アクセス方式:CSMA/CD 端子数:4(AUTO-MDIX対応) データ転送速度:100/10Mbps×1(自動認識) 端子形状:RJ-45 |
アンテナ数 | 2本(2本送信、2本受信) |
WEX-1800AX4EAと比べると値段は安いですが、その分対応できる最大通信速度の上限が低く、対応可能なLANポートの規格に関するものもいくつか限定されています。
ただ、WEX-1800AX4EAと違ってWPS接続には対応しているため、安さだけでなく接続のしやすさを選ぶならWEX-G300の方がいいと思われます。
WEM-1266
WEM-1266はどこでもコンパクトにおける丸い形状をしたWiFi中継機です。
本来なら中継機の併用ができないと説明しましたが、このモデルは親機と中継機合わせて最大10台まで増設して併用して使えます。
これにより広い範囲で安定した通信環境を確保できます。
WEM-1266のスペックは以下の表の通りです。
WEM-1266 | |
本体サイズ | 130×126×73mm |
本体重量 | 約200g |
価格 | 13,200円 |
無線通信規格 | 最大866Mbps(IEEE802.11ac) 最大400Mbps(IEEE802.11n) 最大54Mbps(IEEE802.11a、IEEE802.11g) 最大11Mbps(IEEE802.11b) |
LANポート数 | 1ポート |
LANポート規格 | データ転送速度:最大1,000Mbps 端子形状:RJ-45 |
アンテナ数 | 5Ghz:2本(2本送信、2本受信) 2.4Ghz:2本(2本送信、2本受信) |
WEX-1800AX4EAのようにWiFi6には対応していませんが、それまでの通信規格なら十分に対応できます。
さらに、専用アプリでWiFi中継機の設置場所を教えてくれたり、イーサネットコンバーダーとしてテレビやレコーダーなどの有線機器を無線化したりしてくれます。
そういった他のWiFi中継機とは違った特色を持つのがWEM-1266の大きな特徴です。
ただ、増設して併用できるといっても金額はかなり高いため、そこをよく考えて検討してみてください。
WiFi中継機の仕組みってどうなってるの?
WiFi中継機はWiFiルーターと接続するデバイスの間に設置することで安定した通信できる範囲が広がって通信が安定しやすくなります。
ただ、具体的にどういった仕組みでその効果が得られるのかは明確になっていません。
あちらこちらでWiFi中継機の効果について説明している方は多いですが、仕組みにまで触れている方はいませんでした。
WiFi中継機を使う分には、得られる効果だけ理解していればとりあえず困ることはないと思われます。
まとめ:WiFi中継器は安価に通信環境改善が可能|しかし根本的な解決にはならない
ここまで、WiFi中継機の特徴や選び方、おすすめのWiFi中継機を15個厳選してご紹介しました。
WiFi中継機はWiFiルーターの接続状況をよくしてくれる効果が期待できます。
しかし、通信速度が速くなったり、電波そのものを強化するような効果があるわけではないため、根本的な解決にはなりません。
なるべく無線接続した際の電波が強い回線を契約したり、WiFiルーターを選ぶのが好ましいです。
WiFi中継機は通信環境をよりよいものに変えるまでのサポートに使えて、通信環境が変わってからも安定した通信を維持するために使えます。
そういった目的で自分に合ったWiFi中継機を導入することをおすすめします。
通信状況の不安定さに悩んでいる方は、WiFi中継機を設置してなるべく快適な環境でインターネットを楽しみましょう。